#559 とても便利だけども、捨て去るのもイージーな、デジタル。

 やらねばならないことはあるのに、指示書が来ていないので、何もできないという状況になりました。まぁ、どうこう言っても仕方ないので、部屋の片付け最終段階を進めました。ら、画像のフロッピーディスクが出てきました。といっても、存在は知っておりました。
 たぶん、フロッピーディスクとしては最後に使っていたものですが、これは例のシンセサイザー用で、PC用ではありません。いちばん困るのは、こういった汎用性がなく、その機械専用となっている場合。ワープロなんかもそうでしょうし、いわゆる少し前の携帯もそうか。ただ、うちのシンセサイザーのフロッピーディスクは、フォーマットはMS-DOSゆえに、最悪読み込めなくなっても、データとしての保管(コピー)は、何とかなるといえば、何とかなるんですが。
 で、フロッピーディスクに何が入っているんだろうと眺めていたら、まぁ、あれやこれやとたくさん。海外で配布していたデモ、DX-7のパラメータをSY99に置き換えたデータから、亡くなった知人のバイクの走行音をサンプリングしたデータ、ほかの音源のデータまで。つまり、貴重。
 こうなると、これらデータを、やはり一度アナログ(音)に置き換えて、残す必要がありそうです。まぁ、デジタルデータとはとても便利なものですが、再生できなくなる、つまり、折角のデータも使えなくなることが多々あり、こういう時は不便だなとも思います。あれですかね、実はデジタル時代がスタートしたばかりで、まだ、そのフォーマットたるやが定まっていないからでしょうか。それか、メディアに記録するというスタイルゆえなんでしょうかね。

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