投稿

#1315 ハイレベルゆえに気になる、新型プリウスの、あのフィーリング。

イメージ
 新型プリウスの受注が好調どころか、とんでもないことになっているようで……、その反響ぶりに、それほどまでに惹きつけるプリウスの魅力とトヨタの販売戦略と、あとは、みなさん、お金あるんだなぁを含めて、あれこれに感心を覚えます。デザインについては、見慣れて来たものの、やっぱり、これでいいんだろうかを感じます。行き過ぎ感ならぬ、やっちゃえ感、いいんでしょうか、これで。ま、デザインの話はおいておきましょう、 #1298 でも語りました新型プリウスの実力を、再々度チェックできる機会がありましたので、感じたことをあれこれと書いておきましょうかね。  今回はレンタカー関係の仕事だったので、レンタカーとなりまして、そんなあれこれを含めて。乗り味における質感は、まぁ、当初と印象変わらずというか、あらためて、良くここまで引き上げてきましたなぁ、といった感じ。レンタカーだからといっても、まだ3000kmしか走っていませんでしたので、ヤレも見られず。なんといっても、サスペンションのしなやかな動きは、乗り味からグリップ感まですべてにプラスに働いていまして、まぁ、とにかくハイレベル。パワーフィールも文句ないし、って、今回、200km少し、高速半分、山坂道ありな下道半分といったルートを走ったのですが、燃費は37.0km/L。で、感心したのは、高速ルートではなく、下道ルートのほう。EV走行をかなり許してくれまして、信号なし定速な地方の下道(つまりはほぼパーシャルスロットル状態)で、燃費が伸びる、伸びる、伸びる、伸びる。都心での日常はそれほど期待できずとも、どこかへ出掛けることが、ましてや、下道ドライブが愉しめるモデルであることを確認できました。  ならば、このプリウス、すべてが完璧かといえば、あれこれ気になるところが見えてきました。というか、試乗会ですでに感じていたことなんですが。って、デザインの話はおいといて……。ずばり、電動パワーステアリングのフィーリングですな。操舵フィールが薄いこと、接地感が見えないことは、これまでのプリウスのウィークポイントでしたが、ハイブリッドドライブゆえの新しい感覚とは捉え切れないところ。さらに、今回、ここまでの進化を果たしたのに、どうしてこの程度に止めてきたのか、ちょっと理解できない点だったりもします。いくらしなやかなサスペンションを与えても、肝心な操舵感に物足り...

#1314 ブツブツ言いながらも、また、足を運ぶだろう中島みゆきのライブ話。

イメージ
 なんだかんだ言いながら、今回の中島みゆきのライブにも足を運びました。東京国際フォーラムホールAを8日だったか、9日だったか分のチケットを完売させてしまったそうで、そこに改めて彼女のスゴサを感じつつ、期待半分で出掛けました。  それはなぜか。事前にセットリストを確認したら やまねこ を歌うってことが分かりましてね、はぁそうですか、今、ですか、どうしちゃったんでしょうね、と思いつつ、当時のアレンジを崩してくることが予想されまして、期待半分どころか、期待を裏切られるだろうなと思って、出掛けることになったわけです。実際、やまねこは、基本は当時のアレンジを尊重していたものの、イントロのチェンバロ風味な音色を受けて、響かせるはずの重低音なブラスサウンドが抜けた上に、その直後にストリングスのヒュルリラーと言わんばかりの奇妙なサウンドが加わって、なんだ、この間抜け感は……と、気が抜けてしまい、2曲目にして意気消沈。ま、以前にも書いていますが、やまねこに対する想いはSuppinと歌暦(80年代のライブ)で完結していますので、崩さないで欲しいとも改めて思ったわけですけども。  そんな個人的な想いはさておき、今回、? が多かった。まずは、ストリングス部隊の存在に? を感じました。5人だったか、6人だったか揃えていましたが、pluggedなライブにおいて、生音を聞かせる意味合いが分からない。実際、5挺が重なろうとも、音は届いてきません。かと思えば、バイオリンソロの時だけ、音量を上げて聴かせていたりして、……、そうなんです、そんな複数人必要なのかと思ったわけです。その効果は、ビジュアル的に弦楽器部隊がいるってことなんでしょうかね。そんなことにも、なんか違うを感じたわけです。さらに、昔の音源を聴き直してみれば、もっと、パーカッションが前に出ていた感じもあって、なんていうんでしょうかね、あまりに整えられ過ぎて、そこにライブ感はもはやないことに気付いたわけです。そう、ライブの途中で。  今回は、多くの人が耳にしているヒット曲をあまり歌わず、昨今の世のあれこれに対するメッセージを訴えたところは好感をもてましたが、だったらば、吹雪で絞めればいいのに、なぜだか、麦の唄で締めるという、中途半端さ。あの歌はアンコールに持ってくるべきでは? と感じつつ、3部構成でテーマを与えたというわりには、選曲にも...

