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1月, 2017の投稿を表示しています

#1487 新型スイフトにも存在する、基本性能に長けているというアドバンテージ。

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 さてと、スズキのスイフトです。まじめと言いましょうか、ストレートにクルマの基本性能を突き詰めていて、好印象が多いモデルですが、室内スペース、特にリアシートスペースやらをつつかれると、少々とはいえ分の悪さがあります。ですから、勝手にスイフトはCセグへと移行するのかと妄想していました。ところが、Bセグのままどころか、過大の室内スペースについてはホイールベースを延長して、ほんのわずかに増やしながら、全長は、は? え? -10mm? そうなんですね、全長はなんと先代よりも短い3840mm。ま、それ以上が欲しいならば、バレーノがありますからって、この強気なスタンス、なかなか好印象です。それにしても、すごいですな、Bセグモデルを2機種用意してしまう、スズキって。  肝心なインプレッションですが、好印象は変わらず。って、わりと #1340 で書いた、バレーノと似ています、というか、ほぼ同じ。意図的にスポーティに仕立てられた印象はありますけど、決して強くはなく、むしろ生真面目さがさらに際立っているといいましょうか、分かりやすく表現すると、そんな感じ。さらには、バレーノで感じた軽量化によるウィークポイントである細かな挙動が落ち着かないことまでも、同様に存在していました。たとえば、石畳の路面では、速度域によってNVHがわずかに大きくなるような、つまりは、共振しているかのような点があって、といっても、それが強烈に目立つわけではないんですが、ボディが軽いどころか、軽すぎるといった印象を与えるところがありまして、云々。あ、ウィークポイントといってもですね、まずは、軽量化がもたらすメリットが強く感じられ、つまりは、すべてにおける軽快感をプラスに捉えられた上で……、という前提あってのウィークポイントですので。  そのあたり、ダンパーのセッティングで、もう少し減衰に豊かな表現を与えられると、わりとごまかせるんじゃないか、と感じつつ、って、ま、ダイレクトにコストに繋がるところですから、難しいのは承知の上ですが……。ま、そうすることで、しっとりとした動きが加わることで質感が高められるだけではなく、軽快感もさらに感じられるんじゃないかな、なんてことを感じました。って、そんなことを考えたのは、ヨーロッパ仕様のサスペンションを奢ったRSに乗った時のこと。なんかね、そもそものベースの基本性能が高いもんで

#1486 ジムニー(現行型・MT)+ハンコックDynapro i*cept、インプレその3。

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 日本海側、北海道では、降雪が続き、特に中国地方はたいへんになっているようで。こういう降り方の時は、関東は全くもって降らずで、八王子はもちろん、山梨も、流れてきた雪雲が山沿いに雪を降らすといった程度。ということで、もう少し、タイヤを観察すべく、乗鞍へのスノードライブを企んでいました。しかしですね、待っていたのに原稿依頼が結局来なかった、とある日、そのつもりがないのに、唐突に出掛けました。最初は近所の地元の農産物販売所へ卵を買いにいこうと出掛けました、出掛けましたが、右折しなきゃいけないところを、左折。気付いたら、甲府盆地にいました。ただ、出掛けた時間が遅かったもので、企んでいた乗鞍コースは諦めて、陽があるうちにたどり着ける八ヶ岳へ。お気に入りの露天風呂のボイラーも直ったということもあって……。  さて、雪の状況ですが、数日前に降った雪によって雪量は増えていたものの、降ってから数日経っていたこともあって、除雪が行き届いており、基本凍結路面なんですが、場所によってはアスファルトがうっすらと見えており、道路脇には降ったままに放置された積雪がある、そんな感じでした。ですので、チェックとしては凍結路での挙動と、ある程度の降雪といったシーンにおいてでした。クルマは現行型ジムニー(走行17万km・MT)、スタッドレスタイヤはハンコックDynapro i*cept。 #1473 、 #1476 にて、購入した(選んだ)理由やらインプレッションについては書いてあります。さて、と、凍結シーンにおいてはですね、ま、印象変わらずといったところでしょうか。当日は、昼間にも関わらず、気温は-7℃。ほとんどクルマ通らずといった路面でしたが、限界は高くないものの、極端に低いというわけでもなく、グリップ感は分かりやすく、唐突な挙動を見せないため、印象は変わらず。左の写真のような、勾配のある長い下り、かつ、その先にちょいとタイトなコーナーなんて、不安を煽るシーンであっても、踏んでいけますといえば、分かりやすいでしょうかね。上り坂で、一度停止してからの発進における挙動も、以前とお伝えしたフィーリングと変わらずでした。現行型ジムニーである程度の勾配、かつ、凍結路での、2速発進は一般的ではないことから、つまりは1速発進となりますが、やっぱりですね、トルクが急激に立ち上がる手前でグリップを探りながらといっ

