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2月, 2015の投稿を表示しています

#1097 アルファード、ヴェルファイア動画撮影のあれやこれや、反省会。

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 最近、自分にダメ出してばかりなのですが、今回も反省会を開かねばなりません。先日、撮影したアルファード・ヴェルファイア(クルマについては #1090 )の動画です。そうなのです 「えー」が多すぎる。  言い訳をするならば、市街地での動画撮影ってのは、クルマや人ができるだけ映り込まないようにし、信号のタイミングを計り、安全運転を心掛けるなど、とても難しいものがありまして、しかも切り取られるのは、何分の1秒という瞬間ではなく、分単位。今回は試乗会(1枠1時間)ゆえの焦りもありまして……、って、すべては言い訳ですな。はい、精進します。  そうそう、今回の取材時、担当さんから、録画していない時の語りのほうが言葉のあれこれがスイスイと入ってきますよね、吉田さんは、と言われました。なんとなくそれわかります。録画中は、いかに失敗しないか、いかに的確にまとめるか、こればかり考えて、そして、語っていますから。はっきり言って、らしさは出ていません、出せていません。そうなんですね、課題はそこにあるんです、きっと。  あ、最後の語りですが、なんで偉そうに座っているのかといえば、この日の天候はかなりの雨でして、ならばエグゼクティブラウンジの立派なセカンドシートに座るって語るのもありではないかと。なんだか偉そうにふんぞり返って話していますが、本人はリラックしているつもりなんです、あれでも。

#1096 房総の春爛漫に覆い隠されていた、埋立土受け入れ問題。

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 先日、房総半島へのドライブへと出かけました。いや、取材で。房総半島の中でも南房総は裏道から道の駅まで含め、あれこれと知っているつもりでした。そう、つもり。  昨日、ちょっとした出会いがありました。早咲きの桜や菜の花やら春の風景を撮影していたところ、摘むならあっちがいいよ、と、通り掛かりのおばさんに声を掛けられまして。どうやら、菜花を摘みに来たと勘違いされたようで。というか、そもそも、ここ、勝手に摘んでいいの? と思って、訊いてみたところ、募金箱にお金を入れたら、いくらでも摘んでいいとのこと。で、その募金は、裁判にかかる費用に使うと言います。  まさに、なんのこっちゃ、でしたが、どういうことですか? ともう少し話を伺うと、どこかで出た残土がこの地に持ち込まれて、埋め立てに利用されるとかで、その残土の安全性含めて、これはおかしいと訴え、そして、裁判していると。つまりですね、裁判費用(交通費やら)に充てるために、田んぼを菜花畑として、そしてこうして開放しているのだそうです。何やら深くまでは分かりませんが、ほかにも、"埋め立て”に関してのおかしなことを知っていたので、これは賛成しなきゃとばかりに、菜花を袋一杯に詰めました。もちろん、志はしっかりとお渡ししてきました。  で、帰宅して調べたところ、この件、不可思議なことがあれこれとあるようです。その流れは簡潔にいえば、土砂採掘業者が規定以上に掘り過ぎた→でも、戻すための土がない→ほかから持ってこよう、というもの。別に、悪いことないじゃんと思われるかもしれませんが、それぞれにおや? があります。掘り過ぎた? 土がないから放置? ほかから持ってこよう? 当事者ではありませんし、深く調べていないのでコメントは避けますが、ただただ、"都合の良さ"が気になりました。そこには汚染土を受け入れるという、金銭の流れもあるわけで、それだけをピックアップしても、一連のあれこれに、おや? を感じます。詳しいあれこれは→ ■ (鋸南町の環境と子供を守る会)  房総の春もいいんですが、もう少し、足下といいますか、現実を目にして、認識したほうがいい。いや、見ているのか、知っているのか。思うんですね、皆、見て見ぬふりをしすぎではないか、って。もちろん、自分も。撮影していた菜の花の写真を眺めていたら、何本かが立ち上がっ

#1095 電話番号だけヒモづけできない、Facetime&iMesseage with au4S(ゲタ)。

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 あのですね、iMessageとFacetimeが、ここ数日、繋がらなくなっていたかもしれません。MVNOへスイッチしてから、こんなトラブルなかったんですが、昨日、電車の中で到着時間を知人に送ろうとしたら、送れない。調べてみたらアクティベートできずにトラブルっており、SMSしか送受信できない状態になっていました。その後、あれこれ設定していたら、 AppleIDでのヒモづけはできるようになりましたが、 電話番号でのヒモづけはできず。  って、ま、困ることはないんですが、ないんですが……、 基本的にiMessage&Facetime用として電話番号をメインにしていましたし、そこにヒモづけされているAppleIDやメールアドレスはほとんどの人が知らない……。ということで、4Sを利用するのは諦めました。容量が32GBもあったので、データ入れ放題であれこれと助かっていたんですけども。  ちなみに、5cへとSIMを入れ替えると、何事もなかったように、電話番号を登録します。でも、戻すと、電話番号を外してきます。 なんでしょうな、これ。以前もそうだったっけかな……。ま、考えられる要因としては……、ゲタでしょうな。SMSを使ってのアクティベートでエラーを吐いているんでしょう。  そうそう、iPhoneといえば、昨日、あえてスッピンで使っている方を発見しました。ケースだけではありません、フィルムも貼っていません。すばらしい、すばらしい。しかも、そのコメントが良かった、Apple素のままを使いたかったから、って。 ちなみに、周囲でふたり目です。

