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#1770 スヌーピーの文字盤を表示させるために、iPhoneまで世代交代させねばならなかった、話。

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 母親のスマートフォンを入れ替えてきました。なんと、iPhone14proに。いまのところ、最高峰のiPhoneであり、高齢者がそれをどこまで使いこなせるのだ? やら、あれこれありますが、ま、あれこれあって、スイッチさせてきました。もちろん、彼女の使い方を考えると現状使っているiPhone8Plusで不自由はありませんでした。しかし、このままでは、次期iOSへのアップデートができなくなり、所有しているApplewatchの次期watchOSはインストールできるのに、iPhone側が非対応となり、新OSのウリとであるスヌーピーの文字盤を表示できません。つまりですね、watchOSを最新にするためには、iPhoneもそれに対応できるモデルへと切り替えておかねばならない、そんな流れから、iPhoneを入れ替えてきたのでした。実際、次期watchOSが使えるモデルと考えると、SE3で十分だったりもするのですが、彼女の最優先は画面サイズ。そうなんですね、最低でも、これまでのiPhone8Plusが面サイズに匹敵する、現行のFaceID採用モデルの標準サイズが最低条件。でもね、これが高いんですよ、円安で、今。旧機種な13シリーズなんて、日本ではなんと10万7800円(Applestore)から。ありえない、ありえない、ありえない。って、ちなみに、本国では$699ですから、ますます、ありえない。  ということで新機種購入はハードルが高くてあきらめ半分だったのですが、ふと気付けば、自分の手元にiPhone14proがあったことを思い出しました。これ、発売日に購入したもののサイズがどうしても自分好みではなく、ほっとんど使わぬままに約1年が経過してしまった端末。その購入価格は14万8000円でしたが、来月には新機種が出るタイミングですから、今、手放したところで、12万円になれば御の字。いや、レンズユニットの横に傷がありましたから、もっと低い価格になるか。そう考えると、このiPhone14proを手放すよりも、母親に使ってもらうのがいちばんいいのかな、という考えに至りました。ま、今、冷静に考えると、次期iOS17は、XRもしくはSE2以降で対応でしたので、XRあたりの中古という割り切りをしてもよかったな、とも、思えるのですが。ま、すぐに買い替えになりますしね。  いまのところ初めとなる

#1738 Applewatchの、絶妙に仕立てられていた、付属ベルトの作り込みの話。

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 新型コロナウイルス感染からの復帰祝いに、と、友達からApplewatch6をもらいました。その友達が新型を購入するのであまった旧型を、と。ただ、その友達は、アメリカ在住ですので、アメリカからわざわざ送ってもらいましてね、なんだか、すごく特別なものにも思えてきます。ちなみに、これまで使ってきたApplewatchは初代モデルです。そう、シリーズ1と名付けられる前のモデル。Appleはこうした新製品をとっとと切り捨てるのですが、このApplewatchも例に漏れずで、OSもすぐに打ち切られました。でも、購入から8年が経過して、バッテリーは減っているんでしょうけど、まだ、使えましてね。もう、意地とばかりに使っていました。  ちなみに、そのアメリカの友達は、最新のApplewatchULTRAを購入したもんで、チャットしながら、あれこれと使用感を訊ねていたのですが、そこで、時計本体とベルトに隙間があってフィットしていないところが云々という話が出ました。え、そうだっけか、と思って、自分のApplewatchを確かめてみると、たしかに隙間があります(左の写真はアメリカから届いたApplewatch6)。でも、これまで隙間についてなんら違和感を覚えてこなかったので、ここには何か仕掛けがあるとにらみました。  で、腕から外して、ベルトを観察。右のように、そこそこに抵抗を感じる場所を掴んでみたところ、本体近くのベルトは湾曲に抵抗するかのように水平方向(下)へと延びて(何か金属でも入っているかのよう)、そんで、その抵抗がなくなったところで、一気に下で抑えている方向へ従うように曲がっている、と。あれこれ持ちかたを変えて試しているうちに、あれ、これってさ、バネになっているじゃん、ってことに気付きました。Applewatchはセンサー類を本体の下にデザインした円形部にまとめており、それを腕に接触させています。ちなみに、その円形部はそこそこに広く確保されているんですが、よくよく観察してみると広くはない。あれ、これだと、接触部に圧を感じてしまうんじゃないかなと思ったのですが、実は、先のバネ効果によって、接しているけど圧を覚えないという絶妙を作り上げていることがわかりました。これ、すごく地味だけど、けっこう凄いと思います。なにせ、初代を付けるようになってから、8年間、気付きませんでしたから。そう

