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#1784 求めていたクオリティを備えている、キーボードに出逢えた、という話。

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 キーボードにはこだわりがあります。ライターですから、そりゃ当たり前のこと。ただ、かつてからMacway(ブランド)を愛用してきた者としては、その最終モデルにおける若干のチープさをもってしても、まったくもってこれに変わるレベルは見当たらず。ということで、生産中止になっても、新品やら中古を探して使い続けてきました。  とはいっても、ハードウェアですからヤレてしまいますし、また、キーを叩く力が強いこともあって壊してしまう傾向もあり、とうとう使いモノにならなくなり……。で、評判がとてもよかったキーボードへと買い替えることにしました。あれは何年ぐらいだったのかな、って、調べてみたら、なんと2003年でしたのでなんとなんと21年も前のこと。しかも、その価格は2万5000円+消費税。まぁ、いまだからいいますけど、イイモノならば仕方ないと払いましたが、そのキーボードに対しての評価は自分としてはあまり高くなく、かといって、ほかにいいキーボードがあるかといえば、そんなこともなく、仕方なく、そう、21年も使い続けていました。ってか、そうですか、21年ですか。いやはや、いやはや。ま、そう考えると、よくぞ、耐え抜いてくれましたな、って、褒めてあげたいところも出てきますな。  で、この度、新しいキーボードへとスイッチしました(写真いちばん上)。最近デビューしたばかりのキーボードなんですが、まずもって、このグレーとホワイトという色合い含めた、デザインがいい! さらに、Macで使うことを考えた設計になっており、キーを外して交換できますし、外せますから掃除も簡単にできるなど、惚れ込みまくり。昨今のキーボードといえばWindows用がメインとなっていますから、この心遣いにはものすごくうれしさがあります。ちなみに、テンキーレスですが、以前のキーボードですっかり慣れてしまっていたので、まったくもって問題なし。肝心な使い心地については漏れ聞こえてくる”評判”によればかなり好評とのこと。んー、スイッチさせてもいいんじゃないかな……、と思ったものの、立ちはだかるのは円安すぎる為替レート。しかも、そもそも本国での定価は安くない。安くないといっても$99ですから、前に使っていたキーボードの価格と比較すると、高くはないか。高くはないんですが、160円やらで計算され、そこに税金やら手数料やら乗っけられてしまうと、もは

#1770 スヌーピーの文字盤を表示させるために、iPhoneまで世代交代させねばならなかった、話。

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 母親のスマートフォンを入れ替えてきました。なんと、iPhone14proに。いまのところ、最高峰のiPhoneであり、高齢者がそれをどこまで使いこなせるのだ? やら、あれこれありますが、ま、あれこれあって、スイッチさせてきました。もちろん、彼女の使い方を考えると現状使っているiPhone8Plusで不自由はありませんでした。しかし、このままでは、次期iOSへのアップデートができなくなり、所有しているApplewatchの次期watchOSはインストールできるのに、iPhone側が非対応となり、新OSのウリとであるスヌーピーの文字盤を表示できません。つまりですね、watchOSを最新にするためには、iPhoneもそれに対応できるモデルへと切り替えておかねばならない、そんな流れから、iPhoneを入れ替えてきたのでした。実際、次期watchOSが使えるモデルと考えると、SE3で十分だったりもするのですが、彼女の最優先は画面サイズ。そうなんですね、最低でも、これまでのiPhone8Plusが面サイズに匹敵する、現行のFaceID採用モデルの標準サイズが最低条件。でもね、これが高いんですよ、円安で、今。旧機種な13シリーズなんて、日本ではなんと10万7800円(Applestore)から。ありえない、ありえない、ありえない。って、ちなみに、本国では$699ですから、ますます、ありえない。  ということで新機種購入はハードルが高くてあきらめ半分だったのですが、ふと気付けば、自分の手元にiPhone14proがあったことを思い出しました。これ、発売日に購入したもののサイズがどうしても自分好みではなく、ほっとんど使わぬままに約1年が経過してしまった端末。その購入価格は14万8000円でしたが、来月には新機種が出るタイミングですから、今、手放したところで、12万円になれば御の字。いや、レンズユニットの横に傷がありましたから、もっと低い価格になるか。そう考えると、このiPhone14proを手放すよりも、母親に使ってもらうのがいちばんいいのかな、という考えに至りました。ま、今、冷静に考えると、次期iOS17は、XRもしくはSE2以降で対応でしたので、XRあたりの中古という割り切りをしてもよかったな、とも、思えるのですが。ま、すぐに買い替えになりますしね。  いまのところ初めとなる