#1094 どんどんひどくなっていくような気がする、iPhone5cの修理。

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 そして、iPhone5cのガラス交換再びですが、またも、完治できず。今回はどうなったかと言いますと、液晶を痛めつけ(割れてはいない)、ホームボタンが無反応となりました。  交換作業は、もはやちょちょいのちょいと手慣れたもんでしたが、やはりガラス面がケースに収まらない。といっても、前回の教訓がありますから、まずは試しつつ、あれこれ確認しながら加減して押し込んでいたところ、電源スイッチをいつのまにか何かに押し付けていたようで、突然にオンに! 配線をまだきっちりとしていなかったため、焦りました。が、電源をオフにしようにも、配線をちゃんとしていないからデジタイザは反応しないし(スライドしてオフができない)、さらにはなぜだかホームボタンも効かず、強制終了(スイッチ+ホームボタン )もできない始末。まさか、電源がついたままに配線しなおすなんて、危険なことできないので、 もういいやとばかりに液晶をグイグイと押していたら、表示はどんどんおかしくなり、写真のようになってしまいました。もうここまで来ると、どうでもいいやという気分になり、 電源オンのままに配線しなおすという暴挙に出たら、表示はもとに戻りました。ただ、グイグイ押したんで、液晶が痛んでしまっていましたが。あーあ。  さて、こうなると、問題はホームボタン。なんで効かないんだろうと、チェックしていったら、ボタンそのものの不良ではなく……、あれ、電気信号を基盤へと伝える部分が曲がっているぞ……、起き上がらせよう……、ポキッ。ハンダ付けでどうにかなりそうでしたが、もはや老眼の目には無理。で、ここだけ交換すればいいかと調べてみれば、なんとライトニングコネクタからヘッドフォンジャックまでアッセンブリとなっており、かなり面倒なことに。今は、Assistive Touch機能によりホームボタンの代用をしていますが、慣れていないもので、これが使いづらく、結局、iPhone4Sを使っています。  で、iPhone5cですが、ここまで来たら、徹底的に修理しようと思います。この2回でだいぶコツも掴めてきましたしね。なんか、もはや修理屋さんって様相になってきました。続く……。

#1093 エクストレイルのムービー撮影における、裏話のあれやこれや。

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  #1084 にて少し触れましたエクストレイル・ブラックエクストリーマーXの動画が公開されていました。って、え、動画の編集って、こんなに短期間でできるもの? って思われるかもしれませんが、無理をすればできるようです。って、編集作業そのものには携わっていないので、言うは簡単なんですが。 クルマについては #1084 に書きましたので、撮影時のあれこれを。当日は、寒風吹きすさぶ中、日暮れまでの撮影となり、寒さはもちろん(といってもクルマに乗っていることが多かったですが)、疲労困憊となりました。そうなんです、最後のまとめが、もはやくたびれ果て、髪もおかしいのも、そのため。日が暮れるー、時間がないー、となりましたので。  オフロード性能の見せ方については、ハードな見せ方をするのではなく、タイヤが少々浮く程度を想定していました。当初は、3:30付近で走っている凹凸路面にてそれっぽい雰囲気が撮影できる……、かと思いきや、意外にもたいしたことなかった。ということで、オフロードコースのモーグルを果敢にアタックすることに。  ダートランはあまり使われていませんが、何度走ったか覚えていないぐらいに走っています。というのも、草地に泥という走れば走るほどにコンディションが悪くなる、というか、愉しくなる路面状況ながら、同じポイントで同じ動きをしなければならず、これが難しかったもので。 最たるのは、0:10。迫力ありますけどね、あれ、たいへんでした。広角レンズゆえに、 路面に設置したGoProギリギリを通過しないと迫力がで、ギリギリまで近づいてくださいと言われ……。 で、最終的には近づき過ぎて、 フロントタイヤでGoProの足を踏んづけてカメラ位置を動かしてしまっています。ただ、 あの瞬間、自分では踏みつぶしたと思っていましたが、踏みつけておらず、ほっとひと安心。ま、撮影としては、大成功、と。  あとは、あれだ。今回の動画はもうひとつバージョン(右)があります。で、その最初0:05あたりからフレームインして停止するシーンですが、これがとんでもなくたいへんでした。進入からのフレーム内へのクルマの収まりはもちろんですが、ピントを浅く設定しているため、 停止にぴたりと停まってくれと指示がありまして……、って、ダートゆえに目印はないし、走るたびに路面状況は変わるし。で、あのシーンとなるわけ