#1726 Mac製品の値上げに、WWDC2022での肝心な発表が一瞬霞んでしまった話。

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 日本の今朝方ですね、アメリカ本国で、Appleの世界開発者会議(WWDC22)の基調講演がありました。いわゆる新製品発表会でもなく、また、業績発表でもなく、あくまでも開発者向けの会議。WWDCスタート時は新製品発表もありましたが、最近では、秋から年末にリリースされる新OSの新機能発表を中心として、ただ、プラットフォームとして何がしかの関係ある時だけ新製品発表を加えていました(2019ではMacproとモニタを発表)。つまり、最新を探るに楽しい「会議」となっておりまして、開発者ではなく使う側であっても、どんな新機能が登場するのかを知ることは楽しみであり、最近ではライブではありませんでしたが、その基調講演を見ることにそれなりのワクワクを感じていました。  で、今回ですが、そんな理由から新製品への期待はなく、むしろ、1年ごとにOSや機能をアップデートしていかなければならない、このサイクルに疑問を感じていましたが、結論としては、かなり印象に残る WWDC2022基調講演 でした。そう、いい意味でも悪い意味でも印象に残るWWDC開幕となりました。基調講演は日本時間の深夜2時からスタートするのが恒例なのですが、一昨日あまり寝ていなかったことから24時ごろには爆睡し、気付いたら朝6時になっていました。で、国内外の知り合いから届いていたメッセージを見ると、M2搭載のMacBookAirが登場したとのこと。ほうほうと思って、まずはデザインやらをチェックしにいくと、なんと16万4800円から、となもし。と思ったら、従来のM1チップ搭載モデルも残っており、そちらは13万4800円から。なんだ、この日本円での高値は……、からの、まさかと思って、今回改良を受けなかったモデルをチェックしてみれば、                Macmini          8万80円                →        9万2800円〜                MacStudio   24万9800円〜      →      27万8800円〜                iMac         15万4800円〜      →      17万4800円〜 ※旧価格は、発表時(税抜き前表示)に1.1を掛けた数値で、不正確なところがあります。おおよそに捉えてください。  おいおい

#1555 なんでAppleがAppleであり続けるのか、製品に込められた想い、の話。

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 最近、諦めが先に立つようになって、というか、すべてにおいて前向きに行動することができず、一時的なものなのか、たんなる落ち込みなのか、よく分からないでいました。その流れから、何かを書く、つまり、伝えようという気力もあまりなく、意図的にではなく、自然に、ここも更新しなくなっていました。なんなんでしょうね、これ。年なんでしょうか、やっぱり。ただ、食欲もありますし、何もないと8時間は寝ていますから、疾患でないことだけは確かかと思いますが。 とはいいながら、ここのところ、刺激的なことが続いていて、たとえば #1553 にて書きました、9月のApple新製品発表会のKeynoteで、涙したって件、もひとつ。そのKeynote冒頭が切り出されてアップされていたので、ここに貼り付けておきます。  ま、Appleも企業ですから商売ありきではあることは分かっていますが、起業以前のそもそもの想いを、こうして改めて表現されてしまうと、なんていうんですかね、そういうことを知っているつもりで、実は忘れていたってことにショックを受けてます。そう、自分自身が忘れていたことにショックを覚えるわけです。なんでしょうね、これ。忘れっぽいだけなのか、年なのか。そして、自分にとっての、今に至るそもそもそもの想いを思い起こしてみたりするんですが、少し前に、とある編集部を去ることになった方と話をして、やはり、それを思い出したことがありました。以前も書きましたが、誰かに何かを伝える仕事がしたい、というもの。ただ、怏々にして、自動車雑誌業界においてはそれが二の次になっているような感じを受け、一度、外へと出たこともありますが、ま、伝えるという方法においては大きな違いはないし、何よりも、自動車ってのは、社会に必要とされかつ趣味性があり、それによって文化があるという、おもしろい素材であることを見出し、そして、また、この業界に戻ってきています。ま、出た甲斐があったってことなんですが。  って、なんだっけか。Appleだ。いろいろと書こうと思ったんですが、ここであれこれ解説しないほうがいいですね。なんのことだろうと、興味を持たれたらば、上の動画(今回のKeynoteの冒頭)をご覧ください。英語ですが字幕も出ますし、理解するに、そんなに難しくないと思いますから。

#1553 使う側にも真意を汲みとるTureDepthカメラが必要だと感じた、iPhoneX。

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 今回のAppleの新製品はてんこ盛りといった感じで、焦点がかなりばらけてしまったような気がします。ま、話題作りという面では成功だったとは思いますが。ただですね、機能ばかりがクローズアップされて、どうも真意が汲み取られていないような気がします、って、これも、いつものことですが。真意? Keynote冒頭に全てが集約されています。あのスタンスがあるから、これら製品の存在価値がある、というか、高められる。こういうことを述べると信者と揶揄する人がいますけども、逆にいえば、そこを知らずに使っているスタイルに、どこに惹かれて購入するんだろうか、という疑問も湧きます。ま、これもいつものことですな。で、iPhoneX。扱いはスペシャルモデルとなっていますが、そこに採用した技術やらは、今後の方向を示すものばかりで、見かけだけ特別にしていないところがポイント。ゆえに、未熟な技術もあることでしょう、って、それもAppleの第一段モデルではいつものことであり、次期モデルで解決され、初期モデルはとっとと過去のモノにされてしまう、のも、きっと、いつものことでしょう。たとえば、FaceIDあたりは。  個人的には、Applewatch3のLTE対応にかなり惹かれています。これまでは、iPhoneが通信できる範囲内になければならなかったのですが、今回より単独でも通信できるようになりました。これ、果たして何が変わるのだろうか、と、思うわけですが、Applewatchを愛用してきた人にとっては、欲しかった機能、あったらいいなと思っていた機能です。たとえば、ワークアウト。そもそも、データ類を保存しておくデバイスではありませんから、音楽データやらは置けませんでした。そう、通信ができるようになるとiPhoneを持たずして音楽を聴くことができる。走る人にとってはまさにあったらいいな、的な機能だそうで。ちなみに、自分は走りませんから、よく知らなかったのですが、Applepayに対応した時点で小銭すら持たずに走りに出掛けられるようになったとか。ただ、それとてこれまではiPhoneを持っていなければならなかったわけですから、走る人にとっては、まさに重荷。それがなくなるわけですから、劇的な進化ですな。  さて、自分にとってのメリットといえば、やっぱり通話でしょうか。これまでも、ハンズフリー接続させていない車

