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6月, 2016の投稿を表示しています

#1383 目の前で移り行く自然の変化に、歴史に圧倒された、能登。

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 キミはいつまで能登にいるんだと思われるかもしれませんが、ぼちぼち帰ります。いや、いい加減、帰らないと。ただ、東京はここのところ梅雨空が続いているようで……、って、こちらは晴天とまではいかなくても、青空が見える日が続いていまして、オープンで走っているもんですから、手も顔もさらに真っ赤に。梅雨空なんて聞くと、帰りたくありませんが、ま、仕方ない。  それにしても、この気分爽快感。どうやったら、伝えられるんだろうと思って、写真であれこれと撮ってみたものの、アルプス越えの時のような青空ではないため、なかなか表現できず。難しいですな。  そういえば、今朝は3時半過ぎに突然に目がさめました。ま、最近、トイレに起きることがおおいんですが、その時はちょっと違った。起きて外を見なきゃいけないという感覚に襲われましてね、で、外を眺めたら、上の写真のような光景が広がっていました。そうなんですね、朝焼けです。宿は日本海、つまりは北側に面しているので、日の出も日の入りも、太陽そのものは見えないのですが、こうした空が何かに焦がれるかのような色合いになります。  で、続いて、今日の夕景。なんなんでしょうね、これ。もう、勘弁してくださいと言わんばかりの美しさ。移り行く様を眺めているだけで、幸せになれる、この不思議さ。やっぱりですね、自然の中にいると、思うんですね、自然の一部といいましょうか、一員といいましょうか、溶け込んでいるってことを。そうそう、この夕景の移り変わりを、iPhone6sのタイムラプスで撮影したんですが、ある程度光が落ちてくると、露出や感度を変えてしまうようで、途中で明るくなってしまったりで、上手く撮影できず。途中まではかっこいいんですけどね。ま、いい部分を編集してそのうちにアップしましょうかね。  そうそう、3枚目の写真は、今日、訪れた、縄文時代の遺跡跡。写真に見える大木は、どうやら祭事が行われた跡らしいという環状木柱列。建てた木に神が宿るという、諏訪大社の御柱と同じような意味合いがあったとされるんですが、ここに立ってみると、想像以上のダイナミックさがありまして、圧倒。というか、何か懐かしさを感じたのは何故でしょうか。そうそう、この遺跡では、なんと4000年も生活が営まれていたとかで、4000年ってすごいですな、4000年もです。弥生時代前、つまり耕作が始まる前のことです

#1383 走りたくなる風景と、何処までも行きたくなる景色がある、能登。

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 能登の魅力ってのは、道にもあります。この場合は、クルマで走るという意味合いの道。ま、これは、津軽半島に重なるところもありますが、ま、そんな感じ。というわけで、今日の夕刻ドライブ(今日2度目のドライブだった)で撮影した、この風景。  クルマ好きといいましょうか、ドライブ好き、違うな、なんていうのでしょうか、この場合、クルマ走らせ好き、いや、違う、ま、どこまでも走っていくのが好きな人にとっては……、これも違う、えっと、クルマをドライブするのが好きな人って、なんか日本語になっていませんが、そういう人には、すごく惹かれる風景だと思います。走ってみたくなる、風景。コーナーが愉しそうとは異なる、走ってみたくなる、景色。実際、このシーンはコーナーも愉しいんですけどね。  こんな風景がたくさんあるもんですから、ついつい走り回ってしまう。しかも交通量少ないし……、少ないどころか、ほとんど見かけませんし。というわけで、今日もちょいとそこまでの予定が……、ついつい、あちらへ、こちらへ、と。さて、明日はどうするんでしょうね。知りません。気の赴くままにって感じでしょうかね。

#1382 期待していなかった青空と、心に残る夕景が広がった、能登。

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 能登に滞在していると、不思議と、いろんなことがあります。ま、あの点とあの点が繋がったり、とか、そういうことはまだありませんが、いろんなことがあります。そのひとつが、天気。なぜだか、晴れる。台風が来ようとも、梅雨前線が停滞すると言われようとも、青空が迎えてくれる。親友いわく、キミは能登に愛されているのだよといいますが、ま、それは大げさだとしても、少なくとも嫌われている感じは見当たりません。というわけで、今日も、青空が見えました、突然に。それが右の写真。って、能登といえば、海というイメージがあるかもしれませんが、実は海だけではなくて、山の風景も多く広がっています。ま、撮影した場所は、好きな能登とはまったく正反対な施設ではありましたけども。  そういえば、夕刻は夕刻で、とてもすばらしい夕空が広がりました。なんなんでしょうか、これ。なんて思いながら眺めていたら、宿のスタッフから、この風景もなかなか見られるもんではないですけど、冬、日本海側に虹が見えることが多々あるんだそうです。はぁ、冬に虹ですか。なんて能登のあれこれ話を訊いていたら、冬にも来なきゃいかんなと思った次第でして。  ま、こういう景色ってのはその場では心に残っても、そのままを覚えていることはなかなかできないもので……。というわけで、やはり、また、来なきゃいかんなと思うわけです。  ちなみにですね、上の写真は、個人的にとても好きな写真です。って、なんかね、こういう写真も自然に撮れてしまうんですね。不思議です、能登ってのは。

