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#878 失態から早々に突破された話と、リン酸不足ながら成育中の万願寺唐辛子の話。

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  最近、特にすべきことがないと、早々に寝てしまいます。昨夜も22時ごろにはベッドの中にいました。翌朝はたいがい早起きになりますが、今朝はいつもよりさらに早い4時過ぎに目が覚め、起き出して家のあれこれをしていました。まぁ、今、思えば、支度して高尾山へと行くのも一案だったかなと。  で、長い1日となった、本日は、バルコニーのあれこれをしていました。ひとつ目は、網戸の武装化。そうなんです、早々に出たのですよ。ブラックキャップ(屋外用)を8個も設置したにもかかわらず、それには見向きもせずに侵入してきたようで。といっても、その前日、網戸も窓も少し開いたままにして寝てしまった……、つまり、ヤツは堂々と入って来ただけのこと。そんな失態はさておき、ふっと網戸を眺めていたら、あちこちにセキュリティホールといわんばかりの抜け穴を発見。おっと、これじゃダメだと、近所のホームセンターが開店時間を迎えるやいなや出かけて、あれこれと部材を購入し、すべてを閉じました。これで窓の閉め忘れがない限り、今度こそは侵入できないでしょうな。  ふたつ目。勢いよく芽を出したバジルが、一部の鉢において壊滅しました。その壊滅した鉢は、普段は購入することがない培養土なんてスペシャルな土を使った……、のに枯れた。まぁ、分析するにその症状は根腐れのようで、水をやり過ぎた……、というよりもこの培養土、どうやら保水力が高すぎるようで……。ま、そんなわけで、再度、蒔きました。次回こそ枯らさずにとは水やりには細心の注意を払っております。ちなみに、これまで散々使ってきた、まさにくたびれた土に植えた種は、土が重いがゆえに発芽にはそれなりに苦労していたようですが、その後の育ちは順調だったりします。  写真は、我が家のバルコニーより。京都で苗を購入した万願寺唐辛子が早々に実を付けていました。そうなのです、ちょっと早すぎ。といいますか、土の状態がかなりよろしくないようで、茎が伸びずに、花ばかりが付くという始末。農学的にいうと、リン酸過多、もしくは窒素不足。このままだと本体が耐えられないので、あと少ししたら収穫してしまわないと。  えっと、写真左側にいるオレンジは、テントウムシのサナギです。こんなところでサナギになっておりました。

#877 雑然とモダンを同列に並べるという、上野恩賜公園らしさの話。

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  久しぶりに都心へ出かけました。あ、久しぶりでもないか。ま、いいや。出て来ないかと誘いがあったのでふらりと出かけました。待ち合わせは上野でしたが、青い空と、木々の緑と、さわやかたる風に誘われて、上野恩賜公園へ足を運びました。たぶん、来るのは1年ぶりぐらいだったように思うのですが、いつの間にか、噴水のあたりにスターバックスやらカフェやら、イマドキな施設が作られていまして、らしくないなぁを感じたのも、また事実。なんていうんでしょうかね、上野大仏付近の雰囲気と催し物広場(内容含む)との、あの雑然たる雰囲気を残したままに、イマドキを無理矢理に組み合わせた感があって、云々。ま、美術館や博物館がありながら……、って時点で、それが、あの公園らしさではありましたな。  ちなみに、スターバックスとカフェは広場を挟んで対面にあるのですが、スターバックスは平日の夕方だというのに外まで並んでいたもんですから、カフェのほうへと足を運ぶことに。ま、いわゆるカフェなんですが、そのスタイルはイマドキ感をベースにしたものの……、云々。夜まで営業していることもあってか、そこのメニューには、 日本酒から焼酎まで揃えられておりまして、そこに安堵感とは異なる、いや、それに似た、 らしさを感じたのでした。

#876 そして、今日も高尾山の夕景を眺めながら、ポテトチップス。

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 よくいえばスローライフ、普通に表現するとぐーたらとなるでしょうかね、それ、やめられません。というわけで、今日もポテトチップスとともに高尾山の夕暮れを眺めていました。今日のポテトチップスは、農家の庭先販売所に並んでいた新ジャガにて作りましたが、水分は多いもののそれはそれで美味だったりして。  そんな夕暮れを眺めながら、少し前に、いいタイミングばかりだった1日があったことを思い出しました。あれは、 八ヶ岳からの帰りの日、パン屋さんで話し込み、 中央道上り線の笹子トンネルにてタイヤバーストしたトラックを上手く避け、近所のトンネルでネズミ取りにひっかからず、待ち合わせ時間にぴったりと間に合い……。  そうなんです、以前書きましたが、勘が働きます。理由までは見えていない、でも、何か違う、おかしいぞってな勘。やっぱり、何かに守られ、導かれているんだろうか、なんてことを感 じつつ、今日は高尾山の夕暮れを眺めていました。  そうそう、テントウムシは1匹を残して、すべてサナギになっていました。

#875 ポテトチップスとAQUANOMEと高尾山と春菊とテントウムシの話。

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 5月中に取材&執筆と予告されていた仕事が、すべて6月にずれ込みました。そもそも6月はクラブレガシィの発売月でありますし、レガシィの年次改良が行われる時期でもありまして、毎年忙しいのが常でした。なのに、そこに仕事が大量に。ま、仕方ないですな。  というわけで、大混乱が予測される6月を前にのんびりと5月を過ごしています。今日は、 夕方になんとなくポテトチップスが食べたくなって ジャガイモをスライスして揚げ、そしたらば、なんとなく高尾山を見ながら食べようという気分になり、そうだと思い立って友達からもらった台湾のお茶を入れて、バルコニーに座ってぼけらっと。いいジャガイモを使うと、そこに塩は不要だなとか、やっぱりいいお茶は心を和ませてくれるな、なんてことを感じつつ、そんな 幸せな時を過ごしていることにひとり酔いしれていました。まぁ、こういうシーンにはEPOの AQUANOME (iTunesへリンク)のMかAQUANOMEあたり がぴったりでして。なんていうんでしょうか、流れてくる曲のどこかが、今であったり、昔であったり、これからであったり、イヤなことであったり、愉しかったことであったり、そんな自分の中の何かとリンクして、 豊かな気持ちにしてくれるもの。全てをプラスに転じてくれるというか、肯定してくれるというか、これでいいんだを感じさせてくれます。  そうそう、高尾山から目の前のプランターで終焉を迎えている春菊に目を移したら、とある変化に気付きました。少し前から、アブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫が住み込んでいたのですが、いよいよ変態の時期を迎えたようで、何匹かがサナギになっていました。ただ、 まだまだ動き回ってアブラムシを追いかけているヤツもいましたから、同じ兄弟であっても、その成長には差があるようです。  ちなみに、 都内に住んでいた時は、テントウムシを見かけることはほとんどなく、もちろん、我が家のバルコニーにやって来ることもありませんでした。ですから、アブラムシの駆除はひたすらに歯ブラシをもってはねのけていました。なんてことを考えていたら、やっぱり、自分にとって都内は住みにくかった地だなと、あらためて思ったりしましたが……。

