#1472 そのままに能登、やっぱりな能登、だから能登。

真冬の奥能登に滞在するのは初めてのことですが、ここのところの全国的な暖かさは北陸も同様で、能登も冬らしくない景色が広がっています(写真右)。それはそれで少々残念といったところですが、過ごしやすいという意味では、これもまた愉しさのひとつ。そうなんですね、いつもと違っていても、いつもと同じでも、能登に親しみといいましょうか、愉しさを感じます。能登の全てを肯定しているというと、ちょっと違うんですが、ま、そんな感じとでもいいましょうかね。来たら来たで発見や出会いがあるもので、いつもと違うことも、また、らしさと受け取っているようです。ま、たぶん、今の自分のリズムにいちばんぴったりと来ているんでしょうね。人といい、景色といい、雰囲気といい、食といい、そのすべてが。特に食なんて、何度来ても、その感激は終わりません。それはアレンジではなく、まさに能登そのまんまと言わんばかりの、何もしなくていいでしょ、これで十分なのだよ、素にあります。そう、素という演出のすばらしさを教えてくれます。そして、早々に、何もしないを能登を堪能しに来なければと思いました。ほら、この自分にぴたりと来ているリズム感も、時が流れ、人が代われば、また、変わりゆくものですから、なおさらに、早々に、遅くとも来月には。ほら、今回の能登行のためにスタッドレスタイヤを用意したもので……。