#1313 5年かけてやっと8000円に届いた、このページのアフィリエイト収益。

イメージ
 ホームページを2011年5月29日に、Googleに移してからもうすぐ5年になろうとしています。ま、利便性よりも不便を感じないといった理由から、そのまま利用しています。で、特に大きな期待をせずに、Google経由のアフィリエイトを張っています。あれですな、右側に出てくる広告ですな。クリックされる度に収入となるわけですが、まぁ、お分かりのとおり、ここを訪れる人がADへと誘導されることも少なく……、1か月に100円とか、200円といったカウントとなっていました。ただ、それが手元に来るには、最低ライン8000円ってのが設けられていましてね、いったいいつになったら8000円を超えるんだろうかと思いつつ、そんなこと、すっかり忘れていました。  ら、振り込みましたとの連絡が、Googleからありました(画像)。そうなんですね、ほぼ5年かけてようやく8000円を超えました、と。1年にすると1600円以下ですから、ま、大したことありまんせんけどね。よく、アフィリエイトで稼ぎなさいと言われますが、まぁ、それをあえてしようとしないのは、性格からなのでしょうかね。ま、ここをそのまま収益を得るような仕立てにはできませんし、かといって、専用にページを作るのも、違うような気がしていますし……。ま、改めて分かったのは、今の時代に適応できない人だってことでしょうか、ね。……。……。……。……。  いずれにしても、皆様にクリックしていただいた結果であって、ありがとうございました。還元は……、恒例となりました年末の雑談会で還元いたしますので、是非、足をお運びください。

#1312 今日の昼食のメインはブロッコリー(スティックセリョール)だった、って話。

イメージ
 ヴィーガンってわけでもありませんし、ベジタリアンってわけでもありません。でも、動物性たんぱく質がメインとなる食生活を送っているわけでもなかったりします。って、言い回しがややこしいですな、簡潔に言えば、野菜だけでご飯食べられます。  これは以前から言っていることでもあるんですが、いい野菜ってのは、食事においてサブではなく、十分メインになりうるもの。なんなんでしょうかね、この野菜には味がないから味をつけるとか、サブ的な扱いになっているのは。というわけで、昨日、房総半島でとてもいいブロッコリーが手に入ったので、本日の昼食は写真のとおりとなりました。ま、このブロッコリー、スティックセニョリールといって、一般に売られている品種とは異なりますが、たんに茎が伸びやすいだけで、味は変わりませぬ。今回は、取材車両を返却後、電車で帰らなければならなかったので、持ち運びに便利という理由で選んだだけ。本当だったら、どでかいブロッコリーを購入したかったんですが……。  と、話を戻して、いいブロッコリーは、これだけでメインになります。で、とってもご飯が旨い。今回は、マヨネーズを添えましたが、いつもだったら、ポン酢で十分。これらは味付けをするというよりは、よりブロッコリーの味わいを深くするために加えたもので……、って、ポン酢もマヨネーズも自家製ですので云々。  って、話はずれますけどね、自宅でマヨネーズ作るようになって分かったんですが、なんと卵1個に対して、サラダ油はなんと200cc! を必要とします(とレシピに書いてあった)。ほとんどが油と考えると、マヨネーズのカロリーってのは卵由来ではなく……、ということが分かります。もちろん、我が家では、サラダ油の量は少なめにしていますが、それでもね……。って、作ってみると、こういうことが分かり、食に気を遣うようになっていきます。  というわけで、話を戻して、いい野菜は、十二分なおかずになります、ってな話でした。

#1311 基本性能がもたらす、スノードライブの愉しさ、BMW X1編。

イメージ
 考えてみたらですね、BMWのFFベースの4WDって、そのパフォーマンスを雪道にて試したことがありませんでした。そう、MINIクロスオーバーALL4含めて。というわけで、新型X1を借り出して、ちょいとスノードライブしてきました。ただ、スノードライブについては、先日の三菱自動車の北海道試乗会の印象が強く残っていますから、果たしてどのように感じるか不安もありましたが……、……、……、が、これが良かった。とっても良かった。   いや、ハンドリングと安定性のバランス度は、たぶんアウトランダーのほうが上だと思います。でも、X1は、アクセルを踏んでいけるという愉しさにあふれておりまして……。特にシステム的には特別だと謳われていないんですけど、これがとっても良かった。FFベースですが、かなり初期からリアへトルクを伝えていまして、遅れを不足を感じさせない。って、FFで発進していないような印象もあるので……、調べます、はい。つまりですね、発進からヨンクしています。それでいながらハンドリングがBMW(のFF)。コーナーで、フロントに荷重を移しながらステアリングを切ると、これが曲がる曲がる。って、曲がり過ぎるんじゃなくって、意図したラインをきっちりとトレースしてくれる。もちろん、そこで操舵感がしっかりとあるもんですから、つまりはグリップ感を掴みやすいので、オーバーなアクセルワークなどしない。  もちろん、意図的にアクセルを踏んでですねタイヤのグリップを超えるようなドライビングをすると、エンジン出力を制御して安定方向へと導きますが、そのフィーリングが、ちょいと踏み過ぎですよ、アシストしておきますね、といった感じで、それはまさにでしゃばり感がなくて、とてもいい。いやー、それにしても、このシャシーのグリップ感には驚きました。FFベースの4WDで、ここまで出してくるとは……。いやはや。  帰り道、足を伸ばしてスーパーまで買い物へ行ったりしたもんですから、すっかり陽も山向こうに落ちて、気温も-5℃まで下がっていたんですが、いつもだったらFFベースの4WDだからと避けるような上りルートを走ってみることに。もちろん、無謀かなと思いましたが、なんとなく大丈夫という予感もありましたので。で、この道、上りながらのタイトコーナーがいくつかあり、雪がなくてもタイヤが浮き気味になるようなところでして、先...

