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7月, 2012の投稿を表示しています

#352 Core 2 Duo→Core i5、iPhone4(softbank)→iPhone4S(au)、移行の話。

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 そもそもですね、ワタクシ、後先考えずに行動してしまうことが多いのですが、 近頃、とっても慎重に動くようになったもんだと、意識することが多々あります。というわけで、今、自宅には2台のiPhoneと、2台のMacbook Airがあります。これのどこか慎重なのだ? と思われるかもしれませんけども、慎重に動いた結果、あれやこれやと移行を考え抜き、その過程として2台ずつがあるだけのこと。そう、一時的なことなのですが。  まず、MacbookAirは2010→2011へのスイッチを試みました。当初はあくまでもサブ機を目的としてミニマムなシステムとしてこのMacbookAirを選びました。しかし、今後の自宅のMac構成を考え抜いたところ、 PMG5にSSDを投入して 仕事用+ファイル保存用として存続させ、一方で、サブながらメイン的な使い方をしながら、さらには新しいOSである Mountain Lion をストレスなく使えるマシンとして、このAirをステップアップさせましたと。 ま、不足はありますが、無理はないかと思っています。ただ、メインマシンを Mountain Lion起動と考えなかったのは、 ムービー類、テレビのHD化を先送りしたことがその主たる要因。SD→HDにした途端、ストレージの容量は倍必要になりますし、AppleTVをアップさせ、それをストレスなく再生させるための性能も必要になりますから、今回はここで止まったというわけです。  そして、本日、iPhone4Sを導入しました。新型は狙わないのか? と思われるかもしれませんが、 昨今のiPhoneの乱売に愕然としましてね。デビュー直後に、本体代として5万円を払ったのに1年経過すると0円で配っているこの状況ゆえに、もはやいくら最新であってもそこまでして追いかけていられません。で、丁度、月々割が切れ、2年縛りも解けたこともあって、 ソフトバンクを離れ、auに再び戻しました。まぁ、母親がauなので家族割を活用できることも、その理由。  この入れ替えが、この先、どう出るかは分かりませんが、しばし我慢してきましたので、ま、こうして一気に入れ替えただけで、満足感は高かったりします。iPhoneにしても、たぶん、USB3.0接続含めて、大きく 変わってくることは想像できます。でも、あえてMacをUSB2.0モデルに止めつつ、

#351 性能だけで選ぶものではないけど、性能を見極める目は必要なクルマ選び。

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 今年になって周囲で新車を購入する人が多いです。もちろん、こういう職業柄、あれやこれやと相談されますが、そのパターンはイイモノを選びたいという強い想いからアドバイスを求める人と、自分の考えは変えたくないのであくまでも参考に程度の人と、ふたつ。当たり前か。で、相談されますと、 否定することなく、選択するための材料を与えてあげるというアプローチを心掛けています。ただたんにイイクルマではなく、安易に自分の好きなモデルではなく、売れているからいいとはアドバイスせず。  で、この7月に、2名が新車を契約しました。で、で、両者ともに買うかもってなことをちらっと聞いていたのですが、その次に連絡があった時には契約しましたと報告が。つまり、ディープな相談がありませんでした。で、で、で、共にモデル末期のモデル。だからこそ相談して欲しかったなと思うのですが、だからこそ相談しなかったのかもしれません。もちろん、末期モデルが悪いとは言いません、むしろ、新型が広義でいいとは限りませんから、あえて選ぶ理由はあると思います。ただ、新型デビューしていない段階では、それを見分けるためには しっかりとした目をもつことが大切でして、そのブランドの近況はもちろん、クルマ全体を見渡さないと判断を見誤ることもあります。  写真は、最近、乗る機会があったボルボXC70。次期型の話は出て来ていませんが、デビューから時間が経過している、まさに微妙な立場のボルボですな。 最新のボルボはとてもいいです。この場合のボルボは V60とS60でして、1.6Lターボの使い方が上手いですし、シャシーセッティングが絶妙で、18インチでも文句なし。まさに新世代を謳えるだけのポテンシャルを備えていると思います。では、一方のXC70といえばV60/S60へのステップへ到達する前段階にあったと捉えると、納得できるところが多くあります。排気量的な考え方は異なりますが6気筒エンジンの3.2L→3.0Lターボへのスイッチは好感触ですし、 荒れていないラフロードではフラットな乗り味を提供しますし、スイッチした3.0Lターボのトルク感と扱いやすさはとてもいい。つまり、それは熟成と表現できると。 ただ、それに伴っての18インチ標準化はやはりまだ時期尚早だった気がします。悪くはない、でも、ボルボの最新技術を搭載した V60/S60と比べると しな

