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7月, 2013の投稿を表示しています

#553 いいとか、愉しいとか、買い! を超えていた、フォード・クーガ。

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 いきなり、結論。とんでもなくいいです、想像以上にいいです。何がいいのかって、フォードのクーガです。と、訳の分からない表現をしてしまうほどにいいのです。クルマとして良さはもちろん、SUVとしての作り方も絶品。そう、絶妙じゃなくて絶品で逸品。もう、いやはやとか、そんなのを超えてます。  で、何がいいのか。何かが尖っているのではなく、すべてがハイレベルで、そしてバランスしています。たとえば、シャシー。タイヤを路面に接地させることを最優先したセッティングは、いわゆる路面に吸い付いている感にあふれています。ストローク感ではなく、ストローク量を感じさせて、その吸い付きレベルを絶妙のダンパーの減衰力を持って表現しております。バウンドもリバウンドもまさに的確かつ適切であり、 シャシーの動きに美しさがあるといった感じで、もはやうっとりしてしまいます。そう、 つまり揺れますのでフラット感という面では乏しいのかもしれませんが、 いうまでもなく、突き上げ感などなく、路面からの衝撃はすべてサスペンションで吸収し、キャビンへは嫌みなゴツゴツ感など伝えてきませんから。そして、ハンドリング。電動パワーステアリングになった分、オンセンターや戻しにおや? が加わりましたが、正確さにあふれていたこと、シャシーの動きに連動していること、あれこれあって、そんなの気にならない、気にしたくないレベルになっています。  ロールや荷重移動がこれまた美しい。消えていませんというか、消していません。この動きがあるから、ドライビングがおもしろいといった感じでしょうか。姿勢をすっと作って、コーナーへと飛び込む。で、粘るサスを感じながら、シャーっと駆け抜けていく。もう、うっとりといった感じです。  で、で、エンジン。1.6Lターボはパンチという表現の手前のトルク感にあふれていて、もうこれがいいのなんのって。中回転域でのトルクの出し方といいますか、盛り方はとても上品。トルクのフラット感をこれでもかと表現しています。だから、使いやすいし、パワーの面でも愉しさにあふれていました。ターボラグが気になるところもありますが、まぁ、気にしたくないといった感じ。  で、で、で、ブレーキ。もう、なにさこれ、といったレベル。踏み込み量に応じてまさにリニアに制動力が立ち上がりますし、そのタッチのまた美しいこと、きれいなこと。少し深く踏み

#552 なんとなくではあるけど、大丈夫ではない気がする、最近の大規模云々。

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 幕張の海岸部が、大きく変化しようとしているのをご存知でしょうか。ただただ放置されてきた空き地がなくなりつつあります。というか、ほとんどは、誰かしらの手に渡っており、いわゆる空いている土地はもはやないようです。  で、写真。コストコの隣にイオンモールが年末にできるようで、少し前から海浜幕張駅側スペースにて工事がスタートしていました(画像は駅側)。でかいなぁと思いながらも、偉そうな建物デザインの割には駐車場が少ないやら、なにやら、ちょいと、中途半端さを感じておりましたが、な、な、な、なんと、イオンモールは駅側だけではありませんでした。今日、コストコへ行って分かったのですが、まさにコストコを包囲するようにイオンモールが建つことがわかりました。まさに、四方を完全に囲まれるように、です。線路側も、新習志野側も、すべて。というか、まぁ、かろうじて、幕張メッセの駐車場出口部分だけ空白がありますが、それ以外はすべてイオンモールに囲まれるというスタイル。  これ、囲われたのか、囲ってもらったのか、よくわかりませんが、まさに一網打尽にされたかのよう。コストコはこれでいいんだろうか、と思いつつも、まぁ、駐車場を共用したり、行き来があれば、相乗効果が期待できるか、と思いつつ、ちょっとした行きすぎ感を覚えました。どうなるんでしょうか、あの辺り。  ここに限らず、最近、なんでも規模が大きくなりすぎているような気がします。それと引き替えになるかのように、目が届かなくなっていることも多いような気がします。見えない力がはびこり始めているかのようというと大げさでしょうかね。大丈夫なんでしょうか、って、なんとなく、大丈夫ではないような気がするのですが。

#551 10年ぶりの出会いに驚きつつ、でも、懐かしくなかった再会。

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 昨夜、3時間ほどの戦いがありました。あれは、録っておいたおしんを視ていた時、たしか、夫婦水入らずで魚屋を始めましたという、なんともほほえましいシーンに、良かったねぇ、とか思っていた時のことでした。冷蔵庫の下から、ふっと何かが飛び出してきました。誰かがあちらから何かを投げたかのように、すーっと。と思ったら、それはカサカサと動き回って、サッと止まりました。あたかも、間違えて飛び出したもののフロアが滑るもんで、止まれずにあたふたして、で、ようやく止まれたかのように。 で、なんだと思ったらば、それはゴキブリでした。そうです、やっぱり、出ました。  家の中でゴキブリに出会うのは、たぶん10年ぶりぐらいだと思います。前にも書きましたが、新築物件ばかりを渡り歩いてきたこともあって、最近では出会うことはありませんでした。新居は、リノベーションした物件とはいっても、そもそもは古い団地ですから、まぁ、覚悟はしていましたが、この突然の出会いには、ちょっと度肝を抜かれました。  戦うこと3時間ほどだったか。そもそも、こちらは戦うべき武器(ハエたたきやら)を準備しておらず、叩いては逃げられを繰り返すこと2回ほど。…中略…、というわけで、勝利しましたが、今後の戦いに備えて武器を買ってきました(写真)。すでに、ブラックキャップも12個も配置済みなんですが、さらに増やそうと画策しております。というか、その前に、どこから侵入してきたのかを突き止めないといかんですな。  戦いのその後は、またお伝えします。って、聞きたくはないか。

