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8月, 2013の投稿を表示しています

#576 スピード域が高くなると一気にその真価を発揮する、ゴルフ7。

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 さてはて、ゴルフ7(ハイライン・1.4L)の続きを。まず #575 にて書くのを忘れましたが、高速走行での燃費は最終的には平均27km/Lでした。 #575 の写真では33km/Lとなっていますが、あれは条件が良かった時のもの。あの後、トラックにあおられたり、遅いクルマを抜いたり、上りがあったりと、無理をせず流れに見合った走りをしつつの結果、27km/L。かなり優秀だと思います。ちなみに平均速度は73km/h。ずっと一緒だった先行車がこんな速度だったもので。まぁ、7速でいちばん低い回転域を保って走るにはピッタリだったんですが、 現実的ではないのかな。って、法規違反ではありませんけども。   #575 では、マイナス面ばかりを並べましたが、総じて、ゴルフ7は好印象なクルマであることは、試乗会の時と何ら変わっていません。まぁ、随分とコンフォートになってしまったなとは思いますが、クラス感が上がったと考えると、すべてを受け入れることができます。では、このハイラインの真価はどこにあるのか、って話になってくるんですが、現時点ではコンフォート感よりも、スポーティさにあったような気がします。というのも、シャシーのポテンシャルはハイスピード時に一気に顔を出すといった感があるものですから。たとえば、ワインディングでは、どこまで入っていくのかとばかりにインをつきますし、これまで以上にリアサスのしなやかさと踏ん張りに感心します。路面変化がなだらかなシーンでは、タイヤの接地感が豊かすぎますし、シャシーの動きにもううっとりといった感じで、あえて動かしたくなる、そんなテイストにあふれています。ただし、これらはスピード域が高いところでの話。 まぁ、これはスポーツカーでは当たり前の公式ですが、やはりゴルフですから、もう少し低い常用域でもそれを感じさせて欲しかったなとは思います。あ、グレード名がハイラインだからいいのか。まさに、そんな感じですな。  ゴルフ5から特に強められた、リアシートの快適性はさらにブラッシュアップされた感があります。そのシートポジションがプジョーの4シリーズ的と表現すると、あっちから、こっちから非難を受けそうですが、まさにそんなテイスト。座ろうとするとすっと腰を深く落ち、足先を自然と前方へと置きたくなるという、リクライニング不要のままにくつろぎたくなるポジションを与えて

#575 燃費を期待できる2シリンダーモード、でもね、というゴルフ7。

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 さて、ゴルフ7(ハイライン・1.4L)の話をしないといかんですね。言いたいことがありすぎて、まとまらなくて、ついつい先延ばしにしてなってしまっていました。 どこから話すかな。えっと、試乗会の時はゲリラ豪雨の中を走りまくり、雨音が届かないことや、その安定感と操縦性の高さに恐れおののきました。ハイラインの話ね。その印象は基本的に今回の1300kmドライブでも変わりませんでした。新潟へ入った時に強い雨に降られたんですが、まさに印象は同じ。  で、発見したことを連ねましょうか。まずは、17インチなりの固さが存在することでした。基本的に ある程度のストローク幅までは、しなやかに動くのですが、その先を必要とするようなシーン、つまり、工事後の路面やら高速道路での大きめな継ぎ目などでは、ドタンが顔を出します。いや、あれはドタンまで届いていないか、ドトンか。分かります? このニュアンス。あと、気になったのは、発進時のアクセル開度とその踏み込み量。まったくもってドイツ車らしくなく、ちょっと踏み込んだだけですっと出る。いや、それはいい意味合いではなく。ですから、むしろ緩慢さをあたえて、踏み込ませる必要を感じたほどで、ちょっとやり過ぎ感を覚えました。で、オートストップの再始動ではこのアクセル踏み込み量の件もありますし、DSGゆえのクリープがないこともあって、スムーズに発進させるのが難しい。ゆるゆると前進させることは難しく、時たま、ドンとクラッチがいきなりつながるかのような、少々ラフな動きもありました。  そして、肝心な燃費ですが、これが期待を上回っていた反面、また、想像とは異なるところもありました。低燃費を出すためには、2シリンダーモードへといかに持ち込むかにかかっています。たとえば、高速巡航では通常の瞬間燃費が25km/L前後だったとすると、2シリンダーモードでは30〜40km/L(右画像・瞬間燃費)となります。そうか、ならば高速道路での燃費はとんでもなくいいんだな、と思われたかもしれませんが、これが違う。実は期待ほど2シリンダーモードへスイッチしてくれません。トルク変動を全くといっていいほどに期待しないかのようなパーシャルスロットル時でないと、入りません。つまりですね、アクセルペダルを相当に軽く踏んでいる状態でないと2シリンダーモードに入らないのです。これを分かりやすく表現します

#574 インタビュアーが最も苦手とする、インタビューされる立場の話。

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 突然ですが、インタビューを受けました。ただし、仕事としてではなく、ジープのユーザーとして。そもそも、ひとりのジープユーザーとして、クルマの写真とコメントを投稿したのですが、そこからさらにピックアップされたようで、で、インタビューとなりました。  普段は逆の立場が多いですから、とんでもなく緊張しながらも、あいかわらず、深く考えずに挑んだら、やっぱり、反省点は数多く。ある程度のまとめといますか、表現は用意しておかないといけないなと感じました。分かりやすい表現とでも言いましょうか。曖昧だったり、長い説明が必要だったりしてはならぬのかな、って。  いずれにしても、今回は インタビュアーとカメラマンさんに助けられました。話をしやすくする、話したくなる環境作りに助けられたとでも言いましょうか。えっと、クレジットは出ないようだから、誰とは書かないほうがいいのかな。インタビュアーの方はお会いするのは初めてでしたが、実は名前は知っていましたし、その方の書かれた文章も目にしていました。ちなみに、彼の文章は、端的に、シンプルに、リズミカルに書かれているものですから、ちょっと緊張を覚えたのも事実ですし、ひょ、ひょっとして、上から目線で、冷たい人なのか? と少し身構えたりもしました。しかし、自身は全く逆で、気さくな方。って、お調子者のワタクシは、いつしかちょっとフレンドリーになり過ぎており、と、いまさらに反省していたりもするのですが、もう、どうしようもないか。  ま、そんないつもながらの反省はあったにせよ、とても楽しい時間となりました。それにしても、はちゃめちゃな語りをどうやってまとめられるのでしょうか。楽しみだったりします。あ、画像は、撮影で訪れた近所のダム。クルマで10分のところにダム湖があるんです。ふふん。