#1761 フォルクスワーゲン・ゴルフは、いつの世代もゴルフしていて、いいなぁ、ってなゴルフ8(ディーゼル)の話。

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 さて、続いては、ずっと気になっていました、ゴルフ8のディーゼルモデル。ちなみに、この直前にテストドライブしたポロ・GTI( #1760らしさを残したままに正常進化を果たしていた、フォルクスワーゲン・ポロGTI。でもね、ってな話 )と、このゴルフディーゼル(TDI Style)の価格は、前者が411.3万円、後者が421.8万円と、約10万円差に過ぎません。ですので、選ぶなら、どちらにするか、という視点でもチェックをしました。ま、その結論としては、善し悪しではなく、自分好みかどうかで選ぶと、ゴルフディーゼルとなりましょうかね。その理由は、先に書いたようにポロGTIに演出されたやんちゃなハイパフォーマンステイストよりも、ゴルフディーゼルにて仕立てられていたバランスのよさのほうが「好み」だったからに過ぎません。まずもってクラスが異なるわけですから、乗り味に違いがあるのは当たり前。ただ、素材そのものだけではなく、その仕立ての違いに惹きつけられた、とでもいえば、お分かりいただけますでしょうかね。  とにかくですね、ゴルフは、発進から、加速から、ワインディングまで、言い訳が見当たらないといった感にあふれていました。絶対的な性能に優れているのではなく、優等生的な面を作り上げているという意味合いであり、これぞ、ゴルフらしさといわんばかりの仕立てとなっています。ディーゼルユニットからの燃焼音はキャビン内へと侵入してきます。それは静か、とは言えないレベルであり、もう少し厳しいことを言えば、耳障りな音域を消し切れていません。いませんが、消し去ることはもはや無理と捉えるべきですし、そもそもかつてのガラガラサウンドではありませんから、すこぶる抑え込まれているな、と評価できます。何よりも、気になったとしてもそれは日常域だけであり、高速域では耳に届きませんし、ワインディングでは、聞こえているはずなのに、愉しさにかき消されているもので。もちろん、ディーゼルですから走り出しからトルクにあふれていますが、2.0Lという排気量もあって低回転域から必要にして十二分のトルクがあり、加速性能と扱いやすさについての不満はまったくもってありません。そんなフィーリングですから、一旦加速を始めると、そのままに法定速度を突破しそうなところまで簡単に引っ張っていってしまいます。そして、さらに驚くのは、そのフィーリングが

#1738 Applewatchの、絶妙に仕立てられていた、付属ベルトの作り込みの話。

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 新型コロナウイルス感染からの復帰祝いに、と、友達からApplewatch6をもらいました。その友達が新型を購入するのであまった旧型を、と。ただ、その友達は、アメリカ在住ですので、アメリカからわざわざ送ってもらいましてね、なんだか、すごく特別なものにも思えてきます。ちなみに、これまで使ってきたApplewatchは初代モデルです。そう、シリーズ1と名付けられる前のモデル。Appleはこうした新製品をとっとと切り捨てるのですが、このApplewatchも例に漏れずで、OSもすぐに打ち切られました。でも、購入から8年が経過して、バッテリーは減っているんでしょうけど、まだ、使えましてね。もう、意地とばかりに使っていました。  ちなみに、そのアメリカの友達は、最新のApplewatchULTRAを購入したもんで、チャットしながら、あれこれと使用感を訊ねていたのですが、そこで、時計本体とベルトに隙間があってフィットしていないところが云々という話が出ました。え、そうだっけか、と思って、自分のApplewatchを確かめてみると、たしかに隙間があります(左の写真はアメリカから届いたApplewatch6)。でも、これまで隙間についてなんら違和感を覚えてこなかったので、ここには何か仕掛けがあるとにらみました。  で、腕から外して、ベルトを観察。右のように、そこそこに抵抗を感じる場所を掴んでみたところ、本体近くのベルトは湾曲に抵抗するかのように水平方向(下)へと延びて(何か金属でも入っているかのよう)、そんで、その抵抗がなくなったところで、一気に下で抑えている方向へ従うように曲がっている、と。あれこれ持ちかたを変えて試しているうちに、あれ、これってさ、バネになっているじゃん、ってことに気付きました。Applewatchはセンサー類を本体の下にデザインした円形部にまとめており、それを腕に接触させています。ちなみに、その円形部はそこそこに広く確保されているんですが、よくよく観察してみると広くはない。あれ、これだと、接触部に圧を感じてしまうんじゃないかなと思ったのですが、実は、先のバネ効果によって、接しているけど圧を覚えないという絶妙を作り上げていることがわかりました。これ、すごく地味だけど、けっこう凄いと思います。なにせ、初代を付けるようになってから、8年間、気付きませんでしたから。そう

#1727 もうAirサブブランドはやめたほうがいいと思うAppleの戦略と、これから襲ってくる物価上昇(円安)の恐怖を感じたって話。

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 今回、朝起きて、いきなりの衝撃を受けたMacBookAir(M2)について思うところを少々語りましょうかね。MacBookAirは、薄いこと軽いことを命題として2008年に登場したモデルで、簡単な話、光学ドライブを取り去っただけとも言えるのですが、当時、まだまだ需要のあった光学ドライブを取り去るという大英断は、iMacでFDドライブを捨て去った大胆さに通じるところもありました。ちなみに、当時を振り返ってみると、気軽に持ち運べる端末は絶対的な支持を得ていまして、ネットブックと呼ばれるスタイル(Windows)が不可思議な人気を得ていました。もちろん、そこには低価格もあっての人気でしたが、実際には、メモリ容量、レスポンスといった面で、実用性に乏しいという強烈なマイナス面をもっており、流行前にすぐに消えていったという印象があります。実際、スティーブジョブズも使えないモデルと批評し、アンチテーゼ的なモデルとして、2010年にストレージをHDDからSSDへとスイッチさせてさらなるコンパクトを実現したMacBookAir11インチを追加します。まさに、軽さと薄さと使えることと、低価格をバランスさせたモデルですな。  すでに、全体のレスポンスを鈍らせているのはHDDへのアクセススピードであることはわかっていましたが、アクセス速度の速いSSDを採用することによって、性能の高くないCPUを組み合わせても、不足を感じさせないどおろか、十二分にレスポンスを語れる仕上がりに。そして、このスタイルが、Appleとして、また、PC系を含めた、ノートブックのメインストリームとなっていきます。しかも、Windowsまで動くMac(MacbookAir)は、性能やらを比較するとWindowsノートよりもリーズナブルだ謳われたのもこの頃から。ただですね、時代は流れ、ストレージにSSDを採用することが当たり前になると、macbookそのものを薄くするというアプローチを採用し、それまでAirがアドバンテージとしていたトピックとはならなくなっていきます。そこで、Airは、ベーシックなノートブックであることをアピールしたものの、サブネームの付いたモデルのほうがリーズナブルって、ぱっと見理解できないですよね。つまり、ユーザーを戸惑わせるサブブランド名となっていきます。  これは、iPadにも採用したのですが、