#1530 後悔あれど、満足感も高い、iPadPro+ApplePencil購入記。

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 勢い余ったといいましょうか、まぁ、欲しかったんですが、プライオリティとしてはあまり高くなかった、そんなデバイスが、iPad Proでした。発表当初はApplePencilがもたらすおもしろさになんとなくは惹かれたものの、そのために合計で10万円となる出費に戸惑いがありました。が、アメリカ在住の知人(絵心とってもあり)が日本に来た時に、あれこれとプレゼンされたら、欲しくなった、と。ま、なくてもいいけど、あったほうが愉しくなる、そんな捉え方ですな。ちなみに、iPadは、とっとと切り捨てられた悲しい初代モデル、しかも3Gを、発売初日にヨドバシカメラで並んで購入し、ずっと使っておりましたが、現在、iOSとて5までしか許されず。webブラウジングすら困る始末どころか、アプリケーションのあれこれもiOSバージョンアップとともに初代モデル(iOS5)非対応に。なぜだかiOS7以上を謳われているはずのHuluのアプリケーションがインストールできていたため、大きなファイルは扱えないもののムービー再生用として使っていますが、いつiTunesでのリンクができなくなるかとか、そんな心配ごともあったので、最新型へのスイッチを考えていました。  ただ、理由はそれだけではなく、さらに、ApplePencilを使用してのPDFへの書き込みにとても惹かれるものがありました。FAXが日本のビジネスにはまだまだ使われているとはいえ、昨今、PDFで送られてくる出欠票に対して、いちいちプリントアウトして、それに書き込んで、返信、となると、何か違うを感じますし、だからといってPC上での記入するのは、これまた面倒。  というわけでiPad Pro+ApplePencilを望んでいたのでした。で、去年秋だったかの為替レート調整による日本円ダウンがあり、あれから円安に進んだことを考えると、次期モデルが出たところで旧製品の日本円ダウンが望めそうにもないどころか、逆もありうる……、と考え、今が、買い時であることは分かっていました。しかし、整備済製品はなかなか出ず、さらに、希望の黒になると、なおさらにレアな存在に。  なんてことを考えていた時のこと、突然に、整備済製品の黒が登場。出たら、真っ先に抑えることだけが頭にあったので即効で抑えましたが、よくよく考えてみますと絵も描きませんし、ほんとにPDFへの記入だけ

#1456 ちまたに氾濫する丸ゴシック、あまり好みではないんです、ってな話。

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 果たして、スマートフォンやらタブレットは、カーナビゲーションの代わりになるのか、なっていくのか、いや、なれるのか。カーナビに限らず、クルマに搭載されるにあたっては、その機能性とは直接に関係ないような……、たとえば、時に高温だったり、陽にさらし続けられるという、車内の悪条件に対処できるようなポテンシャルが与えられています。つまりですね、それが想定されていないデバイスにおいては、クルマ専用として使うことはなかなか難しいという側面があります。たとえば、新機種に変えてiPhoneが余ったからとドライブレコーダーに利用しようにも、実は常に録画し続けることは、発熱の面から困難というわけですな。  以前、車内のコンピュータ関係の設計に携わっている方とお話をした時に、コンピュータ処理の半分近くはエラー訂正であり、また、その配置にしても、何かが車内に転がって(たとえば携帯電話やスマートフォンやら)も、なんら影響を与えないところまで確認していると、教えてもらいました。そうなんですね、クルマってのは、エラーが起きました、だから停止します、ってワケにはいきませんから。というわけで、スマートフォンやらタブレットは、カーナビゲーションの代わりにはなり切れません。しかし、ある程度の代用にはなりますな。そんな先を見越してか、トゥインゴには、標準でスマートフォンサポートが付いていましたっけ(写真上)。  さて、本題。とはいっても、スマートフォンやらタブレット向けのナビゲーションシステムも、代用たる期待から、進化を続けています。ま、もはや、物理的スイッチとタフさ以外は、十分、代用できるといった仕上がりを見せています。といいますかね、やっぱり安価で利用できることも相まって、加速しているような気すらしますな。で、そんなナビゲーションアプリのひとつである、MapFan(写真下、iTunes Storeへ→ ■ )が大幅な改良を果たして、登場しました。あれ、少し前に変わらなかったけか、と思いきや、ま、再度の大改良となったようで。アプリケーションは無料、機能を利用するに有料というスタイルは、以前と変わっていませんが、今回の大改良を記念して、今ならば、365日チケットを大幅値下げ中として提供。それは、通常3600円のところ、96%オフとなる120円から提供を開始し、だんだんと割引率を上げていくというもの

