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#654 ホームベーカリーでパンを焼き続けている理由(ってほどでもないけど)。

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 周囲で、パン焼きを止めた人が増えています。というか、はじめた3人が、みな止めていました。理由は詳しく訊いていないので定かではないのですが、ひとりは手間、ひとりは上手く焼けない、ひとりは、というかうちの母親はまったくもって理由を語りたがりません。特にいちばんわからないのは、うちの母親でしょうか。市販の安いパンに切り替えました。あれほど、美味しくないと言っていたのに。父親が固いパンを食べられないことが要因のようですが、それにしても、あのパンに、あれだけの値段を毎日払っているとは、と思うと、なんだかなぁを感じます。  さて、我が家のパン焼きは、あいかわらずです。あいかわらず、続けていますが、作り方はどんどんアバウトになっています。小麦粉も砂糖はもはや適当、イーストも水も、計量してみるものの基本は目分量。そんなんで作れるのか? と言われそうですが、作れるのです。 というか、途中で多少の修正はします。といっても、こねる様子を見て、ホームベーカリーが辛そうだったら水を足すぐらいですが。 ですから、最近では完成サイズが一定ではありません。でも、味は同じです。って、砂糖の量によって変わってくるって程度ですな。ちなみに画像は本日の作品ですが、まさに理想たるサイズでした。って、偶然ですけどね。  そんな焼き方であっても確かに焼くのは面倒です。材料を入れる時に、小麦粉は宙を舞うし、イーストやら砂糖やらとそれはそれで面倒だし、所要4時間と待ちも中途半端(焼き上がったらばすぐに出さないと水蒸気を自らで含んでしまう)。小麦もしょっちゅう買ってこなきゃならんし、イーストの管理も面倒。 こねる音は、パタパタではなく、バタバタとうるさいし。でも、まぁ、ここまで来ると、半ば習慣になっていますから、止めることはないでしょうな。 続けるコツ? とにかく作業において手を抜くことでして、つまりは、あれこれ入れないこと、きっちり計測しないってことかと。我が家はクルミすら入れなくなり、最近はまったくもってシンプルになりました。  昨日は、食事したところでパンのお土産をもらいましたが、5種類ぐらいバリエーションがあったので、それを試食していたら、いつしか完食。で、あれこれ作ってみたくなり……、 オーブンが欲しくなっているのでした。って、いちばんの問題は価格よりも、置き場所なのですが。

#653 財布を忘れた時のために、1000円札をカバンに入れておこうと思った、話。

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 原稿書きの目処がなんとなく見えていたので、突然の誘いにのって横浜へと出かけました。ら、財布を忘れた。途中、乗り換え駅手前で気づいたのですが、戻っている時間もなく、どうしようもなく。たしか、PASMOの残高は1300円。ちなみに、片道890円。おっと帰ってこられないと思ったものの、ふと思い出してカバンの中を探ってみれば、小銭入れが。中を確認すると約900円。んー、なんとか帰れるぞと、目的地へと向かうことにしました。  ただですね、今回、会った親友は京都在住ゆえに、そうなんです、こちらが御馳走すべきなんですが、財布がないので、どうしようもなく。財布がないから、クレジットカードもないし、自動車免許証もない。いや、免許証があっても意味ないけど。何もない。仕方ないので、夕食代を借りることにしました。いやー、かっこ悪い、ひたすらにかっこ悪い。ほんと、かっこ悪い。かっこつける必要はないのですが、かっこ悪い。いやはや、いやはや。 まぁ、そういうもんなんです。気取ったところで、気取りきれないキャラクターであることをあからさまにしたわけですが、って、今回は特別に気取ったわけではありませんが。ま、そんなもんなんです、ヨシダってのは。  ただ、考えてみれば、往復の汽車賃の手持ちはあったわけですから、助かったとも考えられますな。そう、考え方次第なのです。と開き直りつつ……、 次回からはひっそりとカバンの中やらに1000円札なりを潜ませておくことにします。  画像は、本日、横浜はみなとみらいにて。というか、桜木町にて。子どもの頃に走り回っていた空き地は、こんなになってしまっていました。 この景色を見ているとおいらの釣り場を返せーといった気持ちになります。以前、ここで書いた(2006.5.31) 、歌い手の福山なんたらがデートするならば自分が育った地元を見せたい、ってなあの発言からすると、今回はデートでありながらデートではない、ことになります。そうなんです、野毛山動物園と久保山墓地に連れていかれたら、それは確実にデートになります。って、動物園と墓地って、すごい組み合わせかも。  そういえば、親友は京都なのに、飛行機で帰っていきました(羽田ね)。桜木町からならば、新幹線の停車駅である新横浜のほうが断然近いのに。ま、その気持ち、わかります、自分も、大阪へ行くのに新幹線ではなくあえて飛行機を...

