#861 乗り込んでいったら、あと少しも見えてきた、アクセラ+ディーゼル+MT。

 さて、アクセラディーゼルMTのその後の話。結局、250+450kmが加わって、総走行距離は1000kmオーバーとなりました。2000kmには至らなかったことがちょいと残念ではありますが、まぁ、仕方ない。
 で、#857で、あれこれ絶賛しましたが、乗り込んでいくうちに、あのリバウンドストロークが気になるようになりました。悪くはない、悪くはないんですが、全体的に締め気味のプロフィールの中に、ふっと動きが出てしまうもんですから、もう少し抑えたほうがいいかなと。とは、好みの問題ですけども。ひとりで乗っている時はいいですが、誰かを乗せているときに、動きが出ないように気を遣うんですな。つまり、ひとりドライブでないと、愉しさがあふれてこない。ただ、前にも書きましたがベースポテンシャルに長けていますので、今後の改良がかなり期待されるところでもあります。そう考えると、BMWに近いポテンシャルを持ちながら、届いていないところが、そこだと表現することもできますな。
 あとは、日常ドライブだと、シフトアップのタイミングが読みづらい。最近のモデルゆえに、次のギアが使えるシーンになると、それを促す表示がされるのですが、それに気付かない。いや、見づらいのではなくって、フィーリング的に、まだまだこのギアだろうと推察して走っていたら、え、これでシフトアップするの? ってな状況。具体的に言いますと、1500回転を過ぎたところでシフトアップを促しますが、シフトアップした先は1250回転以下(ギアにもよりますが)。で、ここってのは、現実的には走れる回転数なのですが、振動があるし、先の回転域よりもトルクが薄くなりますんで、なんかね、パーシャルで使うところではないって印象があるのです。そう、それってのは、感覚的なもの。イマドキの走りに自分を合わせなきゃいけないシーンなのかなと思いつつも、やっぱりドライビング感覚的には違和感を覚えるところ。ただ、それに従うことで、超低燃費を期待できるわけですが。
 と、ここではあえてマイナス面をピックアップしましたが、先に書いたように好印象であることがベースにありますので、勘違いされないよう。それにしても、この赤の美しいこと、美しいこと。特に陽が直接当たった際に現れるこのグラデーションテイスト、もはや、うっとりといった感がありますな。あ、なぜにテニスコートに停めているのか? こっそりと入り込んだわけではありません、ここが駐車場になっていただけです。

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