#874 自分の思っていた普通と世間の普通にあった、大きな違い(燃費)。

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 燃費の話。オーナーに代わってそのクルマを運転した時、オーナーよりも低燃費で運転してしまうことがあります。他人のクルマを運転する際は、やはり緊張するもので、丁寧な運転を心掛けています。つまり、低燃費な運転なんぞしている余裕はありません。なのに、結果、低燃費になることがあるようで  と、先日も運転中に、燃費計が低燃費を示し、同時に快適な乗り心地であることを、言われました。で、 自分の運転を省みつつ、 どうやって運転をしているのかを話したのですが、ひたすらに丁寧に運転しているだけかなと思いました 。まぁ、自分も含めて、 クルマ好きとしてイヤなのは、自分のクルマを他人にラフに扱われること、そして、性能や装備やら頭ごなしに否定されること。ですから、それをしないように心掛けています。当たり前か。ということで、 同乗者に不快を与えないように、 加速もブレーキも丁寧に行い、コーナーではきれいなロールを出す、そんな運転をしていたら、 結果、無駄のない運転につながり、低燃費を導いていたようです。  で、燃費の話に戻して、ふと思った。広報車をテストドライブした際、エコドライブを意識しないでの燃費と前置きをして、ここにその数値を記していますが、あれ、平均的ドライビングによる燃費値とは、と差があるなと。つまり、ドライブに対する意識の違いとでも言いましょうか。 ちなみに、エコドライブの基本は、ブレーキを踏まないことに尽きます。と、書くと誤解されますな。ブレーキを踏まなければならないようなアクセルワークはできる限り避けること。分かりやすく書きますと、信号やら一時停止やらにて、やがて減速もしくは停止することが予測されるのに、その手前でアクセルペダルを踏んで加速する必要はないのだと。つまり、ブレーキを用いての減速はできるだけ抑えたほうが低燃費につながると。上り坂もそう。一般にアクセルペダルを離せば減速するシーンであるのに、あえてブレーキを踏むようなアクセルワークは不必要と。それはコーナーでも言えることですな。もちろん、最低限必要なブレーキ操作があるってことが前提での話です。  写真は、BMW・320d(ディーゼル)にて。高速道路を法定速度以下で巡航しているトラックに追従して(非ACC)、パーシャルスロットル(アクセルペダル一定)で走った時の数値。これもまたエコドライブは意識していませんが、こ

#873 好みはcomfort-line、でもHi-lineもいい、ゴルフ・ヴァリアントな話。

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 さてと、フォルクスワーゲンのゴルフヴァリアントの話、その2。 #807 、 #809 で1.4Lターボを搭載したハイラインについて書きましたが、今回は1.2ターボを搭載したコンフォートラインについて。走行距離は700kmと、吉田的テストドライブとしては少なめとなりましたが、輸入車試乗会で感じたあの天晴れという印象は変わらずでした。  やっぱりですね、コンフォート感、分かりやすさという面では、1.2L+リアトレーリングアーム+16インチは、やはり最良グレードだと思います。1.4Lターボとはリアサスが異なることもあって、乗り味については リバウンドストロークを生かしたのんびり感あふれる乗り味があります。ただそれは、ベーシックというよりはスタンダード的であり、嫌みがない。つまり、チープさを感じない。  と言いつつ、このモデルの感激ポイントは、そんな乗り心地だけではなく、コーナーでのポテンシャルにもあります。シャシーのしなやかさもうっとりレベル。コーナー 手前でなんとなくフロントに荷重を移し、じんわりとステアリングを切り足していくと、はぁとため息をついてしまうほどにロールフィールが美しく。そこから先は、中回転域の太いトルクも相まって、もう、勘弁してください、って感じに。 グリップ感はハイレベルで、単に粘るだけではなく、高速のカーブでの継ぎ目でも逃げる気配を見せません。 美しい、美しい。  個人的には、高速域で真価を発揮する1.4Lターボ+リアマルチリンク+17インチ(あちら)よりも、こちらのほうが好み。ただ、あちらは質感という絶対的なアドバンテージがありますから、あちらも捨てがたい。って、VWのことですから、2年後あたりに、トレーリングアームモデルは質感を得、マルチリンクモデルは乗り心地を極めてくることでしょう。  ちなみに燃費については、しっかりとは計測していませんが、1.4Lターボと同等か、悪いかなといった印象を受けました。

#872 自らだけではなくて、周囲も相まって奏でる生命の純真さ。

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 人々が愛でる植物ってのは意外にもそこらに自生しています。それらを野生と表現するのもおかしなもんですが、ま、そこらに生えています。とはいっても、生育条件が整えばの話ですが。ご存知のように、ハーブとはひとまとめにされた表現に過ぎず、見方によっては雑草と称されることもある品種も含まれていますし。  というわけで、写真。上は、上高地にて広がっていたニリンソウの群生。地域によっては保護の必要もあるようですが、咲き放題と言わんばかりのこの姿を見ると、単純に守るのではなく、やっぱり環境そのものを元に戻さなきゃいかんなと思ったりもします。写真下は、上高地とは異なる場所にて。自生している桜草。誰も足を踏み入れないような場所にこんな群生がありまして、毎年、この時期になると、誰かに見せるわけでもなく、 ひっそりと花を咲かせます。この近くにはクレソンもわさびも群生しています。こちらも自生。  ま、その姿は、まさに美しいというか、カッコイイ。生き生きとしているとも言いましょうか。といっても、それは、その植物単体から発せられるものではなく、周囲のあれこれがあってこその話。つまり、互いに依存しあって生きている、それがゆえに周囲の景色も必要不可欠ってなニュアンス。  そして、こういう生きている姿を目の当たりにしてしまうと、プランターという箱の中で懸命に生かされている植物たちに、何となく申し訳なさを感じてしまいます。いやはや。