#652 ようやくクルマが愉しくなってきたと感じた、第43回東京モーターショー。

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 もはや、頭の中はごちゃごちゃです。東京モーターショーが、11月22日より開催(一般公開)されますが、手元にある情報がエンバーゴがかかっているのか、否かが、すぐに思い出せず。もちろん、こうして掲載する際には、再確認していますから大丈夫ですが……。って、右の画像は、レクサスのSUVのコンセプトですが、これは、解禁になっていますな、と、再確認。  ま、いろんな情報を知っておりますが、今、言えることは、今回の東京モーターショーは見所が多いということでしょうか。もちろん、トヨタのノア・ヴォクのような、従来モデルのフルモデル(コンセプト)も出品されますが、今回は、新コンセプトを謳うモデルが多く、新提案もあちこちから飛び出しています。つまり、おもしろそう、愉しそう。  ですから、具体的なあれこれを当てはめるのではなく、クルマのおもしろさ、愉しさを妄想、想像するといいと思います。そうなんです、あまりに自らのスタイルだけに照らし合わせて、そのクルマに対して、○と×を語る人は愉しめないし、その見方、とってもつまらない、というかもったいない。今回の東京モーターショーは、いろんなメーカーが、様々なモデルを展示し、これまでとは違うコンセプトを提案してきます。その意図を探り、そして、想像して愉しむ。それができると、入場料1500円(当日券)分以上を、愉しめるはずです。

#651 熟した紅玉がとても美味しい話と、小岩井ヨーグルト見破ったり、な話。

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 久しぶりような気がします、休日に家にいたのは。って、ついこの前に書いたような気もしますが、まぁ、いいや。で、何をしていたかといえば、家のあれこれと原稿書き。原稿書きがどれくらい進んだかはさておき、家のあれこれについて発見があったもので、記しておきましょうかね。  まずは、放置されていたリンゴをようやくジャムに加工したんですが、酸化させないように手早く火に掛けたら、皮の色素が上手く溶け出したようで、紅葉したもみじのような色合いになりました(写真右)。もちろん、味はリンゴジャムですが、食すときはもみじ下ろしをイメージしてしまいます。  で、発見その1。リンゴジャムへと加工したリンゴは、そのつもりで買ってきた紅玉だったんですが、しばらく放置しておいたら、甘みが強くなり、 そのままを食したら、これが美味かった。紅玉独特の酸味がありながら、しっかりと甘いという、素朴な、素直なリンゴテイスト。なんていうんですかね、昨今の果実の食べやすさとは異なる、果実らしさにあふれているとでも言いましょうか。果実にしても野菜にしても、最近は食べやすい味に作られていますが、その反面、独特の味が消え去ってしまったように感じています。それを言いはじめると、前にも書きましたが、最近の野菜はどれもドレッシングを掛けることを前提としているかのような味ばかりで、深い味わいがなく。そうそう、最近、収穫させてもらっているブルーベリー畑では、オーナーは、イマドキの大粒で甘いだけの品種ではなく、昔の酸味があって小さな粒のブルーベリーを栽培していたりします。そう、大きいから、甘いから、そんな分かりやすさと引き替えに、失っているものがあるんです。  もうひとつの発見は、ヨーグルト作りにて。あれです、 #395 にて書いた、小岩井の生乳100%ヨーグルトを、どうやっても増やせないって件、なんとなんと作れましてね。なんていうんでしょうか、プロテクトを破ったっていうと非合法的な響きですが、そんな見破ったに近い達成感があります。といっても、作り方はとても簡単でしで、気持ち低い温度で、少々時間を掛ければいいだけのこと。って、実は、製品の内蓋に長時間発酵って書いてありまして、それを試してみただけなんですが。ただ、長時間発酵って、考えてみると自宅でのヨーグルト作りでは完全無菌状態にすることが難しいため、リスクがありますな...

#650 11階まで階段を上ったら、意外に楽だったので、皆さんも是非、って話。

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 11階まで階段を使って上るってな、予行練習をしてみました。そしたらですね、たいへんではありませんでした。考えてみたら、14段/1階分×11階ですから、合計154段。 #637 で書きましたが、我が団地までたどり着くのに、約180段の階段を上っていますから、この154段はたいしたことありませんでした。ちなみに、1段飛ばしで上るんですが、これについても問題なく。ただしですね、7段ずつでターンするため、疲れる前に、9階ぐらいで目が回ってしまって、そのほうが困ってしまいました。というわけで、階段の上り下りは、問題ないでしょう。ってか、そんな感じがしていたんですな。  問題は、重たい荷物を持った際にどうなるか。エレベータ休止中は、芋掘りやモーターショーの資料といった、台車を使って運ぶような荷物を、運ばねばなりません。さすがにこれらはやはり無理かなと思っていますが、さて、どうなることやら。というか、どうすることやら。  あ、周囲では、エレベータ休止期間にはヨシダ宅へ遊びに行かない、と明言ならぬ、断言していますが、こういう機会だからこそ、来たほうがいいと思うんですよ。なかなかないですからね、こういう機会。

