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#830 我が家のバルコニーの暴走な春と、五行歌で教わったあれこれ話。

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 春菊が再び暴走しています。クレソンもほうれん草もなんですが、いやいや、セロリも、だ。春菊については、雪ですべて刈り込んだところからの再スタートとなっているので、その勢いたるやスゴイものがあります。ほうれん草は、早々にとう立ちしてしまったので、種取り用に切り替えることに。クレソンは、どうしようってぐらいの勢いでして……。いくらウサギのように野菜を食べるとはいっても、ひとりで消費する分量を超えていますので、さて、どうしようかと。 葉物野菜を一気に食すには、鍋がいちばんなのですが、それでも限界が……。 葉物野菜でホームパーティでもしましょうかね。  というわけで、春です、春。4月です、4月。個人的に3月までの春はあまり好きではありません。これも以前に書いているかと思うのですが、新学期、新年度への不安が、当時相当にストレスになっていたようで、それが心の底に残っているからです。夏休みがなくなるというショックとは違いますな。ただ、4月になってみれば、なんとかなっていたことが多く、たった一ヶ月ですが、4月に対する印象はがらりと変わり、4月29日を境にして、それがいちばん好きな新緑な5月へと続いていきます。  昨日は、五行歌の歌会後、お花見がありました。誰もいない穴場の公園にて。もちろん、自分はいちばん年下。多いんです、いちばん年下ってことが。でも、同年代と過ごす時間とは異なる、居心地のよさがあります。それゆえに、そこで訊く話は愉しく、なるほどな、が多いものです。いや、たまに、ついていけない“世代話”ってのもありますけどね。  以下、今回の五行歌。     困りました     どなたか     固結びになった     心を解く方法を     知りませんか?  この歌の意図はさておき、“解く”方法を皆さんからあれこれと教えてもらいました。ひと言でいえば、笑うことだそうです。たしかに、たしかに。この歌会、マイナスな要素などまったく見当たらず、 笑いが絶えません。だから、居心地がいいし、これでいいんだと実感して帰ってきます。いや、未熟者ゆえの緊張はいつもいつも強くありますけどね。

#608 素直になったから、素直に歌を詠み、素直に発表した、五行歌。

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 今日は、五行歌の歌会がありました(参加してきました)。ちなみに歌会は、うたかいではなくて、かかいと読むそうです。そうそう、歌を読むではなく、歌を詠むですし。 もう、そこからして難しいのですが、それでもだいぶ慣れたような気がしています。それでも、毎回、歌会はドキドキしているんですが。  今回はいつもとは違う感じの歌(画像)を提出しました。実は少し前に作ったもので、わりとスラスラっとできたんですが、我に返って読み返した時に、なんて偽善者っぽい歌なんだと思って、お蔵入りにしていました。なんだか、狙いすぎで……。 いい子チャンぶってると表現すると80年代っぽいですが、まさにそんな感じがありまして。ところが先日、いい加減に持ちネタも尽きたので、と、五行歌メモ帳をすべて眺めていたら、この歌を提出してもいいんじゃない、と思えるようになっていましてね。もはや、 こっぱずかしさもないし、自分でいうのもなんだけどいい歌だと感じたし、何より、今、堂々とこの歌を提出できる自分が、なんだか誇らしげに感じ、そういう時機が来たことを実感したこともあって。  自分を好きになりなさいとは、過去に人から言われて、はっとしつつ、そうなれるようにありたいものだと意識してきました。そういう観点からすると、今回、こういう歌を他人に見せられるようになったことは、恥ずかしくもあり、うれしくもありますな。  まぁ、そんな自分の歌はさておき、この歌会は豊かな時間を過ごすことができる会で、最近のお気に入りのひとつとなっています。歌会といってもその場で歌を詠むのではなく、事前に提出した歌について皆で語るわけですが、そこではマイナスな意見が飛び交いません。それどころか、作者の意図とは異なる見方や、おもしろい、ためになる意見が交わされるので、表現することを職業としている者としても、人としても、とってもプラスになります。たとえば、原発の汚染水漏れをテーマにした歌もあったのですが、それに対して、許容量とは利益を追求する者が作った言葉であって、本来は安心度たるでなければならない、とか、幸せとは相対的な表現であって、その実態たる表現は幸せ感になるとか、そんな意見に、なるほど、ほぅ、そうか、へぇ、と、感心させられるばかり。いちばん、ズンと来たのは、もう、マスコミを信用しないって話でしたが、戦争中にいかにダマされたかを経験した者

#582 夏は去り、秋が到来した八ヶ岳にて、五行歌を詠んできた話。

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 なんで集中するかな、という思ってしまうほどに、締め切りが重なっています。いや、仕事があるというのはありがたいことなんですが、ここのところ2か月に一度、必ずと言っていいほどなもので、編集者に仕事量の限界を伝えておかないとならない、状況が歯がゆくもあったりするのですが。  まぁ、そもそも、自身が バッファも、メモリも不足しているだけではなく、同時処理も不得意という柄ゆえに……、って、こんなことを書いている時間があるならば、原稿書きせよって話なんですが、まぁ、それは別腹ということで。  と、さんざんにいい訳をしておいて本題に。昨日は八ヶ岳にいました。おいおい、って感じですし、原稿書きとは直接的に関係なかったことなんで、こうして公にすべきかも迷ったのですが……、って、いい訳だらけだなや。  何をするために足を運んだのか。ここでは、書いていないかな、まだ。最近、五行歌を詠むことを楽しんでいます。そう、歌を詠んでいる、と。このヨシダが。まぁ、歌会は、品があることは確かなんですが、歌そのものは堅苦しさがなく、基本ルールも五行ならば、なんでもいい、と。で、誘われての参加でしたが、これがなかなか楽しい。自分の歌はともかくとして、歌会には、いろんな意見が飛び交い、それらにマイナス面が見当たらない、という、なんとも心地よい時があります。へー、ほー、なるほど、そうか、そうだよな、ばかり。  前置きが長すぎましたな。昨日は、そんな五行歌の歌会@カフェ花豆がありまして、参加してきたわけです。ただし、目前に迫った締め切りがありましたから、日帰りで。昨日の八ヶ岳は夏空が少し戻っていましたが、その雰囲気には、強く秋がありました。日差しも木々も、空気感も。そして、夏は完全に去っていったんだな、を感じました。  あ、どんな歌を詠んだのかを書いておきましょうかね。     金は天下の回りもの?     我が家に回ってくるのは     クリップ      クリアファイル     そして保冷剤  八ヶ岳を前にして、品のある方々を前にして、こっぱずかしかったことはいうまでもなく。といっても、今更気取るわけにもいかず、もはや開き直っています。