#871 雨の上高地で見つけて、あれこれと重ねてみた、現在進行形の生。

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 上高地へ出かけてきました。この話は、計画的ではなく、前日に決まってのことでした。当日は晴れとの天気予報は見事に外れて雨模様でしたが、そのしっとりとした風景はとても心に残りました。もちろん、The 上高地と言わんばかりの、手前に池、背後にアルプスってな風景は見られませんでした。   以前から思っていたのですが、上高地ってのは、生を感じる場で、といっても、それは生きているという現在進行形ではなく、生まれたというその始まりのほう。ただ、今回は、現在進行形のほうの生を感じ取りました。なんていうんでしょうかね、水が流れゆく強さに命を感じ、そこにたたずむ風景にも縁(理由)を感じ、雨に不条理に近いイベントを感じたとでも言いましょうか。まさに生きている全てが表現されているってな感じ。もちろん、それは負ではなくて、正としての生ですな。   右の写真は、個人的に印象に残った風景。 上高地って、本来は神垣内と表記していたようです。あ、そうでしたかって、感じがしています。

#870 そうですか、上手いですね、うらやましいです、ってなIngolf Wunderの話。

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 ピアニストの方、あまり好きではありません。その理由は単純で、皆さん、自分よりも上手く弾けるから。上手く弾けるのは当たり前ですし、当たり前過ぎるのですが、ストレートにそんなことを思っています。とは言っても、恐れ入りましたってピアニストもいます。いや、全てのピアニストに対して、そう思って、当たり前のことなんですが……。  なんて話をしつつ、好みのピアニストについて書いたことがありますが、最近、そんなピアニストがひとり増えました。Ingolf Wunder。iTunes RadioにてMozartのチャンネルを聴いていたら流れてきたのですが、ちょいと調べてみたら来日もしていたようで。  ちなみに、流れてきた、打ちのめされた曲は、MozartのPiano sonata No.11の第三楽章。あれですな通称トルコ行進曲なんですが、そのArcadi Volodosアレンジバージョン。何がスゴイって本家とは異なる、あの左手の動きですな。個人的に左手がきれいに動かないので、左手をあそこまで流麗に動かせるピアニストは、特に嫌いです。いやいや、尊敬していしまいます。  で、アルバム(→ ■ iTunes US)をチェックしたら、どれもこれもいい。分かりやすいところでは、The Legend of 1900のPlaying Loveもいい。なかなかやりますなぁ、この人と思ったら、1985年生まれだそうで。いやはや、いやはや。そうそう、アルバムに、何故かスターウォーズのテーマが入っていました。あれは不要だったように思うのですが、何か理由があるんでしょうね。

#869 育ちは横浜ですと語っていますが、出生地は静岡だったってな話。

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 静岡にいました。いや、ふらりとではなく、ちゃんと事前に計画があっての話。お墓の話と、墓参りと。ま、いろいろと。静岡は母親の実家がある地ですが、妙に馴染める地だったりします。なぜかは、よく分かりませんが、馴染めます。といっても、県内の西方面ではなくって、静岡市周辺の話。その理由は簡単で 、生まれですな。実は、育ちは横浜とあちこちで言い放っていますが、出生地は静岡でした。いや、母親が実家へ戻って出産しただけのことなんですけどね。新宿の駅前の病院で生まれたとばかり思っていたので、出生地が静岡である事実を知った時にはちょっとショックでした。  写真は、沼津のSAにて、本日の雨去っての駿河湾+伊豆半島の景色。悪天候がだんだんと晴れゆく様に、この先の静岡ライフ(自分ではない)を重ねつつ、静岡へ出かけた理由を見つけ、そして、静岡である理由をあれこれと知りました。 あとで分かったのですが、どうやらこの沼津辺りで、京都より東京へと日帰り出張していた親友とすれ違っていたようです。行きも、帰りも。これにも あれやこれやを見つけました。

#868 夕暮れの高尾山をのんびりと眺めながら考えた、あれやこれやの話。

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 ちょちょいと原稿を書き上げて、夕暮れの高尾山を見ながら洗濯物を畳んでいたら、あまりに心地いいものですから、そのまま、しばらく夕景を眺めていました。冷たさを感じるけども、寒くはない風が部屋の中をゆったりと流れゆくのに合わせるかのように、のんべんだらりと。いや、だからといって、何かを発見したわけでもなく、何かが変わったわけでもなく、ただ、それだけなんですが。  といいつつも、いろいろと考えごとをしました。このバルコニー、荷物(タイヤ)がなければテーブルとイスでも置くのになとか、そうだプランターにシソも蒔こうとか、お墓参りへ行くから明後日の朝は春菊の花をカットしなきゃとか、培養土を買ってくるのを忘れたとか、万願寺唐辛子はいくつなるんだろうかとか、週明けは金沢へ行ってみるかなとか、そんな考えごとをあれやこれやと。ま、幸せですな。  あ、バルコニーといえば、今日、ブラックキャップ屋外用を購入し、入っていた8個すべてを配置しました。そうです、進入経路をしっかりと抑えました。今年は大丈夫です、た、たぶん。

#867 バランスを崩したグランドチェロキー、その要因は空気圧だったというオチ。

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 我が家のグランドチェロキー、 ステアリングダンパーが抜けたことをきっかけに、急激に バランスが崩れ去りまして、最近、乗るのを避けていました。そう、躊躇っていたというよりは、避けていました。まぁ、先日、2代目グランドチェロキーの良さを根本から理解している人を乗せた時、鋭くあれこれの疲労具合を指摘されたこともあってではありますけど。ああ、やっぱり、そうだよね、って感じで……。  ま、ヤツも老体ですし、 タイヤもいい加減寿命ですし、 といいつつ、それ以前に、ちょっと気になることもあったりして。って、右側のタイヤ2本のみ空気圧が不足しているように見えまして。そう、感じたのではなく、見えた。つまり、タイヤがたわんでいた。何故に右側だけ? と思いつつ、空気圧を測ってみれば、200kPaまで落ちていました。基準の230kPaに整えて、走り出してみれば、途端に走りを取り戻しました。もちろん、シャキーンとはしていませんが、あのバランス感が戻ってきたと。あ、タイヤもダンパーもまだまだ生きているじゃんって感じ。 ということで、近所の農産物売り場まで買い出しに出かけたつもりが、卵を積んだままに、近所の湖を3つほど巡っていました。といっても、50kmほどなんですけどね。  それにしても、いつまで乗るのでしょうか、このグランドチェロキー。乗り続けるためには、まずは、自動車税を払わねば。ああー、4.7L。