#649 たかが1時間、されど1時間のために、名古屋を往復した、って話。

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 今日は名古屋におりました。今回は仕事です。純然たる仕事です。放浪ではありません、仕事です。もう一度、言っておきます、仕事です。で、名古屋に着いたのは朝8時、って、新横浜を6時過ぎに乗りました。そして、12時には名古屋を離れ、13時過ぎに新横浜へと戻ってきて、ビックカメラでiPad Airに触れていました。ちなみに、仕事はトヨタのとあるクルマのインタビューでしたが、その取材時間は正味1時間ほど。まさに行って帰ってくる、そんな仕事でしたが、インタビューゆえに、顔を合わせ、そして目を見ながら話を訊くことは大切でして、たった1時間のためとはいえ、それができることは、ある意味、幸せといいますか、うれしいことだったりもするわけですな。  それにしても朝の名古屋駅は、人だらけでした。新宿駅やら東京駅で、人混みは見慣れているはずですが、名古屋駅の人混みはなんか違っていました。殺気立っていたとか、人が多かったってわけではなく、たぶん、東京のそれと大して変わりないはずなんですが、違っていました。  それが証拠に、ひとり早めに到着したので地下街のスターバックスで時間を調整しようと向かっても、歩く人たちの流れに翻弄され、たどり着くことができませんでしたから。いやはや。  写真は、駅前の茂みにて、花を食べる雀の群れ(のうちの1羽)。これは東京駅前では見られない光景ですな。

#648 仕方ないよなと諦めていた風呂蓋に、傑作があった、ってニトリな話。

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 先日、知人宅に泊めてもらった時に風呂場で見かけた風呂蓋が秀逸だったので、どこで買ったのだい? と問うてみれば、ニトリとなもし。というわけで、早速、ニトリへ出かけて購入してきました。  そもそも風呂蓋はありましたが、それはいわゆる3枚に分割された板でして、蓋としての機能は申し分なくとも、使わない時の 置き場と置き方に困ってました 。立てかけると邪魔になり、突然に倒れたり、何より見栄えが美しくない。 風呂場が広々としていれば気にならないんでしょうけど、新居の風呂場はそれほど広くないもので。 かといって、いちいち風呂場からほかの場所へ移して保管するのも、水滴がしたたり落ちたりして困りますし、だからといってあのグルグルと巻くタイプも、結局、置き場に困ると。ということで、こういうもんだと、諦めてました。  で、教えてもらったニトリの風呂蓋は、画像のようにすっきりと美しく置くことができ、 悩みを解決してくれました。 ただ、折りたたむがゆえに、カビ発生がいかがなものかとの不安もありますけども、こればかりは使ってみないとわからんですな。  さて、結論。……って、結論が思いつかない。えっと、そうだ、個人的にニトリの商品にはあまり惹かれません。とか言いながらも、部屋を見渡してみれば、ブラインドはニトリだし、寝室のカーテンもニトリ(八ヶ岳用だった)だったりして。そうなんです、ようは使いようなんです。と、フォローしつつ、まとめにしておきます。何か思いついたら、書き加えておきます。

#647 あれだけのパフォーマンスで、この価格は安すぎる、ルノー・ルーテシアRS。

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 ハイパフォーマンスなハッチバックモデルって、うちら世代にはたまらん魅力があります。あ、ハイパフォーマンスに限らないか、スポーツハッチとでも言ったほうがいいかな。自らは所有したことはありませんが過去にプジョー106S16は契約手前までいったことがありました。でも、買いませんでした。 単純にその 魅惑に目がくらみ、何も見えなくなって、で、目が覚めたというオチだったんですが。それにしても、最近のスポーツハッチバックは、ただ速いだけではなく、あれやこれや魅惑をもったモデルが多くなっています。プジョーの208XYなんて、いい例かもしれませんな。そう、208GTiではなくってね。  本日、そんな1台である ルノーのルーテシアRS(ルノースポール)の試乗会に出かけてきました。これが、良かった。そもそも悪いわけないだろうと期待していましたが、試乗してみれば、すべてが想像以上。バケット形状なのに、ルノーらしい包み込むシートからはじまって、インテリアにおけるオレンジの使い方にやられた感を覚え、走らせてみれば、速いだけではなく、トルク感を全面に表現したエンジンフィールにもはやうっとり。旧型よりもしなやかさを得たシャシーはスタビリティを大きく引き上げてポテンシャルを高め、コーナーではグイグイとインを突き、グリップは相当に高く、アクセルを踏んでいっても、余裕といわんばかりのグリップを提供してくれます。といっても、たんにグリップさせているだけではなく、グリップ感を伝えてくるので、わずかに流しながらなんてドライビングも許してくれます。  そう、バランスが絶妙な上に、速くて、質感も高い。操られている感覚はなく、ただ、ぼーっと速いなんて感覚もなく、とにかく愉しさにあふれている、まさに、ルノースポールならでは仕上がりとなっていました。いやはや。  で、試乗を終えての第一声は、安い。あれだけのポテンシャルで、309万円(シャシーカップ)って、安い。安すぎる。ゴルフGTIも安いと思っていましたが、クラスが違うとはいえ、それ以上に安い(いい買い物って意味)と感じました。ちなみに、乗り心地については、ダンパーのおかげもあって、ハイパフォーマンスなシャシーカップでも突き上げもなく、ダイレクトな衝撃もなく、バタバタした動きもなく、自分レベルでは特に不満はないかと。メガーヌRSのシャシーカップなんかと比...