#550 まさに逸品といえる、道の駅 なるさわにて販売されている辛み大根。

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 古くから付き合いのある方は不思議に思わないでしょうけど、ヨシダをよく知らない方は不思議だと思われるかもしれません。あれです、このホームページにて、具体的情報に全く触れないこと。旨い店にしても、いい商品にしても、景色のいい地にしても、分解手順にしても、一般的なホームページのような表現をしていません。していませんというか、あえてしません。意図的です。そもそもここは、感じたことや、考え方などを書き記す場であって、情報を書き連ねるページではないと考えているもので。いや、情報が書いてあるページを否定するわけではなくって。  というわけで、こういう書き方はわりと珍しいというか、初めてのような気もしますが、まぁ、具体的な紹介をひとつ。  山梨県にある道の駅なるさわ(山梨県南都留郡鳴沢村8532-63)にて、さりげなく販売されている辛み大根は、とんでもなく旨いです。辛み大根なんぞ、皆、同じだろうなんて思わないほうがいい、というくらいに、旨いです。そう、辛みなのに、旨いのです。その辛みとは深みがある辛みであって、広さのある辛みでもあります。いや、もちろん辛いです。食すと、口の中でパーンとはじけて、じんわり広がっていく、で、辛さの余韻に浸れる、そんな辛さです。本来薬味であるはずの辛み大根ですが、逆に食したいがために、薬味として使える料理をあれこれ作ってしまうほど。それほどに美味しいのです。  ここで販売されている辛み大根は無農薬で栽培されていることもポイント。なかなかないんですな、この無農薬ものってのが。低農薬はあっても、無農薬はほとんどない。それでいて、この価格。って写真は小ぶりなものが入って315円。道の駅なるさわへ行ったら、とうもろこしを買っている場合ではありません。9時に入荷しますので、是非、お試しを。

#549 ブルーベリー収穫で感じた、体験することで得る大切なもの。

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 山梨にてブルーベリー狩りをしてきました。というよりも収穫という作業的な意味合いで表現したほうが的確か。今年は豊作とのことで、実を残しておくと鹿やら動物が来てしまうし、実が落ちてしまうと虫が集まり駆除がたいへんとのことで、今回の収穫は、まさに採りに来なさいというニュアンスも含まれた、まさに指令的な意味合いも含まれていました。  って、これもまた桃と同じように1年分の蓄えになりますが、うちでは、ソースからデザートまで幅広く、というよりも、まさに適当に使います。まぁ、ブルーベリーってのは実は収穫がたいへんで、あの一粒一粒を手で包み込みつつ採っていきます。 そんな体験をしますと、 ゴミを取り除いて、粒を揃えて市販されているブルーベリーの価格のことを高いとは言えなくなります。手間がかかるんです。 まぁ、逆にいえば、それほどに手間が掛けられて、店頭に並べているわけで、その上品な変身ぶりに驚きを覚えたりもするものですが。  こうした体験はやはりすべきだなってつくづく感じます。体験することで、ありがたみが増すだけではなく、いろいろと考えるようになります。とある昆虫学者によると、 子供は、虫を捕ることで、様々なことを身につけていくそうです。自分なりに考え、そして自ら工夫して挑む、そして、捕まえ、時に逃す。そうすることで、生きていく上での知恵、知識とともに創作力も備えていく。幼少時代の虫取りに はそんな大切さがあるのだといいます。だから、虫を捕まえてきたといって、やめなさいとか、かわいそうとか、逃がしてあげなさい、そういう言ってしまうのは、子供の好奇心を摘んでしまうことになりかねないとも。  なるほどな、と思います。何をしてはいけない、何をしなさい、そんな環境下にいることは、果たして子供には幸せなのだろうか。そうは思えないな、と、子供がいない身ながら、勝手なことを感じた、ブルーベリー収穫でした。

#548 東京は梅雨空が戻ってしまったようだけど、気分は盛夏って、話。

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 山梨にて、桃を買ってきました。まぁ、この時期恒例のこと。山梨の専門家な知り合いによれば、今年のデキはあまり良くないとのことでしたが、店頭に並んでいるものを見る限り、素人にはそこまでは分かりませんでした。で、本日は、ひとつ25円のジャム用と、ハブキをあれこれ取り混ぜて、53個ほど購入。いや、もうひと箱(33個)買ってもいいかな、といいますか、買いたかったんですが、そんなに買ってどうするんですか? 的な視線を感じたので、止めておきました。まぁ、後で述べますけども、正解だったようです。  そんなに買い込んで商売でもするのかい? と思われるかもしれませんが、商売はしません。基本的に自分用の1年分の買いだめであって、この時期にはなくてはならない行動(購入)であり、これ、とっても重要なことだったりします。たかが、桃、されど、桃。もし、買えなかったら、この1年を桃なし寂しく過ごすことになりかねませんから。  さて、帰宅したら、桃のとても香りに打ちのめされながらも、それに浸らないうちにとっとと加工作業に入ります。ただ、 ハブキ分(選果場購入)が、まだ青くて、もう少し熟させないと使えなかったので、まずはジュース用の20個分を加工。それでも、この量(画像左)になるんですが、これでも1年は持ちませんし、来客分やら、頼まれ分を考えるとまだまだ。って、残りの30個で足りるかなといった感じではありますが。あ、そのまま食べないのかい? と思われるかもしれませんが、ハブキ分とは、実は見栄えが悪いだけではなく、糖度が低いものも混じっているため、そのまま、食すと外れに当たることもシバシバ。こうなると、せっかくの桃に幻滅しかねません。ですから、そんなことを感じることがないように、桃の気高さをそのまま閉じ込めてしまうかのように、そそくさと加工してしまうわけです。もちろん、加工するにあたって、取り外した種周りの果肉を食しますので、それで十分だって話もあるんですが。  というわけで、この、 桃の購入のドタバタから加工まで、盛夏の風物詩のひとつとなっています。ちなみに、今日の山梨は夏空がどーんと広がってました。東京は曇り空だったようですが。  