#1485 始発駅周辺に住むことで、穏やかな心持ちになれる、って話。

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 高尾に越して以来、都心へはどのくらいの割合で出てくるんですか? と、訊かれます。訊かれますけど、一定ではないので、なんとも言えませんが、仕事、プライベート含めて、割と出掛けています。今週の平日は4日も都心にいたりします。高尾に引っ越した理由のひとつに……、って、どこかに書いた気もしますが、始発駅であること、があります。始発駅の便利さはなんとなく感じていましたが、以前の最寄り駅だった東京都は足立区の綾瀬駅は、千代田線の始発があることから、とても便利でした。いや、昼間になると並ばずとも確実に座れるんです。ということから、やはり始発電車がある高尾駅を選びました。朝の始発列車は、さすがに綾瀬駅では並ばないと座れませんでしたが、高尾駅では並ぶことなく座れますので。あ、あとは、JR中央線だけではなく、京王線を利用できるというのもありましたしね。これは日々利用しないと分かりにくいのですが、確実に座れることの安心感ってのは、座れるかもしれない、ってのとは、全く異なるものだったりします。朝でも、高尾駅でシートが埋まらずに発車するものですから、次の停車駅では、その空いたシートを巡って、まさに、争奪戦といわんばかりの景色が見られます。そこにはジェントルなんて雰囲気はなく、まさに争い。狙っていたシートが埋まったらば、すかさずターンして走るとか、中には、ジャンプして入ってきたかと思ったら、即ピポットターンして、つまりですね、2歩でシートに座った方を見たことがあります、しかもベンチシートの真ん中に。あれはビックリしました。ま、そんな騒然とした景色を見ていると、座れるんだろうかというドキドキ感やら、人より先を行かねばならぬという、競争意識をもたなくていい、つまり、始発駅を利用による安堵感、穏やかな心持ちでいられることに、大きなメリットを感じます。  ちなみにですね、って、本題になかなか移れない。都心にいるとあまり気付きませんが、JRの運賃ってのは実に高い。高尾-新宿の運賃、JRだと550円、京王線だと360円で、その差190円。ちなみに、新宿-東京になりますと、全てJRを利用して920円、高尾-新宿を京王にして新宿-東京をJRという組み合わせにして、560円で、その差なんと360円。特別快速でも選ばない限り掛かる時間に大差なく、帰りは高尾までの直通が少なくはないものの、その発車間隔が不規則で

#1484 できるならば、景色を堪能したい、そんな我が家のカーテン事情。

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  できることならばカーテンは取り付けたくない派です。多少、家の中が見えようとも。しかし、見せられるような室内にできないこと(センスおよび整理整頓において)を含めて、現実的には難しさがあります。ただ、真向かいにマンションがあろうとも、こちらから見えない距離があるならば、多少の散らかりようも分からないだろうと、かつて、カーテンレスのスタイルを貫いていたことがあります。窓の向こうはすぐそばの隅田川を越えた先にあるマンションだったもので。しかし、やがて我が家と隅田川の間にマンションが建ちましたので、カーテンをせざるを得ない状況になりましたが。あ、カーテンレスを好む理由は、目の前に広がる景色と陽射しにあることはいうまでもありません。  で、今の物件、同じ高さに建物がないものの、目線をそれほど落とさない高さに家があり、なんとなく見えてしまうこともあって、カーテンレスを諦めました。ただ、先に書きました、広がる景色をできるだけ愉しみたいという思いはありましたから、下方からの目線を防ぎながら、水平方向の景色を覗けるブラインドカーテンを選びました。ちなみに、ブラインドに対しては、実家の自分の部屋がブラインドだったこともあって……、って、あれ、どうしてブラインドになったんだろうか。自分がブラインドにしたいといった覚えもなく……、そもそも当時は安くもなく、妹の部屋もブラインドになっていましたから、相当な出費になったんだと思いますが。  というわけで、ブラインドのいいところも悪いところも知っていましたので、すんなりと選んだわけですが、昨今は、ほかあれこれ同様に価格が大きく落ちていまして、一般的なサイズ窓枠サイズ180cm×180cm(今となっては旧サイズか)用でなんと2490円(正確なサイズは176cm×183cm)。あ、ニトリにて。羽(っていうのか?)に、かつてのような金属ではなく、塩ビを採用していることもあってのコストダウンですが、同時に軽量化も実現していまして、カーテンレールを利用して取り付けられる手軽さもあって、購入。が、しかし、ですね、やっぱり価格なり。というか、なんだかんだで引き伸ばしたとはいえ、3年で買い替えとなったことを考えると、その価値たるは価格以下、と言わざるを得ません。あのですね、その羽がですね、簡単に折れて、落ちる。テープを使って貼り付けていたものの、いつしかそ