#573 うらやましい、軽トラックとゴルフ3GTIと、そして、伊那ぐらし。

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 日々の移動距離が多い気がします。その分、充足感も強いんですが、疲れを感じないから不思議です。朝もきっぱり目を覚ましますし。  一昨日、東京へ帰ってきましたが、今日は都心へ一度出てから、夕方には長野県は伊那にいました。友人が拠点を伊那へと移すことになり、その手伝いという理由のもとついていったんですが。で、軽トラックにて。後日、時機が来ましたら、あれこれと述べますが、今、軽トラックの話題に囲まれています。実用性という理由のもとに作られたモデルゆえに、あれやこれやがおもしろい。いちいち理由があって、まさに、なぜ? どうして? と、すべてを問い詰めたくなるクルマだったりします。もちろん、その先にはなるほどという回答があふれているからなのですが。  話を移して、その友人の話。…中略…、広々とした平屋を借りていたんですが、山深い中におらずとも、山を見渡せるし、空はどんと広がっているし、目の前は畑だし、と、居心地のいいところでした。なんでしょうね、初めて訪れたのに、他人の家なのに、居心地がいいと勝手に感じてしまったのは。自分にとっては、なかなか珍しいことです。まぁ、何よりも、敷地内ならばクルマを置き放題という、クルマ好きにとっては理想たる状況もプラスに働いていたとは思いますが。ちなみに、友人のクルマの選択は、ゴルフ3GTIとスバルサンバー(画像)。このチョイスもしびれてしまいます。  先を考えての乗り換えも少しは考えているようでしたが、この組み合わせと、個々の良さは、ほかのクルマで得られるものではありませんから、 乗り続けることを強く勧めておきました。  まぁ、いずれにしても、都市を離れることで得られるものは多いような気がします。何よりもストレスから逃げられる。でも、たかが、ストレス、されどストレス。そう考えると、贅沢とか豊かとか、そんな表現ができるライフスタイルのような気がしました。  んー、ひたすらにうらやましい。

#572 久しく会っていない知人たちを訪れる、新潟ロングドライブ。

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  今日も、20年ぶりな知人との再会でした。新潟にて。学生時代に一緒にバイトしていた知人でしたが、すっかりマダムになっていました。もともと品のある方でしたが、磨きをかけたとでも言いましょうかね。あの頃の話から、これまでの話、そして近況から、これからの話まで、話題は尽きませんでしたが、これでいいんだ、これで良かったんだを、互いに確認していたような、そんな気もしています。  で、今日の移動距離はそれほどでもなく300kmほどだったか。金沢から新潟って、距離はあってもすぐだと思ってました。いや矛盾していますけど、そう思い込んでいました。ほら、地図では親指幅ほどの距離ですし、間にあるのは富山県だけですから。なので、今日は能登半島を巡って新潟入りする予定でいました。ちなみに、能登半島を巡るドライブをプラスすると400kmオーバーか。もちろん、考えれば考えるほどに待ちあわせ時間に間に合わない気がし、最終的にはナビでの検索結果にて悟りました、絶対に間に合わない、と。まぁ、冷静に考えてみれば、間に富山県だけっていったってひとつの県が挟まっていたわけですから、そもそも金沢-新潟だって、近いわけはなく。ちなみに、その200kmを東京からの距離に置き換えてみれば、東名にて西へ走って静岡県は菊川ICあたり。遠かったです。と、いまさらにあれこれと反省していますが、それでも、まぁ、なんとかなるさと走ってみれば、待ちあわせの時間に到着して、なんとかなったんですけども。  あ、画像は、それでも無理矢理足を運んだ能登半島、千里浜なぎさドライブウェイ。ボルボムックの取材で、S60とともに出掛けたのが……、あ、10年ぐらい前だったか。34歳か。若かったさね。そうそう、あのおんぼろビジネスホテルはまだありました。