#547 さりげなく、足回りもブラッシュアップしていた、スイフト後期モデル。

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 今日は、スイフトとワゴンRの試乗会でした。なんでもスイフトは、燃費については、オーナーも二の次としているようで、逆にいえば、燃費さえ向上させれば商品力はアップし、販売台数が躍進することを意味しているわけで。ということで、燃費改善を掲げて大改良がされました。で、まぁ、燃費については、ここでは特筆せず。乗り味について触れておきましょうかね。  あのですね、乗り味が変わってました。良くなってました。特別にアナウンスされていないんですが変えていました。シャシーの動きに質感が加わっておりまして、接地感がとても豊かになり、結果として乗り心地がとてもお上品になっていました。どう考えても変わっているだろうと訊いてみたらば、 減衰力をちょいといじったとのことで、狙いは先に書いた乗り味を表現することにあったとのこと。タイヤの細かなコトコト、パタパタといった動きが消え去っておりまして、これがとてもいい。ただ、こうなってくると、あと少しが気になり、完璧を求めてしまうもの。リバウンド時の収まりがもっと美しければ文句なく、さらにオンセンター部にまっすぐ走る操舵感を与えたならば完璧、といったところでしたが、そこまで完成させたらば、とんでもないクルマになってしまいますので、まぁ、ここまでで十分、十二分。  ということで、とてもいいクルマに仕上がってます。外観も大きく変わったようで変わっていないように見えて、でも変わっているといういいラインですし、何より、スイフトらしさをぶらすことなく、新しさを加えていることが好印象でした。  ちなみに、RSのシャシーは、全く手を加えずだそうです(試乗車なく)。そうそう、スイフトにおけるRSの販売比率はなんと29%もあったとか(前期モデルね)。そこまで売れているとは思わず、少々驚きましたが。いや、いいことです、いいこと。

#546 1年を前に、なんと新品になって戻ってきたiPhone4S。バッテリーね。

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 早いもので再びauへと移ってから1年となりました。その間、あれやこれやとありましたから、まだ1年かって感じもしますが、まだ1年です。で、1年といえば保証期間も終了する頃。ちょっと気になることがあったので、念のためと思いつつ、AppleStore銀座を訪れました。そう、単純にGenius Barに浸りたかった、行きたかっただけって話でありまして、今考えるに保証が切れる云々のほうが、ついでだったような気がします。  で、気になっていたこととは、バッテリーです。購入してしばらくしてから症状が出ていたんですが、それは残量は20%と表示されているものの、バッテリー残量がなくなったかのように突然に電源が落ちるというもの。そして、充電をすると、何事もなかったかのように起動して、バッテリー残量は19%やらと表示されてるのです。そう、残量があるのに落ちるのか、残量がないのにあるように表示されるのか、よく分かりませんが、なんだかなと思いつつ、フルリセットを掛けて症状が落ち着いたものの、今度はバッテリー残量一桁台で同じ現象が見られる始末。まぁ、そこまで使い切らなければいいわけですし、必ず出る症状でもないので、しばし放置しておりました。  でも、あと数日で保証切れ。というわけで、本日、持ち込んだわけです。まぁ、結論から言いますとバッテリーを交換して終了。それはそれで良かったんですが、驚いたのは、バッテリー交換するんですね、最近って。ほら、バッテリーを交換することはなく、本体ごと交換するって訊いていたもんですから。というわけで、本体の傷はそのままに戻ってきました。  で、本題。前置きが長すぎた。Genius Barは意外にも1年ぶりでしたが、さらに様子は変わっていたように思います。ひとつは高齢者が増えていたこと。ただし、妙に使える人々で、iCloudで同期しているんだけどとか、そこまでを自ら口にできる人たち。おやまー、すごいじゃん、を感じました。もうひとつは、エレベーターのスイッチを探す人たちが増えたこと。今回は4回乗ったのかな。4回とも、乗り合わせた誰かがスイッチを探してました。Apple初って人たちが増えているようです。

#545 片付けに時間が掛かっているのは効率を考えてしまうから(いい訳)。

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 なんだかんだ言いながらも、部屋の片付けは進んでいます。そのペースはそもそも早いとはいえず、1歩進んで、5歩ぐらい下がることもしばしばで、人を招くことができるまでには、もう少し時間がかかりそうです。なんでそんなことになっているか、自分では理由は分かっています。前の家の時もそうだったんですが、限られたスペースをいかに効率よく使うかを、考えすぎているから。というのも、前の前の家にてモノが一気に増えてまして、前回の引っ越しを機にかなりを捨ててはいるものの、それでも収まりきらず。というわけで、まさにパズルを組むように、モノを配置していっています。  今回は、特にイマドキではない物件を、イマドキの間取りに仕立てた部屋なので、これがなかなかやっかい。単純に梁が内側へ出ていることから始まって、物置がないとか、どう考えても何も置けないスペースがあったりと、なかなか悩ませてくれています。まぁ、逆にいえば、やりがいがあるというか、アタックしがいがあると言えるのですが。  それでも、ベースとなるレイアウトは決定し、後は、小間モノをどう配置するかという段階に入ってきました。写真は、ソファー前。本やらCDの配置もずっとただ置いただけでしたが、並びを決めて、このように。こうやってフィニッシュしていくのでした。って、写真に写っていない部分は、ゴタゴタのままです。