#350 安易なプラスではなくって、本質的な使えるプラスをしていた、N BOX+。

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 N BOX+ですな。ここまでアイディアが具現化されていますと、ケチの付けようがありません。なんてことはN BOXでも同じように言えたのですが、さらにこのモデルはケチの付けようがない。操作性やらラゲッジスペースについては、特に語りませんが、気になった点を2つほど。  ひとつ目は、カタログやホームページ上で、その使い勝手や機能性を説明するのに、自社以外の製品を使い、その商品名や価格まで展開していること。たとえば、ニトリのマットレス云々、ブリヂストンの自転車とか。従来、こういう載せられるをHh表現する際、それはあくまでイメージで伝えられ、サイズは数値で表現されてきました。こうして具体的な商品を使うという大胆な手法は、分かりやすく、また、その商品のブランド(イメージ)を分かりやすくしていると思います。背伸びしていない感も含めて。なんていうんでしょうかね、IKEAではなくニトリってところに。店舗が全国にあるって意味合いでも。 クルマって、業界として孤立しているところがあります。それはいい意味でも悪い意味でも。用品といっても、なんか特別であって、特別なものを用意しなきゃいけない。そう考えると、このニトリというセレクトも含めて、N BOX+の展開は好感触といえましょう。  開発陣に訊けば、このN BOX+が基準となって、商品が開発されるようになればうれしいと言ってました。たとえば、この荷室サイズにあわせてマットレスが作られるとか、クルマイスのサイズも倣うとか。それだけの実力はあるだろうなと感じましたけども。  もうひとつは、乗り味の話。N BOXと比較するとボディが強化された分、乗り味がいい。というか質感が高い。まぁ、結果論なんでしょうけど。そして、ターボとNAのシャシーは目指した方向は同じであり、もはやターボモデルだからスポーティという記号性を与えなかったこともポイント。カスタムであっても、シャシーセッティングは同じであることも含めて。ただ、ターボのほうがバランスがいいというオチはありましたが。  軽自動車において、販売台数トップを快走しはじめたN BOXシリーズ、ライバルは早々に追いつけないことを感じました。そういう意味からもスタンダードになりそうです。

#349 ベースは東京にないことを悟りつつ、ほかにベースを定められない、その理由。

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 本日の東京は猛暑日だったそうで、って他人事のようですが、いちおう東京にいました。といいますか、朝、東京へ戻ってきたもので、なんとなくこの不快感に対してはどことなくお隣さんのことのように感じています。ただ今回の場合、例の八ヶ岳帰りではないのですが、いずれにしても、自らの基準がすでに東京から外れていることを感じました。なんてことを、35℃オーバー、かつ光化学スモッグ注意報が発令された中、エアコン未使用なリビングにて考えつつ、エアコンレスを自らへの多少の負荷と捉えるのか、東電への反発行動のひとつと考えるかなんてことも、あれやこれやと考えてみたりもしましたけど。  さて、話を戻して、今朝までの話を。 風景を求めて、あちこちフラフラとしつつの 撮影のアシストをしていました。といっても、いわゆるプロ的なアシスト的な仕事をしていたわけではなく、 振り返ってみると、仕事という点から反省点が多々。 仕事的な感覚よりも、発見する、浸る愉しさに浸かる悦びを感じに出掛けたという感が残っています。つまり、反省しきりでありながら、楽しかったと。  写真は、今朝の日の出のもの。自然を知っているつもりでいましたが、なんとなく見たことあるシーンですが、東京を離れるとこんな風景が当たり前に広がっています。しかも、二度と同じものは見られないという演出付きで。これを知ってしまうと、東京をベースとしたスタンスに少しずつズレを感じるのです。では、ベースはどこに置くことが理想なのかって話になるんですが、なんかどこかって決めつけないことも、ひとつの案なのかなと思うようになりました。好きな地、仕事の地、育った地、すべてがベースとでもいいましょうか。  ま、人生すべてが、そんな感じではありますが。楽しきことが多すぎて、絞りきれないのです。仕事も含めて。

