#1282 いいんじゃないでしょうか、とっても、スバルXV・HV(D型)。

 クルマ以外のことを書き続けようと思っていましたが、再び、クルマの話です。しばし、試乗会が連続しますし、しかも、ラインナップが多い試乗会なので、しばらくはクルマ話が続きます。
 というわけで、大改良を受けたスバルXVから。って、すでに#1260でお伝えしていますが、あれはクローズドコースでの話。今日は、一般道での試乗会がありましたので、あれやこれやと感じたことを書き連ねてみましょうかね。ほら、クローズドコースって、つまりテストコースやらサーキットを指しますが、路面が整えられておりまして、やっぱり印象は違うもの。まぁ、あえて一般路を模した継ぎ接ぎ路面が設定されていたりしますが、それでも、やっぱり一般路と違う。そして、サスペンションのバネレートを高めに設定している最近のスバル車においては、一般路で違った一面が顔を出すのも、また事実。ですから、クローズドコースで好印象であっても、果たして、一般路でどこまで……、ってなことが、ちょっと気にかかっていました。
 試乗したのは、XVハイブリッドでしたが、いいんじゃないでしょうか。C型でのシャシー大改良で、低速域において、サスの動きの渋さがもたらしていた、ゴトゴトたる硬さが消えていました。まぁ、完全にとは言いませんが、動きが良くなった分、少なくともドタンがトンになっていました。個人的にはこのD型になって、トータルバランスがさらに高められた印象を受けましたが、果たして、それが何が理由だったのかはわかりませんが。
 大改良を受けたハイブリッドユニットについては、#1234で書きましたとおり、好印象。やっぱり、エンジン始動時のショックはわずかとはいえ、ありましたが、ま、気にならないといえば気にならないし、気になるといえば気になるレベル。フィーリングの面でも、先に言いましたように、シャシーの味付けに見合っていますし、いいんじゃないでしょうかね。で、今回も、ちょいと燃費を計測してみましたが、河口湖を巡るワインディング路において、法定速度内で巡航する先行車に付いていって(非ACC)、21.9km/L。いいんじゃないでしょうか。ワインディングだったし、多少とはいえ加減速が続きましたし。
 そういえば、XVシリーズって、いつしか、ガソリンモデルが多くを占めるようになっていたようで。ま、ハイブリッドはアイサイトVer.2のままだったし、仕方ないやね、と思っていたら、なんと、最新型であるD型になってからも、その傾向は変わらないようで……。はぁ、そうですか。ハイブリッドを選ぶ人が多いという昨今にあって、ハイブリッドが少ないとは、なんともまぁスバルらしいといいましょうか、なんというか。マツダのアクセラハイブリッドと同様って、まぁ、そういうことなのかもしれませんね、そういうことなんです。

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