#1483 違う、を感じる、環境よりも便利さが優先される昨今の住宅事情。

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  先日、昨年の首都圏の新築マンション販売戸数が低水準に留まり、さらには12月の契約成立割合も7割を切ったという発表がありました。ま、考えてみますと、そもそも、今後の人口減少やらを考慮しない供給過剰ぶりに、諸外国との政策の違いを感じますが、それにしても、何か違うんじゃないかを、昨今感じます。  さて、本題。昨日だったか、八王子駅前にできる高層マンションの販売広告が入ってきました。八王子駅から徒歩2分という好立地。雨の日でも傘をさすことなく駅までたどり着けるという、そんな立地。ほほぅ、これ、高いんだろうなと思いつつ、価格を探すと、まだ未定とのこと。ほほぅ、ほほぅ、と、チラシを眺めていたんですが、ふと、気付きました、この立地って、南側に、八王子駅そばにある異様ともいえる高層タワーがなかったっけかな、と。ちなみに、そのタワーマンションは41階建てで、新しくできるマンションは26階建て。つまりですね、最初から南側の陽当たりを期待できません。さらにチラシを眺めていると、東側には商業棟が作られるとのこと。イラストによると6〜7階建て。ちなみに北側はJRの線路。さらにチラシを読み込んでいくと、売り主はJR貨物と。なるほどねと、あれこれが見えてきたわけですが、多少、環境が悪かろうとも、先の例からしても、駅2分の好条件のほうがさすがに強く、写ることでしょう、つまり、売れるんでしょうね、これ。  買える、買えないはともかくとして、買うと想定してあれこれ想像を巡らせましたが、一人暮らしでも十分な間取り(広さ)は北側のみ。うーむ、北側にしか窓がない間取りって、どうなんでしょうか。しかも、目の前が線路。かつて、東側にバルコニーがある間取りに住んでいたことありました。どーんと隅田川と首都高が見えているので、いいかなと思ったんですが、やっぱりですね、午後の陽射しがないって、つまらないなと感じました。だいたい、野菜、育たないですし。そう考えると、昔の団地の作りって、1階まで陽射しが届くように建てられていて、ちゃんと考えられていたんだなとつくづく思います。建物は古くとも、暖かさを感じるといいましょうかね。時代の違いとでもいいましょかね。

#1482 やっぱりライブはいいよねを再認識した、GONTITIのライブ。

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 本日、今年初のライブへと足を運びました。ゴンチチです。東京公演が行われたよみうり大手町ホールは初めてでしたが、建物(読売新聞東京本社ビル)の中に、昨今の建築らしい伸びやかさを感じさせる空間を当て、ホワイエの作り込み含めて、なかなかいい空間(ホール)でして、ちょっと好印象。GONTITIサウンドはいうまでもなくといいますか、いつもの曲に、新しい曲を織り交ぜて、いつもの〆にて終了。語りによる和やかさもあいまって、やっぱりですね、ライブっていいなとつくづく感じた次第で。そうそう、バイオリンとチェロがゲストというスタイルで参加していましたが、弦楽器と弦楽器の相性はやっぱり格別で、なんていうんでしょうかね、豊かさのような味わいをさらに高めていたといいましょうか、演出していたといいましょうか、ま、良かったんです、はい。   それにしても、いつもの曲、期待された曲、変わらずの語り、そんな構成なのに、毎回、足を運びたくなるのは何故なのでしょうか、とチケットを取る時は思うのですが、いざ、足を運んでみると、やっぱり、あのライブ感に尽きるなとつくづく思います。チケットは6000円。CDを2枚買うのと変わらないのですが、ライブで聴いた時の心満たされ感はライブに敵いません。ま、簡単にいいますとね、森山良子のさとうきび畑、ゴンチチのMy Favorite Things、これだけは、ライブで聴く価値があります、というか、ライブと録音盤では全く異なりますと言いたくなるほどの、ライブ感に満ちあふれています。なんてことを考えていると、スティングやポールマッカートニーも行くべきかと思ったりもするわけで……。  というわけで、ライブはやっぱりいいやね、という話でした。