#544 失敗しても、美しくなくても、とりあえず、自分でやってみるスタンス。

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 仕事が予想以上に早く終わったので、今日は網戸を付けました。我が家はリフォーム物件なので、サッシを入れ替えをした窓は網戸付きになっているんですが、古いままの窓は網戸なしとなっています。 昔って、網戸って存在がなかったんでしたっけか? 必要なかった? そんなわけはないか。団地だから? その理由はよく分かりませんが、ただ、 ここを開けずしても風通しがいいので網戸を付ける必要もないかなと思いつつ、網戸を付けました。いや、自作です。木枠を組んで網を張っただけの網戸。蝶番で留めて、いちおう片開き仕様の網戸です。費用にして400円ほどか。網戸を作ってくれる業者もあるようで紹介チラシが入っておりましたが、見た目や使い勝手はとても良さそうなものの5000円ぐらい掛かるようなので止めました。自分でどうにかなりそうだったので。  そう、まずは、自分でどうにかします。なんでしょうね、自分でできることは、自分でするというスタンスなのか、単なる貧乏性なのかは分かりませんが、自分で片付けてしまうことが多いような気がします。なぜか、どうしてなのか、考えてみましたが、分かりません。たぶん、子供の頃からの習慣というか、見よう見まねなんでしょうかね。家はじいさんが大工で、とうさんが電気工事屋でしたから、なんでも自分でやることを見て育ちました。そういう環境で育つと、そういう人間になるようです、どうやら。  そういえば、前の家で、網戸をぶち抜いてしまったので、退去前に自分で張り替えたら、驚かれました。その人には、タイヤ交換すら驚かれました。そんなレベルで驚かれてしまうスタンスに、こちらは驚いてしまうのですが。って、そういえば、IKEA製品の組み立てが煩わしいって人が多いって話も訊きましたっけ。愉しいんですけどね、自分でどうにかするのって。  というわけで、明日はジョイフルホンダ詣りです。あれこれ、買ってこないと。

#543 高尾の自然に溶け込むかのようなサウンドを奏でてくれる、TANNOY。

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 この世代ですから、大口径スピーカーに憧れがありました。といっても、超本格的なスピーカーではなく、ウーハー30cm級の3ウェイ、重量にして30kg前後、ドーンという存在感がありながら、その重量感からくるサウンドの重厚感を特徴としつつ、なんとか置けるし、なんとか手が届く、スピーカー。オーディオに憧れつつもマニアレベルには達せず、でも、そのフリをなんとなくできる、そして、オーディオを少し語れるという、ベーシックなモデル。かつては、各社からあれこれリリースされていたものですが、今ではスピーカーそのものがコンパクトになり、こうしたモデルは、数少ない存在になってしまいました。  そんなスピーカーがウチにはあります(写真右)。DIATONEのDS77HRXって、ブームの頂点を超えつつあった頃にデビューしたモデルで、たしか2本で12万円程度だったような。今考えるとそんなに高くはないものの、高校生だった当時は買えなかったものです。ところが、最初の会社に入って、先輩が2、3万円で譲ってくれるって話が。喜んで取りに行ったことを覚えています。ただ、当時は21平米だったかの1Kマンションですから、そんな部屋によくぞ置いたなと思います。置けたなじゃなくて、置いたな。まぁ、それまでして欲しかった、憧れがありましたから、置きました。そして、いつかは、美しく配置できる部屋に住んでやるぞと思っていましたが、まぁ、実際に南千住時代に6年間ほど叶いましたが、それでも、鳴らし切ることは難しかった。あのスピーカーは、それなりの音圧を与えてあげないと、音が前に出て来ないもので、そんな音量をマンションで響かせるわけにはいかず、まさに見せかけ半分という存在になっていました。その後の引っ越しでダウンサイジングしても、手放さずにいたんですが、この度、意を決して手放すことにしました。当初は手放すつもりはなく、一緒に持ってきたんですが、あれこれ部屋のレイアウトを考え、ご近所さんのことを考えると、さらに鳴らし切れない環境であることを認識したと。  で、次にやってきたのが、写真左のスピーカー。サイズ感が分かりにくいのですが、幅は17cmですから、かなりのダウンサイジングとなりました。ただ、これが繊細、かつ柔らかく鳴るスピーカーでして、とても心地いい。窓から見える山の景色と、時折聞こえる鳥の鳴き声に、妙に溶け込んで

#542 装備は、その有無だけではなく、使えるか否かを伝えられるか。

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  ボルボV40は、R-Designゆえの走りだではなく、そもそものスタンスというか、思想が異なることを強く感じました。なんていうんでしょうかね、知ってはいたけど、改めて認識させられたとでも言いましょうか。まぁ、分かってはいなかったってことであり、それは広く一般に、このモデルのよさを伝えるためのキーになるのかな。そんなことを思って、書いておきますが。  たとえば、車線逸脱警告機能(レーン・キーピング・エイド)ですが、ただ警告するだけではなく、ステアリングの修正も行います。って、そりゃ、多機能だこと、と思われるかもしれませんが、実はこれがとてもいい。いや、そのフィーリングもありますが、それ以上に使えるというシーンに出会いました。夜、強い雨に出会ったんですが、そういう時ってレーンを認識しづらくなるじゃないですか。まさに、どこを走っているんだか分からなくなります(画像上)。ところが、そんなシーンでも、しっかりと車線を認識し、そして逸脱しそうになると修正を行ってくれるのです。こういう時は、警告してくれるだけでも十分に助かるのですが、修正まで行うので、まさに安心していられます。たかが修正、されど修正といったところ。警告だけしてくれても満足度は30点に止まりますが、修正を行うことで、行うだけで満足度は100点へと引き上げられるものです。  あとは、BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)。これは死角になりやすい後方側面にクルマがいることを知らせてくれるシステムですが、以前よりもかなり進化しておりまして、昼間はもちろん、夜間であっても、煩わしくないレベルに仕上がってます。下の動画は、その様子を録画したものですが、その点滅からタイミングに至るまで、これなら使えます。ってか、欲しいと思ってしまいました。  そう、この手の機能は、使えなければ意味が薄れてしまうものです。ACCもそう。ただ、装備されているだけではなく、使えるか否か。そこをどうアピールするか、どう表現するか、各メーカー、インポーターの見せ所だと感じました。って、それはうちら、伝える側も同じ立場です。