#866 居心地のよさに初めての5月であることを忘れていた、高尾ライフ。

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 今日の高尾は、さわやかな五月晴れと、見るほどに心穏やかになる新緑がどーんと広がっています。そして、バルコニーでは、春菊の花が咲き、レモンバームが勢いをつけ、バジルが芽吹き、万願寺唐辛子が花芽を付けるなど、わざわざ出かけずしても、自然をあれやこれやと愉しむことができます。そういう意味では、ここへ移り住んだことは正解だったかなと思いますが。  って、考えてみると、高尾の5月ってのは、初体験でした。ここに移ってからまだ10か月ですが、気分的にはかなり前から住んでいるような気分になっています。なんでしょうね、この感覚は。自分的には、前回の足立区暮らしがいちばん印象薄いかな。いや、違うな、最初の川崎か。いやいや荒川区こそ、6年も住んでいた気がしません。と、その記憶はすっかり曖昧になっています。  ここは長く住むのだろうか、そんなことを考えつつ、 気がつけば、丸1日、家のあれこれをしていました。ま、何か理由が あれば 、何か見つかったならば、ふっと移動するでしょう。

#865 あの頃の横浜が、わりとそのままに残っていた本牧ふ頭周辺。

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 いまさらに先週の話。 久しぶりの友達と会うこととなり、いそいそと出かけ、なぜか三浦半島にでも行ってみようかと向かってみれば大混雑。一般道は上りも下りも渋滞で 有料道路を下りるのに時間がかかる始末 。 天気も良かったですし、休日の三浦半島ですから、渋滞することは分かって出かけました。でも、いざ、そんな休日の混雑に直面してみると、やっぱり耐えられない身体になっていまして、早々に引き返すことに。  で、横浜へ戻って、 横浜シンボルタワーなんぞへ行ってみました。ここは、 普段は撮影で平日に訪れる場所でして、 休日に訪れたのも、タワーに登ったのも、初めてのことでした。夕暮れが近いこともあって、人はまばら(それでもいつも見る風景とは全く違っていましたけど)。ま、近隣でも、時間次第では、それなりに愉しめるもんですな。  そうそう、このタワーがある本牧ふ頭は、子ども時代、憧れの釣り場でした。今は、立ち入りすら禁止になっていますが 、当時は入って釣りをしている人たちが大勢いました。 って、当時も立ち入りは禁止だったのかな。そんな本牧ふ頭に本牧海釣り施設(当時は名称が違っていたような)が完成した時は、堤防よりも先へ出られる釣り場専用の桟橋の存在に対して、きっとハイレベルな釣りが愉しめるに違いないと、少年吉田は心躍らせ、あれやこれやと妄想して胸を一杯にしていました。でも、出かけたのは1回だったかな。しかも、何も釣れなかった覚えが……。  なんてことを回顧しながら、愉しんだ、本牧ふ頭でした。やっぱり、イマドキじゃない横浜はいいやね。

#864 いろんな意味で刺激的な、海外ドラマのシーズンフィナーレの話。

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 さて、海外ドラマの話、三度。この時期は 続々とシーズンフィナーレを迎えて、日々、愉しさがあります。なんていうんですかね、オドロカシあふれる展開というよりは、次シーズンへのネタを仕掛けているってな見所とでも言いましょうか。  もはや童話の持ち込みすぎにより、収集が着かなくなっていた感のある ONCE UPON A TIME _ season3の最終話では、FROZENのエルサが登場しますってな繋ぎで終わりますが、もはや狙い過ぎを感じました。って、そう、 原作となったSnow Queenではなく、FROZENのエルサってところ、に。 秋にシーズン4がスタートした時、もはや、ネタとして古くなっていやしないかと思うのですけどね。   Revenge _season3の最終話は、レギュラーメンバーの誰かが殺されると予告されていましたが、そのオチは、やはりキミでしたかというもの。ただ、最後の最後で、あの狂気たるテイストを強めて(復活ともいうか)盛り上げつつ、次のシーズンへの布石をまき散らして終わっていますので、そんな作り方になるほどね、を感じたり。と、 なんだかんだ言いつつも、愉しみにしていたりするんですが……。って、書き始めるとまた止まらなくなるので、ここらで止めておきます。  そうそう、この時期は次シーズンがあるかないかも発表されますが、ここにも 意外があります。 単純にレーティングだけではなく、大人の事情とでもいいましょうか。個人的には、BELIEVEとREVOLUTIONのキャンセルについては、なんだかなぁとやっぱりなぁを感じています。って、気がつけば、ともにJ.J. Abramsの作品でしたな。

#863 身体で感じ、感覚で操作できるかにキーがある、スポーティな乗り味。

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 まだまだ続く、アクセラ+ディーゼル+MTの話。あれこれ回想しているんですけどね、愉しさという意味合いでは、今販売されている最終型ロードスターのほうが上だなと思いました。タイヤが転がり出した瞬間からあふれだす愉しさという意味合いで。もちろん、ポテンシャルとしてはアクセラのほうが、世代が新しいこともあって上なんですが、いわゆる愉しさは、ロードスターのほうが高い、かと。この場合の比較は、それぞれのキャラクターやアナログ感とも異なるもの、つまり、感覚的なもののこと。まぁ、 単純に愉しめるかって意味合いといったほうが分かりやすいかな。そう、 最新だから、ハイパフォーマンスだから、愉しいとは限らないわけですな。まぁ、それは、対話できるか否か……っていつもの語りになってしまいますが。  そんなクルマの愉しさを どう話しても 伝えきれない知り合いがいます。クルマとの対話の仕方次第かとは思っているのですが、 昨夜の電話でも伝えきれず。クルマと一体になれるか否かってのは、カタログスペックとは関係ないところにあるものだし。 といいつつ、最近は、楽しさとは人それぞれだから、あえてこの愉しさを伝えることはないやね、と思うようになりました。  写真は、アクセラのドライブ時のもの。 先に書きましたパーシャル時に何速をセレクトしているかが分かりづらいことから、無意識のうちに、こうやって サイドブレーキに当てた親指を基準として シフトとの距離を測り、今、何速に入っているかを確認していました。もちろん、最新のクルマゆえに、メーターにセレクトしたギアは表示されているんですけどね。  なんて書いていたら、久々にMTに乗りたくなりました。振り返ってみると、今のクルマは、初めてのAT車でしたっけ。