#348 壊れやすいけど、壊れやすいとも言えない、最近の輸入車ならぬアメリカ車。

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 アメリカのクルマはトラブルが多いと言われてきましたが、言い換えれば、国産車よりも壊れやすいかってことになります。自らオーナーとして 、それはある意味当たっていると思いますし、ある意味外れているとも思います。今、 乗っているグランドチェロキーは、過去に広報車だったという経歴を持っている個体ですが、我が家に来てから、10年目、走行距離は20万kmを突破しています 。ただ、それだけ走っていますから、あれやこれやと交換しましたが、それは 壊れやすいという表現というよりも、どちらかといえば消耗品ゆえに交換したといったニュアンスが強いものばかりかと。  ただ、国産車では考えられなかったような意外なところが壊れ、その修理代が意外に高いことは紛う事なき事実。たとえば、写真の運転席のドアトリムにある、パワーウインドウ、リモコンドラミラー操作スイッチ、ドアロック機能がついたユニット。これが突然、働かなくなることは、グランドチェロキーにおいては定番トラブルのひとつ。我が家では2年ほど前から発症し、時折あるその症状に困っておりました。で、調べてみると、スイッチの接点不良とかそういうレベルではなく、中にあるコントロールユニットがトラブルを起こしているため、交換するしかなく、その価格、なんと7万円! ですから、 この2年ほど、ずっと 中古を探してました。で、先日、ようやくヤフオクに出現。誰にも奪われないようにとばかりに、落札日までその存在を口外せず、じっと黙ること数日。ライバルも現れず無事に落札し、交換することができました。価格は5000円。たかが中古スイッチと考えると高いんですが、7万円を考えると安い。  ま、そのほかにもそんなトラブルはあれやこれやとありますが、 でも、まぁ、直せないことないですし、本国にはサードパーティ含めてパーツがたくさんリリースされていますし、なんとかなります。そう、なんとかできます。そういう意味では、我が家のグランドチェロキーは立ち往生という大トラブルにはまだ遭っておりません。とか書くと、次に乗った時にでもなりそうですが。今、心配なのは、燃料ポンプ。イグニッションをひねってもエンジンがかからないことがたまにあり、てっきり、この写真のユニット絡みのイモビ関連のエラーかと思っておりましたが、よくよく考えてみたら、燃料ポンプトラブルの前兆のような気が。まぁ、走行

#347 誘われたら断らないフットワークの軽さ、あまり考えない冷凍庫の収納容量。

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 突然に、ブルーベリーの収穫へと出掛けました。午前中に電話で話をしていたら、旬を過ぎてしまうっていうんで、そそくさと出掛け、午後早くには富士山の麓におりました。自分でいうのもなんですが、フットワークが軽い。最近、重いことが多いんですが、まだまだ軽い。  なんていうんでしょうかね、突然にひとりで思い立って行動することは少なくなりましたが、誘われたことに対しては時間が許す限りは断らないようにしているとでもいいましょうか。チャンスがあるならば、それに乗っかるように心掛けているってな表現が的確なのかな。ってな、ことは常日頃言っておりますが。  こういう誘いがあると、さらに他人までも巻き込むことも好きなのですが、巻き込まれることが好きではない人もいるようです。 まぁ、人それぞれですからとは思いますけど、思いますけど、せっかくのチャンスを逃すとはもったいないと思ってしまうのですな。これも、押しつけになるのかな。  ……中略(#346参照)、帰宅して、冷凍庫にこれでもかと詰め込み、それでも入らない分はジャムに。さて、これからのシーズン、桃を買いあさらないと。これから1年、食す分を。でも、冷凍庫、入りません。さてどうしよう。冷凍庫だけ買うと高いのだろうか。東電に対して、できる限り支払いたくないと思っているのですが。