#646 最も不得意とする自己アピールにチャンレジしてみました。

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 自らをアピールするのは苦手です。というより、したくないといったほうが的確なのでしょうか。というのも、これ見よがしに自己アピールをしている方の姿に、何も惹かれないからで、そうなりたくないだけのことのような気もします。違うか。苦手といえば、自分のことばかり一方的に話し、他人に興味がない人も苦手ですな。だから、自らはそうしたくないし、そういう人との距離は自然と離れていきます。さて、そんなしたくない、苦手のひとつである自己アピールをしてみます。  最近、しゃべるという仕事をしています。書くのではなくて話す仕事。いや、講演会ではなくって、動画という仕事ですな。そもそも、人前でしゃべることに長けているとは思いませんが、中学校時代は放送委員だったりしましたから、実は嫌いではないのかもしれません。どうなんでしょう、深く考えたことはありませんから。 そんな仕事をしながらも、それこそ完成したムービーを見たことはほとんどありませんでした。そう、あえて見ない。こっぱずかしいを超えた、なんじゃコイツを感じてしまうもので。  そういえば、先日、収録したムービーのナレーションを後日収録しなおすことがあったのですが、取材時に発した言葉を原稿にしてもらってみれば、もう、文法も何もあったもんじゃないし、言いたいことが支離滅裂で、まさに、なんじゃこいつ状態。普段の会話もこうなんでしょうかね、この人と思ってしまったほどですが、これ、聞くほうはたまったもんじゃないですな、を感じたわけで。すみませぬ。と言いつつも、すでにアップされてしまったムービーは修正しようもなく。  ま、そんな最近のムービーのいくつかのリンクを貼っておきましょうかね。いずれも、ムービーのどこかで語っていますので。    トヨタ・プリウスPHV インプレッション →  ■    ダイハツ工業・ミライース インプレッション →  ■    デリカD:5キャンパーエディション(ロータスRV) 紹介 →  ■    ブリヂストン・デューラーM/T674 インプレッション →  ■   こうした発表するってスタイルのしゃべる仕事のほかに、アドバイス的なしゃべる仕事なんぞできたらば、愉しいかなと思うのですが、そんな仕事はそう簡単には来ず。って、語るだけの、何かを持っていなければ、来るわけないですな。頑張らねばね。

#645 見所があれやこれやと多くなりそうな、第43回東京モーターショー。

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開催まで1か月を切った、東京モーターショーですが、各メーカーから出展概要が発表されました。ネーミングまで公開してしまったスバル・レヴォーグや、存在すら伏せるかと思ったダイハツ・コペン(kopenだけど)やら、話題はそちらへと集中。ま、当たり前のことですな。ただ、個人的には、各メーカーの発表内容を眺めて、かなり気になったメーカーがありました。それが、スズキです。  まぁ、日本プレミアになるiv-4は当然としても、それ以外の3台のワールドプレミアモデルも、すべてクロスオーバー(SUV)系だったことでしょうかね。クロスオーバーのスズキというテーマを掲げているわけでもなく。ちなみにスズキブースのテーマは、新しい物語をつくろう、だそうで。個人的には、そのかっこつけない言葉遣いは、とてもいいんじゃないかと感じていますが。  さて、話を戻して、ワールドプレミアを飾る3台の中で、個人的に注目しているのは、X-LANDER(左下)でしょうかね。はっきりとジムニーベースと謳われ、近い将来を示唆するモデルですが、次期ジムニー云々よりも、そこに採用された自動制御マニュアルトランスミッションの存在に注目しております。  軽商用車を含めて、2ペダルトランスミッション(現在はAT)をどうするかは興味深いものがありました。ほら、CVTは軽商用車には理想的ではないトランスミッションゆえに、 2ペダルMTへの移行は必至でしたから。ATじゃなくてね。 共同プロジェクトだったとされるVW・up! に採用されていたことを考えると、 個人的観測では、キャリイにて組み合わせてくるかと思ったのですが、キャリイに採用されたのはAT。となると、 やがてくるキャリイのマイナーチェンジか、次期型ジムニーかと思っていたら、こういうカタチで発表されました。ちなみに、このモデルに搭載されたシンプルなハイブリッドによる4WD化については、まだまだ検証すべきことが多いような気がしていますから、実現にはもう少しの時間を要しそうな気がしていますが。  このスズキにしても、ほかのメーカーにしても、今回のモーターショーは見所が多くなりそうです。すでに公になっていますが、次期ミニのワールドプレミアもありますし。って、個人的にはミニがいちばんの注目だったりもしますが。