#1726 Mac製品の値上げに、WWDC2022での肝心な発表が一瞬霞んでしまった話。

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 日本の今朝方ですね、アメリカ本国で、Appleの世界開発者会議(WWDC22)の基調講演がありました。いわゆる新製品発表会でもなく、また、業績発表でもなく、あくまでも開発者向けの会議。WWDCスタート時は新製品発表もありましたが、最近では、秋から年末にリリースされる新OSの新機能発表を中心として、ただ、プラットフォームとして何がしかの関係ある時だけ新製品発表を加えていました(2019ではMacproとモニタを発表)。つまり、最新を探るに楽しい「会議」となっておりまして、開発者ではなく使う側であっても、どんな新機能が登場するのかを知ることは楽しみであり、最近ではライブではありませんでしたが、その基調講演を見ることにそれなりのワクワクを感じていました。  で、今回ですが、そんな理由から新製品への期待はなく、むしろ、1年ごとにOSや機能をアップデートしていかなければならない、このサイクルに疑問を感じていましたが、結論としては、かなり印象に残る WWDC2022基調講演 でした。そう、いい意味でも悪い意味でも印象に残るWWDC開幕となりました。基調講演は日本時間の深夜2時からスタートするのが恒例なのですが、一昨日あまり寝ていなかったことから24時ごろには爆睡し、気付いたら朝6時になっていました。で、国内外の知り合いから届いていたメッセージを見ると、M2搭載のMacBookAirが登場したとのこと。ほうほうと思って、まずはデザインやらをチェックしにいくと、なんと16万4800円から、となもし。と思ったら、従来のM1チップ搭載モデルも残っており、そちらは13万4800円から。なんだ、この日本円での高値は……、からの、まさかと思って、今回改良を受けなかったモデルをチェックしてみれば、                Macmini          8万80円                →        9万2800円〜                MacStudio   24万9800円〜      →      27万8800円〜                iMac         15万4800円〜      →      17万4800円〜 ※旧価格は、発表時(税抜き前表示)に1.1を掛けた数値で、不正確なところがあります。おおよそに捉えてください。  おいおい

#1724 すこぶる考えられていた展示手法に圧倒された、トヨタ博物館の話。

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 トヨタ博物館へと出掛けてきました。先の大型連休から今年の7月18日(月)まで開催されている 企画展「Here’s a Small World! 小さなクルマの、大きな言い分」 の取材です。その内容は、この企画展のタイトルに集約されていますが、と言いますかね、タイトルとして秀逸でして、小さなと大きなの字面から途中に読点を入れているところまで、これ以外に考えられないと言わんばかり。これ、すごいですね、ほんとすごい。  と、まぁ、すでに現地に赴く前から、すでに感心していたわけですが、これが、実際に足を運んだら、すばらしかった。この手の企画って、ヒストリーに沿って紹介するのが定番ではありますが、この企画展では、テーマを「光る性能」、「独創的なデザイン」、「操る楽しさ」の3つに分けて展示。それぞれのテーマ性を明確にしたテキストはもちろんですが、たとえば、「操る楽しさ」ゾーンでは、ヨー慣性モーメントとは云々なんて数式まで堂々と「描き」、広く理解してもらえるかどうかはさておき、イメージとして、つまりはそこにビジュアル的な要素を与えてしまうという手法を用いていまして、圧倒されました。言い換えますとね、アート系含めて、展覧会、博物館へ足を運んだ時にたまに出会う「やられた感」であり、正直、自動車メーカーの博物館への期待とは異なる驚かしに、企画者の意図としてクルマを文化と捉えている、ということが、ダイレクトに伝わってくるものでもありました。  ということで、当初は、その企画的について書こうと思ったのですが、6月上旬には誌面で展開されますので、ここでは、そのほかのトヨタ博物館で受けた衝撃の数々を記していきましょうかね。ここトヨタ博物館は、大きく、クルマ館、文化館と名付けられた2つの館に分けられていますが、まぁ、その仕立てたるや、先に触れた企画展の練り込まれ方そのまんまが表現されておりまして、感心しきり。クルマ館のメイン展示では、もちろん歴代のクルマをタイムラインで並べているものの、そこに欧州、国産、北米という異なる3つの流れを車両配置を用いて表現していたり、その中にスポーツカーといったテーマが設けられており、もう、見飽きません。  そして、そのクルマ館に、今年の4月にオープンした 「クルマづくり日本史」 がこれまた素晴らしかった。いわゆる、日本におけるクルマ産業はいかにして生まれたかをテ