#346 経済性と愉しさの両立は、同時成立ではなく、やはり二面性が理想、って話。

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 最近、2000回転以上、エンジンを回さないように走り、高速道路を利用しないルート取りをしています。つまりですね、経済性を優先した走り方をしているってことなんですが、それはただ単に出費を抑えるというストレートな手法ではなく、たとえ、 高速道路を利用するにしても、アクセルを踏み込むにしても、 そこに 時間を買うという考えをプラスして、端的にいえばバリューフォーマネーを追求しています。 といっても、たまにはそこにファンを加えてアレンジすることで、単なる移動手段に陥らないように心掛けています。が、陥っていたようです。  なぜ、それに気付いたかと言いますと、この後に書きます、ブルべーリー狩り、いやいや、ブルーベリー収穫へと富士山麓へ赴いた際、その帰り、中央道の渋滞する時間帯に当たってしまい、 渋滞が緩和することを期待して、 富士山をぐるっと回って時間調整したんですが、ついつい走りに夢中になってたら、ドライバビリティを愉しんでいないことに気付いたものでして。  せっかくだからと、意識的にトルクの存在を強く感じる走り方、つまり、積極的に2000回転以上(といっても3000回転未満)をしました。ら、それに応えてくれるかのように、エンジンのフィーリングに滑らかさが加わり、さらにはトルク感は際立てられ、サスペンションも息を吹き返したかのようにしなやかさを存分に発揮。で、負担を掛けたからでしょうか、タイヤはモードを切り替えたかのように、 転がり抵抗が低減され、それでいながら接地感が高められるっていう、あの不可思議なフィーリングが復活。さらに、エンジンが、サスペンションが、ってな、 まさにシナジー的な連鎖が生まれ、それが爽快感を提供してくれたのです。やっぱり、クルマってのは、生き物であることをつくづく感じた次第ですが、そもそものクルマの選び方でそんな愉しさも変わるものなのだなとつくづく思いました。  そうやって気分がのってくると、ついつい寄り道をしたくなるモノ。というわけで、ブルーベリーを積んだままに林道へと踏み入れたりしているうちに、やっぱりオールラウンダーがいいなと思った次第。スタイルだけではなく、走れるオールラウンダー。最低地上高だけではなくて。  写真は、そんな一枚。林道は、雨によって大荒れ状態でしたが、走っていくうちに荒れ方が激しくなり、とうとう1mは大げさか、80cm

#345 足を踏み入れただけで、買わなければいけない気がする、Apple retail store。

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 久しぶりにApple retail storeへと足を運びました。なぜ久しぶりなのかといえば、まぁ、最近、混んでいるって話が漏れ聞こえていたからというのがその主たる理由。というわけで、Retina Macbook proすら、まだ見ておりませんでした。  で、久しぶりに出掛けたのは、母親のMacmini用に購入したApple keyboardの修理のため。Genius barを利用するのは2度目ですので、対応やら利用方法やらは分かっておりましたが、予約を入れた前日から妙に緊張してしまって、何時の電車に乗ればいいのかからどうやってもっていくか(画像)、果ては何を着ていくかまで、ちょいとドキドキしつつ、ワクワクをしておりました。  さて、当日。いつ足を運んでも、 Apple retail storeに入る瞬間はフワッとした空気に包まれる感があります。なんていうんでしょうか、いらっしゃいませとは違う、お帰りなさい的フィーリングとでも言いましょうか。ただ、今回はそれと同時にお客とスタッフの雑念が頭から被さってきてまして、1Fを通り抜けたい気分になり、脇目もふらず、スタッフの声掛けにも応えることなく、2FのGenius barへと直行しました。もちろん、階段を利用して。ところがですよ、2Fへと到着したらGenius barがない、あのカウンターがない。はっ、移動したのか、と気付きましたが、まさかあの1Fへ移動? いや、4Fに移っただろうと推測して、何もなかったふりをして階段をさらに上ることに。結論としては、Genius barは4Fへと移動してワンフロアすべてを使っておりました。まぁ、振り返ってみますと、2Fにあった頃は、あのフロアにアクセサリーコーナーとGenius barが混在していており、まさに何が何だか分からない場所になっていましたから、この移動は正しいですな。ただ、以前にも増して 、相談者と待ち人とスタッフだらけのフロアに、難民が押し寄せているかのような、雑念(1Fとは違う)を感じましたが。で、 keyboardはその場で新品に交換。対応は、いうまでもなく、爽やかさに通じる爽快さがあり、それは心地よさすら感じるものであることは変わっていませんでした。  今回、いちばん驚いたのは、かなり使い込まれたdellのノートがカウンターに載っていたこと。オーナー層の広が