#1446 簡単に使っちゃならないhello againを使ってしまった、Appleの覚悟。

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 今日はこれで4本目になるのかな、あれこれと書いていますが、その内容はマイナス的といいましょうか、いいことを引っ張り出すというプラスがないことばかりで、書き終えてもすっきりしません。しないんですが、また、そんなことを。いや、このタイミングでしか、書けないもので。って、あれです、昨今のAppleの新製品について。といってもですね、やっぱりSteve Jobsがいないと……、なんてことは思っていません。いたからといって、どうだったかは分かりませんし、時代もあれから変わっていますし。ですから、製品については、あれこれあっても、仕方ないと思うわけです。  しかしですね、感心しないのは、かつてのような期待を持たせる手法を新製品発表に用いながら、結果は、どってことないという、肩透かしを与えること。最たるのは、以前にも書いた、iPhone7発表前に、Tim Cookが、これなしでは生活できないような新機能をiPhoneに搭載するって発言。この手の表現ってのは、Apple製品に期待される、見たこともない、触れたこともないような、革新を搭載することを期待させるものであって、どこかですでに製品化されている機能を採り入れることとは違う。で、iPhone7のそれは、どうやら耐水性のことだったようで、まさに、唖然。そして、もはや期待を打ち破ってくれる(いい意味でね)ブランドではなくなったことを、強く感じました。  そしてですね、明後日の新製品発表会のキャッチに、よほどのことがなければ使ってはならない、hello againを掲げてきました。ま、よくよく考えてみますと、iMacの時に使ってしまったフレーズですから、さらなるひねりが欲しかった気もしますが、それ以前に、このキャッチを使うならば、iMacレベルの革新あふれる製品のデビューが期待されます。期待されますが、出せるんでしょうか、果たして。やたらとリークが多い新しいMacbookproに、そこまでのレベルはないと思いますが……。  なんだかんだ言いながらも、少しばかりの期待を持ってはいます。いますけどね、どうなんでしょうかね。あ、Airという名称を引き継ぐモデルチェンジだったら、それはそれで、ガッカリ。それは、マーケットに押されて、Airというサブネームを捨てたというスタンスを押しきれないことを意味しますから。そして、かつてのAp

#1442 やっぱり、ガラパゴスであることに残念を感じた、日本版Apple Pay。

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 ちょいと九州にいましてね、利用しました報告をいただいてから、気づきましたさね、日本でのApplePay開始を。というわけで、自分も試してみようとカードを登録しようとところ、右の画面が。がーん。使えるとどうどうと謳われている携帯キャリア系のカードなのに、こう来ましたか、って感じ。ってか、iPhone7なら追加できるってわけね、ふーん、そうですか。ちなみに、ほかのカードはそもそも非対応と言われて、却下。  ま、Appleの新製品、というか、新サービスってのは、こうした使える使えないといったことを含めて、混乱は付き物ですので、言っていることと違うじゃないか、とか、情報が少な過ぎるとか、そんなことは不満に思っていません。いや、むしろ、情報が少ないからこそ、あれこれ試して、その手法といいましょうか、システムといいましょうかを、自分なりに理解していく過程に愉しさを見出していたりしますもので。  ただですね、Apple側の問題というよりは、この妥協とも、亜流ともいえる、日本版ApplePayに対して、そもそもに、NFC-Fだけで対応させようとした無理に、ナンダカ違うんだよなぁを感じました。日本におけるあれこれを眺めていると、Appleが日本にすり寄った的な表現を見かけますが、個人的には逆じゃないかと思うところ、しばしば。いや、iDとQuicpayと、そして、何よりもsuicaによる、ユーザー囲い込みでしょう。日本でかなりを占めている端末の決済をいただけるのですから。というわけで、個人的には、ガラパゴスApplePayと捉えていますが、将来的にどうするんでしょうかね。ちゃんと、このまま貫くつもりなんでしょうか、それとも、これが突破口となるんでしょうか。  といいながらも、やはり、体感してみたいものですから、AppleWatchで改札通過を実現すべく右腕にAppleWatchをするようにして、大分慣れました。ただ、その場合、竜頭をどっち側にするのが理想なのか、よく分からなかったのですが、時計好きな方に聞いたら、どっちでもいいとのこと。いずれにしても、慣れたのは腕へのフィット感だけで、付ける際の戸惑いやら、操作の戸惑いはまだ残っています。  そうそう、話、変わりますけどね、その時計好きな方、同年代のおっさんですけど、ローズゴールドのiPhone7を持っていました。クリアケ

