#1643 Macmini2018、平常運転までの道のりは長かった、という話。
Macmini2018導入のその後の話。トラブル続発といいましょうか……、といっても、思い当たる要因があれこれあったので、ひとつひとつ解決して、ようやく安定にたどり着きました。た 、たぶん。で、そんなあれやこれやを、イマドキ風に行間を贅沢に使って書いてもみましょうか。
●デュアルディスプレイ表示されずの件
結局、USB-cハブの不良(HDMI出力ができない)が要因でした。これは、新品を再送してもらって、解決。解決したんですが、その前に、USB-C→HDMIケーブルを購入しており、実はデュアルディスプレイ表示が可能となっていました。しかしですね、起動時に、メニューバー表示指定をしたメインディスプレイにリンゴマークが表示されず、アカウントログインの際に、サブディスプレイのほうを見ながらパスワードを入力することに。なんかね、イヤで、どうしたものかと思いつつ、ケーブルを入れ替えて(メインのほうをUSB-C→HDMIケーブルにした)たら、メインディスプレイでの表示となりました。グラフィックボードからの出力の都合のようですな。HDMI出力端子向けにはマシン側(グラフィックボード側)で変換を入れているようで。で、これでトラブル解決かと思いきや、スリープからの解除において、ディスプレイを認識しなくなることがあり、ちょっとやっかい。最新の状態は、この現象は出ていませんが、やっかいを感じた際に、少し高くてもiMac27inchにしておくべきだったかなと思ったりもしました。あちらは、Retinaな5Kですし。
●起動が強烈に遅くなる件
これがいちばんの悩みどころでした。当初はなんら問題なかったんですが、あることをきっかけに発生。そのきっかけっつーのがですね、Timemachineを利用してのバックアップ中に、誤ってタップで管理していた電源(外部ストレージ回りまで)を落としてしまったことでして。その後は、起動時にリンゴマークが出るまでに時間がかかる、かかるどころか、時には諦めて勝手に終了している始末。ま、要因は、OS側か外部接続しているストレージであることは容易に予想できましたので、あれやこれやとひとつひとつ再インストールやドライブフォーマットを繰り返して試すこと1週間以上、解決したと思われても、しばらくすると起動が遅くなってしまいます。もはや、USB-Cとドライブケース(USB3.0)との相性かと思いきや、USB3.0直結接続にしたんですが、それでもダメ。で、これが根深くてですね、ま、結論を言ってしまいますと、Macmini2012のβ版OS下で作成したFusionDriveとの相性だったようで。って、相性なんてあるのか? と思いつつ、MacOS10.14からFusionDriveもAPFS採用になったことで、ま、何かすれ違いが発生したのかもしれません。考えて見ると、このFusionDrive、OS10.13(非APFS)の時に作成したような気もしますし……。今回は、もはやデータ保管用ドライブをFusionDriveにする必要もないかなと思ったのですが、128GBのSSDの行き場もないので、再度FusionDriveを制作。Macmini2018上で作成。したら、激速感が増したような……。
●MacOSβ版をレギュラー版に戻した
途中、MacOSの再インストールもなんども行いましたが、その際にパブリックβ版からレギュラーに戻し、完全クリーンインストールしました。で、懸案だったローカルに保存していたメールデータはアプリケーション上からフォルダごとに書き出し、読み込ませを繰り返して完了。で、いちばん面倒だったのが、意外にもiTunesフォルダ。結論をいいますと、肝心なiTuneMediaフォルダを外部ストレージで管理していると思っていたら、なんと、メインストレージのとあるフォルダの中にも作られてまして、曲はどうにかなっても(Applemusic管理に移行していたこともあって)、プレイリストが復活せず。というわけで、こちらも新規に作り直し(中)ました。ただ、ここで発覚したのがメインストレージで使っていた250GBという容量、実はiTunesの楽曲データが重複していただけのことで、そうなんですね、そのほかもあれやこれやと外部ストレージに追い出したら、なんと、80GBほどしか使っていない始末。これだったら256GBでも十分だったじゃんと思いつつ、追い出した仮想マシン環境をSSDに連れ戻しましたが……。
そうそうついでとばかりに過去の遺産を捨て去ったことでさっぱりとしましたが、一方で、このOSまでと猶予を与えられていたQuickTime7と、ここでお別れをすることに……。メールやらも、過去を引き継いできたつもりですが、あらためて眺めると01年からしか残っていないし、どうせ見ることもないし……。あまり、過去に引きずられてしまうのも、いかんのかなと思ったりもしました。
●というわけでまとめ
と、まぁ、あれこれあり、TB単位のデータをあっちへ移動させ、こっちへ移動させと、かなりの時間を要しましたが、現在のところ安定しています。ま、これもいつまで続くか分かりませんけどね。まぁ、そもそもが整備済製品を購入していますから、なんからのリスクがあるのは承知の上。ただ、1年の保証がありますし、新品を購入したところで交換に持ち込むのはApple製品の場合難しいですから……。って、振り返ると、初期の整備済製品って、3か月でしたっけね、保証期間が。その分、ディスカウントは劇的でしたが。
そうそう、先に購入してたBOSEのMini Sound LinkⅡの色合い、ブラックしか選べませんでしたが、こうして眺めると、Macminiのスペースグレーと見合っていて良かったかな、と。良かったんですけどね、先日、コストコでさらなるセールプライスで売られているのを目にして大ショックでした。