#1310 基本性能に優れているイグニス、ハイパフォーマンスを語れるワークス。

イメージ
 新型ソリオに対して、? がいくつかありましたので、ちょっと心配もありましたが、悪くはないだろうと思っていたら、あまりに良過ぎて、ちょっと驚きました。あれです、スズキのイグニスです。このモデル、クロスオーバーというキャラクター以前にクルマとしての基本性能に長けていまして、とてもいい仕上がりをみせており、ちょいと感激したほど。  ここまで剛性感高められるんだとちょっと感心したボディは、かなりの軽量化を果たしているはずなんですが、不足が見当たらない。それどころか、Aセグでありながら、ここまでボディをしっかり作り込んでくるとは、ちょっと驚きといった感がありました。続いての感激はシャシー。まぁ、ボディをあれだけしっかりと作ってありますから、それこそシャシーもちゃんと作り込まないと粗が出てくるもの。しかし、粗と呼べる不足は見当たらない。サスペンションはしやなかにタイヤを動かし、確実に衝撃をいなします。それでいながら剛性感をしっかりと確保してありまして、このバランスに天晴れがあります。この価格帯のモデルは、パワーステアリングユニットの粗があるのが常ですが、それを覆い隠すようにある程度速度が上がってくると直進時はオンセンター部を意図的にキープするようにしてあったりと、掲げた理想に近づけようというフィーリングがみられます。もちろん、これはこれでありなんですが、ただ、そこから操舵すると、アシスト突然に顔を出し、その過渡に違和感がありますので、どっちがいいのかなと思いつつ、チューニングのツメにキーがあることは開発陣もお分かりでしょうから、あまりつべこべ言わないのがいいのかなと感じ。エンジンは、モーターのアシストもあって、パワー感は十二分。つまりですね、オモシロイ、愉しい、そんな仕上がりとなっていました。クロスオーバーとしてのポテンシャルについては、またの機会に。って、クロスオーバーたる評価軸ってどこにあてればいいのでしょうかね。……。ま、それも含めて、またの機会に。  今回は、アルトワークスにも試乗してきました。ま、語らずして、ご想像のとおり。といいますかね、ボディはターボRSのままで、何も手を加えていないんですが、スパルタンなサスペンションを組み合わせても、ボディは全く動じず。このボディと剛性感を引き上げたシャシーに対して、はターボRSから不要な動きを取り除いておきましたといった...

#1309 スペックは違えども愉しさは同じ、アバルト695ビポストとスマートフォーツー。

イメージ
 スポーティがもたらす愉しさを全面に打ち出していたのが、アバルト695ビポスト。いくらハイパフォーマンスチューンを施しているからといって、標準仕様で599.4万円はちょっと高すぎやしないかと思って、乗ったらば、……、いやー、まさに絶品といった感がありました。安い。これ、安い。なんていうんでしょうかね、ベースを感じさせないといいましょうか、そんな感じ。それでいて快適性もある。シフトレバーに手を伸ばすと、すっと手に馴染み、そしてシフトパターンに沿って手を動かすのではなく、手の動きにシフトパターンが付いてくるかのようなフィーリング。新型ロードスターにもその雰囲気はありますが、その上をいっています、これ。当日は、残念ながらエンジン不調でブーストが上がらないという状況でしたが、その片鱗から察するに、公道でフルパフォーマンスを愉しむことは、まぁ、無理でしょうな……。それにしても、愉しい、愉しい。  で、速度域といいましょうか、加速度域は違いますが、やはり愉しさがあふれていたモデルがスマートフォーツー。ボディサイズを大きくなりましたが、いい加減とは異なる、あのラフさあふれる乗り味がイマドキ流にアレンジされていました。それにしても、久しぶりに乗りましたよ、 ピッチングが感じられるクルマに。やっぱりホイールベースが短いと難しいんだなと最初思いましたが、これ、違いますな、あえて仕立てていますな、といった感じ。フォーフォーに乗ることはできませんでしたが、あちらがあるから、こちらはこういう仕立てにすることができたんでしょうね。なんて考えると、ルノー・トゥインゴの乗り味が果たしてどうなるか、愉しみだったりもします。

#1308 メルセデス・ベンツ Vクラスに残っていた、ドライビングの愉しさ。

イメージ
 メルセデス・ベンツGLEについて気になったことを書きましたが、特にメルセデス・ベンツが嫌いってわけれはありません。昨今のデザインは別にして、クルマとして、ブランドとして、むしろ好きなほうで、ベタ褒めすることも多々。ただ、本国が作り上げたバランスを崩すような仕立てはいかがと思うわけで……。  というわけで、メルセデス・ベンツのVクラス。ようやく日本に導入されたと思えば、全グレードでディーゼルエンジン搭載とは、なかなか分かっていますな。で、乗る前に聞こえてきたのはかなり乗用車的になったってことでした。ですから、そういう観点から試乗したわけですが、これが、思っていたほど乗用車していなくて……、とってもとっても好印象。表現は端的すぎますが、ドライバーのドライビングスタイルによって快適性を作り上げるという、まさに大型バス的。たとえば、ブレーキ。効くんですよ、とっても効くんです。不足はないんです。でも、ストローク量が大きい。コントロールの幅がありまして、ちなみに、踏力もちょいと必要でして、まさにコントロールしやすさがそこにはあります。もう、うっとり。  乗り味も、オプションとなる19インチタイヤをはいていた分、硬さはありましたが、そもそものしなやかさがしっかりと感じられて、これもまた好印象。いやー、いいね、いいね、と思って、セカンドシートに座ったり、サードシートに座ったりしていたら、パネル剥き出し部分を見つけたり、何かおかしいと思っていたセンターコンソールが実は後付けだったり。そうなんですね、いくら隠そうとも、素性は隠せずといった感じでした。  ま、日本人が期待するメルセデス・ベンツ像とは違うんでしょうけど、個人的には天晴れ。あ、あれです、バネオが登場した時に感じた、これで十分、これがいい、が、このVクラスにはあります。そういった見方をすると、まさにレアなメルセデス・ベンツと言えましょうかね。というか、これ16インチ仕様、かなりバランスがいいと推測されます。はい。