#1481 あれこれ細かいリクエストはあるけど、上手くまとめていたトヨタ・C-HR。

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 新年初の試乗会はトヨタのC-HRでした。メーカー曰く"コンパクト"なSUV、もしくはクロスオーバーってのが、あれやこれやと似ているようで重ならないコンセプトを掲げて、揃ってきました。きましたが、あまりの玉石混交って書くと違いますな、あの、えっと、この手のモデルは、どれも同じクラスに捉えられてしまいますが、実のところコンセプト違いだけではなく、生い立ち(ベースプラットフォーム)を含めて、確実なる違いが存在しますので、そのあたりをしっかりと捉えておくことで、よりそれぞれのモデルを理解できるか、と思います。  さて、C-HRですが、ベースをプリウスと共用していますから、って、そう、セグメントで言ったらば、Cセグとなります。結論から言いますとね、細々としたあれこれを望みたくなるところはありましたが、ありましたが、Cセグゆえに、プリウスと共用したがゆえに実現できた、乗り味、質感、デザイン(造形)がありました。走り出して感じたのは、その静かさでしょうかね。ハイブリッドではなく、まずは、ガソリンでそれを感じました。で、タイヤの接地感も上品というと表現としておかしいんですが、そんな感じ。しなやかさを与えたシャシーは、初期の動きを乗り心地のためにかなり振っていまして、乗り心地がいい。18インチでも良かった。いや、好みは17インチでしたが。ただ、冷静に考えるとで、225/50R18サイズのタイヤをよくぞ抑え込みましたといった感にあふれていまして、当たり前のようにはきこなしていたことにちょっと感心したほど。  エクステリアのデザインから、かなりスポーティな乗り味を想像するかもしれませんが、これがですね、予想外にもコンフォート方向に振っていました。ハンドリングもクイックさを与えるのではなく、余分なものを取り去りましたといったフィーリングに仕立ててあって、ちょっと想像と違っていました。個人的には好印象。昨今のモデルにしては珍しく、開発期間をかなり取ったようですが、もっと煮つめて欲しいなと思うところがあったのも、また、事実。たとえば、フラット感という面では、基本は出来ているんですが、細かな動きが止められない。接地感についても、ミシュランのプライマシーを採用しているのに、物足りない。ハンドリングも、ある程度速度を出した際のコーナリング、言い換えますと、コーナリングを意識

#1480 人生初めての老眼鏡、いやいや、リーディンググラス、の話。

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 年齢も年齢ですから、あちこちにガタが見られるようになりました。ま、徹夜がキツイなんてのはかなり前から言っていますが、昨今の悩みは老眼にありました。そう、手元が見え辛い、いや、見えないと言っても過言ではないほどに。少し前までは、多少灯がなくてもなんとかなりましたが、東日本大震災以来、夜は電球ひとつで過ごしている我が家においては、もはや、見えません。スマートフォンの文字サイズなんて、なおさらのことに。というわけで、老眼鏡を作ることが必至だったわけですが、なにせ、メガネ屋さんへ足を踏み入れたことがないものですから、何か騙されて高いものを作らされそうってな勘違いもありまして、なかなか足を運べず。って、書きながら振り返ってたら、1度だけありました、メガネ屋へ行ったこと。20年近く前のこと、視力そのものが落ちて自動車免許証の更新が危ういかなということから、先回りして作ったのですが、あの時は、店員さんが、知人の家族だったがゆえの紹介もあって、戸惑いなく、でしたが。  なんて言い訳をしながらも、もはや逃れられない老眼。メガネ屋さん攻略方法などを教えてもらったものの、あちこちで話をあれこれと聞いて行くうちに100円均一ショップでも販売されているって情報を得ましてね。とはいっても、ついつい忘れてしまい月日は流れること1年以上。本日、ふらりと訪れた100円均一ショップにて、たまたまサングラス&メガネコーナーを通過し、購入しなければならぬことを思い出しました。ただ、そのコーナーをよくよく観察してみると、老眼鏡と銘打たれているのは2つのみ。ただですね、そこに書かれている+1.0やら+2.0の、何かの指標は老眼鏡を含めて置いてあるメガネらしき商品のほとんどに書かれています。なんだ、これは、と読んで見ると、老眼鏡と書かれていないメガネには、リーディンググラスという名称が書いてあるではないですか。あ、老眼鏡というダイレクトな表現を嫌っての、名称なんですな、これ。というわけで、あれやこれやと試すこと2分ほど。周囲にある文字が見えるかどうかをチェックするだけに留まらず、スマートフォンを持ち出して、眺めて、見える、見えないと、あれこれとチェック。って、ふと気付けば、ちょっと恥ずかしいスタイルだったような気もします。  というわけで、フレームデザインとか、そんなのどうでもよく、とりあえず選んだのが、