#572 久しく会っていない知人たちを訪れる、北陸ロングドライブ。

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 唐突ですが、金沢にいます。横浜市金沢区ではなくって、北陸の石川県金沢市です。ゴルフ7を借りてロングドライブを目論んでいたんですが、なかなか目的地が定まらず、北陸に決めたのは3日前だったか。最初は、知人がいる地を探ったんですが、皆、都合が上手く合わず。京都にいたっては数人いる知人がすべてNGというほどに合わなかったし。また、次の 火曜日に中央道往復があるので、できるだけ中央道を避けたかったなどなど、 あれこれ考えて、プライベートでは足を運んだことがない北陸へターゲットを定めました。といいつつ、結局、往路は中央道を走ったんですけどね。しかも、八ヶ岳に立ち寄るという、寄り道を超えた大回りをしつつ。  話を元に戻しましょうか。先ほど、金沢の街を気が向くままに散策してきましたが、なかなか見所の多い街で、それこそ夜が良かった。たとえば、金沢21世紀美術館は、ガラス張りゆえに、昼間がとてもいいってイメージがありましたが、夜の中に浮かび上がる景色も、実に良かった。幻想的ってわけではないんですが、その存在感と周辺とのバランスが、絵になっていたという表現がいちばん近いかな。ほか、 金沢城跡の城壁までもライトアップされていて、周辺一帯での演出がなかなかで、まさに気分爽快な散策ができました。まぁ、何よりも、人をほとんど見かけなかったことが、大きくプラスに働いていたような気がします。なんていうんでしょうかね、独り占めにできたうれしさも手伝ってとでも表現しておきましょうかね。  結局、金沢には知人がいましたっけ。忘れてて、宿を抑えてから思い出した。20年前に実家へ戻った知人がいたんです。で、20年ぶりに再会してきましたが、互いにただ年を重ねただけで、いい意味で何も変わっていませんでした。話は昔話に終始しましたが、それはそれで愉しかった、と。で、当初は金沢2泊の予定でしたが、やはり久しくあっていない知人が新潟にいることを思い出して、明日は新潟へと移動することにしました。そう、いつしか、今回のドライブのテーマは、20年ぶりに会いましょうドライブになっていたのでした。  いやいや、テーマはゴルフ7のロングドライブでしたっけ。えっと、クルマについて感じたことのあれこれは、東京へ戻ってからまとめるとしますが、簡単に言いますと、試乗会で感じたこととは異なるあれこれを発見しました。それはい

#571 今度はナビを残して、リーズナブルを訴えてきた、BMW 320i SE。

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 3シリーズに、リーズナブルモデル320i SEが登場したようで。って、前モデルにもありましたが、あれは標準装備となったナビを外しての特別仕様車であったため、反応は芳しくなかったとか。で、今回は、その二の舞とならぬように、ナビを残したままに価格を下げてきました。ベースになったのは320iのATで、この320i SEの価格は399万円ですから、単純に51万円安か。もちろん、単なるプライスダウンだけではなく、装備の何かを省いて実現できたのであり、逆にいえばナビの代わりに犠牲になった何かがあるはず。ただ、 手元に細かな資料がないので、なにが省かれたかはわからず。んー、価格に大きく反映できるのはシートあたりしか考えられませんな。ま、調べて、あとでレポートしましょうかね。 って、考えてみますと、3シリーズもスタンダードグレードでも、随分とあれこれてんこ盛りになっていたもんだと感じました。まぁ、プレミアムを期待されるモデルゆえに致し方ないんでしょうな。  ま、それはさておき、これで随分と320iが買いやすくなったような気がします。ディーゼルはガソリンよりもたったの20万円高に過ぎなかったことは、ディーゼルを購入する立場からはうれしいことですが、逆に320iを積極的に選ぶ理由が乏しかったところもあります。そう考えると、装備内容が異なるとはいえ、これで71万円差がうまれましたから、ガソリンモデルを選ぶ理由も強くなったように感じます。ってか、こうなるとスタンダードなガソリンエンジン搭載車は廉価版的な位置づけになって行くんでしょうかね。  いずれにしても、最近のBMWはこういう計算“も”とても上手くなったと思います。誘導とも言いましょうか。気がつけば、全包囲網とも言えますな。ちなみに340台限定だそうです。

#570 素性がとてもいいので、MTで乗りたくなる、ミラ・イース。

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 最近の軽自動車の燃費競争に行き過ぎを覚えますが、それがニーズゆえに致し方ないようです。まぁ、それによってどこかにひずみを作らないといいのですが。いずれにしても単純に燃費という数値だけに振り回されるのではなく、もう少し購入者が賢くなり、本質を見抜けるようになるといいのですが、と常々思っていますが。  で、ミライース。ガソリンエンジン燃費トップを打ち立てましたが、クルマとしての完成度も好印象でした。今回の改良では、プレスリリースでは燃費がトピックになっていますが、個人的には走りの面で質感が高められたことを高く評価しています。快適さと緩さのない操縦性を上手くバランスさせており、まぁ、いいんじゃない、ということができます。そう、まぁ、いいんじゃないかって。 アイドリングストップが減速時11km/hから作動するようになりましたが、完全停止前のブレーキ抜きの判断については、スズキよりも甘いような気がします。ただし、甘いといっても、それは悪いのではなくブレーキを抜く操作をするドライバーにとっては大歓迎な制御だったりします。  で、試乗しているうちにこのクルマ、もっとシンプルであるといいなって思いました。スマートという意味のシンプルさ。そして、素性は悪くありませんから、素っ裸にしてもいいかも、と。 MTで乗りたくなる、そんな素性とでもいいましょうかね。 シンプルを求める人って、意外に多いと思うんです。スマートという観点からも。こういうシンプルモデルは売れないんでしょうか、って、必ずしも多くは売れなくていいと思うんですけども。

#569 薄情なのか、記憶忘れなのか、わからないけど、忘れていた水野君の話。

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 高校の時の同級生の水野君が亡くなったと連絡がありました。誰だっけ? と思いつつも、たしか1年と3年で同じクラスだったと記憶し……、なんて考えていたら、1年の頃はあれこれと連んでいた気がしてきました。  彼が亡くなったことは寂しいと書きたいのですが、薄情なもので、忘れていることが多すぎて、会わなかった期間が長すぎて、他人という感じすらします。というか、ほんとに記憶に残っているイベントがない。とか、書いていたら、スキー教室へ一緒に行ったことを思い出した。ってか、行ったっけか。と、頭の中を再確認していたら、どうやらそれは当時の記憶というよりは写真という記録を覚えていただけのこと。水野君が写った写真があったゆえに、覚えていただけのような気もします。右の写真は文字とは関係ない 八ヶ岳の夕焼け。  ふと考えると、このように、記憶は消し去られていくものなのですな。その記憶量や記憶力に個人的さはあれども。そんなことを思うと、過去のあれこれは都合よく忘れているような気がします。いいのか、悪いのかはわかりませんが。  って、何を書こうとしたんだっけか。まぁ、こうして人生は終わりへと向かうのだなと、思ったりもします。って、話がどんどん重くなるので、ここらで。何か付け足したくなったら、書き足します。  さよなら、水野君。覚えてなくって、ごめん。