#1092 "刈り取り"目的で栽培している春菊に感じる、春と切な。

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 今シーズンは、春菊の成長がイマイチです。ゴミ袋による簡易温室に入れたプランターでも成育は芳しくなく、蒔く時期が遅かったことがかなり影響しているよう。それでも、先日の春菊を食す会にて初刈り取りをしましたが、やはり小さくて、量も少なく。もう少し暖かくなるまで待つか……と思っていたら、いきなりとう立ちの気配を見せ始めていたりして。ま、そんなあれこれに季節感を覚えますが、気がつけば、2月も終盤か。  そういえば、刈り取りといえば、とある海外ドラマで、人間を食料とする地球外生物が、惑星にて人間を養殖しておいて必要になると刈り取りに来るって、そんなストーリーがあります。ま、視点を変えただけではありますけど、養殖されるほうはたまったもんじゃないなと思うと、春菊に対しても、申し訳なく思ったりしてしまうものですが。  あ、今年の春菊は、これだけ寒いというのに、温室にいれていないプランターまで、アブラムシだらけ。食す時にたいへんでしょうと思うかもしれませんが、これがそれほどでもなく。刈り取った後に、5分ほど春菊を水の中に沈めます。すると、あーら不思議、アブラムシが浮いてきます。って、これって、水攻めで、殺しているってことなんですけど……。ああ、殺生。。

#1091 iPhone5c、ガラス交換したばかりで再びガラスを割るの巻。

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 割りました、再び。iPhone5cのガラス。そもそも、1か月ほど前だったかに落とした時、どこかにゆがみが出ていた上に、この度の落下でさらにゆがんだようで、ガラス交換をしたところガラス面にわずかな浮きが出てしまっていました。で、iPhone5cってケースは樹脂性だから、 ゆがみったって 留め金具か、なら簡単だとばかりに、ケースから外しては金具を調整して……を繰り返していたのですが、だんだんと金具を大きくずらし、はめる時も力が強くなっていき……、パキッ! え? って感じでしたが、よくよく考えてみれば、あの力の掛け方からすると、割れてしまうことは時間の問題だった気がします。  ただ、今回の割れはホームボタン横。操作にあまり関係ないから修理せずにおこうと思ったのですが、ボタン横まで入ったヒビによってボタン部とガラス部に段差が生まれており、 操作するに 違和感があったのもので……、 仕方ないとばかりにパーツを再び発注。ああ、4000円。  とりあえず、ガラスが割れていますからフィルムを貼って対処しときましたが、今朝、ベッドからするりと落ちたら、ガラスが破片となってはがれ落ちました(写真)。 こうなると、指を切る危険性が出てきまして、 操作性云々とは言っていられなくなりはなく、 早々に発注しておいて良かったと相成ったわけですが……。  ちなみに、iPhone5cには フィルムを貼らずに使用するため、ガラス面の滑り心地は重要になるもの。しかし、 2枚も購入することになったサードパーティ製のガラス(デジタイザ付きユニット)は、思っていたよりも純正ライクで、おおむね良好。というか、マイナスイメージになるような大きな差は感じませんでした。  さて、パーツ到着は明日。今回の修理は無事に終わらせることができるのでしょうか……。今度こそ、4Sを代用機として使えるようにしておかねば。

#1090 基本性能向上たる正攻法が好印象、アルファード、ヴェルファイア。

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 さてと、新型アルファード・ヴェルファイアの試乗会のあれこれを。どこかで書いたかもしれませんが、このモデル、開発陣が込めた想いと、オーナーの捉え方とにズレがある商品だと感じていました。コンフォート感を大切に作り込んだその思いと、オーナーがこのモデルに期待する スゴミとにある、差。それは、全国のこれらモデルの、タイヤサイズとローダウン量の平均値とノーマルの差にも現れていると思われます。いや、そんな平均値を出した人はいませんけど。 ということで、新型がどのようなテイストで作り込んでくるかは、いろんな意味での期待感がありました。  で、どうだったかと言いますと、プレス試乗会でのプレゼンテーションでは、"いかつい"、"ラッセル車のような"、"地を這うスタイル"といった言葉が使われながらも、実車はコンフォート感を優先した作り込みが感じられ、その落とし所に、なるほどね、うまいね、を感じました。  で、その中でも好印象だったのは、直4/2.5L+17インチ。これまでの直4はパワー不足がウィークポイントになっていましたが、今回はそれがない。ワイドレシオ化されたCVTも相まって、発進時から十分なトルクを発生させたかと思うと、高回転までパワー落ちせずに回っていきますし、そんなパワーを感じさせながらも、回転上昇とのリンクもきっちりと作り込んでおり、これがとてもいい。で、高速の追い越しも、高速の坂道も、ゆとりを感じるほど。もはや、不足は、4気筒であるがゆえの音、振動のみといった感すらありました。  シャシーは、リア サス のマルチリンク化も相まって、これもまたいい。ハイブリッドにも使用することを前提に開発したという新しい17インチタイヤが、その転がり、 トレース性能に長けておりまして、"上質"と感じるほど。少々のコトコトはありますが、市街地から高速に至るまで快適性に不足は見当たらなかった。それでいながら、コーナーでのグリップ感、グリップ力ではなく、この場合もグリップ感がとても高くて、うっとり。そのコーナリングでは、ロール量は先代と大きく変えていないというものの、フィーリングに絶妙の動きを与えており、拍手喝采といった感じ。分かりやすく言いますと、姿勢変化が穏やかで、かつ姿勢が決まると、そのままにボディを動か