#1307 プラットフォームは同じなのに、違いを感じたグランドチェロキーとGLE。

イメージ
 さて、そのグランドチェロキーですが、試乗したのはV8/5.7Lエンジンを搭載したサミット。いまさら、5.7Lが必要なのかとも思いつつ試乗したら、これが良かった。というか、グランドチェロキーそのものがいいんですが、このV8エンジンも随分と改良されていて、パンチよりもゆとりを上手く作り上げていてとてもいい。まぁ、その分、燃費が悪いからと計測してみれば、有料道路まったりスピードで、なんと11km/Lオーバー。えっと、その、乗っていたV8/4.7Lとほぼ同じか、それよりもいいんですが……。排気量が大きいだけではなく、重量は重くなっているんですけどね。実はこのV8/5.7Lエンジンに対しては、キャラクターがないというか、つかみ所がないといいましょうか、デビュー時から印象があまりありませんでした。というか、やっぱり、V8/4.7Lが良くできてすぎていたものですから。でも、ちょっと印象変わりましたな、これは。  もちろん、乗り味もとてもいい。20インチタイヤをはきながら、硬さを伝えてこないし、なによりもストローク感を上手く乗り味に生かしつつ、フラットライド感を提供するという、バランス感にあふれています。やっぱりね、最新型グランドチェロキーはいいですな。  というわけで、プラットフォームを共通とするメルセデス・ベンツGLEにも試乗。Mクラスから名称変更したついでにどこまで変わったのかが、要チェックポイントでしたが……、これが印象が良くなかった。いや、クルマとしての仕上がりは、メルセデス・ベンツを感じるのですが、シャシーの動きがおかしい。と思って確認すると、オプションとなる20インチをはいておりました。これが、サスペンションとセットならばいいんですが、どうやらタイヤサイズだけを変えておりまして。  いや、ディーゼルエンジンにしても、とってもいいですよ。とってもいいんですが、この組み合わせが全てをマイナスへと導いている印象がありました。もったいない、ひたすらに、もったいない。ま、解決策は簡単。このタイヤでセッティングしたサスペンションを組み合わせるだけのこと。それか、ノーマルサイズのまま乗ることでしょうか。それにしても、もったいなかった……。

#1306 天晴れだったアウディA1 1.0と、おや? を感じたMINI 5door ONE。

イメージ
 さてと、JAIA試乗会がありました。今年も、10台以上に乗ってきましたが、って、先に書いた208は、そのうちの1台。というわけで、残りについて、あれこれと感じたことを書いておきましょうかね。  まずは、アウディのA1から。あれです、1.0 TFSI。249万円というプライスなりの価値がどこまで表現されているか、ポロブルーモーションとの違いがどこまであるかを探るべく……。って、これが良かった。アウディ流のコンフォート感をしっかりと確保しながら、さらに3気筒たるウィークポイントを感じさせず、アイドリングストップとの協調も不足なく。というか、安い。消費税別かと思ったら、込みですから、ちょっと驚きました。結果としてスポーティ、これで十分、むしろ、これがいいという理由が多くあります。ま、ディスプレイ表示が世代を感じさせるとか、あれこれありますが、クルマとしてのバランスに、さすがアウディを感じました。  さて、 #1223 で書きました、MINI 5door ONEも再確認とばかりに試乗しましたが、印象はあの時と変わることなく。ただ、この前後にあれこれと試乗していたことから、ついついあれこれを比較してしまったのですが、もう少し軽快感と質感が欲しいなと思ってしまったのも、また、事実。ま、ダイナミックダンパーコントロールを加えれば質感までも変わりますし、 MINIドライビングモードを加えたら愉しさもアップしますから、それだけかなと思いつつも、どこか物足りない気も覚えました。なんでしょうね、これ。と思って、直前に乗ったクルマをチェックしたら、グランドチェロキーのサミット。そうなんですね、ワインの試飲と一緒。って、ワインじゃなくてもいいんですが、リセットしたつもりでいても、直前の印象ってのがどこかで残っているもので……。

#1305 ヨシダイチオシを覆すかと一瞬思った、プジョー208(1.2Lターボ)。

イメージ
 新年早々に、イチオシに変わりないと書きました、ルノー・ルーテシア・ゼン・MTのポジションを、揺るがすクルマに出会いました。いや、実は208XYがイチオシだったんですけど、販売を終えていたもので……。で、話を戻しまして、そのクルマとは、改良された208でした(試乗したのはAllure Cielo Package)。そう、1.6Lターボではなく、1.2Lターボを搭載したスタンダードグレードのほう。  簡単にいいますとね、今回の改良で、目指していたチューニングを極めましたってだけとも言えるんですが、とにかくバランスがいいのですよ。これぞ、改良といった感にあふれていまして。先に208XYがいいと書いたとおり、個人的に208に対する評価は高かった。で、今回の改良で、1.2Lターボのトルク表現方法と、6ATのギア比とのマッチングの良さと、ステアリング操作とクルマの挙動と、……、もう、すべてがとにもかくにもいい。で、結果、速いし、何よりも、愉しい。いうまでもなく、乗り心地に不足なく。なんですか、これは? と思って、タイヤの銘柄をチェックすれば、ミシュランのエナジーセイバー。やっぱりね。最近、多いんです、タイヤの銘柄を言い当てられないことが。それって、タイヤのキャラクターが薄くなっているのではなく、タイヤのキャラクターが分かりづらいシャシーが多い……、って、言い訳か、ま、いいや、えっと、この208は、エナジーセイバーであることがつぶさに分かるシャシーに仕立ててあります。タイヤに頼っているんじゃなくって、タイヤの性能を感じ取りやすいシャシーにしてある、つまりは、シャシー性能がとんでもなくいいってことの表れでもあるんですけどね。いやはや、天晴れ、天晴れ。ちなみに、エナジーセイバーは、イチオシタイヤだったりします。いや、どのクルマにも合うって言っているんじゃありませんよ。  ま、5ドアってことはさておき、試乗したAllure Cielo Packageは、大型ガラスルーフが付いていますから、これもヨシダ的には、高評価ポイント。ただ、そうなんです、ATってところが、残念。いや、今度の6ATはとってもいいんですよ、すごくいいんですよ、でも、昨今、改めてMTらしさを再認識したこともあって、自分好みのトランスミッションではない。といいますか、この1.2LターボとMTの組み合わせで乗ってみ...