#1381 ストレスを感じさせないという居心地の良さがある、能登。

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 東京にいると、これでいいのかなと思いながら、周囲を見て、こうしたほうがいいかなと、靡かなければならないような気が芽生え、でも、それは違うのではないかという葛藤が生まれます、常々。葛藤とは大げさですな、スタンスの違いにストレスを感じます。東京を離れられない人がいる一方で、馴染めない人もまたいるもの。横浜育ちゆえに、都会の生活が嫌いというわけではないのですが、どうも、東京の皆さんと一緒という生活ができません。  能登はそれがありません。って、書くと、能登の地域すべてが、人たちすべてが、と捉えられてしまいますな。違います、似た感覚をもった人たちがいます。そう書くと、能登でなくてもいいんじゃないかってことになりますが、それも違う。能登の気質に惹かれ、自然に焦がれた人たちが集まっている、そのコミューンに、居場所を見つけたとでもいいましょうか、ま、そんな感じ。  つまり、ラクチンでいられる、地であって、以前にも書きましたが、ストレスを感じさせないところです。たとえばですね、って、具体的に挙げると、なんか違うんですが、今日感じたのはクルマのすれ違いシーン。対向車線に路駐しているクルマがあって、対向車とすれ違うに、互いにそのままの速度ではすれ違うことができない時、こちらを優先してくれるんですね(写真は逆パターンですが)。ま、当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、このスタンス、都会にはありません。こちらも、先方の動きを読みながら減速(ブレーキじゃない)して、上手くすれ違う。なんていうんでしょうね、インタラクティブとも異なる、見ず知らずのドライバーとの阿吽の呼吸とでもいいましょうか。ま、つまりはストレスがない。  と、簡単な例をピックアップしましたが、そんな感じ。もちろん、例外もありますが、いずれにしてもストレスを感じることが少ない。あのですね、心地よさってのは、何も感激や感心から感じるものではないと思うんですね。そう、ストレスを感じさせないこと、これが心地よさの根幹にあるんだと思うんですね。  能登に出掛けて、接する人たちは、まさにこの感覚がある人々ばかり。だから、居心地がいい、そして、これでいいんだを、再認識させてくれる、と。あれ、何を書くつもりだったんだっけかな。というわけで、この章は、これにて。

#1380 なんだかんだでオモシロイ、能登までの下道ドライブ。

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 例のごとく、能登まではすべて下道で走ってきました。途中で迷いましたよ、もちろん。たとえば、ETC朝夕割引規定回数を満たすために高速道路を1区間だけ利用するかとか、安房トンネルぐらいは利用してもいいんじゃないかと思ったり、予定時間に到着できそうもない感じだったので北陸道ぐらいちょっと乗るかと思ったり……。ま、結局、利用せずでしたが、なんか勘が働いてといいましょうか、利用しないほうがいいとばかりに、何かに導かれるかのように、利用せずを選びました。といっても、無料開放されている能越自動車道と、のと里山海道は利用しましたので、正しくは、無料ルートで走ってきました、となるのか。なんか、貧乏くさい表現ですけど、ま、事実ですから仕方ない。  今日は、能登へ近づくに連れて、ああこれだったよな、そうそうこれこれと、あれこれと想いを思い起こしながらのドライブでしたが、勘で走っていたにも関わらず、行く先々でペースを崩されるというか、従わねばならないペースカーが目の前に入れ替わり立ち替わり現れました。オープンカーを買ったばかりかのように、陽射しが強かろうともフルオープンで走っていましたから、目の前に視界をふさぐようなクルマや、排気ガスに問題ありそうなクルマを避けたかった。でも、避けた先や、時に待ったりして、タイムラインを意図的に崩してみるんですが、崩した先で、また同じようなことが繰り返されました。ま、最後は諦めて、流れに任せて走っていましたが……。  それにしても、今回は早く出発したつもりが、到着予定時刻をオーバーする始末。特に、どこにも立ち寄っていないし、ルートもいつもと変わらないし……、と思って、撮影した写真をこうして並べてみたら……、停まっては撮影して、のんびりしてを繰り返していました。いつもより早く出たからとのんびりしすぎたようですな。 ちなみに、左の写真は、北陸新幹線の新高岡駅。立ち寄るつもりはなかったんですが、通りすがりに見かけたもので、ついつい引き寄せられて。って、別に興味もそれほどないし、もちろん、用事もないんですけど、なんとなく、そうなんとなく。とか、そんなんばっか。  で、肝心な能登半島はといえば、この高岡の時点で、時間オーバーに気付いていたので、どこへも立ち寄らず、まっすぐに宿へ。こういう時は、海岸線を通らず、半島の真ん中を走っていくのですが、ふ

#1379 ようやっとのこと来られた、でも、1年ぶりだった、能登の話。

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 最近、煮詰まってきた、いや、客観的に眺めて、自分がとってもつまらなくなっていたので、早々に能登へ出掛けなきゃ行けないと感じていました。実は、真冬に企んでいましたが、仕事が重なってしまって、キャンセル。というわけで、今回は人には言わず、気配も見せず、企んでいましたが、無事、計画実行となりました。  というわけで、能登まで走ってきました。気付いたら1年ぶり。丁度、1年前のこの頃に来ましたっけ。それにしても、なんでしょうね、これ。北アルプスの美しさも、山道の愉しさも、砺波平野越えのおもしろさとか、能登の良さとか、知っているのに、分かっているのに、すっかり忘れていて、知っているつもりに、分かっているつもりになっていて 走ったら、到着したら、あれこれ思い出しました 。  それにしても、この落ち着く感はなんなんでしょうかね、と、ひとり問うてみましたが、わからない。居場所たる落ち着く感とでもいいましょうか、気取らなくていいではなくって、着飾らなくていいに通じる、無防備でいられる、このラクチンさ。やっぱりですね、写真見て懐かしんだり、人に語ってそのつもりになったりではなく、足を運んで、五感で味わうことに敵うものはないなと思うわけです。よほど、記憶力のよろしい方は別にして。なんか、毎回同じことを思うわけですが。  今回は、なんとか天気が崩れる前に到着でき、わずかな晴れ間を臨むことができました。昨年は、きれいな夕景が広がっていましたっけね。陽が落ちたようで、だんだんと暗くなってきましたが、この、たゆたうような時の流れすら、心地いいのですよ。はい。