#1716 iPhone13miniが、「再び」我が家にやってきて、感じたあれこれ話。

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 勢いもあって、スマートフォンをiPhoneSE2から13miniへとスイッチしました。あれ、iPhone13Pro持っていたんじゃなかったっけ? と、よく言われますが、彼は2週間ほど滞在した後に帰っていきました。その前に遊びに来ていたiPhone13miniも、入れ替わるように帰られています。漢字の用い方からすると「返っていった」、いや、日本語としては「返された」というのが正しいか。ま、それぞれに事情がありましてね。そういった意味合いからすれば、再びやってきたiPhone13miniは、滞在が決定、もはや、帰る予定はありません。  さて、iPhoneの最新機種の性能については、半年前にあれやこれやと確認済みですが、どうしてもProの動画撮影での印象が強く、miniってどうだったか、うる覚えだったりします。で、あれこれと使って、もっとも予想外だったのは、性能以前にiPhone8時代から使ってきた縦置き非接触充電スタンドが反応してくれなかったこと。レンズが出っ張っているからコイルどおしの距離ができてしまったか? いや、そんなわけないかと思ったり、あれ、ひょっとして非接触充電のための設定が必要? いや、そんな必要ないだろうってことまで探りつつ、ほかの平置きスタイル充電器では作動することからやはりコイル位置が合っていない様子。さすがはアフターマーケットのことまで考えずに設計をコロコロと変えてしまう、Appleだなぁ、なんてことを思いつつ、ご覧のようなゲタをはかせて対応。ちなみに、このゲタ、なにかというと、いわゆるデバイスに付属しているUSBケーブルの端子の保護カバー。こんなもん、いらないだろうといつも思っていますが、再び端子に被せることを想定せず、でも、何かに使えそうだと、取っておいていたのでした。こんな活躍の場が来るとは、保護カバーも思ってはいなかったことでしょう。  さて、今回の回線契約先はdocomoで、転出元は楽天モバイル。そもそも、楽天モバイルは月々0円ゆえに試しにと契約していましたが、これがなんと自宅で通じないというオチ。昨年末に近隣にアンテナを立てる予定があるとのことで、それに期待していましたが、アンテナは立ったものの家の中では通じないという不便さは変わらず。まぁ、楽天モバイルは、その1GBまでならば0円で済むプランに加えて、アプリ経由ならば通話料が基本的に

#1705 奥能登国際芸術祭2020+へ出掛けたら、想像以上に心が豊かになった、って話。

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 何かまとめ忘れているなと思ったら、先月出掛けてきた奥能登国際芸術祭2020+の話がありました。感染対策の基本すらしようとしないこの政府に対しては何も期待していないので、自分の判断で出掛けました。ワクチン2回接種はもちろんですが、毎週PCR検査していることもありましたし。ただ、きつかった。なにが、きついって、石川県民の方々は宿泊割引があるのに、県外からのお客さんには何もなかったこと。ま、そもそもこの手の補助には反対でしたが、自分たちは優遇されないというのは、不満が出てしまうものです。ただ、このイベントは何がなんでも行かねばならなかったので「フルスペック」での支払いを覚悟の上、出掛けました。奥能登へ出掛けるのは1年半以上ぶりのこと。それにしても出掛けないと、あれこれと雰囲気を忘れてしまうものです。今回は、能登までの景色を忘れていましたし、何よりも驚いたのは、現地で足繁く通ったはずのスーパーやホームセンターまでの道のりを忘れてしまっていたこと。感覚で走っていることもありますが、ちょっとしたショックでもありました。  さて、肝心な奥能登国際芸術祭2020+ですが、2020+と付いているとおり、昨年開催を予定したイベントで1年後に延期されたもの。それもあってか、出掛ける前から勢いがないなとは捉えていましたが、それでも、新作の数々に驚かしがあり、かといって、すべてが理解できるものでもなく、やっぱり出掛けてみるもんだな、とつくづく感じました。アートってそもそもよく分からないところがありますし、現代アートはなおさらによく分かりませんが、前回、自分なりに感じればいいのさ、といわれて、今回は、そんなスタンスが最初からあって、前回とは違った愉しみ方ができました。現地には6日間いたのかな。でも、初日にアート疲れしてしまって、途中、1日休んだりして、そういったのんびり感も良かった。ちなみにこの写真のアートは、前回をベースにしながら、新たな感覚をプラスしたもの。前回を知っているからこその愉しみ方があるってことを、この作品から教えてもらいました。  さて、今回初で驚かされたものに、左の写真のアートがありました。トピックになっていましたし、事前の調べで、ここには蝶がたくさんいることは知っていました。しかし、いざ飛び込んでみると、そのレイアウト、デザイン、センスがすごくて、すごい、と、言葉を連発し

#1685 元旦にして今年のベストバイだと確信した、AirPodsMax。

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 あたらしもん好きです。昭和生まれですから、バブル景気をちょっとだけですがかすった世代ですから。ということもあって、後先考えても仕方ないし、それを行動に移してきましたが、昨今は、後先を少しですが考えるようになったためか、その飛びつき度はスローになってきました。とりあえず、使ってみたい、そう思える商品が少なくなったことも要因であり、なんとなくという理由で手に入れてしまう行動が少なくなったのも、また、事実ではありますが……。  昨今、そんなスタンスにあって、それでも飛びついたものがありました。それが、AppleのAirPodsMax。ヘッドフォンにしてはやたら高い、でも、カッコイイ、そして、何かが劇的に違うらしい、これこそ体験してみないとその良さは分からない、という流れで、勢い余って、購入。まぁ、かつての、Appleの新製品購入の流れですな。ということで、同時期にM1チップを搭載したMacbookAirも注文しています。あちらも新しさがありましたから。と言いながらも、どちらも返品はありうる、そういう前提での購入であり、丁度ホリデーシーズンだったことも後押しをしました。  そのAirPodsMaxですが、実際に使ってみれば、期待以上が多くありました。まず、デザイン。ま、見た目はさておきですね、オーバーヘッドタイプのヘッドフォンをセットすると何が気になるって、イヤーパッド部分よりも、ヘッドバンド部分っつーんですか、頭部上部のバンド部がですね、自分の場合、最初から違和感が存在し、やがて気になるようになり、痛くなっていました。それがですね、セットしている感覚がない。実際、重量はあるんです、このヘッドフォン。ところが、セットすると、その感覚が、重量感とともに見当たらないというか、消え去る。セットしている感覚がないというのではなく、むしろ軽い。もう、これだけでやられた感がありますが、その上で、音がスゴイ。DSPによる音場が明確になるという不思議感はありますが、それがイヤミになっていない。むしろ、ここまで収録されていたのか、と思わせるほどにナチュラル。分かりやすい表現を使いますと、ハイハットの刻みが聴こえてくるようになるし、そのポジションまでが明確に分かる、そんな感じ。  なので、いわゆるデータ圧縮をした音源と比較すると、その加減にもよりますが、いわゆる太さがないことに気付きます。倍