#1425 ひたすらに待つことが回答だった、macOS10.12の怪。

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 そういえば、macOSも、iOSも、新しくなったようで。って、β版を夏前から使っているため、もはや、ミュージックのフォントのだささにも、シャッター音のでかさも慣れており、いまさらに言われても、あ、そうだったっけね、程度にしか捉えていません。そう、まさに、慣れですな、慣れ。慣れといえば、最近、プリウスのデザインにも慣れました。たぶん、その慣れと同じ、慣れなんだと思います。はい。  で、そういえばと思い出したのが、macOS10.12にアップした時のあれこれ話。当初、バグかと思い込んで、懸命にアップルにレポートをアップしていましたが、どうやら違うようで、そう、仕様のようなので、その時の解決策といいましょうか、気づいたことを記しておきましょう。役に立つ方もいるかもしれませんから。  macOS10.12の、写真アプリがですね、あれこれと進化というか、機能が加わりまして、そのひとつにメモリーという、勝手に過去を整理してくれるという機能がプラスされました。そう、勝手に解釈して、勝手に整理してくれるという、すばらしいようで、あまり使えないというか、実用性に欠けるような、なんだか分からない機能。ま、その機能の採用は、いいです、なんか、勝手にあれこれしてくれるのが楽しいので。問題は、その機能を使うの下準備にありました。 macOS10.12にアップしてから何やら裏で懸命に処理をしているようで、つまり、負荷がかけられているようで、電源オンから少し立つと、ファンがフル回転になっておりました。で、アクティビティモニタでタスクをチェックしてみると、右のような方々が上位にいらっしゃいましてね。そのCPU占領率ったら凄いのなんの。ただですね、写真関係のタスクについては、そうなんです、メモリー機能を利用するために懸命に分析を行っているようで、なるほどね、いつだったか、spotlightが加わった時に裏で下準備をしていた時と同じやね、と思いましたが、ちょっと負荷の掛け方が違う。さらにあれこれ観察すると、写真ファイルがあるHDDを懸命にアクセスしています。ま、そりゃそうですな。  ところがですね、そんな作業をしているというのに、そこにTimemachineによるバックアップが加わります。そうなんですね、同じハードドライブに2つの読み出し(片や書き込みも)処理が……。ここまでくると、さす

#1416 予約を諦めたけど、撤回して、迷い中になったAppleWatch2。

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 本日、予約開始になった、iPhone7シリーズと、新しいAppleWatchですが、結局のところ、予約はしませんでした。欲しかったいちばんの理由は、ApplePayを使ってみたかったこと。特に、電車の改札において。そのためには、iPhone7が必要なのかと思いきや、iPhone5以上ならば対応可能であることが分かり、それだったら、AppleWatchのみ新しくすればいいだけのこと。というわけで、AppleWatchをあれこれと眺めていたわけですが、よくよく考えるとですね、改札を通過するにはJR東日本のsuicaが必要になるわけです。ところがですね、自分が利用しているのはPASMO。高尾駅はJRと京王線を利用できますが、運賃が安いことからプライベートではほとんどが京王線を利用していまして、さらには、高尾駅までバスも利用しています。こういう状況においてPASMOは、バスの利用回数に応じた還元が期待できますし、京王バスと京王線を当日に利用するとポイントがもらえますから、PASMOから離れられない。というわけで、AppleWatchをもっていても、意味がないかなと予約を諦めました。  と、ここまではさきほどまでの話。あのですね、調べたら、バスの特典はいつのまにかSuicaでも受けられるようになったようで、ようなので、ようなので、また、迷いはじめています。いや、当初は、予約しませんでした、で、話は終わる予定だったんですが、変わりました。迷っています。  ま、諦める理由はあれこれと考えましたさ。そのひとつが、改札での利用で美しくない格好を強いられることがありました。腕時計を右腕にしているんですけどね、改札でタッチするあの装置は、左側にあるのが常。今日も改札を通過するたびにAppleWatchにて通過するスタイルをシミュレーションしていたのですが、そうなんですね、かざすにしても、タッチするにしても、右腕を左側へと持っていき、さらに盤面を近づけるために、手をひねらなければならないのです。美しくない、実に、美しくない。そこまでして、使うのか? と思いましてね、で、先のPASMO利用の特典やらもあって、諦めたわけです、一旦は。  しかし、Suicaでも特典を受けられるようですし、考えてみると、ApplePayの利用は改札だけではありませんし、たとえ、改札で手をひねろうとも、新し

#1415 強く惹かれてしまった、iPhone7とAppleWatch Series2、の話。

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 昨夜、Appleの新製品発表会がありましたが、珍しくライブで視聴しました。最近、発表会の翌日に早朝からの取材があったためですが、ま、観たところで……という想いもどこかにありました。今回も、翌日に早朝から伊豆での試乗会がありましたが、台風によって前日に試乗会中止が決定し、観られたというわけです。いや、途中で寝てしまいましたけどね。  冒頭の導入ムービーと、マリオに、何か違うぞとか、観ないほうが良かった感を覚えましたし、発表内容も驚かしはほとんどなく、事前リークどおりでツマラナイといった感もありました。ありましたが、製品として惹かれるところが多くてですね、久しぶりにちょっとワクワク感があったように思います。ま、いちばんは、Apple Watch series2でしょうか。Apple Watchの生活防水レベルには満足しておりますが、さらに耐水性を謳ってくれたらば、外でどんなに使えることかと思うことしばしば。それって、そのままに水遊びに使えるかって話なんですけども。あとは処理速度でしょうな。レスポンスについては初代モデルであっても、WatchOS3でかなりの改善がされていると、β版利用者から聞いていますが、それでも限界はあるだろうし、かといって、それと引き換えにバッテリー駆動時間が影響するようでは困ると。というわけで、改善して欲しいなと思っていたポイントが改良されていましたので、AppleWatch愛用者としては欲しくなりました。まぁ、バッテリー駆動時間については何も触れられていないようなので……、って、そこまで改善されていたら、さらに欲しくなっていたでしょうね。ちなみに、これら性能アップは予測済み、といいましょうか、覚悟していました。Apple製品はいつも、初代モデルは、なかったことと言わんばかりの扱いになるのが常ですから。って、さっき、気付いたんですが、AppleWatchのSeries1って、旧型をプライスダウンしたものかと思ったら、基本的にSeries2と共用しているそうで、旧型そのものはラインナップから消し去られてしまっています、がーん。ま、仕方ない。で、思うにですね、AppleWatchをもっと普及させるためには、機能まで含めた幅広い性能だけではなく、価格を下げることが肝心かと思うわけです。というわけで、この旧型をさらなるプライスダウンで販売すれば、もっと