#1479 プジョーホームページの2008紹介動画の、あれやこれや話。

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 久しぶりの動画の仕事の話になるでしょうか。昨年秋にプジョーの2008でオフロードコースを走ってきました(→ ■ )、って話をしましたが、同時に、プジョーのサイトに掲載される動画へ出演する仕事も受けていました。あの時は言えませんでしたけど。さて、その動画がいよいよ公開の運びとなりYoutubeへのアップをベースに、プジョーのホームページにて紹介されています (→ ■ ) 。ここにリンクを張ろうかと思ったらば、製作側限定だった名残がそのままに残って、限定公開のまま。ここに、直接、そのリンクを張るのもはばかられるので止めておきますが、いずれにしても、プジョー2008のページ(→ ■ )の下にありますので、是非、ご覧くださいまし。  で、ここでは、その際の裏話を少々しましょうか。動画は、オフロードコースを実際に走っている映像で構成されていますが、撮影は、各パートでキーになることを語り、撮影しているうちに時間切れ。テストコースは、おおまかにいって、坂を下りて、下にあるモーグルやらを走って、上って戻って来る、ってな流れなのですが、上って来るところまで撮影できず。2008のトピックを語るならば、上りシーンにこそ、迫力であるとか、語りの材料が多くあったのですが、そこに至る前に終了となってしまいました。  というわけで、肝心な2008のトピックのパートについて、少々補足をしておきましょうかね。見どころは、1:19からで、左のフロントタイヤを浮かせながら、つまり、トラクションをフロント右だけで確保しながら上ってしまうシーンです。FFですからリアに駆動は伝わっていないのに、1輪だけのトラクションで上ってしまうという、この技は、4WDじゃなきゃ無理でしょうと頭ごなしに思っている者(自分含)にとっては、ちょっと衝撃的な映像。何度も言いますけどね、リアは駆動していません、この状態では。ま、手前からの多少の加速は必要とはなりますけど、それにしても天晴れです。ただですね、ここのシーン、この一連だけで構成してあれば良かったのですが、1:26でキャンバー走行のシーンが挟み込まれており、コメントは先の続きを語っているのに、映像はキャンバー走行しています。そうなんです、ここで、タイヤが浮きましたけどと言っていますが、ここ(キャンバー走行)でタイヤは浮いていません。ってか、このシーンで浮いていたら

#1478 雪が降って、アクセス数が増えているアーティクルの話。

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 実のところ、昨年11月ごろから、ここへのアクセス数が増えています。理由はわかりません。実は、って、この次(→ ■ )に書きますが、プジョーのサイトにてインプレッション動画が掲載されまして、そこを通じての検索かなと思ったのですが、それとて、12月の後半でしたから、今回の増加の始まりとはズレがあります。かなり以前にあった怪しげなサイトからのリンクもありませんし、いずれにしても理由は不明です。ま、単純にgoogleとyahooからの検索が増えているようですが。  って、そんな中にあって、昨日は、過去に書いた" #792 SUVとて雪道走破性は最低地上高だけでは語れませぬ " へのアクセスが増え、昨日のトップとなっていました。内容は、2014年に首都圏で大雪になったシーズンに、スノードライブについてあれこれと感じたことをまとめたものですが、実は全期間を通じて2番目というアクセス数を記録しているアーティクルでもあります。キーワードに何かを意図的に入れた覚えもないのですが、なぜか、アクセス数が多い。それにしても、何故に、昨日? と思ったのですが、そうか週末の北陸を中心とした降雪による影響でしょうか。ちなみに、そのほかは、最近のアーティクルが上位にありますが、これはいつものことですな。  というわけで、北陸ほかで、唐突かつ突然かつ大量の降雪になったようですが、ここ八王子(高尾)は全く降らず。昨日あたりは、雪雲の破しきれが覆っていましたが、雪は降らず。ライブカメラの映像を眺めながら、出掛けられずに、地団駄を踏んでいます。能登+新雪を眺めたいと感じても、能登に雪が降っている時ってのは、アルプス周辺はドカ雪になっているわけで、まずは越えるのがアドベンチャー……、と考えると、1日強行軍(安房トンネル以外は下道)は無謀でして。え? 高速道路? 愉しさがありませんし、だいたい、東京ー能登のルートとしては、遠回りですし。そうそう、輪島のライブカメラ(→ ■ )って、30秒のコントロールが許されているのですが、見に行くたびに誰かが操作していて、愉しさがあります。

