#1454 イマドキを感じた、2017年次RJCカー オブ ザ イヤーの結果。
で、結果は下記のようになりました。
2017年次RJCカー オブ ザ イヤー 日産自動車 セレナ
2017年次RJCカー オブ ザ イヤー = インポート ボルボ XC90
2017年次RJCテクノロジー オブ ザ イヤー 日産自動車 プロパイロット (セレナ)
ファミリーをターゲットとしたモデルがイヤー賞となったのは、今の時代を反映した結果であり、774万円からのモデルがインポートに選ばれたのは、価格だけでは語れない価値が評価された結果、と、受け止めています。国産モデルでは、日本らしさ、日本向きを語れるムーヴキャンバスやフリードシリーズ、グローバルに戦える新世代さを感じさせるインプレッサ、トルクがもたらす扱いやすさと質感にあふれるアクセラスポーツ15XD、なんだかんだ言っても売れているという事実(人気)があるプリウス、いずれも、観点を変えると、その評価は変わるものです。
それはインポートもしかり。アウディA4の豊かさあふれる質感、プジョー308ディーゼルのコンフォートとスポーティのハイバランスぶり、MINIコンバーチブルのとにもかくにもと言わんばかりの愉しさ、メルセデス・ベンツEクラスが作り上げた新しいアッパークラス感、SUVの本質をしっかりとすべてにデザインしていたジャガーF-PACE。いずれにしても、価格帯はもはや判断材料にならぬといった感があり、輸入車のほうが、採点が難しかったように感じます。