#541 真価を感じ取れると、その日常も許せてしまう、V40 R-Design。

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 考えてみたら、奥多摩を訪れるのは久しぶりだったような気がします。以前、川崎市北部に住んでいた頃は、キャンプやら、中央道(上り)渋滞からの迂回路として、または雪が降ると喜び勇んで出かけた地でした。いつしか足が遠のいていたのは、住まいが都内東側に移ったから。って、そりゃそうです、高速を降りてすぐとはいかず、青梅からでも、上野原からでも、さらなるアクセスが必要で、気軽には足を運ぶ気にならなかったものですから。  久しぶりに走った奥多摩は、あれやこれや変わっていなかったような気がしますが、あれやこれやは忘れていた。コーナーの先だったり、交差点の様子だったり。ただ、ひとつだけ大きく変わっていたのは、当時は建設中だったダムが完成していたこと。ダム建設ってのは24時間続けられているものなのか、それとも作業をしていなくても照明を消さないものなのか、よくわかりませんが、あの当時、夜のダム建設現場をよく見に行っていました。建設中の現場はだだっ広いだけではなく、強い照明に照らされて、とっても不思議な雰囲気が広がっていまして……。もちろん、そんな風景を眺めているのは、いつも自分ひとりでしたが。  と、前置きが長くなった。今日はV40 R-Designで走ってきました。あれです18インチタイヤとスポーツサスで締め上げたハイパフォーマンスモデルです。ところがですね、 ボルボカーズのオフィスから借り出した直後、 箱根で試乗した時の感激はすっかり消えてしまい、 こんなにドタバタしたっけか? といわんばかりの乗り味に、おや? を感じました。いや、素性は悪くない。でも、行きすぎかな、って。ところが、今日、奥多摩を走って、気づいた。そうでしたっけ、Gを感じるドライビングで真価が現れるんでしたっけ、このモデルは。というわけで、印象は好転し、いやー、いい。とてもいい。ワインディングでは、素直なハンドリングが好印象で、そのままにアクセルを開けていっても、粘る粘る、踏ん張る踏ん張る。エンジンもいうまでもなく、高回転はもちろん、中回転域のトルクが太く、レスポンスが鋭いので、気持ちいいのなんのって、ひたすらに、いやはや。で、ブレーキは効くし、コントロールしやすい。タイヤは接地感にあふれ、滑らかにトレースしていくシャシーとのバランスも、もはや、いやはやなハイレベル。なんですかね、このクルマは、ってくらいに、

#540 SUVの評価において、キーとなるのは、やはりその生い立ち。

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 昨日まで長野県に滞在していましたが、今日も長野県にいました。昨夜、一度帰京していますので、今日は再びの長野でした。効率の悪い動き方に、なんだかなぁを覚えつつも、根底には長野ってやっぱりいいやねがありますし、撮影そのものもとても充実していたので、何ら不満には思っていませんが。ちなみに、本日は、21時前まで山の中におり、帰宅は午前様となりました。  今日の長野は、FJクルーザーのロングインプレッション取材でした。 FJクルーザーについては、日本導入前からあれこれ試乗していますが、まぁ、この手のモデルで買うならば、やはり第一候補を感じています。いろいろと障害はあれども。買いの理由は、オフロードコースを走れる、リーズナブル、クルマとしての完成度が高いこと、かなと。逆にいえば、ネガティブ要素は、ボディサイズ(全幅)、すでに周りで乗っている人がいる、ってなところでしょうかね。  と、概ね好印象なモデルですが、カメラマンさんとあれやこれやと話をしていたら、フレーム付きモデルを体験しているか否かで、このFJクルーザーへの評価は大きく変わることを再認識しました。簡単にいえば、フレーム付きモデルとして捉えると、上手く収めましたと称えられますが、乗用車的なスタンダードモデルの視点からすると、ハーシュネスやら振動やら、クルマとして、どうなのさ? と問いたくなってしまいます。もう 少し言い換えますと、90年代のヨンクと比べると、まっすぐ走りますし、質感も随分と高められていますが、ドタンバタンが顔を出す乗り味は、やはり消し切れていません。 つまり、同じSUVとまとめられるジャンルであっても、やはりそこには違いがあることを明確にしないと、いずれの商品も勘違いされてしまう恐れがあることを、本日のロングドライブにて感じたわけです。善し悪しじゃなくってね。  あ、写真は、ヨシダ撮影。例のごとく、向後さんの写真は、またもとんでもないことになっているようです。まだ、見ておりませんが。ちなみに、前回のジムニーよりは、クルマは大きく写っているようですが……。8月下旬発売の、FJクルーザーのムックに掲載されますので。