#1378 激変した印象は少なくとも熟成した感があるBMWの新世代エンジン群。

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  #1376 で書いた試乗会は、MINIだけではなく、BMWも数多く揃っていました。って、ほら、4月22日に4シリーズのエンジンが新世代ユニットに変わって、5月9日に1シリーズにディーゼルエンジンが搭載されて、5月19日に3シリーズのディーゼルユニットが換装されて……。と、もはや、MINI同様になにがなんだか分からない状況ですが、BMWももはやなにがなんだか分からず。ま、とりあえず、乗れるだけ乗るべしと、試乗時間枠いっぱいまで、試乗してきました。  まずはグランクーペの420iから(左)。4シリーズってのは、クーペもグランクーペもカブリオレも、3シリーズから独立させたかのように名称を変更しただけではなく、3シリーズよりもワンランク上といいましょうか、コストを掛けていますが、何か? と言わんばかりの違いがあります。それは、乗り味にしても、ハンドリングにしても、スポーティというよりも上質感といったほうが的確なほどのフィーリング。ま、単純にチューニング違いがそう感じさせているだけとも言えるんですが、ま、そういうふうに感じ取りました、自分は。  表立ってのパワースペックは変更はありませんが、モジュラーエンジンラインナップの新世代ユニットへと移行していまして、燃費は……、あれ、カタログ上ではダウン。って、まぁ、フィーリング的には実燃費はかなり良さそうな予感ではありますが。乗り味は、グランクーペゆえの上質感にうっとりといったフィーリング。3シリーズ(セダン)の生真面目さと比較すると、こちらはコンフォート感が加えられていまして、サスペンションの動きにしてもしなやか。ま、xDriveゆえの重量増もあってのことでしょうけど、実はMスポーツだったと考えると、ケチの付けようがありません。といいますか、これならば、Mスポーツでもいいやねと、妙に感心させられましたが。  直6/3.0Lターボエンジンも変わり、搭載したモデルも3シリーズ同様に*40iとなりました。というわけで、440iクーペ(Mスポーツ)に乗りましたけど、これがですね、まぁ、その、えっと、ジェントル。昨今のBMWの4気筒、はたまた3気筒の仕上がりに、6気筒はもはやいらんよね、と思わせておいて、乗ってみれば、やっぱり6気筒だよね、といわんばかりのパフォーマンス。吹け上がり感はさらにきめ細やかさを極めていまして、レスポンス

#1377 許されるならば、1台、置いておきたい、マツダ・ロードスター。

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 ロードスターの取材がありました。オープンカーの連載で……、オープンカーなので、撮影はオープンスタイルが必須。必須なのに、ここのところの雨に翻弄されて……、結論、天候芳しくないままに撮影となりました。当初、撮影は月曜日予定でしたが、火曜日が晴れるというからと火曜日に変更したところ、月曜日が晴れて火曜日が雨の予報となり、ならばと、火曜日のように土砂降りにはならないとの予報から水曜日に変更してみれば、水曜日は雨。ま、この時期だから仕方ないんでしょうけど、あまりにギリギリを狙ってくる天気予報に振り回された感があります。  というわけで、ロードスター。改めてロングドライブしてみましたが、いいですな、いい。もちろん、FRゆえにいいという部分もあるんですが、あのパッケージングと、重量バランスと、シート、ステアリングを含めたポジションと……、あれやこれや。当初は、やはり収納が少ないといった不便を感じましたが、すぐにそんな不便はもはやどうでも良くなって、走りに没頭。意のままに操れるというステアリングフィールは、ボディボトム部分の剛性感も相まって、すこぶる素直。舵を当てたところからノーズがインを向き、切り足していくと、曖昧さが介在せぬまま(いやしているんだけど)に、向きを変えていく。なんですかね、このフィーリングは、と感心しきり。その支持剛性含めて、サスペンションにしなやかさというか、質感が与えられるといいなとか、ボディ剛性全体にもう少しを覚えるところもありますけど、いや、十分でしょう、これで。何しろ、249.48万円からですし、ベースグレードのSならば、1t切っていますから。  それにしても……、って、最近のマツダを語るにいつも言っていますが、このロードスターにもブレがないし、見当たらない。といいますかね、手元においておきたい1台。2シーター? いいじゃない、それで。乗り心地が? キャビンがタイトだ? それがロードスターってもんでしょ、と、不満を不足と感じさえない、それを超える良さがロードスターにはありますから。  まぁ、強いていえば、今回は、撮影ということから、S レザーパッケージでしたが、革にもう少しの質感が欲しいと感じてしまいました。艶やかさ不足に通じる感じかな。ステッチにしても、1.5万km経過で、すり切れや色あせが見られましたし。。ま、仕方ないか、このあたりは。あ、