#568 雑念に振り回されそうなので、富士山には登らないことを決意。

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 本日は富士山麓での取材でした。取材は楽しかったのですが、富士山周辺の盛り上がりに少々のあれ? を感じました。まずは、高速道路。平日ゆえに渋滞はしていませんでしたが、走り方のなっていないクルマの多いこと多いこと。焦って走るのは勝手だとしても、普通に走っている人をイヤな気分にさせるのはどうかと思うことが、多々。ストレスなく走れるクルマが増えたことはいいことですが、それによって、何かを勘違いした人たちが増えてしまったように感じるのは、気のせいでしょうかね。  で、富士山。富士山へは過去に登っていましたが、もはや登ることはないだろうなと思っています。なぜか。雑念が多すぎる場になってしまったから。自分だけの地とは思っていませんが、自らを省みる地であったのに、それを忘れて雑念に振り回されてしまいそうだから、というのがその理由。って、そんな雑念に振り回されるようでは、まだまだ自分が未熟ってことなんでしょうな。  とは言っても富士山は、麓へ足を運ぶことは止めずとも、しばらくはは眺めるだけの付き合いになりそうです。

#567 大手家電量販店の延長保証は入るべきか、否かって、話。

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 DVDレコーダーがトラブルを起こしました。まぁ、単純に光学ドライブの不調でしたが、考えてみれば、それほど使っていないはずなのに、なぜ? と思ったりもするんですが……。で、 この前買ったばかりなのに、と思って保証書を探してみれば、購入は08年8月で、なんと5年前のこと。あれはたしかオリンピックの年だったと振り返れば、5年前のあれこも同時に思い出したりするから不思議です。  さて、修理。といっても、ドライブ交換だけなんですが、社外品での対応ができるわけでもなく、今回は分解もせず、修理を依頼しました。というのも、 延長保証に入っておりましてね。しかも、その保証期間があと数日で終わるというタイミング。壊れるべくして壊れたといった感じもありますが、まぁ、いずれにしても助かりました。  ちなみに、修理代は合計で2万円。え、ドライブ交換で? 高いな、と思ったのですが、純正ゆえにそんなもんらしいです。で、診断ではHDDもトラブルを起こしていたようですが、そこまで交換すると保証額を超えてしまうこと、さらにHDDの中に残しておきたいファイルがたくさんあったので、手を付けることなく返してもらうことにしました。  それにしても、この延長補償ってやつ、入っておいたほうがいいんでしょうかね。安物を買う時は、壊れたら買い換えればいいと考えていましたから、入る必要は ない気と思っていましたが、こうしてトラブルを起こして実際に利用すると、安物でこそ入っておいたほうがいいような気もしました。ちなみに、たまたまなんですが、延長保証に入ったことがあるのは、あのデジカメとこのDVDレコーダー。ともに、延長保証に助けられました。ちなみに、洗濯したデジカメは入っていませんでした(どうせ使えなかった)。なんだ、このラッキーさは、と思ったのですが、ひょっとすると、壊れるかどうか(先)を読めるのかもしれません、自分。  ってか、ブルーレイレコーダーを買え、って話ですな。でも、あれこれとHDへと切り替えなければならないもので、いやなんです。

#566 夏の八ヶ岳まとめを書こうと思いつつ、まとめになっていない、話。

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 もぬけの殻とはよく言ったもので、まさにそんな感じです。ただ、もぬけの殻ながら下界の暑さに打ちのめされ、まさにヘナヘナ。そう、東京へと戻ってきました。10日間も八ヶ岳にいたこともあり身体はすっかり八ヶ岳コンディション。元に戻るには少々の時間が掛かりそうです。  写真は、恒例の花火大会の最後のシーン。最後とその前の2プログラムは、毎年同じ内容(花火師的には違うんでしょうけども)なんですが、これがとってもいい。特に最後はもう締めくくりとしては最高といわんばかり。最初はポンポンとこじんまり、で、そこに湖上スターマインが加わって、ついつい下に目を奪われていると、ポンポンはどんどん大きくなって、高くなっていって、フィナーレ、と。この演出がとてもいいんです。個人的にはどんな花火大会にも勝ると思っていまして、それゆえか、 この花火大会が終わると、もう夏が終わってしまったという脱力感が襲います。実際、日差しは弱まり、朝晩の冷えを強く感じ、人影もまばらになり、まさに夏が終わったという風景に切り替わっていきますしね。  それにしても10日間もよく行っていたもんだと思います。というか、早かった。ほんとに早かった。特に後半はあっという間。忙しかったというのは手伝いだけではなく、あれやこれやとイベント目白押しで、また愉しさがあふれていたゆえのこと。つい先日東京を出発したという感じと、それが遠い昔のような感覚とが入り交じっていますが、まぁ、いずれにしても、充足感に浸れていることだけは確実。暑さ付きではありますが。  で、まとめ。って、まとめるつもりで書いていないし、まとめようとも思っていないですが……。あ、そうそう東京の家のバルコニーは、そのまま放置した植物は元気で、風呂場へと避難させてたっぷりと水を与えていたものが枯れていました。屋外は雷雨で潤され、屋内は高温でまいってしまったようです。  まぁ、振り返ってみれば、あれこれと心に残ることばかりで、毎回同じことを書きますが、これでいいんだ、これがいいんだを強く感じています。  というわけで、八ヶ岳と、来てくれた人たちと、一緒に過ごした人たちに、ひたすらに、多謝。

