#540 SUVの評価において、キーとなるのは、やはりその生い立ち。

 昨日まで長野県に滞在していましたが、今日も長野県にいました。昨夜、一度帰京していますので、今日は再びの長野でした。効率の悪い動き方に、なんだかなぁを覚えつつも、根底には長野ってやっぱりいいやねがありますし、撮影そのものもとても充実していたので、何ら不満には思っていませんが。ちなみに、本日は、21時前まで山の中におり、帰宅は午前様となりました。
 今日の長野は、FJクルーザーのロングインプレッション取材でした。FJクルーザーについては、日本導入前からあれこれ試乗していますが、まぁ、この手のモデルで買うならば、やはり第一候補を感じています。いろいろと障害はあれども。買いの理由は、オフロードコースを走れる、リーズナブル、クルマとしての完成度が高いこと、かなと。逆にいえば、ネガティブ要素は、ボディサイズ(全幅)、すでに周りで乗っている人がいる、ってなところでしょうかね。
 と、概ね好印象なモデルですが、カメラマンさんとあれやこれやと話をしていたら、フレーム付きモデルを体験しているか否かで、このFJクルーザーへの評価は大きく変わることを再認識しました。簡単にいえば、フレーム付きモデルとして捉えると、上手く収めましたと称えられますが、乗用車的なスタンダードモデルの視点からすると、ハーシュネスやら振動やら、クルマとして、どうなのさ? と問いたくなってしまいます。もう少し言い換えますと、90年代のヨンクと比べると、まっすぐ走りますし、質感も随分と高められていますが、ドタンバタンが顔を出す乗り味は、やはり消し切れていません。つまり、同じSUVとまとめられるジャンルであっても、やはりそこには違いがあることを明確にしないと、いずれの商品も勘違いされてしまう恐れがあることを、本日のロングドライブにて感じたわけです。善し悪しじゃなくってね。
 あ、写真は、ヨシダ撮影。例のごとく、向後さんの写真は、またもとんでもないことになっているようです。まだ、見ておりませんが。ちなみに、前回のジムニーよりは、クルマは大きく写っているようですが……。8月下旬発売の、FJクルーザーのムックに掲載されますので。

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