#1372 融合ってね、なんでも一緒くたにすることじゃないですね、って話。

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 週明け早々に大量の締め切りを抱えて、果たして書き上げられるんだろうかと、まさに頭を抱えている状態なんですが、具体的な内容と文字数の指示がまた届かずで、ちょっとした休息時間となっています。なっていますけど、ま、落ち着きませんわな。というわけで、WWDC2016のKeynoteを見ていたりします。  で、そんなあれこれ。いいんじゃいないでしょうかね、新製品発表なしで、4つあるOSだけに集約するってこのスタンス。ま、プログラム開発に関係あるようなハードウェア(新製品)がなかったってのもあったんでしょうけど。それにしても、感心したのは、新しい機能の数々というよりも、いかに、それぞれのハードウェアの利点を生かして、機能を融合させることで、それぞれのトピックを高めるという、スタイルでした。  以前から言われていた、指紋認証やら、タッチパネルによる利便性は、ま、Macに持ち込むことは、機能的には許せても、何か違うなぁを感じていました。そしたら、機能だけは持ち込みながらも、ハードウェアそのものは持ち込まない。つまり、それに関係するハードウェアをもった端末に任せるというスタイルを提案。ほほぅ、これ、いい。とってもいい。Apple payのデモでも披露していましたが、macOSがApple payに対応したといっても、Mac本体をレジへと持っていくんじゃなくって、認証操作そのものは、iPhoneやAppleWatchにて行う、と。pencilをMacで使えるようにするんじゃなくって、iPad上で書いたものをコピー&ペーストでMacに持ち込む、と。なるほどね、なるほど。感心、感心。  最近のAppleは……、という声をあちこちで聞くことが多々ありますが、今回のWWDCは、プログラマーでなくても、ちょっと感心というか、Appleに対して、まだ大丈夫かなといった安心感を覚えました。ハードウェアのラインナップはありませんでしたが、ま、いろいろと考えているんでしょう。個人的には、Mac、iPadともに、Airという名称をどうにかしたほうがいいと思っていますが……、って、Macbookも、iPad proも、そのAirをスイッチさせたスタイルだったんでしょうね。ただ、マーケットがそれを許さなかった(価格)だけ、なんだろうな、と捉えています。というわけで、いずれもAirが進化したら(メモリ増

#1349 突然に出会ってしまったCarPlayの使いやすさと課題。

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 突然に、AppleのCarplayを体験することになりました。って、先日のテストドライブしましたイグニスのメーカーオプションのメモリーナビゲーションに……、って、あれ、これ、カタログを眺めていたら、特に表記されていないので、標準装備なようで……。とにかくですね、iPhoneをケーブル経由で接続したら、つないでもいいか? とアラートが表示され、で、OKを押したら、おっとCarplay利用可能。もちろん、初体験でした。  そもそもCarplayに対しては、機能としてはオモシロイ試みだなと感じていましたが、Apple外のハードウェア上で操作させるがゆえに、その操作性に統一感(スワイプひとつにしても)が出せるんだろうかという心配がありました。ま、それはAppleがコントロールしきれないところゆえに、致し方ないんですが、ま、そんなことまでAppleが許すようになったことに、驚きを覚えつつ、先に言いましたようにワクワクも感じていました。  ま、操作性はおいておきましょう、というか、それほど違和感ありませんでした。肝心な機能は、ま、簡易型iPhoneとでもいいましょうか、クルマのモニタに見慣れたアイコンが並び、電話、オーディオ(インターネットラジオ含む)、MapやらをSiriでコントロールできるだけのこと。それだけのことなんですが、高価なカーナビゲーションシステム不要と感じている者にとっては、なんとも好印象。そうなんですね、スマートフォンを利用したナビで十分じゃんと思っている者にとっては、とってもいい。そもそも、スマートフォンにてナビを利用しようとする際のネックは、やっぱりモニタにあります。サイズもありますし、反射もありますし、なによりも本体にモニタが付いていることもあって、熱暴走を含めて、(ナビとして)見やすい位置においておくことができない。ご存知のようにクルマ専用ナビってのは、その熱を含めてクルマならではの使用環境に耐えられるように作られていますから、スマートフォンやらをナビモニタと同じような位置においても、同じようには使えません。  というわけで、スマートフォンを利用しながらも、そのウィークポイントを払拭しただけでも、もう、好印象といった感じでした。で、あれこれと使ってみましたが、あからさまに、iOSのMapやナビが使えないという意見は、さておいてですね、やっぱ