#1477 最高傑作といわんばかりの年賀状、2017年・酉年編。

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 以前、大阪の知人からの、傑作な年賀状をここで紹介しました(→ #737 )。そう、馬年のあれ。我が家には、フォトフレームに入れて、今でも飾っています。いや、100円均一ショップのフォトフレームではありますけどね。というほどの傑作な馬の年賀状でしたが、それを超えるではないか……、それに準ずる……、やっぱり、それを超える、いや、違うな、とにかく、スバラシイ年賀状が届きました。というわけで、上がそれですが、スキャンして、トリミングしていますので、バランスは少々ズレてはいるものの、ほぼオリジナルのままとなっています。  以前の紹介の時にも、この送り主のあふれるセンスについて記しましたが、そのセンスたるやパワーアップしている(センスはパワーアップしないか)といいましょうか、変わらずで、ひたすらに感心といいましょうか、感服。ま、酉年ですから、焼き鳥って繋がりは自分でもしそうな、でも、できないセンスが、まずそこにはあります。ありますけどね、何にやられたって、もう、この皮たる表現と、ネギの描き方でしょうな。なんで、点を置いただけで、皮に見えるのか、グルグルと筆を動かしただけで、それがネギに見えてしまうのか。絵心を超えた、表現力に、うっとりといった感じ。ま、そもそも、ねぎまと皮という2本の組み合わせからして、素晴らしい。分かりやすさから、代表的ともいえる2本ですけど、単純にモモにせずに、ねぎまにするあたりの感覚は、センス以外の何ものでもありませんな。それを言い出すと、3本ではなく、2本にしたレイアウトセンスたるところも、素晴らしい。  お手軽な作品に見せながら、全く、お手軽さを見せない、この作り込み。センスがない者にとっては、ひたすらに羨ましさを感じました。いやはや、いやはや。来年はどんな年賀状が来るのでしょうかね、今から愉しみだったりします。はてさて。

#1476 不足もあるけど、満足感のほうが高い、ジムニー+ハンコックDynapro i*cept。

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 さて、ジムニー(JB23)+ハンコックDynapro i*ceptの、インプレッション、その2です。八ヶ岳周辺であれこれとチェックしてきましたが、あのですね、思いのほか、想像以上に悪くなかった。というか、良かった。いや、価格ありきという前提がつきますけど、購入価格(詳しくは→ #1473 )以上のポテンシャル(という表現もおかしいけど)があり、ひたすらに好印象でした。なんていうんでしょうかね、走っている途中で、なかなかやるじゃん、ほほー、へー、ってな、独り言が自然に声となって出ていたといえば、分かりやすいでしょうか。そんな評価となりました。  ここでは、自動車雑誌のスタッドレスタイヤのインプレッションで求められる細かなシーン別の書き分けの必要もありませんから、徒然なるままに印象に残ったことを書き記していきましょう。今回、走ったシーンは、気温はひたすらに低く、日中にプラスに転じることはあまりない、そんな地域でしたので、路面の雪は、ここのところ、溶けないままに凍結。そして、その上に、除雪されつつ圧雪された雪がのり、さらに、雪は降らないのではなく、ちらほらとは降るので、表面にうっすらと雪がのっているといった感じでした。で、まずですね、剪断性が悪くないことが、好印象に。つまり、圧雪、降雪路においては、その接地性にグリップ感があふれていましてね。タイヤが路面を掴み、後方へと蹴りゆくという、クルマを前進させるフィーリングのグリップ感があり、まさにドライ時に似た安心感を覚えました。 この剪断性がもたらす、グリップ感(力)は、最後に述べますが、その横方向へのグリップ力も相まって、ひたすらに好印象でした。これ、なんていうんでしょうかね、SUV用スタッドレスタイヤとしてのバランスをしっかりと目標に掲げ、ほかを破綻させずに作り上げているという好印象にあふれていました。ひとことでまとめてしまえば、バランスがいいってことがアドバンテージである、なんて表現になりましょうかね。  テストドライブした路面のベースといいましょうか、素地、いや、地か、は、完全なる凍結ですから、その上辺を飛ばすようなパワーを与えると、途端にグリップを見失います。って、そもそも路面が変わるわけですから当たりの前のことであって、これはジムニーの素性、つまり、前後軸重配分とパートタイム4WDのそもそものアンバラン

#1475 計画を練ったのに、お気軽に留まった、スノードライブ。

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 今週末は強い強い寒気が流れ込んできて、日本海側を中心にして大雪といいましょうか、大荒れになっているようで。ま、そんな事前の予測を訊いていたら、やっぱり出掛けるしかないと、雪を求めてドライブへと出掛けようと計画を立てました。しかし、寝坊。こういう何か企んでいる時ってのは、寝坊しないものなんですが、 大幅な寝坊したので、計画はすっかり崩れ。当初は、山並みを超えた向こう側まで行こうかと企みつつ、日帰りかつ下道ドライブを考えると、ま、乗鞍あたりが限度で、山向こうは難しいかな、なんてことを考えていました。そこまで計画を練った時ってのは、たいがい早起きして計画どおりにとりあえずは出発できるものなんですが、寝坊した。ま、下道を使わず、高速道路を利用すれば当初の目的は達成できますから、そうしようかと思ったのですが、いざ、ジムニーで走り出すとですね、あの、のんびり、まったり、ほっこり感が、高速道路を走ろうという気にさせてくれませんでした。そう、相模湖ICを超えて、そのままに下道を走ることに。  とりあえず、目的地を八ヶ岳のパン屋さんに定め、そこから先は思いついたままに動くことにしたものの、いざ、八ヶ岳麓に到着してみれば、午後になってから少々時間を過ぎており、さすがに乗鞍まで行くのは難しく(到着したら陽が沈んでいそう)。いや、到着はできますけど、帰りのルートと温泉の混雑具合、そして、帰宅時間を考えるとね、ってこと、難しく。というわけで、とりあえずは、八ヶ岳をぐるりと回ってみることにしました。相変わらず、八ヶ岳の山並みは雲の中でした(写真左)。東側には少々の晴れ間も広がっており、どうやら少し上ると雪が降っているようでしたので、そう、標高を上げてみることに。すると、頻繁に除雪を行っていないシーンでは、地肌を見せながらも、少し前に降った雪が残って凍結しており、そこにちらほらと降った雪がうっすらと積もっておりました。今回はスタッドレスタイヤの性能チェックもかねていましたので、犬駆け回るのままに、ジムニー、雪の中を、駆け回りました。いや、正確には凍結路面、か。  雪のシーンってのは、全てを雪が覆い隠し、いつもと違った雰囲気を見せてくれるところに、雪景色たる価値ってものがあります。ありますが、今回は、覆い隠すだけではなく、そこにその地区ならではの悪戯が加わって、オモシロイ(興味深い)