#1304 ひたすらに残念でしかたない、フォードの日本市場からの撤退。

イメージ
 突然に飛び込んできた、フォードの日本市場からの撤退については、まぁ、もちろん驚きましたが、それ以上に寂しさを感じました。それはインポーターが減ることよりも、日本でフォードのクルマに乗れなくなることに対してでした。ここを見ている方はお気付きのとおり、フォードのモデル大好きです、ワタクシ。贔屓しているわけではなく、事実クルマがいいという理由から。   最新のエコスポーツもフィエスタもマスタングも、そして、エクスプローラーもクーガもとってもいいんですが、クルマについてのあれこれ書く者として、そして、クルマ好きとして、強く強く印象に残っているのは、写真のフォーカスST(オレンジ)と、フォーカスC-MAX(ブルー)。スポーツカーとモノスペースという違いはありますけど、そこに表現されていたクルマとはこうあるべき姿が強く表現されており、強烈なショックを受けたことを今でもはっきりと覚えています。   フォーカスSTなんて、なんでしょうかね、エンジンとシャシーのフィーリングを感じ取る前に、つまりクルマが動き出す前から、あのシートポジションと、あのシートに打ちのめされました。サポート性とはこうやって作るもんだと言わんばかりのシートデザイン、クルマをコントロールするにはこういうポジションが理想なんだといわんばかりの仕立て。あれはフリーになってから、なんとなく自分の中でのスタンダード、ベンチマークがおぼろげに見えてきた頃でしたが、さらなる高み(理想)を知って、再リセットをかけざるを得なくなりました。まさに、自分が再構成されたって感じで、今の自分の根幹があるといいましょうか、ま、それほどのショックを受けました。  右のC-MAXなんて、モノスペースでしょ? と思われるかもしれませんけど、パッケージングを変えようとも、ステアリングとタイヤが直結しているフィーリングが強く打ち出されていまして……。って、ふとフロアを見たら、ステアリングからリンク、シャフト、その先に繋がるタイヤが透けて見えるかのような、まさに透視図を見ているかのようで、そりゃー驚きましたさ。あ、オンセンターは曖昧さがありますよ。ありますけどね、オンセンターフィールにおいて大切なのは曖昧さを消し去ることだけではないってことも、あの時に学びました。はい。 その上で、トルクの豊かさを前面に打ち出した2.0Lエ...

#1303 レネゲードの中でも、特別感を上手く演出していたトレイルホーク。

イメージ
 先日、延期となったジープ・レネゲードの取材へと出掛けてきました。ただ、前回はノーマルタイヤだったのですが、改めて借り出したら、スタッドレスタイヤをはいていました。ま、雪も降ることないだろうと思ったら、借り出したその日に積雪の予報。今年は、降雪のタイミングに翻弄されている気がします。  さて、そのレネゲードですが、スタッドレスタイヤのおかげで、路面からの入力に対して、最初のあたりが随分と柔らかくなっていました。昨今のスタッドレスタイヤは、ケース剛性をそこそこに確保しつつ、コーナーではブロックのよれを感じさせないという、理想の仕立てがあります。つまりですね、好印象。ま、グリップを期待した走りには対応できませんけども、普通に使っている分にはなんら不足を覚えません(ウェットは別でしょうけど)。で、このスタッドレスとの組み合わせであらためて感じたのは、レネゲードの中でも、このトレイルホークは、ストローク量を使い切ることなくあえて剛性感をキープしたというシャシーセッティングを、上手くコンフォートへと導いていたことでした。  そう考えると、ノーマルタイヤで感じた硬さも気にならないレベルと思えるようになりました。つまり、トレイルホークゆえの硬さをどう捉えるかでしょうけど、個人的にはこんなもんでしょうと、これでいいんじゃないでしょうかへと結論付けられました。好みでいえばストローク感をもっと出したほうがジープらしいと思いますが、ま、それは安易に揺れると評されてしまいますから、分かりやすさという意味合い、コンパクトジープとしては、これがベターなんだと思います。  取材では400kmほど乗ったのかな。改めて感じたのは、燃費が期待ほど伸びてくれなかったこと。ま、取材という悪条件もあってのことですが、高速道路走行を交えながらも11km/Lに止まったことは少々残念でした(訂正:勘違いから当初10km/Lに満たないと表記)。さらには、ちょっと価格が高いことも残念。ま、為替レートの兼ね合いもあるんでしょうけども。ジープってのは、オモシロイ、愉しい、だけではなく、そもそもリーズナブルという上に、内容に惚れると、さらにいい買い物をした感に浸れるのも、また魅力だったはず。そう考えると、FFで297万円〜というプライスにライト感はないようにも感じるのですけどね。って、昔の円高時代を知っているからなん...