#1246 Watch OS2のリリースで、さらに楽しさを増したApple watch話。

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 ようやくWatch OS2がリリースされました。Watch OS1は、とりあえずリリースしましたといった感がとても強く、その分自由度も不足していたので、その機能性に感激しながらも高いだけの時計とも感じていました。では、OSバージョンがアップしたかっていいますと、画像のように、文字盤表示のカスタマイズができるようになったこととか、横向きにて充電すると置き時計代わりに使える機能が与えられたとか、絵文字と音声と既定の文章によってメールの返信ができるようになったとか、スケッチ機能で多彩な表現が可能になったとか、MAP上で経路表示をしてくれるようになったとか……、というように、あれこれと"使える"進化を果たしています。しかしですね、これは使っていた者だけが感激できるモノとも言えます。分かりやすくいうと、絶対的な機能ではなく、その機能の差分に感激しているとでもいいましょうか、そんな感じ。ですので、あいかわらず、持たぬ人に説明しても……、といいますか、説明すればするほど、その意義を上手く伝えられなくなっていきます。  個人的には、多くの人たちが体験していないことに価値を見出しているんだろうな、なんて思っています。極少数にしか広まっていない時から触れられることに意味があり、たとえそれが不完全であろうとも、黎明期であろうとも、関係ないというわけですな。新しモノ好きといえば聞こえはいいんですが、ひねくれ者とも言えますから、その表現は当てはまらないような気もしています。  OSのバージョンアップといえば、iOS9にアップしたものの、変わったあれこれに戸惑いを覚え、前に戻すべきかとの相談がありました。新機能による楽しさの広がりを取るか、慣れ親しんだ環境を優先するか、というスタイルの違いによって、捉え方は様々ですが、OSのバージョンアップを勧める際には、その人の使い方をしっかりと捉え、そして判断しなければならんのだな、と感じました。最近のAppleは、前バージョンのようにカスタマイズできる設定を用意していますが、ほら、iTunesのサイドメニューとか、実のところ、それゆえに設定が複雑というか、面倒になってきているのも、また、事実。ただ、どっちがいいんでしょうね。昔のようなAppleの突然の方針転換についていけぬ者はふるい落とされるというあのスタンスと。  そう

#1237 3D Touchの新しさにフラフラしている、iPhone購入話。

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 iPhoneはしばらく買わないと宣言をしましたが……、いや、買いません。買いませんけど、iPhone6sにはとても惹かれるものがあります。ずばり、3D Touchですな。たかが圧力検知センサーを組み込んだだけですが、深く押し込むことを感知することで、次なる操作性を提案しています。すでにApple watchで使っていて感じるのは、とてもオモシロイかつ、広がりを感じさせる、そんな新しさがあること。フィードバックもあったりして、なかなか。何よりも押し込むだけで、次の操作へと移ることができますから、単純に便利だったりもしますしね。  まずは、3DTouch機能の搭載ということで、機能性はシンプルなものに限定されていますが、やがて操作性を広げ、アプリケーションの対応していくと、いずれ、その有無で世代の線引きがされるんだろうなと思えてきます。まぁ、技術としてはすでに確立されていたもので……と言われるかもしれませんが、使えるものに仕立てたところに価値があるわけで、それを手にできることにワクワクを覚えています。なんてことを書きつつ、Apple Store Onlineを確認したら、なんと、今予約しても、まだ発売日に到着するというではないですか。6s 16GBね。おっと! Appleローンも0%だし……。さてと、困りました。いやいや、買わないので困る必要はありませんが。

#1233 実のところ、新しい提案だらけだった、今回のAppleSpecialEvent。

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 iPadが大きくなって、AppleTVでゲームができるようになって、iPhoneは感圧センサーが付いて……、一般的なニュースで今回のKeynoteを取り上げられても、そこ止まり。でも、それぞれにもっと奥深いといいましょうか、これまでにない体験が詰まっていました。  あれこれ書き出すと止まらなくなりますので、AppleTVだけ取り上げましょうか。トピックは、ゲームができることじゃなくって、テレビという家電製品を、根底からひっくり返してきたところにあります。そもそも、テレビってのは、コンテンツは欠かせない存在ではあるがゆえに、実のところ、そこばかりにしか目を向けておらず、大画面になろうと解像度を上げようとテレビという域を出られないでいました。さらには、いわゆるPCモニタとしての利用価値を加えただけで、それをスマートと呼んでいたりして、その使い勝手の悪さを含めて、どこか滑稽さを感じていました。  新しいAppleTVは、そういった機能を加えたところにトピックなんぞ求めておらず、操作する上で音声認識機能であるSiriとタッチパッドを用いて、インターネットとコンテンツを繋いでしまいます。具体的な例を挙げますと、TV SHOWやMOVIEの視聴中に検索やソートを可能としたり、天気やら試合結果を割り込ませたりとか、できる。って、文字にするとたいしたことないんですが、実のところ、便利だし、オモシロイ。  たとえば、テレビでも映画でもいいんですが、視聴中に興味を持ったことに対して何か調べたいという時、これまでは、いったん停止して、iPhoneやらiPadで別に調べていたりしたものが、Siriを使って訊いてしまうことができる。現在は、まだ俳優やら監督やら、そんなレベルのようではありますが。あとは、聞き逃した言葉を字幕で表示してとか、そんなこともできる。それを、リモコンのボタンを使って、カチカチと操作するんじゃなくって、言葉を発して操作する。  それってのは、iPhoneにて、電話機とインターネットと音楽プレイヤーを繋いでしまった手法そのもの。ですから、新しいAppleTVをセットトップボックスという表現は違いますし、HBOやHuluといったコンテンツの取り込み、囲い込みにしても、商売ありきというよりは、検索するにおいて、操作するにおいては、AppleTV流のフォーマットへと砕