#1376 ディーゼルに、ONEに、JCWに、増殖するミニのラインナップ。

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 MINIが増殖しています。ジワジワと、ヒタヒタと。え、なに、クラブマンにONEと4WDが加わった? と思っていたら、その翌日に、3ドアと5ドアとクラブマンにディーゼルエンジン搭載? しかも、1.5Lと2.0Lが混在。もはや、どのMINIにどのエンジンが組み合わされているか、よく分からなくなってきましたし、その価格もポジションがよく分からなくなっています。ほんとに、はい。  というわけで、そんなバリエーションを増やしたMINIの試乗会がありました。ま、いちばんの期待は、ディーゼルの3ドア(5ドア)でしたが、これがですね、これがですね、これがですね、……、……、1.5LのクーパーD(5ドア)だったからなのか、期待とは少々ズレがありました。3気筒だからとか、2.0Lではなかったからというよりは、クルマとしてのバランスにおや? がありまして。って、実は、この直前にクラブマンのONEに試乗しておりまして、しかも、それが大絶賛だったもんですから……、って、たぶん、それが理由だと思います。やっぱりですね、3ドア/5ドアモデルと、クラブマンとの違いは大きい。それはまさに、クラス感が異なるという違いであり、後発という強みもクラブマンには感じます。つまりは、クラブマンって、あらためて良くできているなぁと思いました。3ドアが好きといいながら、クラブマンにちょっと惹かれつつあります。  ですので、続いて乗ったのが、そのクラブマンのディーゼル(クーパーD)。これがクラブマンそのものがいい上に、ディーゼルエンジンですから好印象。2.0Lという排気量もありますが、低回転域からのトルク感と、それをフラットに仕立てたフィーリングは、扱いやすさとトルクフルさとが相まって、とっても好み。乗り味もそれに見合ったものだったし、何よりも、本革シートを含めて、乗り味まで質感が、統一されていたことが良かった。いやー、いい、これ、いい。というか、クラブマンを買うならば、ディーゼルがいいです。  そうそう、遅れて導入されたコンバーチブルのジョンクーパーワークスにも試乗しましたが、悪いわけがない。エンジンからサスペンションまで、これだけのハイパフォーマンスを与えながら、どうしたら、この乗り心地を確保できるのかね、と、そのタイヤサイズを確認しながら何度もつぶやいておりました。最近、思うんですよね、この手のモデ

#1375 とってもいい、八王子にある小さな洋菓子屋さん、ハナユラカヒミ。

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 フリーライターというか、出版業というか、マスコミという職種を希望した動機は、多くに何かを伝えるという仕事がしたかったからでした。ところがですね、いざ、情報を発信できる立場になってみると、いつしか、意図的に発信しないというスタンスも取るようになりました。ま、表現はチープですが、分かりやすい表現を使うならば、教えたくない情報は、外へと発信せず、知人にもあまり伝えない、と。それは、このページをご覧いただければ、一目瞭然だったりしますが、そんな教えたくなかった情報のひとつに、近所の小さな洋菓子屋さんがあります。ここではあえて、その店のことを記しますが、それは今月で閉店してしまうから。書こうと思ったのは、もう閉店だから知られてもいいや、ではなく、ここに残しておきたかったからです。  引っ越すといつものことなんですが、その街を探ろうとあちこち走り回り、歩き回ります。で、この店舗の前も、そんな時に通過したのか、目にしていました。ただ、地味とも異なる大人しい雰囲気が感じられる店構えから、ちょっと入りづらさを感じながらも、そこには何かあるに違いないという勘が湧き上がっていました。そう、何か、ある、と。  ハラユラカヒミという店名の意味は、いまもって聞いたこともありませんし、聞くことにあまり意味もないかなと思っています。少なくとも、ご自身の名前との関連性はないようですが。ま、覚えやすいようで、覚え難いというか、どっかで聞いたことある歌い手の名前に似ているなといった印象がありますが、物覚えの悪い自分でもそうそうに店名を覚えられました。店内は、今どきのシンプルさとはちょっと異なる、また、何もないことを気取ったとも違う、まさに素がそのままに表現されていまして、ショーケースに並べられた生菓子、棚に並べられた焼き菓子も、飾り気のないシンプルさがあり、その飾り方もまた飾り気のないシンプルなものでした。  このハナユラカヒミは、作る、そして売ることを、すべてひとりで手がけています。それは自分の責任とか、人に任せたくないということからではなく、作り手がお客様の手に渡すまで、つまり、最初から最後までに携わることでその洋菓子は完結するという、まさに壮大な世界観があるから。で、それを演出しているのが、店舗の雰囲気であり、ディスプレイ、である、と。ま、そんな感じ。いうまでもなく、作り手は、洋菓子との対

#1374 気付いたら、ひとつ上の価格帯となっていた、現行型チェロキー(日本仕様)。

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 締め切り日にどうやったら間に合わせられるんだろうと悩んでいた原稿書きの複数、なぜだか、先ほどすべて納品完了し、締め切りに間に合わせることができました。想定したほどの難航にはならなかったことが……、って、これもまた、ある意味、読みが甘かったってことなんでしょうか、さてはて。というわけで、そんな原稿のひとつが、ジープ。で、チェロキー、で、75周年記念車、でした。そうなんですね、ジープブランドも今年で75周年だそうで、この前70周年だったと思っていたらあれからはや5年経過していたようです。というわけで、そんなチェロキーの原稿において、書けなかったこと、というか、文字数オーバーで、カットしたことをあれこれと残しておきます。  あのですね、現行型チェロキーについては、特に否定しようとは思いませんし、否定していません。クルマとしての仕上がりはすごくいい。ただ、欲しいか、買うか、と問われたら、自分の愛車にはしません。あ、現行型グランドチェロキーも同じです。その理由はふたつ。価格とオフロード走破性にありますな。オフロード走破性については簡単に答えられます。スタックランドファームを自在に走れないから。って、プレス試乗会はスタックランドファームで開催されましたが、自在には走っていませんから。って、その手のSUVとしては、オフ性能は高いですよ、高いですけど、求めるレベルに達していない、とそれだけのこと。  さて、もうひとつの価格については、なんともかんとも。そもそも、ですね、昨今の日本のジープの価格上昇は、自分としては着いていけない(買えない)レベルへとスライドしています。ただですね、アメリカ本国の価格を眺めると、過去とそれほどは変わっていないんですね。これは為替だけでは語れない値付けであり……、って、簡単なんです、言葉は嫌いな言葉である"プレミアム"クラスへと移行させようとしているから、と、ただ、それだけ。  なので、いつしか、499.5万円からとなってしまった現行型チェロキーも、装備内容や為替を考えると、そうなることは理解できます。できますけど、本国の2万ドル台を中心とした価格帯を見てしまうと、なんかね、違うなぁを感じるわけです。って、たぶん、過去のジープ乗りならではの見方なんでしょうね。でもですね、ジープってのは乗り味やらライフスタイルだけではなく、価格

