#874 自分の思っていた普通と世間の普通にあった、大きな違い(燃費)。

 燃費の話。オーナーに代わってそのクルマを運転した時、オーナーよりも低燃費で運転してしまうことがあります。他人のクルマを運転する際は、やはり緊張するもので、丁寧な運転を心掛けています。つまり、低燃費な運転なんぞしている余裕はありません。なのに、結果、低燃費になることがあるようで
 と、先日も運転中に、燃費計が低燃費を示し、同時に快適な乗り心地であることを、言われました。で、自分の運転を省みつつ、どうやって運転をしているのかを話したのですが、ひたすらに丁寧に運転しているだけかなと思いました。まぁ、自分も含めて、クルマ好きとしてイヤなのは、自分のクルマを他人にラフに扱われること、そして、性能や装備やら頭ごなしに否定されること。ですから、それをしないように心掛けています。当たり前か。ということで、同乗者に不快を与えないように、加速もブレーキも丁寧に行い、コーナーではきれいなロールを出す、そんな運転をしていたら、結果、無駄のない運転につながり、低燃費を導いていたようです。
 で、燃費の話に戻して、ふと思った。広報車をテストドライブした際、エコドライブを意識しないでの燃費と前置きをして、ここにその数値を記していますが、あれ、平均的ドライビングによる燃費値とは、と差があるなと。つまり、ドライブに対する意識の違いとでも言いましょうか。ちなみに、エコドライブの基本は、ブレーキを踏まないことに尽きます。と、書くと誤解されますな。ブレーキを踏まなければならないようなアクセルワークはできる限り避けること。分かりやすく書きますと、信号やら一時停止やらにて、やがて減速もしくは停止することが予測されるのに、その手前でアクセルペダルを踏んで加速する必要はないのだと。つまり、ブレーキを用いての減速はできるだけ抑えたほうが低燃費につながると。上り坂もそう。一般にアクセルペダルを離せば減速するシーンであるのに、あえてブレーキを踏むようなアクセルワークは不必要と。それはコーナーでも言えることですな。もちろん、最低限必要なブレーキ操作があるってことが前提での話です。
 写真は、BMW・320d(ディーゼル)にて。高速道路を法定速度以下で巡航しているトラックに追従して(非ACC)、パーシャルスロットル(アクセルペダル一定)で走った時の数値。これもまたエコドライブは意識していませんが、こんな感じです。ってか、燃費がいい上に、燃料単価も安いって、最新のディーゼルはいやはやだらけなのです。

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