#344 少々の無理が見えるけど、たいへんよく頑張りましたをあげたくなる、CX-5。

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 さて、マツダのCX-5ですな。知人2名が購入に踏み切るという、周囲でも人気あるモデルですが、まぁ、以前にも書いたように、その仕上がりに不足はなく、「どうかな?」と、訊かれたら、「素直にいいんじゃない」と勧められるモデルだと思います。ただ、そういう相談の時に必ず、4WDと2WDどっちにすべきか、さらには、ガソリン、ディーゼルどっちにすべきかってことを訊かれます。心は4WD+ディーゼルに決まっているようですが、でも訊くんです。まぁ、迷っているというよりは、確信が欲しいんだろうなって感じですな。ガソリン+4WDがベストかなぁと口にしても、スルーされますから。いや、ディーゼルって選択が悪いっていうんじゃなく、バランスの話です。  今回、取材でディーゼル、4WD、19インチ、BOSEオーディオという、最上級な組み合わせモデルを借り出しました。約600kmを走ってきましたが、感じたのは、以前の試乗会とほぼ同じこと。ただ、あれと思うことも少々ありました。まずは、19インチの乗り味、バネ下の動きを上手く抑え込んでおり、不快感に繋がる固さにはなっていないってところまではは試乗会と同じでしたが、 少々の段差においては、確実にゴトンを発生し、そこにやはり 無理が残ってしまっていることを感じました。指定空気圧は250kPaで、19インチ、致し方ないか。でも、まぁ、あの価格帯であること、17インチと共用していることを考慮すれば、合格点をあげたくなります。ちなみに空気圧変化による乗り味への影響が大きい、 ってな話を開発者から訊きましたが、その点でもシビアな面を持ち合わせていますから、そのあたりかな。  ディーゼルエンジンのトルク感についてはいまさら語ることなく。太いだけじゃなくて、中回転域でしっかりと存在するため、扱いやすいし、スポーティな走りにも対応。ATのギア比やマネージメントもスポーティ走行に的確。で、エンジン トルクがある分、 とっちらかる前に タイヤはドライバーに対して かなり早めにアラート(鳴き)を出すようにセッティングされてます。つまりですね、これ、 グリップ力を超える前のフォローであり、そんなところも計算尽く。ブレーキは、初期制動部が実に細やかに作られており、これも美点。わずかなタッチで制動力が穏やかに立ち上がり、踏み込むとリニア+α(安心感分)の制動力を与えます。実に美

#343 あれやこれやと知っているつもりが、それこれと発見が連鎖する八ヶ岳。

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 なんだかんだいいながらも、今年も誘われるがままに、気がおもむくままに、八ヶ岳へと足を運んでいます。というわけで、先日の3連休もおりました。で、カフェ花豆の手伝いをしながら、のんびりとまったりと、いろんなことに巻き込まれるがままに八ヶ岳ライフを過ごしておりました。  あまり口にしすぎるのも良くないと意識しながらも、やたらと口にしていたのが、こっちはやっぱりいいなぁ、ってなフレーズでした。何もかもがいいとは、簡潔すぎますな。流れゆく時と、囲まれる自然とに、もはや逆らうことは出来ず、ただただ、たゆたうライフスタイルに圧倒されるとでもいいましょうか。何もせずしても、贅沢な気分になれるし、浸れる。そして、その全てが、 これでいい、これがいいを感じさせてくれることに帰結するのです。端的な単語を使えば、充実となるのかな。  連休終焉とともに帰京するつもりでしたが、最終日にもらったレタスだけを先に宅配便で送り返し、本人は居残ってみれば、写真のような夏空が広がったりして、もう、やっぱりいいなぁを連発。知っているつもりが、知らなかったことをあれやこれやと教えられ、温泉に浸かるためだけに乗鞍高原へと足を運んだり、兎にも角にも贅沢な4日間を過ごしてきました。  まぁ、これも住んでいないから感じ取れることなのかもしれませんが、住んでいたらもっと豊かな時を過ごせるのかなとも思いました。今年は寝床を借りていないため、常に東京へ帰ることを意識し、宿を確保したりとしていることで、良さを強く感じ取っているような気もしますが。  8月のお盆前後は、やはり八ヶ岳に入り浸ることになりそうです。