#1373 販売するスタンスは絶賛、でも、フォローが不足していてもったいない、って話。

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 週明けの締め切りの執筆、締め切りは同じであっても、いくつかの編集部からの依頼なので、一気に来ないで欲しいなぁと期待しつつ、現時点でまだ届いていません。いや、なんとなくは書いていますよ、はい、書ける範囲で書いています。でもね、なんかイマイチ気乗りしなくて……、というわけで、ここの更新を。  あのですね、ほら、ひねくれた性格も手伝って家庭菜園たって一般的な作物を育てないって話をしましたが、って、ちょっとニュアンスが違うか。ちょっとあると助かる作物を育てるって話をしたじゃないですか。ま、それってのは、逆にいえば、手に入り難いとか、買うと高いといった意味合いもあります。で、そんな作物のひとつが、万願寺唐辛子。ここ数年、関東でも苗を見かけるようになりましたが、その売り方に、売る気があるんだかどうだかわからんって話をしました(→ #1172 )。レアな品種を扱うのはいいんですが、レアだからこそ、そうあることを強調して、そしてどう活用するかをアナウンスしなければならんのに、それができていないって、話ですな。  ようやく前置き終わり。そんな販売例といいますか、レアな作物の苗を、とある道の駅で発見しました。ひとつは、ルバーブ(右上)。ルバーブ自体はわりと広くに知られている作物ですが、それでも聞いたことない人はまだまだ多いですし、たとえ、知っていたとしてもコンポートやらジャムになった状態であって、それが、西洋フキの茎だと言われても、収穫直後の姿を知らぬ人には、イメージできないかと思われます。そんなルバーブの苗なんですが、そこで販売されていたものは説明書きがあったものの、葉柄をジャムにしますと書かれていても、この苗から、まさかそれが30cmを越えて、太さだって親指と人さし指で丸を作ったぐらいになるとは想像できないのではないか、と。そうなんです、かなり大きくなります。レシピもちゃんと書いてあるんですが、まぁ、知らない人に、その味について触れてもいいんじゃないかと思うわけで……。  続いては左の食用ほおずきの苗。これにいたっては、説明書きがないので、もはや、知る人ぞ知るというスタイルでの販売となっていました。この道の駅では、食用ほおずきのジャムが販売されていたものの、それとてラベルそのものが地味な上に、案の定、安くはないし、説明書きも詳細が不足気味。つまり、知らない人がそれを目にして

#1372 融合ってね、なんでも一緒くたにすることじゃないですね、って話。

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 週明け早々に大量の締め切りを抱えて、果たして書き上げられるんだろうかと、まさに頭を抱えている状態なんですが、具体的な内容と文字数の指示がまた届かずで、ちょっとした休息時間となっています。なっていますけど、ま、落ち着きませんわな。というわけで、WWDC2016のKeynoteを見ていたりします。  で、そんなあれこれ。いいんじゃいないでしょうかね、新製品発表なしで、4つあるOSだけに集約するってこのスタンス。ま、プログラム開発に関係あるようなハードウェア(新製品)がなかったってのもあったんでしょうけど。それにしても、感心したのは、新しい機能の数々というよりも、いかに、それぞれのハードウェアの利点を生かして、機能を融合させることで、それぞれのトピックを高めるという、スタイルでした。  以前から言われていた、指紋認証やら、タッチパネルによる利便性は、ま、Macに持ち込むことは、機能的には許せても、何か違うなぁを感じていました。そしたら、機能だけは持ち込みながらも、ハードウェアそのものは持ち込まない。つまり、それに関係するハードウェアをもった端末に任せるというスタイルを提案。ほほぅ、これ、いい。とってもいい。Apple payのデモでも披露していましたが、macOSがApple payに対応したといっても、Mac本体をレジへと持っていくんじゃなくって、認証操作そのものは、iPhoneやAppleWatchにて行う、と。pencilをMacで使えるようにするんじゃなくって、iPad上で書いたものをコピー&ペーストでMacに持ち込む、と。なるほどね、なるほど。感心、感心。  最近のAppleは……、という声をあちこちで聞くことが多々ありますが、今回のWWDCは、プログラマーでなくても、ちょっと感心というか、Appleに対して、まだ大丈夫かなといった安心感を覚えました。ハードウェアのラインナップはありませんでしたが、ま、いろいろと考えているんでしょう。個人的には、Mac、iPadともに、Airという名称をどうにかしたほうがいいと思っていますが……、って、Macbookも、iPad proも、そのAirをスイッチさせたスタイルだったんでしょうね。ただ、マーケットがそれを許さなかった(価格)だけ、なんだろうな、と捉えています。というわけで、いずれもAirが進化したら(メモリ増