#1166 iOS9、OS10.11、MUSICに惹かれつつ、OS10.6環境を再構築している話。

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 またも予想どおりといいましょうか、まぁ、いいんじゃないでしょうか、WWDC2015。というか、ハードウェアを一切語らず、ソフトウェアだけに焦点を当てたことで、OSとMUSICをトコトン紹介できたという意味合いから、WWDCとしてのKeynoteとしては成功だったと思います。ただ、いかんせん長すぎたのと、初登場の彼女(名前忘れた)や、Jimmyが、その緊張から流れをぶった切っていた感もありますが……、なんて、偉そうにコメントできる立場にありませんな。  で、OSのバージョンアップについて、とうとうと語られた今回のWWDCでしたが、最近思うにですね、OS名やバージョンをあえて変える必要がないアップデートが多いような気がします。新しくなったことをアピールする手段であると捉えると、これもまた時代の流れなんでしょうね。と言いながらも、いずれのOSの改良内容は新提案もありながら、あったら便利という機能が多いことから、早く使ってみたいなと思うものばかりだったりしますけども。  個人的に気になったのは、Split Viewという、2つのアプリケーションを二分割にして使える機能ですが、って、これ特段、凄いわけではなく、これまでもMac上では、ウインドウを手作業で並べれば実現していましたから、新しい機能と言えるような、言えないような微妙なところ。ただ、まぁ、Mission Controlとの連携を考えるとよりスマートに使えるって観点から個人的には歓迎かな、と。あとは、見失ったカーソルを見つけやすくしてくれるカーソル拡大機能とか、細かいけど、とても大歓迎だったりしますな。  あ、今回もApple Payについて、Wallet含めてあれこれとその機能が紹介されましたが、こうして紹介されるたびに、日本にいることが残念で仕方ありません。日本では、日本オリジナルを押していくでしょうから、またも取り残されるんでしょうな。まぁ、それを言いだしたら、たぶん、Homekitも日本では無用の長物となりますから……、って、クルマのエアコンや施錠解錠といったコントロールやらは海外ブランドのモデルでは広く展開するでしょうから、気がついたら、輸入車ならば日本でも使えるようになっているんじゃないかと思われます。なんて考えていたら、Apple Payの件だって気づいたら、雪崩式に日本方式は崩されるかもし

#1156 ナビゲーションにおける新しい使い方、Apple watch。

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 Apple watch、あれこれとおもしろいです。でも、人には勧めません。と言いますか、iPhone一途な人でないと、まったくもっておもしろくないデバイスです。連絡帳からiMessageまで、iOS標準アプリケーションを使いこなしている人でないと、ほんとに。  それはMapももちろんのことです。で、そのMapにおけるナビゲーション機能はApple watchと連携し、写真のようなコマ地図を表示しつつ、右左折が近づくと、音と振動で教えてくれます。これが、なかなかいい。というか、とてもいい。もちろん、自車位置測定はGPSのみですから、ある程度の誤差はありますが、それであってもとても分かりやすいし、使い勝手がいいと感じてします。  って、あれですな、たぶん、通知のおせっかい加減がちょうどいいんだと思います。いわゆる専用ナビゲーションだと、どこか、はいはい、分かっているってば、と言いたくなる感じがありますが、Apple watchからだと、はいはい、りょうかーい(正しくは承知か)と応じてしまう、といいましょうか。素直に従いたくなるというか、ま、そんな感じ。  まぁ、それにしても、あれこれとよく考えられています。と言いますかね、使い方は、まだまだ広がりを見せるんでしょうな。ということで、何があるか、何ができるか、考えてみたものの……、これといって思い浮かびません。

#1151 憧れていた未来を少しだけ体験できる、Apple watch+BMW i3。

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 BMW i3に乗っていると、注目度はとんでもなく高く、振り返られるなんてのはもはや当たり前で、 信号待ちしている小学生には激写されてしまうし、 足を停めて、指をさされてじーっと眺められ、そして語られてしまう始末。まさに、鼻なんぞほじっている隙なんてありませぬ。  さて、このクルマ、ワクワクがひとつありました。それが、いち早く対応していたApple watchの専用アプリ。もちろん、スマートフォン用アプリケーションはありますが、もはや、そんなんで確認したり、操作できることなんぞ、珍しくないのですが、Apple watchに簡易バージョンとはいえ、こうして表示され、簡単な操作ができるだけでも、もう、感激って感じ。なんていうんでしょうかね、Apple watch買っておいて良かったーって感じとでもいいましょうか。  ただですね、クルマとのやり取りは、ダイレクトでははなく、サーバを介してとなり、そのレスポンスやらの悪さも手伝って、タイムラグが生じます。iOS版含めてですが、施錠、解錠するにしても即座に反応しませんし、写真のようにステータスチェックしてもそこに時間差があります。画面では、Apple watchには充電89%と表示されていますが、実際には97%だったかまで到達していましたし。  とはいっても、近未来を愉しめることは間違いなし。まぁ、あれこれ考えると、レンジエクステンダーモデルで546万円ってプライスは決して安くありませんが、これだけ愉しめると考えると、高いとも言えません。いや、違う、高い。高いけど、あれこれと愉しめるという意味から……。あれ、まとまらないぞ。えっとですね、お金にゆとりがある方は、いち早く手に入れてみるととってもオモシロイと思います。お金持ちでも、リセールバリューを考える人は止めておいたほうがいいかと思われます。