#1677 久々のワクワク感から予約した、Macmini(ARM)の話。

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 Appleの新製品ラッシュに惑わされています。まぁ、9月のiPadの時は、iPadpro11inchを購入した後だったこともあって、ふーん、そう、といった感じでした。で、10月のiPhone12シリーズの時は、個人的に好きなデザインってこともあったし、途中で交換と相成ったとはいえ3年目を迎えたiPhone8からそろそろスイッチさせようかなと思っていたこともあって、少しだけグラグラしました。特にiPhone12miniに対して。というのも、昨今、加速度的にスマートフォンに多機能を求めなくなりまして、ま、そもそもコロナ禍ゆえに外に出なくなったということもあるんですが、アプリを利用するにしてもあくまでもエマージェンシィ的な使い方となり、頻度といいましょうか、依存度がかなり低くなっていました。それゆえに、miniでいいかな、と。まぁ、老眼ゆえに表示部が小さくなることはマイナスではありましたけども。  で、まぁ、予約開始日から数日経過して、追加入荷を待っていたら、発売日当日、銀座受け取り分が出たので、予約。予約したのはいいんですが、その翌朝に、ApplesiliconのMacが発表され、その刺激的過ぎる内容から一気にひきこまれ、しかも、Macminiまでラインナップされていて、値下げまでされているもんだから、もはや狂喜乱舞。とりあえず、使ってみたいというワクワク感が急激に盛り上がりまして、iPhone12miniをキャンセルしまして、Macminiを予約。仕様はメモリ16GBで、SSD512GBで。現状のMacmini2018がメモリ32GBなので、少なくなることに対して、一抹の不安はありました。しかし、まぁ、iPhoneやらiPadを見ている限り、自社SoCにおけるAppleのメモリ管理たるやPC上での考え方をそのままに通用しないところがありますから、とりあえず16GBで。だいたい、たいしたアプリケーション使っていませんし。  ちなみに、Windowsが動くかどうか分からないことについては、そもそも最近では仮想マシンとしてWindowsを動かすこともないですし、もし使うんだったら、我が家にたくさんあるMacminiを1台、Windows専用マシンに仕立ててもいいですし。と、ここまでは良かったんですが、今のMacmini(intel)での問題点というか、買い替え時に解消した

#1676 カードウォレットに絶望を見たiPhone12な話。

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 ここ数年、ここで新型iPhoneについて語った覚えが……、ありません。ありましたっけか。と、ラベルを検索してみたところ、iPhone7発表時まで遡ることに。しかも、その採り上げ方もこれなしでは生活できない、という発言に対して、使い処を誤っているではないか、というもの。実際、振り返ってみますとね、7ユーザーには申し訳ないんですが、これなしでは生活できなかったほど、すばらしいデバイスだったかというと、違う。あの時は耐水性を得たことをそう評したんだと思われますが……、って、ま、そういう意味では、これなしでは生活できない……、か。  いずれにしてもですね、何を伝えたいかと言いますと、あの頃から、個人的にiPhoneというデバイスに対して多くを求めなくなっており、まぁ、分かりやすく言いますとね、インストールしているアプリ数もどんどんと減って行き、なくてはならないというよりは、外出先で活用する半ばエマージェンシィ的なデバイスとなっていっていました。ゆえに、新型iPhoneに対しても興味はそれほど強くなくなり、今回にいたっては発表会ストリーミングすら見ていないという始末。ま、だいたい、リーク通りで、目新しさもないですし、何よりもプレゼンそのものに魅力がないし。  というわけで、今回、久しぶりに採り上げることにしたiPhone12シリーズ。デザインやらは好みのテイストに戻っていますし、まぁ、内容もいいんじゃないでしょうか、というレベルではありますが、ああー、もうAppleって、昔と違うんだな、を強く感じさせたアクセサリーにがっかりしました。言い換えますとね、ああー、終わったな、Apple感を覚えました。それが、あれです、レザーウォレット(画像下)。  充電器を確実なポジションへと導き、充電ミスを少なくしながらクールなスタイルで使えるMagSafeの採用は大賛成です。しかしですね、MagSafeを利用してくっつけるカード入れのレザーウォレットも同じじゃないか、と思われるかもしれませんがね、これがね、逆。そもそも、iPhoneってのは……、って、昔はねを語るオジサンになっていきますが……、ハダカで使う、これ1台で十分、それを訴えてきたデバイスでして、ApplePayという支払い方法を手に入れたことで、これですべての支払いを完了しなさい、これを許さないショッピングスタイルはApple流