#1371 かつてヨシダイチオシだったフォード・クーガは、今でもイチオシか。

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 ここの過去を読み返してみたら、かつてのヨシダイチオシはフォードのクーガでした。そういえば、そうだったと思いつつ、変わってしまっていたのはいつのことやら。というか、忘れてしまっていたんでしょう、きっと。  というわけで、フォードのモデルの乗り味を体に覚えさせておこうと、クーガをテストドライブすることに。あのですね、いいです、とんでもなくいいです。かつてにも書いていますが、ハンドリングの素晴らしさは、もはやライバル不在といった感すらあります。で、かつては、それがなぜかを上手く表現できずにいましたが、今となっては、それを語れます。あのですね、ステアリング系の支持剛性がすこぶる高い、というか、高すぎる。その上で、操舵時のボディの変形がすこぶる抑えられています。  だからなんです、ステアリングホイールから、リンケージ、そしてタイヤまでが、見透かせてしまうかのような、ダイレクト感にあふれているのは。ただし、ただですね、ステアリング系にまつわる曖昧部分、たとえば電動パワーステアリングであったり、ブッシュであったりは、割と緩さがあるのもまた事実。あります、ありますけど、様々な応力に振り回された複雑なものではなく、わりと単純な曖昧さとなって残っているために、リズムは掴みやすい、のだ、と。  あのですね、この曖昧さあたりを抜き去ったモデルは、スポーティを謳うモデル、ブランドにはみられますけど、フロアが透けてタイヤが見えるかのようなダイレクト感にあふれたモデルは見当たりません(いや、あるけど)。というぐらいに、スゴイ。タイヤがどのぐらい切れているのか、路面がどうなっているかがダイレクトに伝わってくる。もちろん、グリップ感もトレース性もすこぶる高くて対話性にあふれていまして、なんだこりゃ、すごいと勝手につぶやいてしまうほど。  かといって、ボディ全体が剛性感にあふれているというわけでもありません。大型ガラスルーフが付いていることもありましたが、上屋の剛性感は物足りなさを感じることもありました。そうなんです、上屋は、ね。で、後で気付いたんですが、上屋の剛性が不足しているんじゃないんですね、下半身の剛性を意図的に優先して作り上げているがゆえに、相対的にそう感じたに過ぎないと。いずれにしても、下半身がっしりといいましょうか、どっしりといいましょうか、そんな作り込みがされていまして、その

#1370 偶然なのか、必然なのか、このタイミングでの、変わりゆく、吉田周辺。

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 たまたまではあるんでしょうけど、周囲で、動こうとしている、動かざるを得ない人々がいます。たぶん、みなさん同年代。ひとりは、転職を考えること数年、ようやく、次へのステップが見つかったようで、辞表を出したという親友。また、ある人は、会社が解散となるために、7月に退職されるという、仕事関係でお世話になった方。自分自身をそのままに洋菓子に表現しながら、自らの病気のために6月いっぱいで店をたたむことになった小さな洋菓子屋さん。  みなさん、いろいろな事情があり、また、次へのステップも様々ですが、なぜか、この初夏のタイミング。だからといって、自分も何か、動きがあるというわけではありませんけど、何かね、不思議を感じるわけです、このタイミングに。何かあるんでしょうね。って、動いたほうがいいんでしょうか、といいますか、動かなきゃいかんなと刺激を受けています。  写真は、唐突に、幼少の頃に過ごした横浜の現在。小学校へ通うに渡った交差点は、その名称を西区総合庁舎入り口から西区役所に変えていました。当時のままの風景は、角の小料理屋(左側レンガ色のタイル壁の建物)さんのみ。銭湯も、ガソリンスタンドも、卵屋さんも、もう、ありません。あ、でも、この先にある、当時、剣道で通っていた戸部警察署はそのままでした。って、あの当時に建て直しされたばかりだったし。って、それももう40年近く前になりますけども……。

#1369 次への出会いのために必要だから手放しなさいという、できごと。

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 まだ決定していないので詳細は書けませんが、新規の仕事の話が来ていましてね、ヨシダってのはどんなヤツなんだろうとprofileチェックとしてこのページを見られているだろうに、黒棒だ、リニア新幹線の動画撮影やら、そんな雑談的なことがトップに来ているようじゃ、いかん状況下にあるんですが、あるんですけど、ドタバタしていてそれらしい自動車ネタを書いている間もなく……、そのままに放置。ま、いまさら飾れませんし、飾ったところで現場でボロが出るのがオチですから、この放置加減も、また、らしさとして受け取ってもらえたら、いいんじゃないか……、なんて言い訳をしていますが。  というわけで、またも、雑談話を。あのですね、先ほど、切れたんですよ、キーホルダーに取り付けられていたジープのストラップが。取り付け部が革でしたから、いつの日か切れるんだろうなとは思っていましたが、このタイミングにちょっとビックリ。なんていうんでしょうかね、ジープとおさらばしました、いや、ジープとおさらばしなさいと言わんばかりのタイミングだったもので。いや、さよならよりも、新しい出会いのために捨て去りなさいといわんばかりのタイミングでのできごとだったといったほうが的確か。そうなんです、実は、次のクルマがほぼ決定しつつありまして、ありますけど、まだ、決定していないので、言えませんけども、ま、そんなタイミングだったこともありまして。いやー、広義でのショックがありました。いやはや、いやはや。  そうそう、ショックといえば、取材から帰宅してみれば、冷蔵庫が何やらうなっていました。懸命に働いているというあのうなり……、って、まさか、あ、やっちゃったー、そうなんです、冷凍庫が閉まり切っていなかった。保存しているあれこれが溶けるというほどにはなっていませんでしたが、これもまた大ショック。えっと、今日は朝5時に凍らしておいたペットボトルを取り出したのが冷凍庫を開けた最後でしたから……、12時間も閉め切らずのままだったようです。我が家は、夜電球ひとつで過ごし、月の電気料を3000円/月程度に抑えているものですから、大ショックです。はい。