#1089 完璧でないからこそ、その追求に愉しさがあった、カセットデッキ。

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 最近の分解で、 #1088 のiPhone5cのように修理できたものがある一方、修復不可能となったのが、カセットデッキ。そう、いまさらのカセットデッキ。再生スピードがおかしくなっていたので、ベルトだろうと分解していったらば……、元に戻せなくなった。フタを開けてみれば空間だらけでしたが、メカニズム部、電気部分、それぞれに取り外し順序があり、当初は順序よく外していったものの、だんだんと分からなくなっていき、途中で、これ、戻せないなと感じてはいましたが、そのとおりとなりました。いちおう、元に戻してはみたものの、ネジは8本も余っているし、メカ的なところではリッドは閉めて固定できず、デジタル的なところはでレベルゲージは点灯せず……。つまり、何かを留めわすれているどころか、樹脂製パーツの何かを破損させ、電気的な何かをぶったぎったようですな。  というわけで、諦めました。ちなみにベルト回りに異常は見当たらず、どうやら、制御部の電子部品の何かに原因があったようです。って、コンデンサー類は見た限り、大丈夫そうでしたけど。  ちなみに、この壊れたカセットデッキは、学生時代にふんぱつして購入したデッキで、思い入れがありました。あまり人気のなかったビクター製なんですが、迷走から奮起した頃の製品(カセットテープにおいては)なんですが、 最上位機種ではなく、いわゆるスタンダードなモデル。ただ、上位機種の技術のあれこれが用いられつつ、オーディオ雑誌で評価が高かったことから購入しました。ま、コストパフォーマンスと、主流ではないブランドだったことやら、そんなことに惹かれての選び方ですな。もちろん、大満足でした。 自身、初の3ヘッドのデッキだったので、あれこれの調整しながらの録音が愉しく、また、その音質に満足していたことを覚えています。  まぁ、振り返ってみると、カセットテープは、あの当時、音を残しておく方法としてもっと手軽でした。しかし、アナログデバイスゆえに、原音に忠実には録音できず、デッキやテープ性能によって音質が大きく変わるというウィークポイントがありました。 それゆえにカセットデッキメーカー、カセットテープメーカー、そして録音する側のあれこれのセッティングに調整代が大きくありましたし、 それは、ハイレベルな耳をもったマニアでなければ聴き分けられないサウンドではなく、誰しも違いを感

#1088 iPhone5cのガラス交換で苦労したのは、見えないことだったって話。

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 クルマから下りる際にiPhone5cを落下させてガラスを割りました。がっつりと。ただ、粉々になったガラス面を眺めながら、 半年使いながらアスファルトへとは落下させていなかったことに、ようやく落としたかとヘンに感心していた自分がいましたけども。  で、ガラスについては、パーツを取り寄せて交換しました。実は、修理といいますか、分解作業は大好きだったりします。どうやって動いているんだろうとか、そういった好奇心からの行動ですが、って、文字にすると子供のようですが、ま、そういうところは子供のままなんでしょうな。  ただ、その際には、たいがいどこかしらを壊します。ネジが余ったなんてことは当たり前。ま、それは性格に由来するところでして、マニュアルを読まない、後先考えない、整理整頓が苦手……、といったあれやこれや。だいたい、外したネジだってその順序を分かるようになにかしらにしておけばいいのに、しない。  さて、iPhoneの分解修理ですが、……中略……、ネジがひとつどっかいってしまいしたが、ま、なんとか修理完了。 今回は、ちゃんと外したネジの種類と場所とを記録しての作業となりました。というのも、ネジのサイズが多いだけではなく、そのサイズが0.1mm単位で違うもので。そう、もはや見た目では区別できませんから。  ちなみに、作業をとおしての難関は ネジ穴を認識できないことにありました。そう、見えないではなく、認識できない。老眼ゆえに。これにはほんと参りました。