#342 そろそろ引退? いやいや、まだまだ日本にはカローラは必要だったって話。

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  11代目となるカローラがデビューしました。コンセプトはこれまでと変わっていませんが、HV全盛な昨今において、そのポジションを見直し、サイズを見直し、オーナー像を明確にして、最新モデルへと進化しています。まぁ、商品企画を含めて、よく練られていますし、その理想像を実にハイレベルに具現化しています。つまり、いいということ。  そもそも、ワタクシ、5ナンバーという境を強く意識しなければならない家庭で育ったため、ボディサイズ全幅1700mm超え、排気量1500cc超えには抵抗があります。というか、ありました、ですな。まぁ、気付けば、4700ccに乗っていましたっけね、失礼。それはともかくとして、今だにどこかに5ナンバー枠に対する固執があります。ゆえに、昨今の国産車の5ナンバー枠突破については残念に尽きるんですが、って、V8オーナーの発言はまったくもって説得力ないですね。  今度のカローラは、セダンはオジサン受けを目指し、ステーションワゴンは30-40代を中心としながら幅広い層を狙ってきました。まぁ、正論でしょうし、正解だと思います。だからといって、走行性能については媚びていないし、イイモノを作ろうという意気込みがあちこちに見られました。トヨタとしては、ともに新開発となる1.5L+CVTがイチオシとしています。たしかに、ひとクラス上を感じ取れる質感があふれていることから、満足感高いモデルであることは間違いありません。新しいカローラ像をダイレクトに表現していますし。しかしですね、個人的には1.3Lがよかった。またベーシックグレードを選ぶと言われそうですが、ベーシックだからいいというよりは、この1.3L、クルマとは軽量であることが、すべてにいい影響を与えるという基本を改めて感じさせてくれるモデルでして。もちろん、エンジンにパンチはありません、でも、その軽快な走りは、ワインディングを楽しくしてくれますし、14インチというタイヤサイズも手伝って快適な乗り心地を提供してくれます。今回は1.8Lをラインアップから外していますから、この1.5/1.3Lというラインナップは実質的なダウンサイジングを意味します。しかし、プリウスではなくアクアではなく、このカローラを選ぶ理由として、このダウンサイジングをもっと強く謳うべきであり、 1.3Lをもっと選びやすくしても良かったのでは? と思うと

#341 粘りに粘ってギリギリまで使い切ったリアブレーキパッドを交換した、って話。

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 前回の車検時、リアのブレーキパッドが残り少ないので、交換しましょうかと進言されましたが、ギリギリまで粘ることを決断。で、最近フィーリングが変わってきたので、本日、ようやく交換となりました。早めに交換しても、最近ではブレーキパッドのリサイクルもされているので、無駄にはなりませんが、消耗パーツが安くないジープ純正パーツにおいては、ギリギリまで粘りたくなるのもまたユーザーの素直な気持ち。今回はまさにギリギリまで使ってしまいましたが、リアもフロントもパッドはともかく、ローターの交換時期ゆえに、年末の車検での出費が心配だったりもします。 と言いますか、車検の度に、これが最後かなと思うのですが、細かいトラブルはあっても大きなトラブルがないこともあって、まだまだ乗るかなと思う気持ちもあって、先は分かりません。  で、ブレーキパッド交換後、 魚を買うべく 川向こうの魚屋まで走ってきましたが、いろんな意味で安心感 も改善されておりました。ただ、 フロントが強すぎることもが明確に。立ち上がりが鋭すぎて、利きすぎ感が強い。つまり、フィーリングが良くない。ブレーキは利き、つまり制動力ばかりがピックアップされますが、踏み込み量に対するフィーリングが大切でして、うちのグランドチェロキーのように緩さ満開なクルマに取ってはなおさらのこと。次回交換の際には、何か考えないと。って、そこまで乗るのかって話、乗れるのかって話に戻るんですが。