#1302 三菱自動車の雪上試乗会で感じた、4WDシステムのあれこれ。

イメージ
 北海道へと出掛けてきました。でも、北海道の地にいたのは約24時間ほど。ま、この時期多いんです、雪上試乗会やら、来シーズン用のスタッドレスタイヤチェックで。今回は、三菱自動車の雪上試乗会がありました。三菱自動車の4WDといえばパジェロが思い浮かぶかもしれませんが、現在では、FFベースのアウトランダーやデリカD:5、さらには、フロント、リアを独立したモーターで駆動した4WDシステムをもつアウトランダーPHEVなど、幅広いラインナップを持っています。  その最新を体感し、違いを理解することにテーマがあったわけですが……、ま、その詳細については、後日アップされる4x4マガジンの記事をご覧いただくとして……、ステアリングの操舵感から操作性、さらにはリアのグリップ感からトラクションまで、ここまで、路面を意識せずにできるように仕立てられるんですね、と感心した一方、あまりにも意識せずに走れるフィーリングに何か違うを感じたのもまた事実でした。実は、たまたま試乗の順番はFFベースモデル→ラダーフレーム付きモデル、となったんですが、個人的には後車のほうが自分のアナログ的ドライビングには見合っていると感じました。いや、アウトランダー、スゴイんですよ、PHEVなんてさらにスゴイし、PHEVの先行開発車(にも試乗)なんて、もっともっと素晴らしい。でも、なにか物足りない。そうなんですね、コントロール性は高いんですが、自分には接地感が見えづらい。分かりづらいんじゃなくって、見えづらい。  では、ラダーフレームモデルはどうかといえば、コントロール性は高くはないんですが、ゆるゆる故に荷重移動させやすいし、接地感がダイレクトに伝わってくる。なので、飛ばさないし、タイヤを確実にグリップさせて走ろうとする。つまりですね、たとえば、コーナーを駆け抜けるスピードはFFモデルのほうが絶対的に速い。でも、それは誰でも速いというよりは、ハイレベルなテクニックを持った人が速く走れるといった感じ。これ、どれが正解ってのはないなぁと感じつつ、やっぱり、パートタイム4WD(センターデフロックできるシステム)に慣れ過ぎたがゆえであることに気付きましたが、なんだろうな、やっぱり、移動を作り出しやすい、感じさせやすいフィーリングも、それにプラスになっているような気がしました。つまり、最新のモデルといいましょうか、乗用車テイス...

#1301 ミニバンたる価値より、その基本性能に打ちのめされた、VW・トゥーラン。

イメージ
 VWのトゥーランです。10年以上とロングライフだった先代ですが、ようやく2世代目へとスイッチしました。で、今回のトピックは、MQBプラットフォームを採用していること。つまり、ゴルフ、パサートと好印象でしたから……、そうなんですね、悪いわけがない。ただ、期待が大きかった分、心配はありましたが……、良かった。とても、いい仕上がり方をしていました。走り出してすぐに分かる全てのバランスの良さ。タイヤの接地感から、ドライブトレインの滑らかさ、エンジンのトルク感と扱いやすさと、シートのサポート性と……。で、駐車場から道路へと出る段差をトンと降りたら、シャシーのしなやかさとタイヤのいなしとに、感激。ま、そんな感じでした。  試乗したのは、コンフォートライン。16インチタイヤを採用した売れ筋と予測されるモデルですが、これがフラット感がとても高くて、直進性が高くて、もううっとり。タイヤのケース剛性が高め、かつストローク量少なめというセッティングによって、路面変化が大きなところではトン、タンが出てきますが、まぁ、それとてしっかりいなしている感がありますから、気にならず。それよりも、ステアリングのオンセンター部の適度な曖昧さの中にある正確さと、それに見合った操舵感が上手くバランスされており、ステアリングを切り足したところから顔を出すタイヤのグリップ感もありますし、そこでの操舵感も適切だし、何より、ロールフィールがきれい。いや、きれいを超えた、美しいって表現のほうが的確、かも。さらに何がいいって、ロールからの戻りのフィーリングが、これまた美しい。  つまりですね、結果としてスポーティ。演出しないのに。基本性能が高いからスポーティ。つまり、ドライビングに愉しさがあふれています。聞けば、すでにMQBプラットフォームも改良版へと移行しているそうで、個人的には、このハイバランスぶりからゴルフ7以上を感じてしまったほど。基本性能の話です、もちろん。と、ベタ褒めですが、あれこれ考えると、やっぱり、最初に書いたトン、タンといった動きが、気になる。と言ってもですね、VWの初期モデルですから、2、3年もすれば改良されていることでしょう。だから、いいんです、それは。  今回は、ボトムグレードにトレンドラインを用意していますが、残念なことに受注生産。これを、284.7万円からという見せかけプライスと捉...

