#638 いつもよりもサプライズが多かった気がする、昨夜のApple新製品イベント。

  結局、昨夜のAppleの新製品のイベントは寝てしまったんですけどね、トイレに起きてしまって、途中からライブで追いかけました。ちょうど、MacProの発表が終わったあたりだったか。$5000からスタートだと予測していましたから、$2999からという価格にかなり驚きまして、それで眠気がすっとびました。って、CTOでひとつふたつ加えると簡単に$5000超えてしまうな構成ではありますけども。そう、クワッドコア、かつSSDが256GBという低価格構成があるとは思わなかった。いや、これまで同様のラインナップを残したことで、まだ手が届く存在にあることはうれしく、しかし、Macminiをメインマシンにしてしまった者からすると、どうせなら手が届かないところへと行ってしまって欲しかったという想いもあったもので。
 あとは、OS10.9が無料配布というのもサプライズだったし、iWorkのフリー化(ハードウェア購入条件はあるけど)も含めて、多くのトピックがあったと思います。まぁ、Apple流のハードウェア、ソフトウェアともにありき、というスタイルを明確にしたような気がします。縛りとか囲い込みって言われますけど、いいんだと思います、この会社のようなスタイルの場合は。
 まぁ、何度も言いますが、Apple製品は自らをニュートラルにして、その道筋に倣うかのように素直に付き合うと、とってもラクチンであれこれと発見があるものです。そして、おもしろいことを愉しさをいろいろと教えてくれます。それは単純にデジタルデバイスという枠を超えた愉しさであり、自らのスタンスであったり、日常たるスタイルにまでつながるもの。何を言っているんだ、この人はと思うかもしれませんが、アプリケーションまで、あえてApple謹製だけにしてみると、あれやこれやと見えてくると思います。
 自己を主張するスタイルを非難しませんし、しようとも思っていませんが、世の中のすべてに抗うスタンスの方を見ていると、この人、疲れないのかなぁ、と感じることがあります。たぶん、そうすることでバランスを取っているんだろうなと思って眺めていますが、一方では、もっと気を抜けばいいのに、そんなことを思っています。そう、そういうことも教えてくれるのが、Apple製品なんだと思うんですな。それを揶揄して宗教だと表現されることもありますが、それ、どこか違うような気もしています。
 なんか、話がずれてきた。個人的に、今回のイベントでの発表については、iPad Airはとても魅力的ですぐにでも欲しいと思いましたが、そのネーミングは、Airという位置づけを曖昧にしてしまったがゆえに、どうなんだろうと思うところがあります。また、OS10.9インストール時に、モニタ表示が大荒れになった我が家のMacmini2012は、例の潜在的トラブルを抱えたままであることが発覚して、先に不安を覚えたりもしました。
 でもね、それとは全く比較レベルの異なる、愉しさを、愉しみ方を教えてくれます。だから、余裕があるなら、全部手にしてみるといいと思います。OSのアップデートも、新機種も。自分は余裕がないから、とりあえずはOSアップデートに止めておきますが。

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