#862 フォードらしさが存分に詰め込まれていた、フォード・エコスポーツ。

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 まさか日本デビューをするとは思わなかった、フォードのエコスポーツ。フィエスタをベースにしたSUVで、初代モデルは、南米専用モデルでしたから、まさか、日本での販売はしないだろうとと思っていました。ら、その方針を転換して2世代目はグローバルモデルとして開発され、日本での上陸も果たしました。  で、いい。とってもいい。とんでもなくいい。SUVであることはさておき、フォードらしさが存分に表現されています。ステアリングとタイヤの直結感、ストローク感を生かしたシャシーフィーリング、腰で支えてくれるシートなど、もはや、何も言うことありませぬ、といった感じ。いや、エンジンは1.5LNAですから、パワーはそんなもんです。でも、これでいいじゃんというフラットトルク感にあふれていまして、気がつくととんでもないスピード域に達しています。さらに、 路面を捉えて離さないというあの接地感はまさにフォード的。コーナリング? いうまでもありませぬ。ま、表現を少し昔に戻すと、ヨーロッパフォード的とでもいいましょうかね。  今回はダートをのんびりと走る機会もありましたが、まぁ、優れたシャシーというのは、どんな路面であっても破綻しないもの。ということで、良かった。いや、サスペンションの伸びは、写真のとおり。しかも、FFですけどね。  あ、燃費性能には特化させていません。アクセルを普通に踏んでも、3000回転ぐらいまでしっかりと引っ張ります。でも、これでいいと思います。というか、この割り切りにもしびれてしまいます。個人的には、フィエスタよりも買いかと。そうなんです、フォードはシャシーを締めあげた時よりも、ちょっと緩くしたモデルのほうが、フォードらしさがここぞとばかりに表現されるものなんです。というわけで、C-MAXなんか、とんでもなく好きです。  というわけで、そのうちに、ロングインプレッションしなければ。

#861 乗り込んでいったら、あと少しも見えてきた、アクセラ+ディーゼル+MT。

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 さて、アクセラディーゼルMTのその後の話。結局、250+450kmが加わって、総走行距離は1000kmオーバーとなりました。2000kmには至らなかったことがちょいと残念ではありますが、まぁ、仕方ない。  で、 #857 で、あれこれ絶賛しましたが、乗り込んでいくうちに、あのリバウンドストロークが気になるようになりました。悪くはない、悪くはないんですが、全体的に締め気味のプロフィールの中に、ふっと動きが出てしまうもんですから、もう少し抑えたほうがいいかなと。とは、好みの問題ですけども。ひとりで乗っている時はいいですが、誰かを乗せているときに、動きが出ないように気を遣うんですな。つまり、ひとりドライブでないと、愉しさがあふれてこない。ただ、前にも書きましたがベースポテンシャルに長けていますので、今後の改良がかなり期待されるところでもあります。そう考えると、BMWに近いポテンシャルを持ちながら、届いていないところが、そこだと表現することもできますな。  あとは、日常ドライブだと、シフトアップのタイミングが読みづらい。最近のモデルゆえに、次のギアが使えるシーンになると、それを促す表示がされるのですが、それに気付かない。いや、見づらいのではなくって、フィーリング的に、まだまだこのギアだろうと推察して走っていたら、え、これでシフトアップするの? ってな状況。具体的に言いますと、1500回転を過ぎたところでシフトアップを促しますが、シフトアップした先は1250回転以下(ギアにもよりますが)。で、ここってのは、現実的には走れる回転数なのですが、振動があるし、先の回転域よりもトルクが薄くなりますんで、なんかね、パーシャルで使うところではないって印象があるのです。そう、それってのは、感覚的なもの。 イマドキの走りに自分を合わせなきゃいけないシーンなのかなと思いつつも、やっぱりドライビング感覚的には違和感を覚えるところ。ただ、それに従うことで、超低燃費を期待できるわけですが。  と、ここではあえてマイナス面をピックアップしましたが、先に書いたように好印象であることがベースにありますので、勘違いされないよう。それにしても、この赤の美しいこと、美しいこと。特に陽が直接当たった際に現れるこのグラデーションテイスト、もはや、うっとりといった感がありますな。あ、なぜにテニスコートに停めて

#860 食材に力があるならば、調理方法は簡素でいい、ってな話。

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 とてもいいパン屋さんがあるからと友達に誘われて、八ヶ岳を一周してきました。というか、八ヶ岳の北側にあったので、結果、一周していました。そのパン屋さんは、 分かりにくいことこの上ない場所にあるんですが 道案内も出さず、って、あえてのことだそうで。  そんな店舗ですから、ご想像のとおり、 分かりやすくいえば、イマドキなオーガニックテイストにあふれており、店員さんの言葉使いにおや? を感じて、ふっと訊いてみれば、やはり東京からの移住だとか。いやはや、そんなライフスタイルにうらやましさを感じましたが。  写真上は、そのパン屋さんでのランチプレートなるもの。よくいえばオーガニックテイストにあふれ(この言葉しか出てこない)、悪くいえば簡素。質素とは違う簡素。ただ、こういう質素、いや、簡素は大好きだったりします。素材をそのままに生かした調理方法と言いましょうか、調味料はあくまでも脇役たる存在に止める、そんな調理方法。パンに何も付けず、野菜にも味を大きく加えずに食すことを好む者としては、これで十分、というか、これがいい、と。もちろん、そこには食材そのものが持つ、力強い味があるってことが前提ではありますが。  なんてことを考えると、都会で売られている、力(味)のない野菜以外を手に入れられる幸せを、いまさらに再認識しました。