#1087 245/70R16がないことが惜しい、ダンロップ・グラントレックPT3。

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  我がグランドチェロキーのタイヤ、 いくら相性がいいったって、溝が残っていたって、とうとうライフサイクル終焉を迎え、いよいよ履き替えを考えなければならなくなってきました。公言してきませんでしたが、ここ最近は、ミシュランの4x4Alpinって、スノータイヤを愛用していました。もう10年以上前のタイヤになるのかな、ストレートサイプ時代のミシュランの冬タイヤゆえに凍結路は得意とせず、でも、積雪路はすこぶる愉しく、それでいて、オンロードでのグランドチェロキーとのバランスがとてもいい(ラレードV8以外は分かりません)、そんなタイヤでした。だから、オールシーズン履いていました。ちなみにオフロードも、このままに。  ただ、もはやボロボロ。もはや、新品はもちろんのこと、中古すら見つからず、ほかの銘柄を探さねばならなくなりました。で、 年に2回のスタックランドファームでのオフロード走行を考えるとATタイプかなと思いつつ、やっぱり、オンロード主体であることからHTタイプだろうかと考えつつ、MTタイプを除くと、 最近テストしたのはダンロップグラントレックPT3が好印象だったことがふと思い浮かびました。しかし、このタイヤ、我が グランドチェロキー用サイズ(16インチ)がなく、しかし、もしやサイズ追加されたかもしれないとホームページを覗いてみれば、おっと、その取材時に撮影した動画が貼られていました。→ ■ (ダンロップのサイトへ)  この動画、ディーラーやら販売店で流すために使うと聞いていた気がしつつ、そういえば、ホームページに張られるとも言われていたような、……、って、もはや覚えていませんが、いずれにしても、いきなりの自分の出現にビックリしました。ってか、まさに、ビビリました。もちろん、動画の中で語っている言葉に偽りはなく、テスト車であるイヴォーグの素性の良さもあって、タイヤに対しては今も好印象のまま。だから、履こうかと、サイズチェックのためにサイトを訪れたわけですが。 まぁ、思い起こせば、あの動画撮影は、昨年の春だったか。タイヤの印象はとにもかくにも良くて、インプレッションの言葉はすらすらと出てきたものの、タイヤの技術的な説明を語る際、真円プロファイル、新パターン、SUV専用低発熱密着ゴム、というたった3つのテクニカルタームを連続して発することができず、何度も何度もNGを繰り返

#1086 1年半経過して、実力を発揮しはじめたTANNOY MERCURY V1。

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  #543 にて、我が家のメインスピーカーをTANNOYの小型スピーカー(MERCURY V1)に換えたって話をしましたが、あれから、BOSEやらJBLのBluetooth接続のイマドキスピーカーを加えまして、その活躍の場はなくなっていました。購入しなくても良かったなと思いつつも、たまに鳴らしていたのですが、そしたら、ここ最近、音が変わってきました。というか、とんでもなく良くなって、ちょいとビックリしています。  いくらTANNOYってたって、いわゆるエントリーモデル、……と言えば聞こえはいいけど、言い方を変えればイマドキな廉価版、……いやいや、本質を理解せずとも雰囲気を愉しめるモデル。モデルチェンジ前に特売となったところで手に入れましたが、2万円で、この音はありえませんってぐらいにいい。  こいつで鳴らすのはクラシック、その中でもピアノソロばかりですが、ピアノってのも再現するになかなか難しいサウンドだったりします。ダイナミックレンジはもちろんですけど、下から上まで複雑な倍音構成ゆえに、ごまかしがきかないって意味合いでも。 で、びっくりしたんですが、とりあえずのサウンドや音場はともかくとして、最近、空気感を伝えてくるようになりまして。イマドキのデジタル録音ものだけならまだしも、かつてのアナログ+モノラル録音まで。そして、さらには、下手するとこもってしまう中音域を明確に表現しながら、当初は少し耳障りだった高音域の角を削り取りつつ、低音域は響かせるのではなく、音の一粒ずつをしっかりと鳴らすようになっていまして……、って、エージングとか、あんまり好きな言葉ではないんですが、ま、そんな感じ。なんていうんでしょうかね、ホームオーディオにこだわって良かったと思えるような、(自己?)満足感あふれるそんなサウンド。  ちなみに、使っているアンプは、20年前はそれなりのスペックで、24bit分解しているけど、あんまり効果を感じられない、そんな感じのヤマハのAVアンプ。なので、アンプのおかげだとは到底思えませぬ。  あ、イマドキサウンドはあんまり得意じゃありません。低音で、ベース音域で強調される低音域がありまして。聴いてみたい方は、是非、おいでください。