#1474 能登の海苔だけのお雑煮に教えられた、素・ばらしさ。

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  年末年始の能登の話、そのほかを。今回、ひたすらに感心したのは、先にも書きましたが、素に敵うものはないといった、あれこれでしょうか。そんなひとつが、元旦の朝食にプラスされた地元のお雑煮でした(写真右)。そうなんです、海苔のみ。いや、餅も入っていますけど。ただ、これ、能登で一般的なスタイルではなく(能登のお雑煮はほかの地域と大きく変わらないそう)、宿があるこの地区のみのスタイルだそうです。  ほほぅ、やっぱりここいらは岩礁が広がっていて海苔が採れますから、海苔をこれでもかとアピールしているのかと思ったら違うそうで。実は、この宿がある地区、能登の中で豊かではない地域だったとかで、つまりですね、それは食に関しても同様に。そして、雑煮についても、ほかの具材を加えるゆとりがなかったために、あるものでどうにか賄った、そんな内容だったそうです。そう、あるもの……、つまり、海苔だけ。ところがですね、この海苔だけのお雑煮、これでもかといわんばかりのパワーがありまして、というか、それはパンチですな、磯の香りがあふれる雑煮とかそんなレベルを超えていまして、素材(海苔)が持っている力だけが前面、全面に出ている、そんな逸品となっていました。それは、何かを組み合わせる必要がない、そんな力強さであり、まさに、素に敵うものはない、を感じたわけです。これぞ、スバラシサ、素・晴らしさですな。  訊けば、この海苔、いくつかを組み合わせているそうですが、そんなアレンジもあったとはいえ、それだけで十分、これだけで十二分、をトコトン感じました。それは、余計なものはいらない、飾らなくていいという、シンプルさに通じますし、これは以前にも書いていますが、能登の良さは、このシンプルさにあることを改めて痛感しました。  そうなんですね、能登は、着飾らなくていいことを、むしろ、着飾らないことがもたらす愉しさを、改めて教えてくれます。と、書いていたら、とっととまた能登へといかねば、という気になってきました。これからかなり強い寒波が到来するようで……、と思って、安房トンネルのライブカメラをみたら、すっかり雪景色に……。ますます、出掛けたくなってきました。

#1473 意外に悪くなかった、ジムニー+ハンコックDynapro i*cept。

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 ジムニーにてインプレッションしたスタッドレスタイヤの話をしておきましょうかね。タイヤは、ハンコックのDynapro i*ceptを選び、購入しました。その理由は、フィエスタの純正タイヤがハンコック製であり、オーバースペックたる役不足感(タイヤに対して)を除いたとしても、ハンコックブランドに対して悪くないといった印象があったこと、そして、何よりも安かったことにありました。その価格、送料・消費税込みで2万500円。4本で。そう、1本あたりほぼ5000円で、送料抜いたらいくらになるんでしょうか、って価格。さらに、タイヤ組み換え工賃は5000円/4本でしたから、トータルで3万円に届かずの出費でした。あ、サイズは純正サイズです。  さて、インプレッションですが、まず、オンロードでは、意外にも悪くなかった。全体の剛性感がですね、高くはないんですが、異なテイストが共存するという、違和感がなかった。つまりですね、トレッド面にしなやかさを与えながら、そこそこに剛性感を与えつつ、サイドウォールの剛性感を意識させるほどにまでは引き上げていない、という、そんなバランス。コーナリングにおいて負荷を強く掛けようとすると、強いグリップ"感"が立ち上がり、こっから先はタイヤに負荷を掛けてはならんことを感じさせてくれるフィーリング。つまり、いわゆるブロックの倒れ込みによる唐突な不安感を煽らない、そんな仕立てに、意外を感じたほどでした。もちろん、スタッドレスタイヤをはいているからという前提のステアリング操作ありきの話ですし、最新の国産スタッドレスタイヤに敵うかといったら、違いを感じさせるところもあります。しかし、このタイヤ、設計は少々古いようですから、それを考えるとなかなかやるじゃん、と感じさせてくれます。ま、それは高速道路での安定性にもいえます……、って、そもそも曖昧さあふれるジムニーだからって話もありますけども。  雪については、結局のところ、帰りに白骨温泉から乗鞍高原へと抜ける"寄り道"をしたにも関わらず、辛うじて圧雪、辛うじて凍結といったレベルでしたので、コメントするにもしようがない状態。それでもあれこれ書いてみましょうか。まずは、圧雪路においては、横方向へのグリップに注視しましたが、グリップ力そのものは高くなく、過信はいかんなといったレベル。ただ

