#1511 強調するに相応しいイマドキテイストを備えていた、スバルXV。
#1509 にてスバルXVの発表会における印象を語りましたが、早々に、プレス試乗会が開催されました。って、実は自分の枠は火曜日だったのですが、ほら、あの冬逆戻りだった、火曜日。ちなみに会場は軽井沢の上、ま、鬼押出し近辺。そうなんですね、雪、雪、ってか、どっさり雪。ジムニーにスタッドレスタイヤはかせたままでしたから、自分はたどり着けたんですが、会場のほうが試乗どころではなかったようで。というわけで、延期され、本日、出掛けてきました。 さて、懸念していたあれこれですが、まぁ、イマドキのモデルに仕上がっていること、そして、XVというモデルを、スバルとして相当に注力していること、クルマとしてバランスに長けていること、などから、いいんじゃない? という結論に落ち着きました。簡単にいいますとね、標準車、つまりインプレッサよりもバランスに優れているような気がしました。と思って、開発陣に聞いてみたところ、デザインも走行性能も、最初からXVありきで開発がスタートしていたそうで、そうなんですね、たとえば、ラフロードにおけるタフさについては、実はベースそのものから、それに耐えられるように作られているそうで。そうなんです、インプレッサではオーバークオリティ状態になっており、実のところ、インプレッサの1.6はそういった観点から実にお買い得なモデルになっているとか。ほほぅ。 で、肝心のXVですが、ハンドリングも挙動も、マイナスが見られない。比較すると1.6Lエンジンにパンチがないことが気になるといえば、気になりますけど、こんなもんと思えば、こんなもんではないか、といった感じ。インプレッサよりも重量があること、大きなタイヤを駆動することから、燃費を犠牲にしてまでパワーへ振っていますが、それでもやはり不足はある。あるけど、不満ではない。4000回転あたりからもう少しパワーが乗ってくるといいのになぁといった感じでしょうか。って、実はMTを組み合わせたら、結構オモシロイんじゃないかな、と思ったりもしました。で、比較すると、2.0Lは随分と変わっていました。いわゆるパンチには届いていませんが、トルクを感じるようになり、CVTとの協調制御もなかなか。 ハンドリングについては、この日に確認とばかりに乗ったアウトバックで改めて感じたのですが、世代を経る毎に気になっていたロールさせまいとする