#1085 それぞれに愉しさが異なる、パンダ4x4、アバルト595、ミニONE。

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 輸入車の話に戻りましょうかね。実は、強くは言っていませんでしたが、パンダ4x4も購入候補の中では有力な1台でした。知人が強く惹かれていて購入を考えていることを語っていたので、重ならないようにとの配慮もありましたが、まぁ、乗ってみるまではわからんってのもあり、あまり言葉にしてきませんでした。ま、新車購入ではなく車検継続を選んだため、そういった観点で眺めることはなくなりましたが、興味が失せたわけではありませんでした。  ということから期待大の試乗となったわけですが、これが期待どおり、期待以上でした。エンジンのフィーリングはレギュラーモデルで体感していましたから、そのトルク感はもちろんフィーリング含めて、まったく問題なし。といいますか、やっぱりトルクの表現方法が上手いことが強く印象に残りました。で、MTによる演出、つまり愉しさは、想像以上。重心が高くなったことによるあれこれも、うまく乗り味に転換していますし、ロールの出し方も、実にきれい。つまり、パンダ4x4に与えた緩さのすべては、乗り味からデザイン、装備に至るまで上手く表現しており、そのバランスがとてもいい。そう、予想どおり、買いを強く感じたモデルでした。  愉しさという意味では、アバルト595コンペティツォーネは、もはや吹っ切れた感すらあるヤンチャぶりがとても良かった。335.8万円もする フィアット500という、ひがみ半分の見方をしていましたが、 これが、乗ってみるとその価格差分以上のチューニングが施されていまして、シート調整レバーやらに手が届かなくても、そんなことどうでもいい、許せてしまうという愉しさにあふれていまして、一気に好印象に。ただ、価格が高いののは事実……と思っていたものの、同乗者と話していたら、このモデルは、 ベース車という視点から眺めるのではなく、高級輸入車に乗っていてもう1台といった、まさに遊びグルマ的なイメージの1台と捉えると、すんなりと受け入れられるモデルではないか、という結論に。そう考えると、コストパフォーマンスに長けたモデルとも言えますな。やっぱり、高いけど。  となると、果たして、ヨシダ大絶賛のミニONEへの評価はどう変わるんだろうかと、試乗してみたら……、これがいい、やっぱり、いい。といっても、比較していいというよりは、そのキャラクターやらまとめ方、そして、バランス

#1084 エレガントさを備えたけどタフさも似合っていた、エクストレイル。

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 またも、泥だらけにしてきました。すみません。今度は日産・エクストレイルです。ま、正確にいいますと、昨年末にオーテックジャパンからリリースされたエクストレイル・ブラック エクストリーマーXで、クロームを用いた加飾とブラックのホイールといった専用装備と、LEDヘッドランプにルーフレールといった人気オプションアイテムを採用した特別仕様車。と、リリースなどを見ずにすらすらと書ける(言える)のは、動画で話すために徹底的に暗記したからでした。  で、エクストレイルについて、少し。その最新型はこれまでのタフさをベースにしているものの、その表現(演出)方法を変えたために、先代にあったタフさという商品性が少し見えにくくなっていました。といっても、快適性やら2WDやらサードシートやら、しっかりとトピックを掲げていますから、イマドキのSUVたる商品性はしっかりと備えています。つまり、 かつてのイメージは、覆い隠されてしまっただけのこと。  ということで、どこまでタフなのか、どこまで泥が似合うかをチェックするという取材してきまいた。詳細は、仕上がったムービーやらを観ていただくとして、まぁ、簡単に回答を述べるならば、やっぱり、泥が似合うってことをあらためて感じた次第。それはスタイルにも言えること。エクステリアにブラックを多用すると、オンロードやらスポーティやら高級感やらが強調されるの常ですが、飾ったパーツ類が泥を被って隠れてしまっていても、むしろそれがカッコイイと思えましたし(写真を拡大してみてください)。  オフロード走破性は、”走破”レベルとしては決して高くはないものの、その制御は前モデルより諦めなくなっていることが印象に残りました。今回、エクストレイルにとっては酷なシーンを走らせましたが、足が浮いてもアクセルを踏んで待っていると、状況をあれこれ変えながら、探りながら、やがては前進していきますし、その際のアクセルコントロールはとてもしやすく(車両が唐突な動きをしない)それもまた好印象。ただし、 不整地走行は前後バンパーに気を遣うことやらがあり、せっかくの愉しさを少々スポイルしてしまっているのも、また事実。マイナスとなる緊張感ですな。  そう考えると、エクストレイルに与えられたポテンシャルを存分に愉しめるモデルがあるといいのでは? と思えました。そう、新型チェロキーのトレイルホー