#539 充実感に必要なのは、やはり、ストレスを感じない過ごし方。

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 この連休は、八ヶ岳にいました。そう、カフェ花豆の夏シーズンがスタートしたもので、その手伝いもスタート。なんだかんだで時が過ぎるのは早いものですが、八ヶ岳はなんだかんだでもう夏が始まってしまいました。当たり前か。いつも書いていますが、八ヶ岳では、話題に尽きないと言いましょうか、発見が多いと言いましょうか、相変わらずでした。そう、相変わらず。ほんとにいつもと変わっていなかった。 そして、そこにいるだけで心豊かになれるという、これもまたいつもの充実感を覚えるのは、やはり愉しい食と、おいしい会話があるからで、やはりは、人ありきであることを強く感じました。これも、またいつもと同じこと。ただ、今回は、これって、単純なようで、実は難しいことなのかもしれないと感じました。   今回は知人たちを誘って貸別荘で2泊3日を過ごしたのですが、集ったのはヨシダを介した知人であり、互いには見ず知らずという、当人どおしにとっては緊張を強いられる集まりでした。気を遣うことはないメンツばかりですが、当人どおしは初対面ですから、いきなりは盛り上がれません。ただ、そんな緊張感がマイナスに働いていると感じたのは、食の場でした。そう、いつもと同じ場所ながら、いつもと違う感じを受けたのです。 食も会話もただただもくもくとといった、作業に 落ち込みそうにならないようにと、きっかけだけを作ったところ、 愉しい食事を過ごすことができましたが。もちろん、 気を遣うというレベルではなく、知人が云々という話でもなく。  というわけで、 食事と会話の両方がバランスしないと、その愉しさは半減してしまうことを感じました。逆にいえば、バランスすると、相乗的に愉しさは増していくことも。  ちなみに今回誘ったメンツは、クルマ1台+1名乗車でやってきました。遠くは京都から2台、近くは山梨から、 東京からは自分だけでした 。運転が疲れると言葉にしてしまう人や、迎えに来て欲しいというリクエストがある方に、 あえて声をかけなかったのは、このルーズな2泊3日のスタイルに溶け込めないと思ったから。 ストレスがない地へと足を運んだのだから、互いにストレスを感じたくはなかった。ただ、それだけの話です。

#538 走るに楽しく、確認するにふさわしく、いいことづくめのご近所ルート。

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 粗大ゴミを捨てた後は、処分してもらった10kg以上を遙かにしのぐ軽快さが生まれたような気がして、Uターンして来た道を戻ることなく(最初からつもりもなかったけど)、なんとなく山のほうへと向かってしまい……、 で、気づいたら相模湖にいました。 って、いや、この辺り、楽しい山道が多くて、ついつい走ってしまうのですよ。ほんと、楽しい。それは飛ばせるという意味合いではなくって、信号で遮られることがない、そしてクルマが少ないシーンであり、対話性を愉しむにとてもいい道ゆえのこと。ワインディングであったり、坂道であったりという変化があることも、もちろんプラスです。足立区にはこういう道はありませんでしたから。って、当たり前ですな。  また、インプレッションするにも、いい道がたくさんあります。 たとえば、右上の写真は、あの遊園地の川沿いの道なのですが、ここ、実にいいアンジュレーションがありましてね、足の動きをチェックするにとてもいい。テストコース以上に自然な“崩れ方”をしていまして、まさにシャシーの質感を知るにはぴったりのコースだったりします。ちなみに、 この先には乗り心地をチェックするにぴったりの荒れた路面がありまして、そういう意味からも、とてもいいルートです。  ま、相模湖の後は、あちこち走りまくり、直売所からホームセンターまで発見し、そして、立ち寄ってみたくなるカフェやらレストランを見かけ、今日はいったい何をしていたんだと思えるほどに走り、午前中に家を出たはずが、帰宅してみれば16時を過ぎていました。その分、充実感はすこぶる高かったんですけどね。いうまでもなく。  ちなみに、当初の目的は、引っ越しによる転入届け→警察署での自動車免許証の住所変更→粗大ゴミ持ち込み、だけの予定だったんですけどね。 ま、そんな感じですので、これからは燃料消費量が増えそうです。

#537 粗大ゴミ処分時に計られて気づいた、130kgもの、クルマの積載物。

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 引っ越しを終えた早々に粗大ゴミが出まして、本日、八王子市民になったこともあって、処分場へと持ち込んできました。ちなみに、粗大ゴミとは、12年ほど使ったウォシュレット。まだ、使えるんですが、新居に装備されていたために不要になりましてね。って、12年ですから、あれこれ考えると、捨て去るタイミングだったのかもしれません。  で、その処分(持ち込み)は難しくなく、費用も150円にて終了。終了したんですが、ふっと、その計算票(右)をみて、おや? を覚えたのでした。八王子市の場合、持ち込み時の処分費用は重量単位で、その重量は施設への入出時の車両総重量差にて計測されます。ちなみに粗大ゴミの重量は10kgだったのですが、問題は、そこに記載されていた2090kgという総重(量)。あのですね 、うちのクルマの車両重量は1880kg。で、そこから 粗大ゴミ10kg、ドライバー70kgを差し引いても、2010Kgだから、まさにおいおい。 つまり、クルマには何かが130kgも載っていることを意味してまして。まぁ、さすがに130kgまでは載せてはいないものの、まぁ、それに近い何かが載っていることは自覚。んー、無駄なモノを下ろさねばと深く考えてしまったのでした。  というように、反省にもなりますので、粗大ゴミ処分場での、車両重量計測、オススメします。