#859 客観的になれるかではなく、謙虚になれるかで、あれこれ変わる、って話。

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 目に見えないものが見えることについては、疑いつつも、モノゴトにはすべて理由があるとは思っています。何事にも。いいことも、悪いことも。ただ、いずれであっても、いいことに帰結すると思っています。都合いいですね、ほんと。いや、条件付きではありますけど。  親友に、先が読めてしまう人がいます。ただ、それは、逆にやっかいにもなり、それなりの苦労があるようです。まぁ、その人、吉田との付き合いを続けてくれていますし、拉致されることもありますが、それも、吉田には害はないと見抜いてのことなんでしょうな、きっと。ま、ありがたいことです。  なんで、そんな話を書き始めたかと言いますと、知り合いとのチャットで、理由ありきってな話が出てきたもので。その親友は、クルマがトラブルを起こして、それによって新しいクルマを買う話になったのですが、 ヤツいわく、俯瞰してみると流れだったのかなと思うとおもしろい、と。実は、 それ以前より買い足しを考えており、そんな話をしていたところに、今回の故障と。 モノは考えようとは言いますが、まさにそのとおり。こういう考え方ができるようになると、モノゴトはいい方向へと帰結するもんです。 これが、先の条件ってやつ。  そのためには、他(人)に理由を求めるのではなく、 俯瞰して眺めることができるか、客観視できるかがポイントかと。でも、それよりも大切なのは謙虚になれるか、否かだと思っています。  自分は、先のことは読めませんが、勘は当たります。ただ、勘、以前のなんとなくといったほうが的確で、その詳細については、まったく分からず(予想すると、外れる)。というわけで、ふっと顔が思い浮かんだ友達にメールしたら、急性虫垂炎で入院中でした。画像は、文章とは関係なく、八ヶ岳。これも、いや、なんとなく。

#858 クリエイティブだから愉しい、いや、クリエイティブが愉しい、って話。

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 さて、デリカD:5ディーゼルな話。こちらは、5月末に発売されるデリカカスタムブックVol.5の巻頭取材のための試乗でした。あれです、好き勝手、思うところを書くことができる、いやいや、思いの丈をこれでもかと書ける、あの企画の取材です。で、書き終えています、あれやこれやと。  この企画、カメラマンの向後さんと一緒なんですが、この取材は実に愉しい。年に数回ということもあって、互いに積もる話もあるんですが、なんていうんですかね、現場そのものも愉しい。お任せ過ぎで失礼なところもあるんですが、阿吽の呼吸での現場は、驚きにあふれています。 って、同じ撮影現場にいるんですが、仕上がってきた写真を見て、こう来ましたか、と、いつも驚かされる。だから、原稿も深みを増し、広がりを見せます。と、そんなクリエイティブがあります、この企画には。だから、愉しい。  ここに掲載した写真は、その風景。もちろん、吉田撮影。掲載されるのは、こんな写真ではありませぬ。ちなみに、横にいるのは、見知らぬ人のメルセデス・ベンツの初代Aクラス。フォルムは異なりますが、デリカD:5と親子のように見えたものですから、写真に入れ込んでみましたが。  あ、デリカD:5の話を書かねば、って、また、後日……。

#857 ディーゼルはMTがいいよね、を遙かに超えていた、アクセラスポーツXD。

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 ここ2日連続してディーゼルエンジン搭載モデルに試乗しています。1日目はデリカD:5、で、2日目はアクセラ。今回は、アクセラについて軽く書いておきましょう。初日となった本日は400kmほど走りましたが、最高です、最高。いやはや、ひたすらにいやはや。マツダの新世代プラットフォーム+ディーゼルである CX-5、アテンザは 、いずれも一気に、ほぼ2000km走って、それぞれに強い衝撃を受けていますが、今回はそれを遙かに超える衝撃がありました。  エンジンについては同じですから……、と言いたいのですが、違う。低速域でのトルク変動が上手く抑えられており、とてもとてもとてもジェントルになっていました。さらに、 MTモデルであったこともあって、 微妙なアクセルワークに忠実にパワーを発生させてくれるもんだから、じんわり発進もお手のもの。高回転域については、相変わらずはありますが、これでいいと思います。いや、これがいいと思います。これ以上は不要です。公道では。そして、シャシーは、これもまた同じ……と言いたかったのですが、アクセラのディーゼルモデルはスポーティグレードという位置づけゆえに、専用サスペンションが奢られておりまして……、これがいい。とてもいい。18インチでも、乗り心地に不満はなく、それでいながらハイポテンシャル。CX-5やアテンザでは、タイヤサイズが違えどもダンパーとバネを共用せねばならなかったため、いずれのタイヤサイズにもあと少しが残っていましたが、このアクセラディーゼルは専用サスペンションですから云々。唯一気になったのは高速域でのリバウンドをもう少し抑えてもいいのではないかという点ぐらい。ただ、ここを抑えると突き上げ感が出てきますから、バランスとしてはいいところに合わせてあると思います。  そして、ドライブトレインの精密さというか、滑らかさは、ゴルフ的で、もううっとり。雑味からではなく、正確さから感じるメカニカル感とでもいうんでしょうかね、そんな感じ。高級ブランドのような 滑らかさには届いていませんが、でも、メカ的としてのクオリティはバツグンという、あの感覚ですな。で、コーナーでは、 きれいにコーナーを抜けていくその動きは、もはや参りましたといわんばかり。その美しさに酔いしれるとでも表現しましょうか。 リアのグリップ感が分かりやすいだけではなく、その姿勢変化が実

