#875 ポテトチップスとAQUANOMEと高尾山と春菊とテントウムシの話。

 5月中に取材&執筆と予告されていた仕事が、すべて6月にずれ込みました。そもそも6月はクラブレガシィの発売月でありますし、レガシィの年次改良が行われる時期でもありまして、毎年忙しいのが常でした。なのに、そこに仕事が大量に。ま、仕方ないですな。
 というわけで、大混乱が予測される6月を前にのんびりと5月を過ごしています。今日は、夕方になんとなくポテトチップスが食べたくなってジャガイモをスライスして揚げ、そしたらば、なんとなく高尾山を見ながら食べようという気分になり、そうだと思い立って友達からもらった台湾のお茶を入れて、バルコニーに座ってぼけらっと。いいジャガイモを使うと、そこに塩は不要だなとか、やっぱりいいお茶は心を和ませてくれるな、なんてことを感じつつ、そんな幸せな時を過ごしていることにひとり酔いしれていました。まぁ、こういうシーンにはEPOのAQUANOME(iTunesへリンク)のMかAQUANOMEあたりがぴったりでして。なんていうんでしょうか、流れてくる曲のどこかが、今であったり、昔であったり、これからであったり、イヤなことであったり、愉しかったことであったり、そんな自分の中の何かとリンクして、豊かな気持ちにしてくれるもの。全てをプラスに転じてくれるというか、肯定してくれるというか、これでいいんだを感じさせてくれます。
 そうそう、高尾山から目の前のプランターで終焉を迎えている春菊に目を移したら、とある変化に気付きました。少し前から、アブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫が住み込んでいたのですが、いよいよ変態の時期を迎えたようで、何匹かがサナギになっていました。ただ、まだまだ動き回ってアブラムシを追いかけているヤツもいましたから、同じ兄弟であっても、その成長には差があるようです。
 ちなみに、都内に住んでいた時は、テントウムシを見かけることはほとんどなく、もちろん、我が家のバルコニーにやって来ることもありませんでした。ですから、アブラムシの駆除はひたすらに歯ブラシをもってはねのけていました。なんてことを考えていたら、やっぱり、自分にとって都内は住みにくかった地だなと、あらためて思ったりしましたが……。

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