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#1635 操縦性と安定性と愉しさと、にあふれていた、アルファロメオ・ステルヴィオ。

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 アルファロメオ初となるSUV、ステルヴィオの話。しかも、スノードライブでの、話。ジュリアにも使われているこのFRプラットフォームがいいことはあちこちで語られていますが、まさか、SUVに仕立てたモデルまでいいとは思いも寄らずでした。このプラットフォーム、グループ内でどういった使い方をするのか、はたまたしないのか、分かりませんが、ま、ジープに合わせるならグランドチェロキーなんでしょうけど、過去にグランドチェロキーユーザーだったものからすると、ちょっと違うな感があります。なんつーんですかね、このプラットフォームの立場からして役不足になってしまう、と。それぐらいに、いいんですが、何がいいって、オンロードだけではなく、冬の北海道でもその素性を全くもって変えなかったところでしょうね。  ともにもかくにもハンドリングがいい。で、4WDもFRベースのオンディマンドで、しかもアルファロメオというから、操縦性重視すぎて、安定性が不足しているんだろうかなんてことを妄想していましたが、まったくそんなことなく。オンロードでのグリップ感は最高といわんばかりですが、冬の北海道では、圧雪路でのハンドリングがいいのなんのって。アクセルを踏んでいるとグイグイとインを付いていきますし、挙動を乱すことなく、全輪で路面を蹴り出すあのパワー感といい、しかも、そこに刺激ある2.0Lターボエンジンといい、愉しさだらけでした。  さらに、まぁ、イマドキ流にSUVを仕立てたといっても、アルファロメオテイストがどこまで表現されているかと思ってみれば、インテリアはやりすぎない、まさに適度、かつ的確な設えとなっていまして、その中で、赤やら黒やら、アクセントとしてうまくコンビネーションさせていまして、これがまたいい。つまりですね、デザインから走りまで、しっかりとアルファロメオしている。しっかりとアルファロメオブランドを分かっている、そんな仕立てにちょっと欲しくなってしまったのでした。  といっても、乗用車系のSUVは、まったくもって購入したくないジャンルだったりするんですけどね。そういう意味では、あれもそうか、クラスは違うけども、ルノーのキャプチャーも、欲しかったりします。いずれも、SUVとしてではなく、ハッチバックの亜流として捉えているのでしょうかね、自分。  

#1564 今年もいつしか過ぎ去っていった、2018年次RJCカー オブ ザ イヤー。

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 早いもので、って、口癖のようになっている気がしてきましたが、ほんと、早いもので、今年のRJCカー オブ ザ イヤー選考の季節がやってきました。ってか、過ぎ去ったんですけどね。結果は以下のとおり。   2018年次RJCカー オブ ザ イヤー   RJCカー オブ ザ イヤー       スズキ スイフト   RJCカー オブ ザ イヤー・インポート ボルボ V90/V90クロスカントリー   RJCテクノロジー オブ ザ イヤー   ホンダ 新型N-BOXの軽量化技術   RJCパーソン オブ ザ イヤー     光岡 進 氏(株式会社光岡自動車取締役会長)   RJC特別賞             名車のレストアサービス(マツダ、ボルボ)  となりました。まぁ、例年言っていますが、視点を変えると、評価もがらりと変わる、つまり採点も変わるもので、甲乙つけがたく。そして、これもいつもと同じく、最初から決めずに、試乗後の直感に従い、どう採点したかを覚えていなかったりします。ただ、個人的にはトヨタ・カムリに対して、日本向けかどうかはさておき、仕上がりに良さを感じていましたので高評価でしたし、シトロエンC3に対しては、クルマの良さはもちろん、楽しさ、おもしろさといった面でも評価していました。ま、いずれも最高点にしたかどうかはさておき、得点と自分の評価に違いを感じたこともまた事実。  さて、COTYはどのクルマ、技術を選出するのでしょうか。こちらに左右されることはないとは思いますが、個人的にはいつものことながら、興味津々です。いや、RJC会員としてではなく、ひとりのクルマファンとしてね。

#1253 あれこれワクワクしてくる第44回東京モーターショーの話(その1)。

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 さて、今年は2年に一度開催されている東京モーターショー(→ ■ )の開催年です。会期は10月29日〜11月8日で、一般公開日は10月30日〜11月8日となります。場所は、前回と同じ東京お台場の東京ビッグサイト。実は、モーターショー関連の本を製作真っ最中なのですが、すでに公開された情報がありますので、東京モーターショーのあれこれ、第1弾を書いてみましょうかね。   まずは、シトロエン、プジョー、DS。DSがブランドとして初参加となることがトピックですが、個人的には、シトロエンのカクタス(画像右上)の出品にちょいと興奮気味。日本市販までも予告されており、さらに大注目。デザインどおりに走りも緩さがあふれているようなので、かなり気になる存在となっています。ただ、予告された導入予定は2017年とのこと。デビュー時にはインパクトが薄れてしまいそうで、ちょっと心配。ま、イギリス仕様とて、現在、MTがメインで、ETGしかありませんから、6ATの登場まで待つしかないことなのでしょう。あ、あとは、プジョーブースのディーゼルの508GTの登場も気になりますし、DSブランドがどういうブースデザインをしてくるかは、さらに気になっています。  マツダが公開したスポーツコンセプト(ワールドプレミア)の存在は、東京モーターショーのトップレベルの話題になるでしょう。マツダは、これからのモーターショーでは、ケーススタディモデル、つまりコンセプトカーは出品しないと言っていましたから、そのままのスタイルではないにせよ、近い将来にデビューは確実。見どころは、そのコンセプトやらデザインもですけど、パワーユニットを発表するかどうか。ロータリーエンジン復活なのか、ガソリンなのか、ハイブリッドなのか。本を製作している我々も、まだ知りません。 まさに、モーターショー開幕までのドキドキも、マツダたる演出なのです。  ホンダは新型FCV(仮称)のワールドプレミア、NSXとシビックタイプRのジャパンプレミア予告していますが、個人的には、フランクフルト国際モーターショーに出品されていたHonda Project 2&4 powered by RC213Vに興味津々。ホンダらしさ全開といったモデルで、これぞ、ワクワクさせてくれるコンセプトカーといった感があります。クルマを持つことが当たり前となった時代におい