#1669 先が読めない時代にiPadPro11(整備済)を購入した話。

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 最近の話。仕事は、新車発表会も規模を抑えられ……、といいますか、新車発表スケジュールそのものも延期になったり、そのため新車試乗会も延期や中止となったりで、取材のために出掛ける機会はグンと減りました。ただですね、ライター稼業は、いわゆる取材ものはなくても、webでのアーカイブものやらがありまして、全く仕事がなくなることもなく、かといって、以前ほどの依頼数があるわけでもなく、でも、収入は確実に減っていますといったところ。いずれにしても、クルマで出掛けることが極端に少なくなったこともあり、日々の支出の多くを占めていたガソリン代が掛からなくなったとはいえども、超が付くくらいの、もう限界といわんばかりのやりくりで日々を過ごしていたりもします。この傾向は、コロナ禍が過ぎ去っても変えないだろうな、そんなことを感じています。  で、最近、iPadProを買いました。Pro9.7から、ひとつ飛び越して、Pro11(初代)へ。この先を考えると投資は危ういと思ったんですが、今持っているPro9.7を姪に譲ることを前提に、自分用に買いました。ほら、自宅で勉強ってスタイルをさせないといかんですから。まぁ、整備済で出ている6世代目あたりを買ってあげればいいかなとも思いましたが、支出を考えると、自分がPro11を買ったほうがトータルで、皆幸せになれることを、計算の上、実行に移しました。 さて、そのiPadProの購入動機ですが、トラックパッド付で、カッコイイスタイルで使える、MagicKeyboardと組み合わせて使ってみたかったというのが、いちばんの動機。Apple製品への期待は、使えるか、使えないか、ではないんですね。使ってみたい、試してみたい。ダメでもいい。んー、散財の要因はそこにあるんですけどね。ただですね、今回ばかりは本体購入後に冷静になりました。なぜならば、MagicKeyboardが3万1800円(税別)もするから。ApplePencil2で、すでに1万4500円を支出していますから、キーボードまで合わせると……、あれ、MacbookAirの整備済が余裕で買えてしまう……。そうかんがえて、次の10万円が来るまで、待つことにしました。   で、で、インプレッション。試してみたかった外部キーボードからの入力については、トラックパッドがついた折り畳みタイプを4000円だかで手に入れ

#1647 外部HDDケースの電源連動をあきらめることで解決した、Macmini2018な話。

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 なんだかんだ言いながらですね、Macmini2018のトラブルは一見解決したと思われても、しばらくすると同じ症状が出てくることを繰り返していました。デュアルディスプレイ表示に関することはケーブルを換えて解決しましたが、起動に時間がかかりすぎる件は、結局のところ、起動時に外部HDDケースを確認しにいったまま、しばしフリーズという、現象ですな。ま、これも、HDDをフォーマットしなおし、FusioDriveを解消したり、ケースを換えたりして、Macmini本体とケースとの相性の問題と、結論づけました。HDDケースを外せば、SSDなりのスピードで起動しますから、なんら問題なく。ということで、最終的な解決策として……、HDDケース専用の電源スイッチを設けることで解決。そうなんです、本体電源連動を謳うHDDケースながら、本体起動後に間をもって手動で外部HDDを起動させるという、時代錯誤な起動方法にたどり着きました。  ま、本体のスイッチオンで、外部ストレージまで起動できてしまうこの便利さに慣れてしまうと、二度起動動作は面倒ではありますが、ありますけど、考えてみると、かつてHDDが登場した頃って、ヘッドの保護もあって別起動していた……なんてことを思い出し、実際に操作してみると、そんなに面倒ではなく。まぁ、あらためて感じるのは、なんでもかんでも安易に便利さを求めるのではなく、自分なりの工夫といいましょうか、対策といいましょうか、そういった応用(このレベルはそうとは言えませんけど)ができることが、必要だな、なんてことを感じましたけども。ちなみに、この話を友人にしたところ、いまだに外部ストレージのスイッチは別にしている、と言われました。  というわけで、MacOSも通常版に戻していましたが、早々にpublicベータ版を入れました。これまでできていた作業でも、まだ、使えなくなってされている部分もありますが、ま、ベータ版ですし、むしろ、新しい機能にかなり感激していますので、いいんじゃないでしょうか。今回は、MacOSとiPadOSとの連携が、すごくオモシロイです。

#1645 なんだかんだで、外付けHDDと、USB-Cケーブルが原因だった、Macmini2018話。

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 実はですね、Macmini2018、完全起動までの道のりはまだまだ続いていました。あの後、同じ症状、つまり、Appleマークが出たま考え込んでいる状態が再燃。そして、デュアルモニタ運営で起動時のアカウントログイン画面がメインではなく、サブモニタに表示される問題も再燃。というわけで、振り出しに戻りました。で、こうなってくると疑うべくは外部接続機器。まずは、外付けストレージ。3.5インチ×2ベイを2台接続していましたが、いずれもUSB3.0接続。まぁ、チップが古いったってMacmini2018のUSB3.1(gen2)とは下位互換性はあるわけですし、Macmini2018側にもUSB3.0ポートもありますからと思いきや……、結論からいいますとね、ここにトラブルの要因がありました。というのも、外付けストレージを外して起動したら待たされることなく起動しましてね。いや、まさかの。  と、ここで、疑いはHDDケースと、そこに入れたストレージ類となるわけですが、FusionDriveは外付け自作もんですし、もう1台のほうはRaidで組んでいたもんで、ストレージが怪しいかなと。というわけで、TB単位のデータをあっちへ移して、こっちをフォーマットして、そんでもって、また移動させてを繰り返すこと、苦節、1週間以上。結果、FusionDriveも解消し、Raidで組んだほうもSingleへと解消し……、たところで思い出したんですが、TimemachineのTimemachine用だからと組んでいたHDD、トラブルを抱えていると言われていたSeagate製でした。で、さらに思い出したのは、トラブル対処のためにファームウェアが更新されていたので、たしか、ファームウェアアップデートをした……、と、ここまで。で、調べてみれば、アップデートしたつもりだったんですが、これがですね、Win用で、当時できなかった。なので、知りあいのWinユーザーに……、と思ったままに、放置していたのでした。ただ、今、思えば、Seageteのストレージについては、それ以前にも突然死トラブルに運悪く巻きこまれていましたから、なぜに、また、Seagateを選んだのか……、そこだけは疑問です。  というわけで、そのSeagate製HDD、調べたところ健康状況は悪くないようなんですが、悪さをしていた可能性がありますので外し