#644 やっぱりラレードがイチオシだった、最新型グランドチェロキー。

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 フェイスリフトしたグランドチェロキーの2014年モデルが発表されました、本日。 そもそも、現行型モデルについては、乗り味にしなやかさが復活し、重量は増えているのに燃費もうちのV8よりもいい(V6)と、プラスがあれこれと好印象。ただ、気になったのは、4輪独立懸架サスの採用によって失ったオフロード走破性を、エアサスによるリフトアップという手法でフォローしていたこと。その手法よりも、それが上級グレードでしか組み合わされない方法に、大丈夫かな? と思っていました。  で、今日の試乗会ですな。結論から言えば、ラレード(左下)がとてもいいと感じました。そう、そのエアサスを採用していない、コイルスプリング仕様で、トリムラインもボトムとなるグレード。そもそも グランドチェロキーは、ハンドリングにスポーティに通じるシャープさをトピックとしていますが、それはやはりジープ内での話で、基本的には、シャシーの動きを含めてジープたるゆったり感が存在しています。まぁ、ジープですから。そして、それをよく表現していたのがこのラレードだったと。一方の上級グレードに装備されるエアサスはつっぱり感が強くて、シャシーのしなやかさを上手く生かし切れていない感じがありましてね。速度域が高くなればいいんですが、細かなワインディングが続くようなシーンでは、ドライビングに気を遣わないと、ほかの乗員からこのクルマ、ふらふら、よたよたするね、と言われかねないフィーリングが出てしまいます。20インチならまだマシかも。  もちろん、エアサスは車高調整によるクリアランス確保をアドバンテージとしていますが、トゥアレグと同様に、リフトアップさせるとサスのストロークを規制するため、ボディをフラットにできなくなり、ほかの乗員には、かえって不安感を与えてしまいます。そうなんです、たとえオフロードを走破できたとしても、これまでのオフロードランの愉しさが少し薄れてしまっていることに、なんだかなぁを覚えたのです。左の写真がラレードですが、ボディは水平を保ったままに、サスペンションだけが伸びて、縮んでいるのが分かるかと思いますが大切なのです、これが、ね。  つまりですね、全体のバランスやらフィーリングを考えると、ラレードがいい、となるわけです。とはいっても、そもそも4輪独立懸架サスゆえに、オフロードの走破性ではストローク不足(量...

#643 また同じ結論になりますけどね、ひたすらに多謝という、話。

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 週明けの平日、ふらっと長野を訪れました。走行距離は700km未満ですから、最近の走り方と比べるとおとなしいドライブでした。た、たぶん。  まず訪れたのは伊那の親友宅。同年代ではなく、同い年ならではの、そして、似た感覚を持った者どおしの、でも、似ていないところもある者どおしで、これまでと、さっきまでと、これからを、あれやこれやと話しながら(今回は聞きのほうが多かったか)ドライブをして、夜は夜で、余りものを上手く採り入れながらの手作りのゴチソウをいただきながら、昼間の話がそのままに止(や)まないという、不思議な間柄ならではの、時が流れていきました。なんつーんでしょうかね、この人とは、適度な距離感と、互いに互いを尊重しあうというスタンスが、いい関係を作り上げているとでもいいましょうか。ま、そもそもの知り合ったきっかけから含めて、こやつは不思議な人なんですが。上の写真は、伊那のそば祭り会場の駐車場にて。周囲を山に囲まれつつも、この空が広いという感覚を全身に浴びてしまいますと、やっぱり、伊那っていいなぁとついつい言いたくなるもんです。心開かれるというか、心解かれる、いや、説かれるか、ってな感覚ですな。  その居心地の良さに浸りつつ、自宅のようなくつろぎをさせてもらって、翌早朝には伊那を発ち、朝のビーナスライン(左2、3番目)を訪れてみれば、クルマがいない、空が高く、でも、寒い、という爽快な心地よさがあふれていました。朝に出してもらったコーヒーがきっかけで頻繁にトレイに行きたくなっていたこともあって、景色のいいところでは立ち止まって、用を足していたんですが、それを重ねるうちに、もう、何もいらんなぁ、と、達観した気分になりました。物欲がなくなるとは異なる、まさに、何もいらんなぁ。  この気分、なんだろう、どうしてだろうと考えながら、爽快な走りを続けて八ヶ岳を半周、いや、6割ぐらい周回して、いつもの八ヶ岳を眺めるスポットを訪れてみれば、左下のような風景が広がっており、今度は、もう、いいでしょう、と、これで十分でしょと、自分を納得させる、いやいや、自分を褒めるかのような、気分が沸き上がってきました。そうなんです、八ヶ岳を眺めていると、素直になれる、というか、こうしてついつい素直にされてしまうのです。そして、こういうスタンスになると、つまり、ある種の丸裸にされてしまうと...

