#348 壊れやすいけど、壊れやすいとも言えない、最近の輸入車ならぬアメリカ車。

 アメリカのクルマはトラブルが多いと言われてきましたが、言い換えれば、国産車よりも壊れやすいかってことになります。自らオーナーとして、それはある意味当たっていると思いますし、ある意味外れているとも思います。今、乗っているグランドチェロキーは、過去に広報車だったという経歴を持っている個体ですが、我が家に来てから、10年目、走行距離は20万kmを突破しています。ただ、それだけ走っていますから、あれやこれやと交換しましたが、それは壊れやすいという表現というよりも、どちらかといえば消耗品ゆえに交換したといったニュアンスが強いものばかりかと。
 ただ、国産車では考えられなかったような意外なところが壊れ、その修理代が意外に高いことは紛う事なき事実。たとえば、写真の運転席のドアトリムにある、パワーウインドウ、リモコンドラミラー操作スイッチ、ドアロック機能がついたユニット。これが突然、働かなくなることは、グランドチェロキーにおいては定番トラブルのひとつ。我が家では2年ほど前から発症し、時折あるその症状に困っておりました。で、調べてみると、スイッチの接点不良とかそういうレベルではなく、中にあるコントロールユニットがトラブルを起こしているため、交換するしかなく、その価格、なんと7万円! ですから、この2年ほど、ずっと中古を探してました。で、先日、ようやくヤフオクに出現。誰にも奪われないようにとばかりに、落札日までその存在を口外せず、じっと黙ること数日。ライバルも現れず無事に落札し、交換することができました。価格は5000円。たかが中古スイッチと考えると高いんですが、7万円を考えると安い。
 ま、そのほかにもそんなトラブルはあれやこれやとありますが、でも、まぁ、直せないことないですし、本国にはサードパーティ含めてパーツがたくさんリリースされていますし、なんとかなります。そう、なんとかできます。そういう意味では、我が家のグランドチェロキーは立ち往生という大トラブルにはまだ遭っておりません。とか書くと、次に乗った時にでもなりそうですが。今、心配なのは、燃料ポンプ。イグニッションをひねってもエンジンがかからないことがたまにあり、てっきり、この写真のユニット絡みのイモビ関連のエラーかと思っておりましたが、よくよく考えてみたら、燃料ポンプトラブルの前兆のような気が。まぁ、走行距離20万kmですから、交換時期ですので、覚悟はしておりますが。
 で、何が言いたいか。#346でも書きましたけど、まだまだ乗りますってことを宣言したかったんですな。
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書き足し)後日、原因解明。スイッチに関してはドアヒンジ部の断線が原因(#419)。イグニッションについては、セルモーター寿命でした。

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