#1300 雪道は愉しい→4WDはいいよね→センターデフロック欲しいよね→………。

イメージ
 雪が積もった本日は、ジープムック本の巻頭企画の撮影を予定していました。ら、まさかの、雪。目的地はちょいと南だったこともあって雪はないんでしょうけど、川崎北部在住のカメラマンと、高尾に住んでいるライターは、家から出ることができず。いや、出ることはできたんですが、圏央道も東名もチェーン規制が掛かっていて、目的地へとたどり着くことが難しそうだったもので、様子見に。ただ、ちょいと周囲の様子を確かめに出掛けたところ、圧雪状態で雨が降ってシャーベット、しかもかなり残りそうな気配。そう、コワイのは今ではなく、明朝の凍結であることに気付きまして、早々に広報車を返却することにしました。ほら、積雪&&シャーベットならば、4WD+オールシーズンタイヤでも、まだ走れますから……。  で、都心まで下道を走って行ったのですが、チェーンを装着して走っているクルマにを付いていくような時は、低速を強いられるますけど、まぁ、これも、仕方ないと、のんびりドライブ。そして、先行車がいなくなると、まさにひとり占めといった感がありまして、気分のいいこといいこと。ちなみに路面は基本シャーベットで、轍には雪がないものの、交差点やら、右折レーンやらには砕かれ、踏み固められた凍結があったりして、慣れていないと、装備がないと、厳しいかなといった感じでした。そうそう、返却先であるFCA本社(田町)へ到着してみれば、路面に雪はなく……。ま、晴れ間も覗いておりまして、やっぱり、溶けたか、明日、返却でも良かったかなと思ったものの、帰りの京王線の屋根には雪が氷となって残っていましたし、戻ってみれば、我が家駐車場からの緩やかな坂道は、シャーベットが放置されたままで翌朝には広大なアイスバーンと化すことは確実という最悪な状況だったので、本日、返却しておいて良かったかな、と。  で、今回、東京まで下道を走っていって感じたのは、クルマがあまり出てきていなかったこと。やっぱり、一昨年の雪で苦労したイメージが強く残っているんでしょうかね。雪道に慣れていないクルマもほとんどおらず、また、丘越えをするような道では、早々に諦めて停まっているクルマも多く見かけました(写真左)。それにしても、やっぱり、雪道を走るのは愉しいと感じた次第。そして、やっぱり、4WDだよなとも思った次第。そして、やっぱり、センターデフロックができるモデルが理想だなと痛...

#1299 熟れ切った感にあふれていた、最終型VW・ティグアン。

イメージ
 テストドライブしていないと思ったのですが、念のためと、ここをチェックしてみたら、 #1111 に記されていました、試乗記が。というわけで、VWのティグアンの最終モデルと思われる、2.0Lターボ+4WDモデル。正しくは、ライストゥン フォーモーションというそうで……、って、あれ、いつしか、ライ"ン"ストンと発していました、恥ずかしいですな。  というわけで、その過去のアーティクルを読み返してみたら、いまさらに書き足すこともないんですが、って、そのままの印象でした。走り出した直後に感じるシャシーの剛性感とそのセッティングがもたらすしなやかさに打ちのめされ、普段はその片鱗を見せつけず、いざアクセルを踏み込むとパワフルさを感じさせる2.0Lターボやら、まさに新型デビューを間近に控えた、最終モデルなりの熟成にあふれていました。過去にも書きましたが、このティグアンというモデルについてはデビュー当初から注目しており、コト(改良やら)あるごとにテストドライブしてきました。そして、その進化に、やっぱりな、そうだよな、いいよなぁを感じつつも、価格上昇、駆動方式を含めてのグレード変更やら、そのブレ加減にちょっとしたドキドキを覚えつつ、眺めていました。ですから、この最終型に乗って感じたのは、なんていうんでしょうかね、卒業式に同席した親のような気分とでもいいましょうか、良くやったな、頑張ったな、と言ってあげたくなる、そんなあれこれでした。  ただ、VWの最新モデルと比較すると、ハードウェアの古さを感じさせます。パワーステアリングのフィールはまさにそれですし、デビュー当初は高速域での直進性に長けていると感じていましたが、今、乗ってみると、シーンによっては物足りなさがあるのも、また事実。燃費においては、アイドリングストップや気筒休止やら以前に、そもそも、このユニットの低燃費たる優先順位の低さに、時代を感じさせます。そうなんですね、イマドキの燃費は期待できない。事実、日常を走っていたら、燃費を2桁に持ち込むのがなかなか難しい。いつもの八王子〜品川な下道ルートでは9.6km/Lでしたが、瞬間燃費を眺めていると、まぁ、発進時だけではなくパーシャル時も伸びていませんから、仕方ない。それに加えて、アイドリングストップシステムがありませんから、なおさらのことなんですけども。 ...

#1298 大きく進化しながらも、らしさが息づいている、新型プリウスの真価。

イメージ
 1月に入ってから半分が過ぎようとしているのに、ここ、3つしか書いていません。と思ったら、あれ、ふたつ。昨年、書いておいて今年になってからアップしたつもりだった年賀状解説、なんと昨年のうちにアップしていたようで……。というわけで、書かねばならないネタだらけ。まずは、最新型プリウスから。  悪くはないだろうと思っていました。ただ、懸念していたのは、これまでのプリウスらしさを、外野からの声で、どこまで消し去ってしまったか。エコを語れるあの走り、つまり、スポーティさを意識させない、あの走り。結論、ちゃんと残したままに、全てをブラッシュアップしていました。ま、正常進化ですな。といいましょうか、そのステップアップは相当なもので、かなり驚いてしまいました。  トヨタはこのプリウスから次世代型プラットフォーム(コンセプト)を採用しており、実現したかった全てが強烈に表現されています。ただ、その片鱗は、最近のトヨタ車からは何気に感じられていたこと。優秀な方々が作られる机上の空論的なクルマではなく、なんだかわからないけど乗って楽しさを実感できる片鱗ですな。ですので、この方向での進化を予想してはいました。でも、それ以上だった。で、何がいいってまずはボディ。剛性を感じさせるだけではなく、表現としてはしっかりとも異なるその先にある安心感まで手に入れていました。で、そのボディに作り込みが、走りから快適性まで、全てのベースになっていたといいましょうか、そんなバランスの良さがありましてね。天晴れ! といった感じにあふれていました。  シャシーについては、まぁ、しなやかに動く動く。というよりは、渋さがないといった感じか、あれは。そして、フラットライド感がすこぶる高いのなんのって。つまりは、走りにおいて質感が高く、そして快適性もハイレベル。それに気付くと、静粛性の高さと、装備類の質感も、そこに見合っていることを発見できます。で、何よりも、15インチ仕様が好印象。転がり抵抗をここまで抑えましたと自慢しているかのようなフィーリングはタイヤだけではなく、ドライブトレイン全てで低減させましたといわんばかりのスムーズさがあります。いや、うっとり。ただし、ステアリング操舵に対して、ロールはしっかりと出てきますというか、感じさせます。それは市街地ではもちろんですが、それ以外でも。しかし、不安を感じさせる手前...