#1368 なければ食べない、あれば食べる、でも、小さければ、もっと食べる、話。

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 高速道路のSAやPAの物販コーナーは見向きもしないとかいいつつ、愛知県からの帰りに立ち寄ったPAの物販コーナーで、菓子など買いました。基本的に、我が家に、菓子類を置かないようにしているので、つまりは、よほどのことがないと購入しません。その理由、単純です、あると食べてしまうから。アイスクリームも同類ですな。抑止力とでもいいましょうか、なければ、食べずに済むわけで、ただ、そういう理由からなんです。  というわけで、よほどこのことがあったのか、その理由は自分でも分かりませんが、今日は疲れていたからでしょうかね、とあるPAの物販コーナーで、気付いたら、菓子の袋を持ってレジへと歩いていました。あれですよ、黒棒。黒砂糖がたっぷりと使われた、あの黒棒。ま、疲れていたんでしょう。  いや、ぱっと見た時にたくさん入っていて、これで300円なら、お得ではないか、と思ったこともありました。なんかね、一般的なサイズよりも、小ぶりな黒棒がたくさん入った300円でして、ま、そんな誘惑もあっての購入。ただですね、袋を開けたら、止まらない。黒棒が止まらないって、健康的に良くないなぁと思いつつ、止まらない。なぜなら、サイズが小さいから。一般サイズだと、食べるにひと苦労といいましょうか、あのサイズをひとつ食するだけで、もういいや、となるではないですか。ところが、小さいサイズだと、ひとつ食べたところで、もひとつぐらいいっか……、となる。で、なぜだか、それが繰り返される。  というわけで、かなりたくさん食してから気付きました、小さいサイズの菓子は、とっても危険ってことに。以後は慎みます。って、購入した黒棒の製造者を調べたら、わりと規模の大きなところだったようで、あれこれと商品を展開していました(久留米黒棒本舗→ ■ )。なんだか、おもしろそうな店舗なので、九州へと行くことがあったら、是非とも足を運んでみたいものです。

#1367 撮影できるのに、再生と編集環境が整っていなかった、4k動画な話。

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 あちこち走っていると、あれこれと発見や出会いがあります。そのひとつが、山梨県内で行われているリニア新幹線の実験を観られる展望台。隠しているわけではないんでしょうけど、いまいちアピールされておらず、知る人ぞ知るスポットとなっているようです。  いつもの下道ルートそばにあるもので、ふと立ち寄ることが多いのですが、先日、ふらりと立ち寄ってみれば、まさにテスト走行を行っているところでした。というか、テスト風景を目にしたのは初めて、でした。というわけで、そうだ、iPhone6s持っているんだから、ここぞとばかりに4kムービーで撮影してみたんですが、実のところ、4kで再生、かつ編集できる環境になく。撮影した4kムービーはiPhone6s上での再生ではこれがはたしてキレイなのかどうやら、よく分からず。なんだか、せっかく撮影したのに、どうにもこうにもならずで、あまり意味がなかったような気すらしてきました。あ、上の動画は4kで撮ったものではなく、フルHDで撮ったもの(帰っていくシーン)。試しであれこれとイジリながらの撮影だったのでたったの2秒ですが。  そうそう、左の画像は、展望台にある、いま、実験車がどこを走行しているかを表示したモニタ。テスト車両が浮上走行中とか言われるとなんかドキドキしますし、速度が500km/hオーバーと言われると、これまたワクワクしてきます。しかし、この展望台は実験線の折り返し地点なので、車両を目にする時には速度も落ちて、迫力もそれほどなく……。ちなみに、テスト車両が近づいてくるとトンネルから音が聞こえ、意外にも細かな揺れがやがては太い揺れとなって伝わってきます。意外に振動、音、ともにあるんですね、って、ま、浮上しているしていないという以前に、速度を考えると、全くの無音、無振動ってわけにはいかんですな。もちろん、その様子は撮影してあるんですけど、4kなので、どうにもこうにもアップできません。というわけで、見たい方は、iPhone6s上でお見せします。

#1366 タイヤのキャラクターとサイズによって期待と少しズレていた、DS5。

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 DS3(カブリオ)→DS4(クロスバック)と試乗して、路面トレース性を優先し、乗り心地とハンドリングをバランスさせるという、シトロエン的な、でも、その先をちょっと走っているようなフィーリングに、DSらしい乗り味を見出していましたから、DS5もそうなっているに決まっていると、感じていました。  ただ、以前にも書きましたように、DS5に対しては、アッパークラスというポジション、ラグジュアリィGTというコンセプトと、硬さのある乗り心地に、不可思議を感じていました。ま、ただ、あの時は、デビューしたばかりですし、改良されていくんだろうなとも思っていましたので、まさにこのタイミングは、期待あふれんばかり。  で、結論。これがですね、以前のような硬さは見当たらなくなっているものの、想像のラインにはなかった。DSラインらしい乗り味とも、DS5というキャラクターとも異なる、この乗り味は、果たしてDSが望んだものなのか、望んだにしても、何をしたかったが理解できませんでした。具体的にいいますと、50km/hで走っていても、路面が荒れたシーンでは、タイヤを抑え切れず、バタバタが顔を出します。これ、バネ下が重すぎるといったフィーリングで、まさに抑え切れていないといったもの。DS3やDS4で狙っていたはずのトレース性が見当たらなかったのです。  しかしですね、速度域となだらかな路面によっては、DSらしいトレース性が突然に顔を出したりもします。と、いろいろなシーンを走っていて気付き、タイヤの銘柄をチェックして、ほほぅ、と納得。あのですね、フランスでの標準仕様に対して1インチアップの18インチになっている上に、組み合わされていたタイヤがミシュランのパイロットスポーツ3でした。サイズだけではなく、タイヤのキャラクターによって、乗り味が変えられていました。  18インチ+パイロットスポーツの狙いは、ずばりスポーティさですから、レギュラーを捨ててまでスポーティをオーナーが求めたならば、それは理解できる乗り味。しかしですね、この乗り味が標準となってしまうと、話は変わってきます。ただですね、DS5のスタイリングを考えると、18インチを組み合わせたくなるのも理解できます。このあたりは、日本法人も迷ったようですが、デザインを優先したという結論になっています。まぁ、個人的にはとってももったいないといいま