#642 走ってみたらば、あの頃のことをあれこれと思い出した、って話。

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 今日は秦野の知人宅を訪れたんですが、高尾からですと直線距離は約30kmとそれほどないものの大山を迂回しなければならないために20kmほど多めに走らねばなりません。往路はそんな大回りをして行ったのですが、帰りはもちろん、迂回することなく山道を走ってきました。 といっても、地図上では直線に見えても、実際に走ったら、大回りしたルートとほとんど同じ距離だったし、時間も変わらず。でも、何をやっているんだなんてことは思いませんでした。  というのも、このルート、昔、よく走った道で、ほとんどのコーナーを覚えているほどに馴染みあるところ。 道幅はところによってはすれ違いが不可能というか、1台分の幅しかないところもあり、もちろん、夜ですから、真っ暗。でも、愉しい。 振り返ってみれば、冬、平地で雨が降ると、山ではたいがい雪が積もるものですから、それを狙って走りに行ったりもしていましたっけね。  しかし、 今宵走ってみれば、少しではありますが、あれこれと変わっていました。あの頃に入れた 林道の入り口には通行止めゲートがかけられ、ぼけっとしていられるスポットもなくなり。あと、 当時とは違うところといえば、クルマの性能も。 アジリティに優れた乗り味と、安定性にあふれるリアサスペンション。あとは、扱いやすいターボエンジンも。って、今回はポロのコンフォートライン。 ここを良く走っていた頃に乗っていたのはファミリアターボで、あの頃とコーナリングスピードは変わっていない気がします。それほどに、今のクルマは良くなっているってことですな。なんて考えつつ、さらに振り返ってみると、 ランエボやインプレッサの頃には、足が遠のいていたような気がします。いや、その後、ランクル70やエスクード幌でも来た覚えがある。 ひとつひとつのコーナー抜けるごとに、そうした情景を思い出していきました。  そうそう、鹿との遭遇は、今回は2度ほど。これも、いつものことなんです。驚くことではありませぬ。

#641 クリエイティブにあふれていた、少し前のクルマのカタログな話。

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 知人宅で初代レガシィのカタログを眺めていました。ら、今とは作り方が違う。というか、意気込みが違う。クオリティが違う。いずれも褒め言葉。あ、予算が違うとも言えるのか。というくらいに、作品になっていました。 それは写真、キャッチ、文章、レイアウト、すべてにおいて、作品といえるほどに。  写真も、あえてぶらした走りを採用しており、今では考えられないような作り込みになっていました。その中でも感心したのは、最初のトビラだったかにあったキャッチコピー。「レガシィには、乗ってほしい人がいます。」って、完璧ですな、完璧。パーフェクト。ちなみに英訳が添えられていますが、Nice Driver's Legacyって、 言いたいことは分かるんですが。 ニュアンス的にどうなんだろうと思ったりもしましたが。  それにしても、いつからなんでしょうね、こういうクリエイティブが消え去ってしまったのは。 おもしろみがなくなってしまったとも言えましょうかね。そして、 クルマのカタログに止まらず、本の作り方にいたるまで。  今のクルマのカタログ、申し訳ないんですが、保存しておこうとは思えるものはありません。

#642  さりげなく音声入力も大きな進化を果たしていたって話(これも音声入力)。

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  Mac OS10.9(Mavericks) にて、音声入力も大きく変わっていました。なんとオフラインで利用できるようになっておりました。アナウンスしてくれないもんだから、さきほどまで気づきませんでした。音声入力をしようと コマンドを2回押し たらば、突然音声入力用の機能拡張ファイルをダウンロードしますか? と訊かれ、気づいたんですが……。  ということで、ここからは音声入力で書いていますが。なんとリアルタイムでツイ充してきます。水中です。違う水準。だから暑い中だってば。暑い中。追従。なかなか難しいもんです発音が悪いのかな。  ここからはキーボード入力に戻しましょう。なんとなんと、これまでとは違い、話し終わらずに変換をスタートさせて、後追いしてきます。あたかもキーボードを打っているかのようとでも言いましょうか。不思議な感じがします。そして、単に発声を読み取るだけではなく、文章を作り上げる変換能力にも長けており、上で試したように、自らの発声が悪いところ以外は、すべて完璧に変換してくれます。というわけで、さらに使えるようになりましたから、原稿書きにびしばし利用しようかと思っておりますが。使えるでしょうかね。  それにしてもなかなかやりますな、Mac OS10.9(Mavericks)。