#536 ジムニーの世界観を、米3粒サイズで表現した、ジムニーカスタムブック。

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 もう一冊のジムニーカスタムブックは、かなり早めから取材をスタートさせていたこともあり、ゆとりがあったような気がします。ほんとか? と思って、スケジュールを確認したら、そんなこともなかったようで。なぜでしょうね、ゆとりがあったように感じるのは。って、たぶん、仕上がりの満足感から来るものだと思われます。と、言っておきましょうかね。  前回に続いて、ジムニーを語るページを担当しました。構成やらも含めて。またも、中面で、写真をどーんと見開き敷きとしながらも、そこに写るジムニーは小さいという構成にしていますが、米粒3つほどしかないジムニーの写りに対して「ここまでやるの? いやダメじゃないけどさ……」という声もあったとか。まぁ、頭ごなしにこれないよね、ではなかったので、いいのではないかと思います。といいますか、この世界観を伝えたかった。荒野に佇む、しかもひとり、1台で。こういう世界観がジムニーにはあるもので、それを表現したかった。といっても、表現してくれたのはカメラマンの向後さんですが。この企画は、あとはデザイナーさんとのあうんの呼吸が取れるといいのになと思います。  で、何を書きたかったか。あの、見開きの写真のジムニーですが、ジムニーからはどんな景色が見えていたかといいますと、p25の目次がそれ。まさにアンサーソングならぬ、アンサー写真としています。いや、もちろん時間差やら、場所のずれやらはありますけどね。  そうそう、右上の表紙写真は、アフィリエイト張ってありますので。

#535 クラブレガシィに書いたあれこれは、やっぱり愛があるからって話。

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 引っ越しでバタバタしており、そればかりに気を取られておりましたが、ふっと思い起こせば、 引っ越し直前は仕事でバタバタしておりました。特にクラブレガシィとジムニーカスタムブックは、締め切りがほぼ同時で、少なくない文字量ゆえに、まさにバタバタでした。といいつつ、振り返ってみると、想定していたよりは企画数やら文字数は少なかったかな、と。もっとドタバタになると構えていたもので。とか言えるのも、終わってしまったからであって、云々。  さて、クラブレガシィは、年次改良を受けたE型のあれこれがメインでした。本文でも書いていますが、個人的には2.0GT DITのバランスぶりがとても印象に残るものでしたが、2.5i Bスポーツの17インチもなかなか上手くまとめてあって好印象だったりして、ふーむ、をあれこれ感じました。ってな内容は本をご覧あれ。  で、ここでフォローというか、書いておかねばならないのはアウトバックSパッケージの件でしょうかね。試乗した車両は、今回、何も変更がなかったことから、D型デビュー時に導入された車両のそのままでしたが、これがいい具合にも、悪い具合にもやれてた。いい具合だったのはビルシュタイン、悪い具合だったのは、ハンドリングに関わるあれこれ。クラブレガシィでは、その悪い点について少々触れましたが、これについて、もう少し詳しく触れておきましょう。わかりやすく言いますと、 ヨー→ロールへの移行時に、ステアリングに曖昧さがありました。それは、グリップの強いタイヤと、アウトバックライクなオンセンターの緩さがミスマッチを起こしているかのようで、この辺りのバランスは、2.5iBスポーツ、2.0GT DITでは、それぞれなりに、とても美しく仕立てていましたから、おや? を感じ、それを書きました。  やっぱりですね、アウトバックは緩くていいような気がします。しかし、それは曖昧さではなく、緩さ。スポーティさとは、何も機敏だけを必要とはしません。たとえ、緩さがあっても、そこに正確さを与えることで仕立てられるものであり、そのために、 ビルシュタインダンパーとの組み合わせは必要であることを感じています。  ということから、少々、誌面上では厳しい表現になっていますが、レガシィについてはついつい厳しくなってしまう。それは、愛があるからなんですが。ヨシダの性格をご存じの方は、よく分か

#534 どうにもならず、でも、何とかしつつ、何とかなりつつある、新居ライフ。

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 棚を作ったことで、片付けは一気に進行しています。ってか、ボチボチやっていたにしても、進行していないとまずいでしょ。といいながらも、あの段ボールを開けるために、この段ボールをそっちへ移動して、あっちの段ボールをこっちへ持ってきて、とやっていますから、効率の悪いことこの上なく……。ひたすらに反省。次回の引っ越しのためにメモをしておきますと、違うものを同じ段ボールに詰め込まないほうがいいと。貧乏性も手伝って、ついつい詰め込んでも隙間があると、あちこちからモノを持ってきては入れてしまうんですが、これが開封時にやっかいなこと、やっかいなこと。まず、どこへ入れたか分からなくなってしまうことが挙げられますが、なんといっても、異なるジャンルのものが入っているので、片付けるべき場所も違うため、結局のところ収拾がつかないというオチになってしまいます。  それでも、仕事場については、ひとつの箱でまとめておいたので、テキパキと完成。といってもあれやこれは置いただけなので、これからあれやこれやと配置換えが行われるでしょう、とか、これを書いているんですが、部屋を風が抜けぬけていくので、いやー、気持ち良いぞ、ここ。ちなみに今日のこの辺り(高尾)の最高気温は34℃ですから、そう考えると、十分に我慢できます。うーむ、仕事もはかどりそうな予感がしています。 ただですね、仕事デスクから後へと振り返りますと、ごたごたなままですから、人を呼べるまでには、やはりまだまだに時間が掛かりそうです。  で、住み心地はどうか? 最初は、細かなところで思い違いもありましたが、まぁ、慣れてくると、なんとかしようと思うもので、なんとかしています。そう、なんとかしてしまっています。