#856 外さない定番をベースとしながら、そこにひねりを加える、海外ドラマ。

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 海外ドラマといえば、最近では、本国と日本との放送でタイムラグを縮めようとする傾向が 見られます。これまでは、早くても、本国での放送が終わった翌シーズンでしたが、最近では、数話遅れで日本で放送されることも多々。 と言いつつ、なんで日本で放送しないんだろうと思いつつ、放置されてきた作品もあります。たとえば、 ようやく日本での放送がスタートする Downton Abbey 。本国 ではSeason4が終わったところですから3シーズン遅れ。 同じく英国もののMR  SELFRIDGE(Season2が終了したばかり )は、やはり大人気ゆえに日本での放送が期待される作品ですが、同じITVものゆえにDownton Abbeyと重ねて放送することはない、つまり、かなりのタイムラグが発生すると思われます。  話は変わって、最近スタートしたアメリカものは、いずれもいろんな意味合いで練られているなぁと感じます。それはストーリー的な一面だけではなく、商売的な面からも。 SALEM は、時代は中世、超常現象というか魔女がらみなストーリーですが、 その表現方法はかなり過激で子どもに見せられないってな話題性もトピックとしています。超常 現象といえば 、 Believe や RESURRECTION もおもしろい。Believeは、個人的にブレが大きいと感じているJ.J.Abrams作品ではあるものの、まぁ、今のところはおもしろい。ま、今後でしょうかね。LOSTも1話にはあれこれと感心しましたし。RESURRECTIONは、亡くなった人が突然戻ってくるってなストーリー(今のところ)ですが、その展開が早すぎて作品的にも先が読めず、といった状況。これも、回顧やら実はという、後付けストーリーが懸念され、そうなると興味を失いそうな予感もしていますが。いずれにしても、ありきたりな話ながらも、見せ方を工夫しています。  あとは、定番のハイスクール(ティーンエイジ)ものとして、 The 100 と、 STARCROSSED がスタートしています。STARCROSSはハイスクールを舞台としつつ、そこにエイリアンがいるという、まさにどっかで見たことある展開ですが、いつもながら、役者の妙に大人びた若者像が少々気になるのも事実。ま、いずれの作品も役者に異なるタイプを揃えたり、くっついたり離れたりが早すぎるなど、

#855 まさに商売上手といわんばかりの、アメリカのドラマのあれやこれや。

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 最近の海外ドラマについて、まとめなきゃいかんなと思いつつも、あまりのトピックにどうまとめようかと悩んでいましたが、それはさておき、ほほぅ、こう来ましたか、というネタがあったので、それについて、ちょいと書いておきましょうかね。  Nashvilleってな、 カントリーミュージック業界をベースにしたドラマがあるんですが、その内容はさておき、音楽ものですから、放送直後にドラマ内で使用した楽曲が、iTunes Storeにて配信されます。ってな手法は、American IDOLやGleeなんかでも使われており、もはや、あちらにおいては、目新しくもなく。ないはずだったんですが、この Nashvilleでは、キャスト別でのアルバムリリースをしてきました。いやはや、いやはや。  画像は、Juliette Barnes役のHayden Panettiereのもの( → ■ iTunes USへリンク) ですが、16曲で$7.99(1曲単位だと$1.29)ですから、その辺りもちゃんと考えています。ま、Season1で使った曲限定ではありますが(現在はSeason2) 。と思ったらば、ちゃんとScarlet O'connor役のClare Bowenのものもリリース(→ ■ )されていたりして。その一方で、主役であるはずの、Rayna Jaymes役のConnie Brittonのものはなかったりします。そんなラインナップについても、まぁ、よく考えられているかなと、個人的には思いますが。  それにしても、 Hayden Panettiereって、どこかで見たことあると思ったらば、Heroでのチアリーダー役だったり、Ally McBealでのAllyの娘役だったり、したそうで。ちなみに、 Nashvilleは、 Connie Brittonがきっかけで見はじめました。その直前、American Horror Story Season1のVivien役だった彼女が、どこまで代わり映えするんだろうかと思ってのこと。たぶん、制作側の採用理由にも、そんな思惑があったと思われますけども。

#854 たかが文字、されど文字、だからこそ、素が見えてしまう、文字。

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 今回の八ヶ岳滞在では、清里のガイドブックやらに載っている、有名なカフェを訪れました。清里って観光地が、以前のような活気に満ちていないことは周知ではありますが、とはいっても、多くの人で賑わっていました。なんでしょうかね、これ、と感じつつ、もう少し先まで足を伸ばせば、もっといい場所がたくさんあるのに、と思いつつ、まぁ、東京から気軽に来られる距離感や、観光地としての分かりやすさという意味合いからすれば、まさに“丁度いい”場所なんでしょうな、清里ってのは。  さて、そんな、もう少し先まで足を伸ばせばもっといい場所であるはずの、小海町では、昨年とはその様相が大きく変わっています。先日、ちょいと触れたように、小海町高原美術館に併設されていたカフェ花豆は営業していません。画像の張り紙は、美術館に貼られていたお知らせですが、 そこに記されていた都合とやらを、知り合いが美術館に訊いたところ、町との契約が問題になっているようで詳細は分からずとのコメント。そして、美術館のレストランそのものの営業も全く白紙だそうで。 都合とは、まったくもって都合のいい言葉だなと思いつつも、 そんな都合はさておいて、ニュートラルなスタンスから、つまり、お客さんとしての立場から感じるのは、取り残された 感が強くあること。都合を知りたいという以前にある、がっかり感とでも言いましょうか。  ただ、美術館に貼られていた 両者の文面を眺めていると、そこに違いがあり、肝心なスタンスの違いを読み取れます。 特に、その締めの文言ですな。美術館側は、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたしますと締めているのに対して、カフェ花豆側は、せっかくお越しいただいたのに誠に申しわけありません、としています。 契約云々という都合はさておき、この騒動によって、誰がいちばん残念に思っているか、そして、そこを考えているのか、考えていないのかが、ここに表現されています。  そんな細かなことを、と思う人もいるかもしれませんが、たかが文字、されど文字、だからこそ、その心持ちや気遣いが簡単に表現できる、そう、読み取れてしまうものなのです。それは、メールでもツイッターでも同じ事。とは、20年、文字を紡ぐことを生業としてきた、フリーライターの弁です。