#641 歌い手たる薬師丸ひろ子を上手く表現した、中島みゆきの曲、の話。

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 薬師丸ひろ子って、女優さんがいますが、歌も歌ってます、なんてことを言わなくても、ご存知のとおり。で、ですね、昔、といっても25年ぐらい前に、中島みゆきの曲を歌ったことがあったんです。いや、時代じゃなくって。2曲。 未完成(iTunes視聴→ ■ )と空港日誌。 シングルではなく、アルバムに入ったんですが、ともにA面の最後とB面の最後というたいそうな扱いとなりました、たしか。あ、画像は掲載するためにいつものごとくamazonへのアフィリエイトを貼ってありますので、ご理解を。  この曲が世に出る時に、対談だったのか、なんだったのかは忘れましたが、中島みゆき自身が、薬師丸ひろ子の声には清楚な中にトゲがあり、それを表現した楽曲にしたかった話をしていました。実際、提供された2曲は、それが実によく表現された歌となっており、高校生ながらすごいなぁと思った覚えがあります。いや、浪人生だったか。  そうそう、アレンジは椎名和夫なんですが、あの当時の椎名和夫サウンドが全開といった感じ。なんでしょうね、シンセ+打ち込みと語ってしまえば、それまでなんですが、そのサウンドには暗さというか、重たさにあふれていていまして、音色はどの曲も似ているんですが、色があって、主張が明確であって、個人的に、こういう音の作り方は嫌いじゃなかったりします。ま、このことについては、また別の機会に書きましょうかね。  で、そこに薬師丸ひろ子の、あのライトかつ不安定な声が重ねられているのですが、それは、まさにアンバランスたるバランス感にあふれており、いい感じの心地よさを生んでいます。特に空港日誌は、広島空港でのエピソードやらが、曲の中にうまく表現されていると思いました、ほんと。  そして、今更に聴き直してみても、やはり、歌い手次第、アレンジ次第を感じるわけです。プロデューサー次第とも言いますな。先日の華原朋美にも通じる話です。そういえば、20年以上も前のこと、テキトーに作った曲を、とあることをきかっけとして、プロにアレンジしてもらったことがあるのですが、どうでもいい曲だったのに、自分で聴いても、名曲になってしまったことがありました。そこに、まさに、プロデューサー次第を感じましたっけ。

#640 遠くはないけど、近くはない、でも、日帰りドライブにベストな小田原。

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 昨日は、クラウンハイブリッドにて、ドライブ企画の取材に出かけてきました。小田原まで。そう、東京から遠くはない、でも近くもない、神奈川県は小田原まで。この企画、振り返ってみたら、かれこれ7年ほど担当させてもらっているのですが、行き先、車種ともに任せられているがゆえに、まさに選びたい放題といった感があります。車種はもちろん偏りがないように考えていますが、目的地については、かなり好みが出ているかと。有名観光地をメインにしながら、たまに編集者の目を盗むかのように、行ってみたかったローカルな地域を攻めたりしています。  で、今回は目的地を小田原にしました。小田原ってドライブで紹介するほど離れていないっしょって、思われるかもしれませんが、実は、日帰りドライブにおける目的地までの距離の平均は、片道で約70kmなんだそうです。ですから、東京からですと小田原は日帰りドライブにはぴったりな場所になるわけですな。東京から八ヶ岳へと日帰りドライブしてしまうのって、やっぱりおかしいんです。名古屋から八ヶ岳も同じです。はい。  そんな小田原ドライブでしたが、そもそも小田原は父親の実家がほど近く、馴染みがありますし、何より仕事で箱根やら伊豆へしょっちゅう行っていますから、今更、新たな発見はないだろうなと思っていました。ところがですね、意外な発見が多くておもしろい地でした。以前から気になっていた山の上の公園があったのですが、機会とばかりに向かってみれば、市街地から港まで一望できる地だったり。小田原漁港に架かっているあの橋が小田原ブルーウェイブリッジという名称で、実は世界初のエクストラドーズド橋という形式が採用されていたとか。ちょっと道を入ると風情あふれる文学館があったり。そうそう、小田原城、いつの間にか登城ルートが復元されていたり、あれこれ変わっていました。そうなんです、小田原の多くを知っているつもりでいましたが、知らない小田原がまだまだありました。  発見というのは見方を変えると目の前にあるもんなんですな。