#1297 イチオシに変わりなかった、ルノー ルーテシア ゼン MT。

イメージ
 現在、市販されているクルマの中で、個人的な観点から、最も注目しているのが、ルーテシア・ゼンのMTモデル(0.9Lターボ)。なんて話は、以前から。すでに #1061 での試乗会から絶賛し、さらにロングインプレッションした #1138 、 #1140 、 #1142 にてさらなる大絶賛をしています。しかし、ふと、今、どう感じるのだろうかと思い、再び借り出しました。そして、過去の記述を読み直してみたんですが、まぁ、少々大げさな表現はあるものの、おおむね、そのとおり。なんで大げさな表現になったかと言いますとね、体がクルマに馴染む前と、馴染んだ後で、車に対する捉え方が、大きく変わってくるから。変わってくるって表現すると、違うな、えっと、おおらかになった分、異なる捉え方をできるようになるから、っと書いたほうが伝わりやすいかな。  ま、分かりやすいのは、ECOモードですな。ルノーのECOモードについては、このモデルだけではなく良くできているって話をしてきました。が、改めて、0.9LターボMTで探ったところ、アクセルペダルを深く踏み込んだ時に期待していたほどトルクが乗ってこないって印象を受けました。って、当たり前です、トルクを意図的に削いでいますし、何より、小排気量ターボですから。ただ、それが分かっていても、発進の際には、アイドリングストップ制御からの復活、MTゆえのクラッチ操作もあるもんですから、イマドキの発進加速と比較するとスロースタートとなるんですな。ただ、これですね、長く乗っていて気が付いたんですけどね、周囲のイマドキのモデルと比較してのこと。やたらと見かける、軽自動車ターボユーザーの発進加速だけに何かを求めてアクセルをやたらと踏み込むような走りと比べた時などは、特に思うんですよ、あっちは660ccターボ+CVTだから速いなぁ、って。ところがですね、比較対象がいない単独発進の際には、不足を感じませんし、むしろ、この滑らかな発進加速って、たしかに過去の発進フィーリングなのかもしれないけど、実は低燃費を引き出すことも含めてとっても理想だったんじゃないか、なんてことまで気付かせてくれます。そして、それはさらに、何かに価値を求める時、他人(他車)と比較するんじゃなくって、自分の評価軸(尺度)を大切にもちなさい、なんてことまで気付かせてくれるのです……。え、ちょっとそ...

#1296 本当に欲しい情報は、実はネットになかったりする、って話。

イメージ
 というわけで、iPhone6sをもう1台、手に入れました。これで合計3台ですな。そして、これもまたも唐突な行動に見えるでしょうけど、これも散々に計画を練ってのこと。さらに言いますと、簡単にそうに見せていますし、さらっと書いていますけど、ちゃんとテクテクと歩いて、電車に乗って西へ東へと移動して、で、飛び込んで、の、結果。つまり、ネットだけに頼らず、足も使っての結果。ですから、これを読んで、ほほぅならば自分もと思った方はやめておいたほうが無難。これを読む前から、この手の情報を知っていて、方法も調べていた……、でも、迷っていた人ならば、大丈夫でしょう。ちなみに、世間では端末を売り払い、益を得る人もいるようですが、自分は売り払うなんてもったいない、もっぱら使うほうですが。  ネットには、なんでも情報がある、すべてが正しいと思い込んでいる人がいます。まぁ、ありがちなのは、価格comでの価格をあくまでも参考と捉えず、あれを全てと捉えたり、もちろん、ニュース系もそうですな。実は、web上の情報とは、その情報量の多さから、これが全てと思わせる、勘違いさせるカラクリが潜んでいます。もちろん、情報を得る手段としてはこれほどに有効なものはありません。しかしですね、何の情報を得るにしても、ちょっと引いて見てみる、客観的な視点が大切になるものです。  iPhone6sを手に入れた件で感じたのは、情報ってのはwebにあふれかえっている分、入手しやすくなったものの、不要、かつ惑わされる情報も氾濫しているということでした。つまりは、情報を選択する術、そして、半ば、それを信頼しないという客観的に捉えられる視点が、大切なのだな、と。実は、今回の好条件はwebに落ちてはいましたが、その表現は多くの人と共用しようというスタンスにありませんでした。あえて見つけづらくして多くが押し寄せないようにするための手段だった、つまりは、店舗側の思惑もあったようです。そうなんですね、情報を発信する側も、情報の価値の付け方を一考することで、集客を得というか、仕事たる効率を高められるもので、云々。そう、情報の価値とヒット数ってのは、必ずしもイコールではないわけで。  そう考えると、ここのホームページ、ヒット数は多くはありません。そして、商売っ気をもっと出さないとアドバイスされることも多々あります。でも、喜ばしいレスポ...