#533 見当たらなかったパーツに、ふらっと導かれた、不思議な話。

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 さて、帰宅してからはひたすらに段ボール箱の開封作業を行っていました。2晩ほど、ベッドで寝られなかったので、今夜こそなんとか、と思いつつも、そこにたどり着くまでには、ひとつネックがありました。あのですね、新居への搬入は、計画では、棚を作り上げ、開封できれば、開封して、配置まで行い、それが無理だったら、棚にほいほいと段ボールを載せていくはずでした。そう、はず。ところがですね、 分解した棚を組み立てるに必要なパーツをどこかへしまい込んでしまって、それが出てこず、で、先のような山積みになってしまったわけですが、こうなるともうお手上げ。山積みの段ボールから見失ったパーツを探し出すことはひたすらに難しく。そんなわけで 作業が思うようにはかどらず進まず……、って、その様子がまさに #531 の写真でした。そう、策は見えていたんです。棚を作ってとりあえず段ボールを一時避難させれば、作業は一気に進んでベッドスペースを確保できると。  で、今日午前中に、そのパーツを発見しました。偶然に。発見の直前、大量のビスやらボルトを入れていた紙箱が、持ち上げた瞬間に壊れ、バラバラバラバラとまき散らかしてしまったんですが、忙しい時に面倒な、と思いつつ拾っていたらば、目の前のクリアケースの中に、見覚えがある袋を発見。パーツが入った袋だったのです。いやー、びっくり。これ、まさに、誰かに導かれるように、教えてもらったかのようでしたが、背筋が寒くなるようなことなく、ここにありましたかと安堵を覚えつつ、この導きに、ちょっと感心したりしました。  というわけで、写真のように棚は完成し、そしてベッドスペースも確保。というわけで、今日からはベッドで寝られるようになりました。片付けも先が見えてきましたが、さらなるレイアウト変更を頭に思い浮かべていたりして。人を呼べるのはいつになることやらっていった感じです。ま、それを愉しんでいたりしますけども。

#532 予想どおり、予測どおり、期待どおりだった、プジョー208XYとGTi。

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 部屋の片付けもままならぬままに、仕事がスタートしました。まずは、プジョー試乗会。そう、あれです、208に追加されたGTiとXY。期待感は相当に高くてですね、その高ぶりを口に出してはならぬと思いつつも、ついつい口にしつつ、会場の箱根へと向かってみれば、雨と霧でした。  で、結論。いい。とてもいい。想像どおりにいい。まずは、って普通、GTiから書くんでしょうけど、あえてXYから。プジョーらしいしなやかさをベースにしながら、17インチなりの剛性感を上手く使いこなしており、粘りあふれるシャシーと緩さを取り除いたハンドリングをハイバランスさせています。リアは、トーションビームだったことを忘れさせるほどの安定感と、中回転域のトルクを太らせていることで、とにかくコーナリングが愉しめるモデルに仕上がっています。それでいながら、乗り心地に不快感が見当たらない。17インチなりのドタバタ感はありますが、気にならないレベルです。で、何よりもブレーキフィーリングが美しい。そう、美しいのです。  で、で、ガラスルーフがもたらすキャビンのサルーンテイストが、とてもいい。アヴァンギャルド的なテイストがあると謳われていますが、個人的にはそこには惹かれませんでしたし、思ったほど、“いやらしく”は表現されていなかったように感じます。あ、買いです、買い。  さて、一方のGTiは、まさにそのとおりといった感じ。予想どおり、期待どおりでした。たぶん気になるのは、スポーティテイストよりも、スパルタンテイストがどこまであるのか、つまり、快適性がどのくらい存在しているかでしょうか。まぁ、タイヤサイズなりの固さを感じることはありますが、突き上げを感じさせず、その点での不快さはありませんでした。それも含めて、ボディ剛性、パワーをふくめて、上手くバランスさせており、まさに ハンドリングが楽しめるモデルに仕上がっており、こちらも好印象。内容を考えると、リーズナブル感すら感じます。ただ、個人的には、ここまでは不要かなと感じましたが、好きな人にはたまらん、といった仕上がりになっており、まぁ、そんな分かりやすさもGTiのアドバンテージとなっていると思います。  いずれも6MT。プジョーシトロエンジャポンってば、分かってるじゃんと思いきや、やっぱり分かっていました。現在、208に組み合わせ可能な2ペダルモデルは4速A

#531 引っ越しは終わったけど、当分、ベッドで寝られない、新生活。

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 引っ越しは終わりました。って、終わっていないと、まずいでしょ。と思ったらば、終わらない場合もあるようで。いや、当日、引っ越し屋さんに話を訊いたらば、約束の時間に、現場へと到着してみれば、半分ぐらいの方は、荷物パッキングを終えておらず、さらにはまったく日常のままという方もいるそうで。もちろん、後者は延期となるようですが、それと比較すると荷物の搬出はスムーズに行きました。  が、しかし、新居に引っ越し屋が到着するまでにやろうとしていたあれこれを終える前に、荷物の搬入が始まってしまいました。で、あれこれ置く場所をきっちりと考えていなかったこともあって、もはや、続々と搬入されてくる荷物に対して、とりあえず空いているところに置いてくださいというしかなく。もう少し考えておけば良かった、と思った時にはすでに時遅しでした。  もちろん、すべて家には入りましたが、前の家よりも2割増しで広いはずなのに、どう考えても狭い。おかしい。 まぁ、考えてみれば、これまでの新築は、イマドキの間取りであり、収納やら、スペースの使い方が違っていまして、そこにも誤算がありました(たとえば、洗面台の棚ひとつとっても置き場スペースが違う)。  というわけで、気軽に遊びに来てくださいまし。まだ片付いていませんが。ちなみに、周囲は緑に囲まれ、というか、山、山、山で、うぐいすの鳴き声が聞こえたりします。まさに、のどか。  引っ越し“は”終了しました、報告でした。