#1083 好みの弾き手を見つけるに助かる、イマドキの楽曲プレビュー。

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 どこかで書いたかもしれませんが、Mozartの楽曲はほぼ好きだったりします。しかし、Beethovenの楽曲に特段好きという曲はありません。いや、そんなことないか、と思い起こしたのが、あれ、Piano Sonata No.14。Moonlightというサブタイトル(!)が付けられた有名なあの曲。ただし、クラシック100やらに入る第1楽章ではなくって、第2楽章と第3楽章のほう。すごい構成のソナタだなと、小学生の頃に感心して、いつかは弾いてやるぞと思っていたものの、結局、叶わず、そんな憧れもあっての、好きな曲。今から練習せよ? もはやここまでは指も動きませぬ。  で、そんなこんなでしたが、実は、弾き手によって、表現が大きく変わるのが、このソナタ。まぁ、第一楽章は、ほとんど同じ解釈(クラシックではこういうことが多い)なんですが、特に第3楽章は、それこそいろんな解釈がありまして、転んでまでスピード感を無理矢理求めたり、妙なためを作ってみたり、少々大げさというか、違うなぁと思う表現ばかりで、好みの弾き手にたどり着けずにいました。  が、見つけた。それが、Stephen Kovacevichって弾き手。なんていうんでしょうかね、弾き手が表現し過ぎることなく、でも、教本的ではないという、絶妙なバランスがあります。第2楽章なんて、まさに、軽快さというよりもかろやかさを表現していて、理想といいますか、パーフェクト。第3楽章は、スピード感と、エレガントさと、悲壮感(!)と、ダイナミックさと、やはりパーフェクト。→ ■ (iTunesへ。アフィリエイトなし)  ほほぅ、この人、どんな人だろうか(意外にピアニストを知らない)と検索してみれば、Myra Hessの弟子だったそうで。なるほど、どおりで、好みなわけだと。ちなみに、Myra Hessって方は、自分が生まれる前に、すでに亡くなっていますが、そのストレートな表現たる演奏は、小学生時分にやはりショックを受けました。分かりやすいところでは、バッハのカンタータを編曲した人で、ま、その弾き方はまさに本家そのもの。→ ■ (iTunesへ。アフィリエイトなし)  それにしても、iTunes Storeやらのプレビューを利用することで、弾き手を探すのが楽になりました。今回は、50人ほど聴き比べてたどり着けましたが、これ、レコード

#1082 後発ゆえの分がある、BMW2シリーズアクティブツアラー。

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  #1081 のメルセデス・ベンツBクラスとBMWの2シリーズアクティブツアラーの話の続きです。   比較すると、ようやくカタチにすることができた2シリーズアクティブツアラーと、2世代目、しかもその改良後モデルであるBクラスでは、Bクラスに分があるのは当然のこと。と同時にBMW側の課題も見えてきますし、後発ゆえの有利なポイントも浮き上がってきます。  課題か、課題は、乗り味でしょうな。広報車がオプションとなる17インチホイールを履いていたこともあって、路面トレース性に不足、つまり、しなやかさに物足りなさ感じてしまうところがあります。個々は悪くはないのだけど、バランスが取りきれていないといった印象でしょうかね。あとは、1.5Lターボ エンジンは3気筒ゆえの音・振動がありまして、ミニでは味と表現できたものの、このモデルのコンフォート感を表現したキャビンには、見合っていないような気がします。って、これもバランスの問題か。  では、有利なポイント。パッケージでしょうな。といいますか、BMWでパッケージを語るようになるとは、ちょっと意外ではありますが、まぁ、このモデルはそうしたクルマですし、これからのBMWが何を目指そうとしているのかも、ここに見えてきます。で、両車、ホイールベースやボディサイズや、あれこれを単純に見比べていると、大きな差はないものの、ラゲッジルームの奥行きに明確な違いがあります。2シリーズアクティブツアラーのほうが奥行きがある。この差はどこから生まれてくるのだろうと比較してみたらば、リアゲートの形状でした。ゲートボトム部分をできるだけ後端としながら、そこを薄くしています。  下の2枚の写真(上が2シリーズアクティブツアラー)がそれですが、スカッフプレート部(リアゲートボトムの厚みですな)とバンパー距離に違いがあることがわかります。つまり、ここでラゲッジルームの奥行き分を稼いでいると。ある意味、BMWらしくない設計ではありますが、後発モデルゆえの戦略でもありますな。ここまでのボディ設計の変更は、フルモデルチェンジまで待たねばなりませんから。と、考えると、次期Bクラスが、どうしてくるのかが、見物でもあります。  あとは、パッケージに基づくキャビンの演出については、2シリーズアクティブツアラーでは、ルーフに1枚ガラスを用いたり、色使いやら