#565 居心地のよい、居場所を見つけることで、愉しさが増していく話。

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 そういえば、カフェ花豆の店内から見える外の景色を掲載したことはありましたが、外からどう見えるかはアップしたことがないような気がします。というわけで、写真は、本日の、外の風景。まぁ、言葉を用いて解説するのは愚問ゆえに放置します。詳細を感じ取りたいと思われた 方は、写真をクリックして拡大して、ご覧くださいまし。  今日は、長野側の下界、アリオがある地へと下りて来ましたが、まぁ、同じ長野でもこうも違うかというぐらいに、あれやこれやと違います。気温はもちろん、クルマの走り方まで。というか、県外ナンバーだらけって、お盆休みゆえに当たり前か。もちろん、写真のような風景は広がっていませんが、近くに山が見えますし、緑やら川やらありますから、都会とは違いますけども。とはいうものの、東京でのストレスに似た感じを受けます。それはイマドキの感覚に毒されている雰囲気ゆえに、とでも言いましょうか、そんな感じです。少し言い換えると、 時間の流れが似ているというか、行き交う人々の無関心具合が近いと言いましょうか。 まぁ、都会生活を体験した者ゆえに、ついつい言葉にしてしまう勝手のような気もしますが。  いずれにしても、愉しさを見つけるための早道とは、居心地の良さ、しっくり来る感覚を自らであれこれと探って見つけ、そして、それすらを愉しむこと、愉しめること、かと。これ、とても大事だと思いました。そうそう、16日は花火大会です。東京を午後早くに出れば、間に合います。  気がおもむくままに、是非。

#564 レタスの外側の葉であっても、美味しすぎる、その理由。

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 八ヶ岳滞在も……、と書こうとして何日目だったかを数えたら、え、5日目でした。5日目? は、早い、早すぎる。毎日のあれやこれやの愉しさゆえか、原稿書きをしながらも、日常のことをすっかりと忘れ去っていました。で、思い出した、自宅のバルコニーの植物の水やりのこと。まぁ、東京は雨が降ったようですから、大丈夫かな。  八ヶ岳にいることがすっかり当たり前になったといえば、毎日、目にして、食している野菜も、すっかり当たり前になりました。で、写真。これは、レタスです。こんな種類のレタスを見たことないと思われたかもしれませんが、普通にスーパーで売られているレタスの姿であって、これがフツー。ただし、数時間前まで畑にあったたという違いはありますが。で、見るからに生き生きとしていて美味しそう、って、実際に美味しい。そして、そのすべてが美味しくて、 外側の葉から芯にいたるまで美味しい。外側の葉は捨てるもんじゃないのか? と思われるかもしれませんが、収穫したばかりの葉は十分に食べられます。まぁ、育て方にもよるんですが、良質なレタスはそういうものだったりします。低農薬・無農薬ゆえに、そういった件での心配もなく。  今、見ているモノが、フツーだと思ったら、意外にも異例であるってことが、多くあります。特に食については。こればっかりは、間接的に見るだけではなく、直に目にして、そして直に味わうことをしないと、わかりません。  というわけで、是非。

#563 もはや、東京で起きていることが他人事になってる、八ヶ岳3日目。

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 東京では京王線が止まったとか、ゲリラ豪雨がとか、すごいことになっているようですが、八ヶ岳は平穏無事。ただただ、例年よりも暑いだけとなっています。今日、観光地である清里や野辺山を通過した時、観光で訪れている人たちの数に驚きましたが、まぁ、暑い東京やら名古屋にいるよりはいいでしょう。で、地元民でもないのに、いらっしゃいませとか、勝手に思ったりもしましたが。  ただ、何度も言いますが、日帰りはもったいないです。ひたすらに もったいないです。朝方とか夕暮れとかを目にしてしまうと、今まではなんだったのだとうというほどに完全に打ちのめされてしまいます。これ、是非オススメ。で、花火だけでも是非と言ってたら何人かから行けるかもって連絡が入りました。これこそは見ておいたほうがいいです。花火大会とはこれだったよねをシミジミと実感できますし、夏っていいなをズンと感じますから。  そうそう、カフェ花豆では、毎日が変化の連続で、そして集う人たちに豊かさを味わってもらっています。あ、 トマトのデザートがそろそろメニューに載るようです。もう、そんな時期なんですなぁ。  写真は、野辺山から見た八ヶ岳の午後。八ヶ岳って、カッコイイね、ひたすらにカッコイイ。スゴイよ。ほんと、スゴイ。と、この景色を目にしながらも、そんなチープな言葉しか出て来ませんでした。  一見の価値ありゆえに、是非。

#562 来ればいいのに、ではなく、来たほうが愉しくなるという、誘い方。

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 全国的に酷暑のようで、八ヶ岳もとても暑いです。でも、たぶん、逃げ場所のないあの暑苦しさよりは涼しいです。朝は、澄み切ったツンとした空気感から、ついつい背筋を伸ばしたくなる、早起きをしたくなる、そんな衝動に駆られ、夜は澄み切ったキンとした空気感から、星空をいつまでも眺めていたくなります。だから、それぞれの事情があるとは思いつつも、暑いを口にする前に、脱出すればいいのにと思ってしまいます。あ、こんな簡単なことだったのか、と感じるはずですから。  といっても、いくら誘っても来ない人は来ないし、来る人はすぐに来ます。ただ、 ご本人のプライオリティの話ですから、 来ればいいのにではなく、来たほうが愉しくなるのに、という想いを持っての誘いだったとしても、 一方的に想いを伝えようとするのは、いかんなのだなと、思ったりもします。というか、最近、やたらめったらの誘いを止めるようにしています。  で、何を書こうとしたんだっけか。えっと、今、甲府にいます。なぜか、って、原稿書きのため。そもそも、知人が甲府にいるんで、下界へと下りて来て、会ってメシでもと宿を取ったんですが、結果、原稿書きにしています。んー、暑さから逃げてきたのに、最高気温40℃の街へわざわざ出向くとは、我ながら何 をやっているんだろうと思ったりもしますが。まぁ、少しだけ現実に戻され、皆様の気分を味わえました。…中略…、やっぱり八ヶ岳はいい。  で、カフェ花豆ですな。お盆休みゆえに、混雑時には席待ちの並びが出きていますが、なんだかんだ言いながらも、是非どうぞ、を超えて、やはり来なされ、と言いたくなります。この前来たばかり? 去年来たばかり? あの時とは違う出会いがあります。それが、カフェ花豆なんです。そして、八ヶ岳はあと数日で夏を終えます。そして、一気に秋を深めていきますから、なおさらに。  だから、是非。