#1643 Macmini2018、平常運転までの道のりは長かった、という話。

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 Macmini2018導入のその後の話。トラブル続発といいましょうか……、といっても、思い当たる要因があれこれあったので、ひとつひとつ解決して、ようやく安定にたどり着きました。た 、たぶん。で、そんなあれやこれやを、イマドキ風に行間を贅沢に使って書いてもみましょうか。 ●デュアルディスプレイ表示されずの件 結局、USB-cハブの不良(HDMI出力ができない)が要因でした。これは、新品を再送してもらって、解決。解決したんですが、その前に、USB-C→HDMIケーブルを購入しており、実はデュアルディスプレイ表示が可能となっていました。しかしですね、起動時に、メニューバー表示指定をしたメインディスプレイにリンゴマークが表示されず、アカウントログインの際に、サブディスプレイのほうを見ながらパスワードを入力することに。なんかね、イヤで、どうしたものかと思いつつ、ケーブルを入れ替えて(メインのほうをUSB-C→HDMIケーブルにした)たら、メインディスプレイでの表示となりました。グラフィックボードからの出力の都合のようですな。HDMI出力端子向けにはマシン側(グラフィックボード側)で変換を入れているようで。で、これでトラブル解決かと思いきや、スリープからの解除において、ディスプレイを認識しなくなることがあり、ちょっとやっかい。最新の状態は、この現象は出ていませんが、やっかいを感じた際に、少し高くてもiMac27inchにしておくべきだったかなと思ったりもしました。あちらは、Retinaな5Kですし。 ●起動が強烈に遅くなる件 これがいちばんの悩みどころでした。当初はなんら問題なかったんですが、あることをきっかけに発生。そのきっかけっつーのがですね、Timemachineを利用してのバックアップ中に、誤ってタップで管理していた電源(外部ストレージ回りまで)を落としてしまったことでして。その後は、起動時にリンゴマークが出るまでに時間がかかる、かかるどころか、時には諦めて勝手に終了している始末。ま、要因は、OS側か外部接続しているストレージであることは容易に予想できましたので、あれやこれやとひとつひとつ再インストールやドライブフォーマットを繰り返して試すこと1週間以上、解決したと思われても、しばらくすると起動が遅くなってしまいます。もはや、USB-Cとドラ

#1641 勢い余ってスイッチしてしまった、Macmini2012(4core)→ 2018(6core)。

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 ある意味、突然でした。それは、勢い余っての行動だった、とも言えますが、なんとなくの計画はしていました。ただ、そこに後先考えずという、かつてよくしていた行動が伴ったことだけは確かです。というわけで、購入しました、Macmini2018。今、使っているMacmini2012は十分なスペックから、今もって使えますし、しばし使うことができるマシンですが、4Kムービーの再生に戸惑うことやら、最新Bluetoothデバイスとの相性が悪かったりと、不足を感じ初めていたのも事実。ただ、昨今は、Macに限らず、これで何の不足があるのだ? 特段購入するまではないじゃないか、という、なんとも刺激のないライフスタイルに浸り切っていたために、最新マシンが特別欲しいという思いもありませんでした。まぁ、後継機種である2014が、メモリの増設も、ストレージの変更も許されない、しかもベンチダウンしていたマシンだったために、スイッチに興味を感じなかった、というのも、買い換えを控える理由となっていましたけども。  が、昨年、発売されたMacmini2018は、メモリの増設は認められてはいませんが不可能ではない、つまり、自己責任で交換できることもあり、また、スペック的にも4Coreからスタートだったりと、惹かれるところあれやこれや。で、発売から半年が経過し、この4月から整備済製品が登場し、高いと感じさせる価格にもちょっと和らいだ感が出てきまして、惹かれること、再び。とは言っても、2012の頃は為替もあって上位グレードのCorei7でも5.8万円でしたが、新型ではボトムのCorei3(4core)なのに7.6万円。高いんですが、それでも、ボトムにはしませんでした。新型はストレージ交換が不可能だし、MacOSにおいて、メッセージとメールのデータの保存場所を起動ディスク内に収めねばならないこと、さらに、内蔵SSDならば外付けと違って接続スピードも段違いであることやら考えて、内蔵ストレージを512GBとしたら、今度は、6Coreのi5にリーズナブル感が生まれて……、結果12.3万円。6年前の倍額となりました。ちなみに、ベンチスコアも倍ではありますけど。さすがに躊躇しましたが、後先のことを考えるのをちょっと止めてみようと試したら……、いつの間にか購入してました。ま、実のところ、2012を売り払ってもまだ値段

#1623 過去にすがるスタンスに、もはやAppleらしさは存在しない、そんな話。

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 Appleに対して、がっかりばかりが続いています。昔のままとはいきません、ということは承知していますが、それにしても……、ということが連続しています。そのひとつが、先日の新製品発表会での内容。Airというサブネームが、現在のラインナップにおいて分かりづらさになっているから、早いところ、消し去ったほうがいいとは、これまでにも何度も言っています。で、iPadにしても、Macbookにしても、フェードアウトにもっていこうとしているスタンスが見られました。しかしですね、ですね、ですね、ですね……、今回の発表会で、MacbookAirを復活。  そもそも、MacbookAirってのは、光学ディスクドライブを除くという2008年当時ではありえない無茶をすることで、ライトテイスト、シンプルを極めたモデルであったはず。そして、2010年モデルでストレージをSSDにすることで、実はHDDへのアクセスが処理速度の足かせをしていたことを暴露し、さらには当時流行りだったネットブックのあり方を覆す新提案をしました。しかも、それを格安で提供できるっていう、手法までも、提案。しかし、いつしかMacbookからも光学ドライブが取り外され、ストレージもSSDのみとなり、Airの存在はそこで終わったはず。それなのに、なぜに、いまさら、に、Airなのか。そのデザイン? そもそも、くさび型じゃなきゃイヤなんて声は聞いたことありませんから。  いずれにしても、Airの志を現代にデザインした現行型Macbookを、否定するかのような、今回のモデル発表に対して、意味を見出せません。あるとしたら、Airというネーミングにすがったことであり、そう考えると惨めたるAppleの姿に寂しさを感じます。もちろん、新型MacbookAirの性能やらに不満はありませんが、そういったAppleの手法の支離滅裂ぶりから、新しい提案など期待しても、もはや出てこないことも悟りました。まだ、auのINFORBARxvのほうがマシといった感じとでもいいましょうか。ま、あちらは、ハードウェアはいいのに、どうしようもないプランを押し付ける時点で終わっていますが。  そうそう、話は変わりますが、昨今のApple製品は高くなったなぁと思っている人が多いことに、ちょっと驚きを感じています。実は本国での価格は大きく動いていません。ちなみに、最