#340 16インチ仕様なら86よりBRZ、で、アウトバック3.6Rはやっぱりいいって話。

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 あ、#339の試乗会とは、スバルの新型水平対向エンジン搭載した、 インプレッサ、レガシィ、BRZの フルラインナップ試乗会でした。個人的には、レガシィはクラブレガシィの取材ですべてに乗っていましたし、インプレッサも試乗会で試乗済みでしたので、マストはBRZだけでした。ただ、BRZでも、 #319で書きましたように チェックしたいのは16インチの乗り味でして、かなりピンポイントなグレード選びを望んでの参加となりました。ところが 、前日だったかな、クラブレガシィの編集長から試乗会場に旧型エンジンのターボ車と、乗る機会がなくなってしまった3.6Rがあるので、乗ってきて欲しいとのリクエストが。つまり、今回の試乗会は、BRZは16インチ限定、レガシィは旧型の2.5GT、アウトバック3.6Rという、なんとも奇妙なラインナップを狙うことになりました。  プレス向け試乗会では、試乗車のグレード選びはたいがい早いモノ勝ちですから、今回も少々早めに到着するように出掛けました。で、受付するやいなや、いきなり、先の3車種をリクエスト。まぁ、BRZはヨシとしましょう。ところが、新型エンジン体験試乗会なのに、旧型エンジンを口に出したものですから、先方はぽかん。主旨を説明して、無事に希望の3車種を確保できました。  レガシィについては、次号クラブレガシィで語りますが、アウトバック3.6Rは残すべきグレードだと痛感しました。単純に6気筒とか、大排気量とか、ATという、個々のハードウェアの価値というよりは、そのバランス、パッケージングに、今でもアドバンテージがあることを感じ取りました。水平対向エンジンフィールながらも、中回転域にトルクフルと言えるフィーリングがあり、適度な緩さあふれるハンドリングとの相性がとてもいい。試乗したのはB型でしたから、これがD型であるならば、とんでもなくいいのではないかと推測できます。  と、前置きが長くなりました。BRZの16インチ仕様(MT)の話ですな。結論を述べますと、86で感じ取った物足りなさは見当たらず、簡単に言えば頑張りすぎていないところがとても良かった。タイヤのグリップ感、シャシー剛性、パワーにいたるまで丁度よく、物足りなさを感じず。開発者の訊けば、そのとおりとのこと。16インチ仕様をノーマルのままに乗るならば、乗り味の面ではBRZのほうが満足感は高い

#339 アウトレットで大切なのは、冷静さと、必要なものだけを買うというスタンス。

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 以前、書きましたが、アウトレットにて、品揃えが豊富であり、かつ、掘り出し物に巡り会える機会が高いのは、 金曜日夕方だそうで。その理由は土日に向けて品物が入荷するからだそうですが、そんな裏話を訊いてから、アウトレットに出掛けるのは金曜日の夕方になりました。で、先週金曜日に御殿場で試乗会があったので、立ち寄って来たのですが、見事なまでに掘り出し物に巡り会いました。というか、アウトレットの術にはまりました。  そもそも、最近はアウトレットへは無駄に出掛けず、必要なものがあったら足を運ぶというスタイルにスイッチしていました。が、#338で書きましたとおり、今号のクラブレガシィにて数年前と同じ服で写ってしまったこともあって、目新しいものを入手すべく、立ち寄ってきました。  で、発見したのが、写真のブルーのポロシャツ(2900円)。値下げ品がまとめられたワゴン内で見つけつつも 、ま、安くはないけど、悪くもないし、と手に取りつつも、視線を上げたら目の前には3点で1000円引きのポップが。ほかにもあるかなとワゴン内を探ったら1100円のシャツを発見。と、この2点目までは良かった。ところが3点目が見つからない。店内をうろつくこと10分ほど、先ほどとは異なるワゴン内に、このグレードのポロシャツを発見。こちらは1400円。どうしても買わなきゃいけないわけではありませんでしたが、1000円引きになるならば、400円で買えることになるからと、これで3点としました。  そして、レジへ向かうと、全部で5点のお買い上げになるとさらに2000円引きで、そこにあるTシャツ2枚ならば(合計で2900円だったらしい)それらを900円で手に入れられることになりますよと、にこやかな作り笑顔とともに言われたものの、以前、この手のマジックでわけわからなくなったことがあったので、即座に、しかし丁重に断り……。 でも、後で考えると、出費は増えるものの、トータルすると買い得感が増すのか、と思いましたが、まぁ、いらないものを買う必要はないわけですから、この決断は正しかったように思います。今でも。たぶん  さて、で、帰ってきて、品物を見てびっくりしました。この2つのポロシャツ、色違いでした。まぁ、いいんですが、なんと価格差は倍で、ブルーのほうが高く。まぁ、気に入っているからいいんですが、価格が倍であることを知ると