#561 壁の向こうのお隣さんと、メールのやりとりしている、話。

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 団地住まいも早いもので1か月が過ぎていました。高台にあり、さらに上の階ということもあって、部屋を駆け抜けていく風がとても気持ち良く、猛暑復活と騒いでいる都心と比較すると、同じ都内とはいえ、かなり過ごしやすく。昨日は打ち合わせで新宿へ行きましたが、人工物に遮蔽された不快な熱気の中に滞在する気になれず、 用事が終わるとそそくさと帰宅。そして、帰りの電車の中で 、あれを日常だと感じてしまう感覚は、ある意味、やばいんでないかい? と感じたりもしましたが。   で、なんだっけか。そうそう、ひょんなことから、お隣さんとお話をするようになりましたという話は書きましたが、あれからメールでのやりとりをするようになりました。といっても、お互いに時間帯やら仕事やらに、気を遣わなくていいからって意味合いのメールのやりとりです。ちなみに、写真の壁の向こうがお隣さんですから、あそこからメールが届くのかと思うととても不思議です。社内で見えるところからメールが来る感覚に似ているのでしょうか、いや、違うか。ただ、ふっと考えてみると、隣からメールが届くとはいえ、サーバやらを介してくるわけですから、それなりの長旅であることには変わりないわけで、そう考えるとさらに不思議です。  そして、今朝方届いたメールの最後には、きんぴら、ぬか漬け、いかがですか、と。失礼を忘れて是非と返信すれば、出がけにお持ちしますと、メールが届いたり。なんだか、不思議な関係です。なんでもメールだと困りますが、こういうメールの使い方は、とてもいいもんです。といいますか、愉しいもんです。で、左右の2枚の画像は、いずれもお隣さん作。ぬか漬けにしても、きんぴらにしても、作り方がとても丁寧で、センスがあります。これは真似することできないどころか、到底おいつけるレベルではありませぬ。右の表札も、お隣さん作。手漉きの和紙に手書き。書いてくださるというので、すべてお任せでお願いしたのですが、これもまたセンスがあって、とても気に入っています。たぶん、表札を出すのは初めてです。 って、別に表札を出さない主義ではありませんでしたが、必要ないから出していませんでした。今回は、 ま、いいんじゃないでしょうかね、こういう風に馴染んでいくのも、と思って、表札を掲げることにしました。  で、表札を取り付けようと奮闘していて気づきました、玄関が汚い

#560 存在を予告しても、嫌みを感じない、BMW・MINIの戦略。

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  BMWのMINIですけどね、 バリエーションを増殖させて、これでひと段落かと思わせつつも、早くも次の一手を打ってきました。 ベースをフルモデルチェンジするという予告です。これで、完全にMINIという サイクルを作り上げてしまいましたが、まぁ、その話題を途切れさせない戦法と、オドロカシという手法は、愉しくもあり、おもしろさがあると思います。その 新型は11月に発表だそうで、さらにワールドプレミアは東京モーターショーだとか。これだけでも東京モーターショーの盛況ぶりが見えてくるかのようですな。  それにしても、近頃、新型車の存在をかなり早めに発表してしまうケースが多いような気がします。それだけ商品に対して、新鮮さとスピード感が必要とされ、そしてお客さんを先に抑えておきたいことの現れなんでしょうけども。最近では、フィットも早々に詳細が公開されていますし、ハリアーもスタイルが発表されています。 新型MINIは、夏を超えて、秋を通過した、初冬の話ですから忘れてしまいそうと思うんですが、まぁ、これだけ早めに告知しておかなきゃいけない理由というか、スケジュールというか、戦略があったんでしょうな。ただ、それはフィットやハリアーとは違う理由のような気がしますし、たぶん、デビューまでにも、まだまだ何かやらかすでしょう。  ところで、MINIのフルモデルチェンジの話をすると、もう? と誰もが感じるはずですが、振り返ってみると現行型がデビューしたのは06年であり、もう6年が経過していました。なのになぜ、まだ新しいと感じるか。って、それはこのバリエーション増殖戦略によるところが大きい。矢継ぎ早に新型としてデビューしましたから、いつまで経っても新型と感じるのは自然なこと。というか、それもまたMINIの戦略。しかし、 それを嫌みに感じないし、MINIの戦略のあれこれもおもしろさがあって、ワクワクしてしまうし、次に何がくるのかを期待してしまいます。  考えたら、早出しというプロモーションは、Mac Proもそうでしたっけね。なんか、MINIに同じテイストを感じます。