#1472 そのままに能登、やっぱりな能登、だから能登。

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 まだ、能登にいます。先ほど知人たちは忙しく帰りましたが、自分は残ることにしました。そう、あえてひとりで。いつまでいようかなと考えつつも、ま、一旦は帰ることにしようと思っています。ま、そんないい加減な気分で、新年の能登を過ごしています。  真冬の奥能登に滞在するのは初めてのことですが、ここのところの全国的な暖かさは北陸も同様で、能登も冬らしくない景色が広がっています(写真右)。それはそれで少々残念といったところですが、過ごしやすいという意味では、これもまた愉しさのひとつ。そうなんですね、いつもと違っていても、いつもと同じでも、能登に親しみといいましょうか、愉しさを感じます。能登の全てを肯定しているというと、ちょっと違うんですが、ま、そんな感じとでもいいましょうかね。来たら来たで発見や出会いがあるもので、いつもと違うことも、また、らしさと受け取っているようです。ま、たぶん、今の自分のリズムにいちばんぴったりと来ているんでしょうね。人といい、景色といい、雰囲気といい、食といい、そのすべてが。特に食なんて、何度来ても、その感激は終わりません。それはアレンジではなく、まさに能登そのまんまと言わんばかりの、何もしなくていいでしょ、これで十分なのだよ、素にあります。そう、素という演出のすばらしさを教えてくれます。そして、早々に、何もしないを能登を堪能しに来なければと思いました。ほら、この自分にぴたりと来ているリズム感も、時が流れ、人が代われば、また、変わりゆくものですから、なおさらに、早々に、遅くとも来月には。ほら、今回の能登行のためにスタッドレスタイヤを用意したもので……。  そうなんですね、東京から冬の能登へのドライブはアルプス越えがネックになります。冬ですから。ま、アルプスを越えなくとも、避けるように走らねばなりませんから、いずれにしても、冬支度は必須。というわけで、今回、ちゃんとスタッドレスタイヤを用意したのですが、道中では、路面に雪はまったくといっていいほどなく、ドライどころか、途中は降雨によってウェットになる始末。これですと夏タイヤのままでたどり着けましたし、パートタイム4WDのジムニーにおいては2WD(FR)のままで走って来られました。フィエスタでも来られましたな。ただ、帰路は、天気予報によって降雪の予報も出ていますから、冬支度してきて良かったという顛末になり

#1471 今年も、2017年の年賀状に使った写真の話から。

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 新年明けました。明けましたので、年賀状に使った写真の話を。今年も、後ろ姿シリーズ、そして、今年も、能登で撮影した写真を使いました(右)。ま、なんだかんだで、能登、やっぱり、能登、そんな感じで、能登、な1年でしたので、能登。今回は、セルフタイマーを使わず、一緒に出掛けた友人に撮影してもらいました。もらいましたが、この写真は、実は、座って海を眺めようと、座ろうとしている時のものでして、予期していなかったカット。そうなんですね、友人が、意図したのかどうかはわかりませんが、シャッターを押していたようで。もちろん、この後に、ポーズを付けた写真を撮影しているんですが、比べるとですね、このほうが自然で、なんとなくいいかな、と。というわけで、今回は、写真に特段の意味を与えていませんし、ま、意味がないところがいいのかなと思いつつ、使っています。  実は、今、能登にいます。今年は仲間たちと能登で年越しをしました。いやー、どこか、宿に泊っての年越しって、人生初じゃないでしょうか。わざわざ、混雑を抜けて、割高な宿に泊まり、そこで年越しを迎えることに、あまり興味がなかったものですから。この宿は、年末年始料金ってものがないので、思いきって出掛けてみました。いいですな、こういう年越しも。  そうそう、今年の年賀状は、コメントを書きませんでした。書こうと思ったんですが、年取ったとか、小さな文字が見えないとか、そんなつまらないことしか、書けないような気がしたもので。