#640 遠くはないけど、近くはない、でも、日帰りドライブにベストな小田原。

 昨日は、クラウンハイブリッドにて、ドライブ企画の取材に出かけてきました。小田原まで。そう、東京から遠くはない、でも近くもない、神奈川県は小田原まで。この企画、振り返ってみたら、かれこれ7年ほど担当させてもらっているのですが、行き先、車種ともに任せられているがゆえに、まさに選びたい放題といった感があります。車種はもちろん偏りがないように考えていますが、目的地については、かなり好みが出ているかと。有名観光地をメインにしながら、たまに編集者の目を盗むかのように、行ってみたかったローカルな地域を攻めたりしています。
 で、今回は目的地を小田原にしました。小田原ってドライブで紹介するほど離れていないっしょって、思われるかもしれませんが、実は、日帰りドライブにおける目的地までの距離の平均は、片道で約70kmなんだそうです。ですから、東京からですと小田原は日帰りドライブにはぴったりな場所になるわけですな。東京から八ヶ岳へと日帰りドライブしてしまうのって、やっぱりおかしいんです。名古屋から八ヶ岳も同じです。はい。
 そんな小田原ドライブでしたが、そもそも小田原は父親の実家がほど近く、馴染みがありますし、何より仕事で箱根やら伊豆へしょっちゅう行っていますから、今更、新たな発見はないだろうなと思っていました。ところがですね、意外な発見が多くておもしろい地でした。以前から気になっていた山の上の公園があったのですが、機会とばかりに向かってみれば、市街地から港まで一望できる地だったり。小田原漁港に架かっているあの橋が小田原ブルーウェイブリッジという名称で、実は世界初のエクストラドーズド橋という形式が採用されていたとか。ちょっと道を入ると風情あふれる文学館があったり。そうそう、小田原城、いつの間にか登城ルートが復元されていたり、あれこれ変わっていました。そうなんです、小田原の多くを知っているつもりでいましたが、知らない小田原がまだまだありました。
 発見というのは見方を変えると目の前にあるもんなんですな。

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