#559 とても便利だけども、捨て去るのもイージーな、デジタル。

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 やらねばならないことはあるのに、指示書が来ていないので、何もできないという状況になりました。まぁ、どうこう言っても仕方ないので、部屋の片付け最終段階を進めました。ら、画像のフロッピーディスクが出てきました。といっても、存在は知っておりました。  たぶん、フロッピーディスクとしては最後に使っていたものですが、これは例のシンセサイザー用で、PC用ではありません。いちばん困るのは、こういった汎用性がなく、その機械専用となっている場合。ワープロなんかもそうでしょうし、いわゆる少し前の携帯もそうか。ただ、うちのシンセサイザーのフロッピーディスクは、フォーマットはMS-DOSゆえに、最悪読み込めなくなっても、データとしての保管(コピー)は、何とかなるといえば、何とかなるんですが。  で、フロッピーディスクに何が入っているんだろうと眺めていたら、まぁ、あれやこれやとたくさん。海外で配布していたデモ、DX-7のパラメータをSY99に置き換えたデータから、亡くなった知人のバイクの走行音をサンプリングしたデータ、ほかの音源のデータまで。つまり、貴重。  こうなると、これらデータを、やはり一度アナログ(音)に置き換えて、残す必要がありそうです。まぁ、 デジタルデータとはとても便利なものですが、再生できなくなる、つまり、折角のデータも使えなくなることが多々あり、こういう時は不便だなとも思います。あれですかね、実はデジタル時代がスタートしたばかりで、まだ、そのフォーマットたるやが定まっていないからでしょうか。それか、メディアに記録するというスタイルゆえなんでしょうかね。

#558 導かれるままに、誘われるがままに、たゆとう高尾ライフ。

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 あのですね、やっぱり呼ばれたみたいです。高尾に。今回の引っ越しについては、偶然というか、導きというか、が多くて、もちろん、思い違いもありましたが、それも別に気にならないというか、おもしろいことのほうが多くて、プラスマイナスでいえば完全にプラス。今のところは、ってコトなのかもしれませんが。 #533 で書いたような、モノがなくなったり、出てきたりすることも、あれから幾度かありましたし。いや、いちばんびっくりしたのは、クルマの中に置いてあったはずのネジが、仕事机の上にあったことでしょうか。って、自分が持ってきたのを忘れていただけって話もあるんですが。今回は、たぶん、そっちのほうが確率高いか。  ま、そんな話はさておき、今日の話を。昨日のスタックランドファームでトウモロコシをもらってきたので、お隣さんにもお裾分けをしようと思っていました。しかし、帰宅したのは夜で、翌日にと思ったらば、トウモロコシがちょっと湿ってしまって、まぁ、味にはそれほど影響しているとは思えなかったものの、見かけがあまり良くないのでお裾分けは中止に。この前、ブルーベリーを持って行ったばかりだから、ちょっとしつこいかなとも思いましたので。  で、 このトウモロコシ、どうしようと悩むこと数秒、実家に送ることにしました。ただ、送るにしても、ヤマト運輸を利用するならばファミリーマートだし、近いのは郵便局だしと、やはり迷うこと数秒。まぁ、ヤマト運輸ならば伝票をたくさん持っていますからと思ったものの、考えてみたら、実は引っ越しでヤマトの伝票をどこかへしまい込んで見失っていました。探そうとしたものの諦めて郵便局へ行くことに。  郵便局では、難なく宅配便を出したんですが、ついでに振り込みをしようと思ったら、窓口で前の人が手取り足取りで何かを教えてもらっていまして。なんか、待たされるというよりは、時間を操作をされているような感じがしたんですが、すぐに自分の順番が来て終了。これですべて終わり、と、郵便局を出てみれば、自転車に乗ったお隣さんが目の前に。結局、トウモロコシをお裾分けしなくても、街でばったり会ってしまうという、この不思議さ。  さて、この先がまたおもしろいんですが、まだ確定していないこともあるので、また後日にでも。簡単に言いますと、たぶん、お隣さんがきっかけで、自治会で運営しているベロタクシーのドラ

#557 壊れてません、これが正常なのです、というSUV“亜種”の話。

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 右の写真を見て、あーあ、とうとうクルマを壊してしまったかい、と思われるかもしれませんが、壊していませんし、壊れてません。これでも正常で、というか、これが正常です。  というわけで、本日は夏の恒例行事のひとつとなっているスタックランドファーム走行会(というほどでもなく)へと出かけてきまして、写真はそのひとこま。アナポコへとアプローチしたところなんですが、まぁ、縮んで、伸びて、と、これができるから、グランドチェロキーから離れられないことを、再認識しました。って、何回再認識しているんだって感じではありますが、分かっていても、その実感たるや、やはり忘れてしまうもので。でも、最近、忘れてもいいんだなって思うようになりました。大切なのは、繰り返し、そして思い出すこと。これこそが大切なんですね、気づきましたよ。  で、ですね、話を戻しますとね、これができることが偉いとは言いませんが、これができるか、できないかで、SUVを分ける必要があるなと強く感じました。こんなことできなくてもいい人もいるわけですし、こんなことに執着する人もいるわけです。つまりですね、これらを同じ土俵で比較することは、あまり意味をなさないことも再認識しました。って、これも何度も何度も再認識していますが。  ちなみに、これができるか、できないか、は、アプローチアングルや最低地上高では判断できず、コンセプトやら、ハードウェアに由来するところ。ゆえに、自動車雑誌のSUV特集やらムックでは、その辺りを明確にしたほうがいいな、と感じた次第で。つまり、 、前提を書かずに 、たとえば #553 で書いたクーガやCX−5と同列に語ることは、どちらのモデルにとっても、有益とは言いがたいような気がします。  ちなみに本日のレスキューは1回でした。って、されたほうです。で、1回、レスキューしています。た、たしか。