#1619 まさに、救いに来てくれた、そんな性能と演出に感無量な、新型Macmini。

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 昨夜のApple新製品発表会は、久しぶりの刺激を感じました。事前リークがあり、わりとそのとおりの内容だったとはいえ、肝心なスペックや価格までは出てこずだったので、ワクワクしながら見られたとでもいいましょうか、そんな刺激が。ま、発表された3台は、購入前提ともいえる気になる3台だったので、なおさらのドキドキがあったんですけどね。  その中でも個人的に注目していたのはMacminiでした。PowerMacG5の後、購入したMacmini2012(旧旧型)も、早いもので購入から5年が経過。といっても、4K再生以外、あとはぶっ壊してしまったThunderbolt端子以外は、問題なく使えているので、買い換える必要はないんですが、ないんですが、ないんですが、購入前提もあり気になっていました。ただ、自分が所有するモデルの次、つまり、今でいう旧型(Macmini2014)はメモリとストレージへのアクセスを不可能とし、さらにスペックダウンしながら価格を上昇。それゆえに、新型が出たところでその延長だろうと思いきや、なんとですね、まぁ、メモリやストレージ交換不可能(メモリは可能という噂も)ではありますが、なにさ、デスクトップ向けCPU搭載? ストレージはSSDのみ? で、価格は? と思ったら、$799から。散々に"盛った"スペックをアピールしていましたから、どうせ高いんでしょ、と思いきや、高くはない。いや、過去のMiniの価格帯を考えると上昇はしていますけど、そう、高くはない。  なんでそんな捉え方をするかというとですね、Macmini2012(Corei7-quad)を使い続けているユーザーの多くは、次期自分用端末に、中途半端なスペックで安くしたモデルではなく、そこそこのスペックながら割安感があることを期待しています。そうなんですね、今回のMacminiは拡張は不得手でも、そこそこ使える的な要素を盛り込んでおり、それでいながら、高くはない。まさにMacmini2012(Corei7-quad)でスタックしているユーザーをレスキューする、そんな端末となっていましたので、高くはない、と、そんな評価になるわけです。言い換えると、ユーザーは狂喜乱舞、と。  ということで、新型Macminiの登場は、まさに、行き先がなくなってスタックし、砂の中に沈んで行くしかなか

#1617 バッテリーを交換して、延命することにした、iPhone6sの話。

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 年末までとアナウンスされているiPhoneのバッテリー交換プログラムに、早々に出掛けてきました。これから相当に混むことになるでしょうし、これから年末にかけてスケジュールの先読みがしづらくなることもあって。で、自分の場合は、これまで使ってきたiPhone6s2台が対象でしたが、カバーもフィルムも付けぬままに使っていた自分で使っていた1台が、まさかのガラスひび割れを指摘され、万が一の場合は、バッテリー交換費用だけではなく、ガラスパネル交換費用もプラスされる旨を言われました。バッテリー交換なのに、ガラスのひび割れがなぜ関係あるのか……。それは、iPhoneの場合、バッテリー交換にあたってはまず前面のガラスパネルを取り外す必要があります。しかも、その取り外し方ったら、吸盤を2つほど貼り付けてえいや! と持ち上げるという、なんともアナログなもの。まぁ、コツを掴めば、力の掛け方次第で、別になんてことないんですが、ガラス全面を均等に持ち上げることが理想ですから、ヒビでもあろうものなら、簡単にパキンと逝ってしまう可能性があるわけです。そう、ですから、たかがバッテリー交換であっても、本体に傷がないかを含めて、細かにチェックされるというわけですな。  さて、そのガラスのヒビを指摘されたiPhone6sですが、ヒビと指摘されて目視しても老眼もあってか自分には傷にしか見えず、かといって、ゴリラガラスが線で削られたような傷を負うことも考え難く、ま、これを称してヒビというんだろうな、と納得。ただ、ガラスパネルを幾度も外したことがある経験者的な勘もあって、この程度のヒビだったらガラスパネルの外し方次第といった感じを受けましたし、万が一割れてしまった場合は、修理せずに割れたガラスごと持ち帰る旨を伝えて、チャレンジしてもらいました。なんていうんですかね、万が一の可能性と言われたものの、その確率は低いだろうし、万が一となってしまっても、納得できる、という、自らの説得もあって、とでもいいましょうかね。で、結論はガラスパネルは割れず、無事にバッテリー交換は終了しました。  まぁ、それにしても、このそこまで説明しなきゃいけない状況に、Appleの低姿勢ぶりを感じ、時代も変わったものだと思いました。ちなみにカウンターで、この話をするにあたって裏から偉いさんが出てきて、最悪の場合の話ばかりしてすみま