#1081 先発ゆえの分がある、メルセデス・ベンツ Bクラス。

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 さて、輸入車試乗会のあれこれを書いていきましょうかね。まずは、メルセデスベンツBクラスとBMW2シリーズアクティブツアラーから。って、たまたま同枠で乗ることができまして、比較試乗となりました。  振り返ってみると、ここで最近のメルセデスベンツについて書いた覚えがありません。カーオブザイヤーを受賞したCクラスですら。いや、Cクラスについては、撮影した写真が見当たらず、掲載できないなぁ→時期がずれる→ついつい後回しに……、となっただけのこと。個人的にはBMWびいきではありますが、だからといってアンチ、メルセデス・ベンツではありませんので、勘違いされないよう。  といいますか、メルセデス・ベンツは、メルセデス・ベンツなりの良さがあると思っていますし、それはボディであったりシャシーであったり、それらが作り上げるコンフォートライド感がもたらす安心感にあると 常々 語っています。ただ、ここ最近の少し前のメルセデス・ベンツは、あまりにタイヤサイズを含めて、スタイル(というよりも第一印象)を意識した商品展開をしており、それはメルセデス・ベンツの良さをスポイルしてしまうもので「違うだろう」を感じていました( #429 参照)。ところが、最近、これが、少しずつ変わってきていました。なんていうんでしょうかね、メルセデス・ベンツというブランド性とは何かを、彼らが再認識し、それを商品に存分に表現してきたとでも言いましょうか。って、ドイツ本国の開発だけではなく、日本法人のマーケティングに至るまで 、ちゃんと同じ方向を向いている。  さて、前置きが長くなった。で、Bクラスですが、好印象だらけでした。それは、Cクラスに感じた高い技術力がもたらすクルマたる基本性能だけではなく、 先に述べたメルセデス・ベンツらしさが存分に表現されていまして、その両方があってこその好印象。たとえば、グレード展開。ボトムグレード(B180)を価格だけの見せかけとするのではなく、 威張るかのように飾ることを売りとしていません。そして、そのB180では、 カタログ装備表(メーカーオプション扱い)において、16インチホイール以外を選ばせるような余地を与えていません。これは、素性がいいことの自信の表れであり、素のままで乗って欲しいという意図と捉えていいと思います。  ということで、クルマに対する評価は、日本では3つのカ

#1080 「続けてください」に背中をおされ、続けることにした雑談会。

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 いつからか、毎年、自宅に知人が集っています。というか、誘って、愉しいひと時を過ごしています。互いは見知らぬ者どおし、クルマ好きから免許なしまでが集いますが、話題は尽きませんし、笑いも続きますし、箸も止まりません。そんな愉しさがあるものの、 高尾は遠いと言われたことをきっかけに、ふと止めようかと思いました。でも、 昨年だったかに、 イスラエルにいる友人から「こういう会は続けてください」とメールをもらっていたことを思い出して、ふと、続けることにしました。いや、そのイスラエルの当人は、遠路すぎて、もちろん不参加でしたけど。  で、いざ集ってみれば……、って、何を話して、何で盛り上がったか、その大半は忘れていますが、後で 場に対する感謝をもらったりすると、やって良かったなと思うわけです。 もてなしに対しての感謝はひたすらに申し訳なく思うのですが、行動に対しての感謝はじんわりと染み入るものがあります。  あ、それもあっての会なのか。そう考えると、いい知人に囲まれているなと思うわけで。ということで、そんなあれこれを忘れないようにメモしておきます。  ここまで読んで何か惹かれた方、来年は是非どうぞ。

#1079 天晴れ、天晴れ、愉しい、愉しい、フォルクスワーゲン・クロスポロ。

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 記しておきたいあれこれはあるものの、あれこれと忙しくと言い訳をして、あれこれを書いていません。考えたら、昨年末のムーヴの試乗会のことも書いていないや。というわけで、ひとつずつ、ひとつずつ。  まずは、フォルクスワーゲンのクロス・ポロ。そもそも、昨今のポロに対しては、VWにゴルフという存在がなければ、ポロの評価はとても高くなるのになと常々思っています。ゴルフ5以降のゴルフの仕上がりが良過ぎて、ついついポロに厳しい目を向けてしまうもので。と、そんなポロではありますが、派生モデルのクロス・ポロについては、苦言を呈してきました。17インチタイヤを組み合わせるというやり過ぎ感ですな。そもそも、クロスオーバーだから低扁平率タイヤを履かせるという組み合わせを理解できないところもありますが、それをおいておいたとしても、VWのクロスオーバーモデルは行き過ぎを感じていました。なんて話は、 #1005 のパサートオールトラックについてのあれこれで書いていますので、そちらで。  ただ、このクロスポロも、最新型ポロ同様に大改良という名のフルモデルチェンジが行われまして、……、そうだ、クロスポロもきっと何かが変わったに違いないと感じ、テストドライブに連れ出してみました。そしたらば……、変わっていた。あのー、そのー、えっとー、違う。というぐらいに違う。VWの仕上がりのいいモデル(グレード)に共通している、あの路面トレース性を得ていまして、路面を転がりゆくタイヤからのフィーリングにもはやうっとり。そして、路面からの入力をちゃんといなせるようになったことに、これこれとうなずき、1.2LTSIエンジンとDSGの組み合わせに、分かってるよなーとひとり感嘆。つまりですね、おやま ー、やれば出来るじゃんと、感激したほどの仕上がりでした。  ということで、ネガティブを消し去ったクロスポロは、ポロ本来のアドバンテージをここぞとばかりに発揮。といいますかね、乗り味という面では、レギュラーモデルのポロよりもクラス感をアップさせていました。それらは、コストを掛けてきましたな、と、感じさせるものばかり。  少しとはいえども腰高感を上手く生かしながら、スポーティと呼べるほどにシャシーをちゃんと躾けてありまして、コーナーではまったくもって不要な動きを見せません。つまり、快適でスポーティ。ロールが決まると、そのまん