#556 動揺のあまり、Apple Storeのエレベーターボタンを押しそうになった、って話。

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   今日は、都心へ出る予定があったので、あれこれと用事を済ませてきました。って、こういうスタイルになるんですな、これからは。で、メインは懇親会だったのですが、もうひとつのメイン(日本語はヘンですが)は、Apple Store 銀座、再訪でした。何をしに行ったかといいますと、先日、バッテリー交換をしたiPhone4Sが、返ってきてみれば、コネクタがしっかりと奥まで刺さらなくなっていたのです。バッテリー交換をして戻す際に、何かを踏みつけたまま閉じたのだなと推測し、まったく、Appleたるもの何をやっているんだと思って、で、出かけたわけです。もちろん、Genius Barを予約して。  スケジュールとしては懇親会後に銀座へ行く計画でいました。で、懇親会は終了予定時刻以前に終わったものの、 会場から銀座までが想像以上に距離がありまして、かなりの 早歩きをしつつ、Storeではエレベータを使わず、階段を上り、汗だくで到着してみれば、予約時間の5分後。なんとか間に合ったなとほっとしてフロアを見渡せば人だらけで、さすが夏休みといった感じ。待って、呼ばれて、カクカクシカジカと話をしてみれば、Geniusクンは、ああーと発し、iPhoneを持ったままにどこかへ行ってしまいました。彼の発した、ああーが、またか、とか、これか、といったニュアンスがあったのがちょっと気になったのですが、まぁ、こちらに落ち度はないし、と思いつつ待ちました。  Genius Barでは、待ち時間に底に集う人々を観察するのがとても愉しくもあります。特に、カウンターで待ちの時には、聞き耳を立てずとも隣の人の会話が耳に入ってくるもの。今回の隣人は、会社にて、iPhoneへと買い換えた人が○人いるという、相談ごとではない会話をしていました。たぶん、Genius的にはどうでもいいことだったと推測されますが、それにしても、それを聞かねばならない側のGeniusクンの対応のすばらしいこと、すばらしいこと。相づちを打ちながらも、すべて流し去っているという芸当に、ちょっと感激しました。  なんてことを観察していたのですが、担当Geniusクンは、すぐに戻ってきて、こう、のたまいました。ティッシュか何かが詰まってました、って。ただ、それだけ。言われてからはっと思い当たることがありました。この前カバンの中で、ポケットティッシ

#555 来るなら来いとは言いませんけど、戦いの準備は調いつつある話。

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 基本的な戦いの準備は調いました。しかし、あれから家の中で見かけることはなくなりました。ただ、対策はしていませんから、近いうちにきっと出会うだろうと、こちらはいつも緊張感を抱えています。何かの気配を感じては振り向き、何かが動いては肩をすくめるという、そんな緊迫感があるのですが、あるんですが、姿を現さない。きっと、忘れた頃に出るのでしょうな。  とはいっても、根本的に対策を練る、つまり、いったいどこから侵入してきたのかを探る必要があります。で、そのひとつめとして、配管と壁との隙間がいくつかあることを発見しました。ただ、これは塞げばいいだけ。もうひとつは、網戸とサッシに隙間があること。我が家のサッシと網戸はイマドキの新製品に置き換えられておりまして、従来のような隙間がない、と思っていたら、あった。というか、たんに使い方の問題だったともいうんですが、完全に窓を開ききらないと、網戸側のシールがぴたりとサッシにはまらなかった。写真は、その正しい使い方で、外側の網戸についている 真ん中のゴムシールは 、窓を完全に開けきると、サッシ部分と重なって、隙間がなくなります。つまり、中途半端に開けていると、隙間が出来て、そこから虫は入り放題になると。って、当たり前か。  まだまだ、対策は続きますが、進展しているってことで。って、報告してどうすんだって感じですが。 ちなみに、この問題、我が家だけではなく、建物自体に原因があるようです。というのも、先日、玄関ドアを開けた先に、ヤツが佇んでいましたし、ゴミ捨て場には、今朝収集されてがらがらになった危険物入れのカゴの中に、ゴキジェットだけが3缶捨てられてましたから。

#554 味わいもすっかり夏になっていた、カフェ花豆の8月。

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 昨日は、クーガに乗れたこと、ほか、いろいろあって、とても気分が良かったので、そうだ明日は、カフェ花豆へ行こうと思い立ちました。ま、思いつきで生きていますから、こういった行動は珍しくはありません。で、たぶん、時間があるだろう知人を前日夜に誘ったらば、行くとの返信が。というわけで、本日は昼ご飯を食べるために、おっさんふたりで八ヶ岳へと出かけてきました。 ただ、出発前に、中央道で事故による通行止めがあり、急遽、関越道まわりで行くことになりましたが、関越道&全線利用は久しぶりだったのかな。そんなことも手伝って、今回は妙な新鮮さがありました。  夏休みとはいえ、平日ゆえか、花豆は混雑しておらず、かといって静か過ぎずで、愉しい会話が弾み、時に笑い声が響き、ガラス張りの窓からは夏空が見え、まさに、ココチイイ空間が広がっていました。そう、いうまでもなく、愉しさあふれる料理はもちろんのこと。ま、まとめ的なことを書きますと、やはりそこには人ありきを感じました。シェフもご主人も、そして、うちらだけではない、ほかのお客さんも含めて、皆で、空間を作り上げている、そんな感じを受けました。  メニューは、フルコースは無理だろうと思いつつも、気がついたらフルコースになっていました。これもまぁ、いつもと同じだったりしますが。で、スタートのスープはガスパチョ(画像いちばん上)ですが、一般的な「ガ・ス・パ・チ・ョ」という感じではなく、野菜としてのトマトの力強さがベースにありながら、そこにキュウリのひんやり感が加えられ、タマネギやらニンニクやらがふんわりと香りを奏でつつ、で、スープたるのどこしも含めて、夏を食してる感にあふれていました。  メインはご主人手作りのハムとカレーのダブルプレートを選びましたが、作り方を変えたというハムは、風味という味付けに、奥深さが加わったような気がしました。プラシーボ効果か、と思いきや、そうではなかったように思います。というのも、1枚食しただけで、もう十分というほどの満足感を得られましたから。前にも書きましたが、口に含むと笑みが自然とこぼれてしまう、で、そのままでずっといたい、そんな幸せな気分に浸らせてくれます。そこに添えられている野菜も、まさに夏しているといわんばかりいった感があり、勢いを感じました。なんていうんでしょうかね、動物ならば、威勢がいい、生きがいい