#853 ハイキングにでかけて、先延ばしはいかんと、思った、ってな話。

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 歩くルートがたくさんあるのだから、歩きましょう、と、八ヶ岳でお世話になっている方々と一緒に、清里・野辺山近くにある 飯盛山へとハイキングしてきました。過去に、途中まで“クルマ”で登ったことのある山ですが、頂上まで歩くのは初めてのこと。気軽ゆえに、いつでも歩けるがゆえに、歩いたことがありませんでした。  当日は、天気にも恵まれて、気分爽快な景色を愉しんできたわけですが、こうして登って良かったという気分に浸ると、なんだかいって、 意識的に行動しないといかんなと、またもや思った次第で。さらに、 東京へと戻ってみれば、 さきほど、隣にお住まいの奥さんから、50代にして、クルマの免許を取得したって話を、聞きまして、なおさらのこと。  45歳という年をいい訳として、あれこれを諦めたことを、言葉にしている自分を、情けなくも思い、まだまだかなとも思い……。なんてことを書いてばかりいてはいかんのですが、こうして書かないと、残しておかないと、なかなか行動に移さなくなってしまっています。  いつまでも元気でいられるとは限りませんし。というわけで、少し先の締め切りである、原稿書きも、とっとと終わらせねば。

#852 23年目にして、手がかりが見えてきた、車中泊をした、あの場所。

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  この時期に、 23年前に初めて八ヶ岳を訪れた時に巡ったルートを、あれやこれやとあってトレースしているってな、話を書いたことがありますが、今年も訪れました。いつも同行する知人は、途中でクルマがエンコしたため代車で来ることになり、顔を合わせた後は即名古屋へと帰っていきました。つまり、一緒には走らず、珍しく、ひとりでのドライブとなりました。  まぁ、振り返ってみれば、23年前に乗っていたエスクード(1型)は、1.6Lで、MTなのに、中央道の談合坂ではスピードをキープできず、登坂車線を走ることを余儀なくされ、100km/hを超えそうになると、アラートがピーピーと鳴り、コーナーでアクセルを踏み込めば、リアがブレイク気味になるなど、まぁ、今考えると、スゴイクルマでした。まぁ、そんなクルマで八ヶ岳まで行ったり、北信まで出かけていたことを思うと、自分のこともスゴイなと思うわけですが。  あれから23年が経過し、クルマはV8/4.7Lとなり、 ずいぶんとラクチンになったものだと感じつつ、 その味わいに豊かさがあふれるパンをかじりながら、 八ヶ岳へのルート を走りました。って、実は、当時のルートをたどっているとはいいつつ、1か所だけ、どこだったが分からない場所があります。あの時は、前日夕方に出発して野辺山のどこかで車中泊したんですが、そこ、朝起きたらなんと飯盛山への登山道の途中の広場。いや、そこまでのルートが工事中だったもので、分からずに進入していたと。  で、その場所だけが、いまだにわからない。今回、飯盛山へのハイキングにより何か発見はあるかと期待していたのですが、見覚えのあるシーンは、見当たらず。あれは、一体どこだったのだろうと思いつつ、ムービーを見直して分かったのは、思っていたのとは全く異なる場所(方向)でした。あ、そうでしたか。そこでしたか。  それにしても、記録ってのは大切ですな。こんなふうに役立つとは思いもよらず、でした。

#851 春菊とタイムが花を咲かせ、バジルが相当に芽吹いた、想定外のできごと。

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 5月ってのは、まさに気分爽快な季節で、いちばん好きだったりします。木々の芽吹きに自然の強さを感じ、心も前向きになれるとでも言いましょうかね。ま、そんな連休ですが、気がつけば、こうして自宅にて過ごしているのは10年ぶりぐらいのような気がします。来客があったり、仕事があったりと、予定はあるものの、家にいるのは、久しぶりのこと。ま、仕事がひと段落している時は、毎日が連休みたいなものですから、特別変わった感がないのも事実ですが。  さて、我が家のバルコニーでは、春菊(写真上)とタイム(写真中)が花を付けました。いずれも、花を愉しむことを目的に植えてはいませんでしたので、この状況は予想外というか、予定外。というか、春菊の花って意外に色があって、これはこれできれいだったりしますな。タイムもしかり。 もちろん、両者とも、放置しておいたもので、前にも書きましたが、放置しておいたほうが、育ちが良かったりするものです。  さて、いちばん下は、バジルの芽吹き。発芽率が低い作物ゆえに、ちょいと多めに種を蒔いてみたらご覧のありさま。頼まれて作っている分もあってそもそも鉢数も多いのですが、それを越えそうなほどにたくさんの苗ができそうですので、ご希望の方あれば、どうぞ。

#850 なんだかんだで、ちゃんとジープしていた新型チェロキーの話・その1

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 新しいチェロキーの試乗会がありました。とうとうFF乗用車のプラットフォームをベースとして、イマドキなSUVへと進化した第4世代のモデルです。で、結論、これが、ナカナカ良かった。いや、とても良かった。というのもですね、乗用車のプラットフォームベースゆえの快適性をここぞとばかりに手に入れつつも、そこにジープたるオフロード走破性を与えていまして、そのアプローチが実に秀逸。といっても、そのオフ走破性は、制御に頼る部分が多いのは事実ですが、現行型グランドチェロキーよりも、異なる世代の制御へとステップアップを果たしている感がありました。そんな詳細は後日に語りますが、ジープらしさを見失っていないそんな乗り味に、オーナーとしては安堵感を覚えたのも事実でした。  2機種あるエンジンは、直4はパンチ不足を感じつつも、パワーとレスポンスについては不足なく。V6/3.2Lは、必要にして十分を与えていまして、これも不足なく。って、考えてみたら、チェロキーのエンジンってのは、今も昔も、これで十分という、不足を感じさせないレベルを上手く作り上げていまして、そんなところにもチェロキーらしさを感じましたが。  今回は、FFも設定し、4WDは、オフロード走破性を高めたモデル(シャシーも専用)、ラグジュアリィモデルの3本柱としましたが、それぞれのキャラクターが明確で、そんなラインナップもまた好印象かと。ただ、ジープを見渡すと、グランドチェロキーやラングラーにも手が届く価格帯であり、むしろ、ジープ内で迷うのかなとも思いつつも、オーナーのスタイルが明確であれば、迷うこともないわけで。  ま、このチェロキーネタは、本国開発者のインタビューから、オフロードインプレッションまで、あれやこれやとネタがありますので、後日に続けましょうかね。  あ、画像の下は、試乗会場のスタックランドファームにて。最低地上高200mmに満たないクルマ集結の図。そうです、プレスのクルマです。試乗会が終わってみれば、なぜだか、タケノコとコゴミとワラビを抱えていました。ま、スタックランドファームですから。