#1365 走りにもDSらしさがあった、DS3カブリオとDS4クロスバック。

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 DSのフルラインナップ試乗会がありました。シトロエンから独立したことを謳いながらも、商品的にはモデルサイクルを考えると、最新ではないという揃いに、おや? を感じつつ、でも、プジョーの改良内容から察するに、悪いわけはない、ブランド化されたDSに対しては、そんなふうに捉えていました。ただですね、 #1319 でDS3カブリオに感じたやんちゃっぷりに、らしくないといいましょうか、DSって、こういう路線なのかな、と戸惑いを覚えていたものも、また事実。DS3カブリオって、導入当初、こうじゃなかった気もしていましたし、アヴァンギャルドってのは走りに表現するにしても、こうじゃないんじゃないかと思っていたもので。  で、試乗したところですね、これ、フェイスリフトだけに止まらない、改良メニューがそこにはありました。これ、どう考えてもボディとシャシーになんらかの手が加わっています、たぶん。って、例のごとく公には発表されていませんが、変わっていると思います。と、それぐらいに良かった。もちろん、オープンボディならではの剛性不足からくるウィークポイントはあります、ありますけど、シャシーそのもののセッティングは路面トレース性を最優先している感にあふれておりまして、また、先に感じた曲がらないフィーリングも消え去っており……、つまりは、好印象。細かな入力に対してボディは追従しきれていませんが、シャシーはしっかりと付いてきている、表現としては矛盾がありますが、そんな仕立てとなっていました。コーナーでは、路面を捉え切れていないフィーリングがありながら、グリップ感を見失うことがない、そんな不可思議なフィーリングがありました。そう、導入当初に感じた、あのフィーリングですな。で、この1.2Lターボと6ATは、素性はもちろん、相性がいい。2000回転からのトルク感、的確な回転数セレクトなど、まさに愉しさを最優先したセッティングとなっています。  エンジンを変更したこともありますが、304万円といつしかプライスダウンさせているところも、また、好印象。スタイリングも、ま、あとでまとめて書きますが、後付け感を増しているにも関わらず、これが、好印象。なんでしょうね、このデザインの妙。  さて、続いては、DS4ですが、新たに加わったクロスバック。レギュラーモデルに対して30mmのアップを果たしていましたが……、

#1364 改良前のままでも、十分に買いの要素が詰まっている、ルーテシアGT。

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 ふと思ったわけですよ、ルノー・ルーテシアとキャプチャーの1.2Lターボエンジンとトランスミッションが改良を受けたものの、ルーテシアGTは以前のままに放置されるって、どうなのさ、って。GTのほうが燃費が悪いのはいいとしましょう、でもね、遅いってのはどうなのか、と思ったわけです。というわけで、思い立ったら即行動とばかりに、テストドライブへと出かけました。  で、いきなりですが、結論。個人的には、以前のエンジンフィーリングのほうが好き、かな。理由としてはあれこれとありますが、アイドリングストップによるギクシャクがない、急激なトルクの盛り上がりがない分扱いやすさがある。速さについてはですね、RSドライブモードをオンにすれば、パワーとトルクはピークを上回らないものの、レスポンスやらトランスミッション制御がスポーティになりまして、つまりは、好印象。  ま、そう感じたのは、エンジンフィールだけではない、GTなりの価値をそこに見出したから、ってことがあります。それは、なんといっても、ルノースポールが仕立てたシャシーでしょうな。はっきり言って、スポーティ。サーキットスペックとは言いませんが、その手前をきっちりと仕立ててありまして、まぁ、日常においては路面が荒れているようなところ、道路の継ぎ目では硬さを感じさせます。なので、誰か同乗してどこかへ出掛けたいモデルとはちょっと異なるかな、と。そんなキャラクターを持っていますが、これが、速い。つまり、シャシーが速い。って、シャシーの役不足を感じるほどに、速い(シャシーが速い)。クイック感を演出したのではなく、余計な動きを取り除いたと言わんばかりの仕立ては、コーナーでは無駄なロールをさせず、かといってロールを許しつつ、その動きにしなやかさがあり、美しさがあり……、そう、コーナーが愉しい。ただですね、ちょっと優等生的に仕立てすぎな感もありまして、208XYやフィエスタのような、余地がない。いや、いいことなんですよ、いいことなんですが、あまりにクール過ぎるキャラクターに、最初戸惑いを覚えたほど。  もうちょっと言いますとね、このシャシーの真価は、クローズドコースでないと感じ取れないと思います。それを発見すると、日常の硬さもまったくといっていいほどに、気にならなくなります。そして、何よりもシートがいい。R.S.と同じ形状となるシートは、セミバ