#639 台風とヨシダは、実はあまり関係ないんじゃないか、って話。

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 自分でも思うわけですよ、何故に? って。あれです、台風の話。ここのところ連続して、自分のほうへと向かってくるんです、台風が。で、先ほど京都の親友から「嵐を呼ぶ男だなや」と言われてですね、ここに書いたほうがいいと進言されたんで、こうして書き始めたんですが……。そもそもですね、台風を呼んだつもりもなく、台風に来てもらおうとも考えたこともなく。でも、来るんです。鉢合わせしてしまうんです。  今週末は東京にいるつもりでした、当初から。そしたら2つも向かってきました。 こうなったらば東京から脱出しようとばかりにあれこれと画策しています。と言いつつ、 それこそ逃げた方向に来たりして。  と書きながらも、ここをどう まとめようかと考えていたらですね、台風は、本当にヨシダを狙い撃ちしているのか? ってな疑問が沸いたんです。ふっと。そして、台風の日のあれこれと思い起こしてみたんですが、どうやら、自分だけのせいではない気がしてきました。最初の台風は京都で遭遇したでしょ、で、次の台風は京都とから帰ったらば東京で鉢合わせをしたでしょ。そこにある共通項といえば……、京都。そして、あの柴犬だ。でも、東京に来ていないし、京都にもいないそうで。と思ったらば、あれだ、柴犬の飼い主だ。そういえば、台湾へと飛ぶ前に東京へと立ち寄るとか、言っていました。ということで、ヨシダ単独で台風を呼び寄せているわけではないという結論に達しましたな。  写真は、前回のもので、台風が直撃する中、パンダで京都から東京へと、必死に 高速道路を走りましたっけね。

#638 いつもよりもサプライズが多かった気がする、昨夜のApple新製品イベント。

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   結局、昨夜のAppleの新製品のイベントは寝てしまったんですけどね、トイレに起きてしまって、 途中からライブで追いかけました。ちょうど、MacProの発表が終わったあたりだったか。 $5000からスタートだと予測していましたから、 $2999からという価格にかなり驚きまして、それで眠気がすっとびました。 って、CTOでひとつふたつ加えると簡単に$5000超えてしまうな構成ではありますけども。 そう、クワッドコア、かつ SSDが256GBという 低価格構成があるとは思わなかった。いや、これまで同様のラインナップを残したことで、まだ手が届く存在にあることはうれしく、しかし、Macminiをメインマシンにしてしまった者からすると、どうせなら手が届かないところへと行ってしまって欲しかったという想いもあったもので。  あとは、OS10.9が無料配布というのもサプライズだったし、iWorkのフリー化(ハードウェア購入条件はあるけど)も含めて、多くのトピックがあったと思います。まぁ、Apple流のハードウェア、ソフトウェアともにありき、というスタイルを明確にしたような気がします。縛りとか囲い込みって言われますけど、いいんだと思います、この会社のようなスタイルの場合は。  まぁ、何度も言いますが、Apple製品は自らをニュートラルにして、その道筋に倣うかのように素直に付き合うと、とってもラクチンであれこれと発見があるものです。そして、おもしろいことを愉しさをいろいろと教えてくれます。それは単純にデジタルデバイスという枠を超えた愉しさであり、自らのスタンスであったり、日常たるスタイルにまでつながるもの。何を言っているんだ、この人はと思うかもしれませんが、アプリケーションまで、あえてApple謹製だけにしてみると、あれやこれやと見えてくると思います。  自己を主張するスタイルを非難しませんし、しようとも思っていませんが、世の中のすべてに抗うスタンスの方を見ていると、この人、疲れないのかなぁ、と感じることがあります。たぶん、そうすることでバランスを取っているんだろうなと思って眺めていますが、一方では、もっと気を抜けばいいのに、そんなことを思っています。そう、そういうことも教えてくれるのが、Apple製品なんだと思うんですな。それを 揶揄して宗教だと表現されることも...

#637 実は愉しいんじゃないかと思っていたりする、11月の11階までの上り下り。

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 うちのマンションのエレベーターが改修工事で停止するため、22日間も階段を上り下りしなければならないってな話を、 #607 にてしました。そしたらば、周囲の反響たるやなかなかおもしろく、そのほとんどは「どうするの?」というもの。そりゃそうだ。自分でも、どうするのかは興味ありますから。中には、うちに泊まりに来いと言ってくれる知人もいてとても心強いんですが、たぶん、上り下りしながら、いつもと変わらずに暮らすことになるんだと思います。  というのも、先日、広島を紹介する番組にて、尾道の坂の上に暮らすおばあさんが、毎日、山を下りては登ってを繰り返している姿がありまして、こちらは期間限定であることを考えると、どってことないように思えてきまして。 なんていうんでしょうかね、仕方ないんですよ、仕方ない。だから、受け入れるしかない。じたばたしても何も解決しないし、グチを言ってもなにも変わらない。ならば、受け入れるしかないんですな。単純なことなんです、ただそれだけのこと。  ちょっと発想を変えますとね 、11階まで階段を上り、そして下りることで、何か新しい発見があるような気がして、実はちょっとワクワクしていたりします。そう、楽観的なんです。ノー天気ともいいますかね。日々を愉しく過ごすには、こういったスタンスが必要ですからして。  ま、そもそも、我が家の建物は高台にありまして、駅からの歩きでは約180段の階段を上り下りしています。写真はその階段ですが、帰り(上り)は、まさにトレーニング状態。段差が小さいので1段飛ばしで上っていくのですが、さすがに最後には息が切れつつ、夏の頃には汗をかいていました。これが単純に2倍になると考えればいいですから……、って、2倍かぁ、やっぱり 強烈ですな。さて、どうなることやら。