#1669 先が読めない時代にiPadPro11(整備済)を購入した話。
最近の話。仕事は、新車発表会も規模を抑えられ……、といいますか、新車発表スケジュールそのものも延期になったり、そのため新車試乗会も延期や中止となったりで、取材のために出掛ける機会はグンと減りました。ただですね、ライター稼業は、いわゆる取材ものはなくても、webでのアーカイブものやらがありまして、全く仕事がなくなることもなく、かといって、以前ほどの依頼数があるわけでもなく、でも、収入は確実に減っていますといったところ。いずれにしても、クルマで出掛けることが極端に少なくなったこともあり、日々の支出の多くを占めていたガソリン代が掛からなくなったとはいえども、超が付くくらいの、もう限界といわんばかりのやりくりで日々を過ごしていたりもします。この傾向は、コロナ禍が過ぎ去っても変えないだろうな、そんなことを感じています。
で、最近、iPadProを買いました。Pro9.7から、ひとつ飛び越して、Pro11(初代)へ。この先を考えると投資は危ういと思ったんですが、今持っているPro9.7を姪に譲ることを前提に、自分用に買いました。ほら、自宅で勉強ってスタイルをさせないといかんですから。まぁ、整備済で出ている6世代目あたりを買ってあげればいいかなとも思いましたが、支出を考えると、自分がPro11を買ったほうがトータルで、皆幸せになれることを、計算の上、実行に移しました。
さて、そのiPadProの購入動機ですが、トラックパッド付で、カッコイイスタイルで使える、MagicKeyboardと組み合わせて使ってみたかったというのが、いちばんの動機。Apple製品への期待は、使えるか、使えないか、ではないんですね。使ってみたい、試してみたい。ダメでもいい。んー、散財の要因はそこにあるんですけどね。ただですね、今回ばかりは本体購入後に冷静になりました。なぜならば、MagicKeyboardが3万1800円(税別)もするから。ApplePencil2で、すでに1万4500円を支出していますから、キーボードまで合わせると……、あれ、MacbookAirの整備済が余裕で買えてしまう……。そうかんがえて、次の10万円が来るまで、待つことにしました。
で、で、インプレッション。試してみたかった外部キーボードからの入力については、トラックパッドがついた折り畳みタイプを4000円だかで手に入れて、使ってみましたが、やっぱり不自由があります。というか、あれはExcel側の問題なのかもしれませんけど、とにかくキーボード入力に表示が付いてこない。変換が遅いんじゃなくって、入力した全角文字が表示されるまでに間を要する。iOS2の頃の日本語変換ほどの遅さではありませんが、使用するに不満があるレベル。あと、ちょっと期待外れだったことに、SideCarでの使用があります。pro9.7でも使えましたが、もたつきやらあったので使っていませんでしたが、改めてPro11で使ってみたところ……、操作すべてがMac側のアプリケーションに依存するんですな、あれ。つまり、iPad上で表示しているだけで、iPad流のUIが使えない。具体的に言いますと、単純ですよ、単純、プレビューで表示したPDFにPencilで書き込むにも、iPad流ではできない。このあたりは、OS間での交流が始まれば、解決していくことなんでしょうけども、ちょっとがっかり。
振り返ってみると 昔のAppleは、新機能に対して、Apple謹製アプリケーション優先であれこれと作り込み、そこまで含めて、ほーら、Appleって凄いでしょ、アピールをしてきたものですが、最近は、めっきり、どころか放置プレイ状態。時代の移り変わりを感じますとはいえ、それで今のApple人気があるわけですから……、そのあたりの評価は難しい。と、話はそれて行きますが、そんな流れからARM版Mac、いち早く試してみたいもんです。使える、使えないじゃなくってね。ってか、Intel版の時も、速効でぽちった覚えがあります。
で、で、で、iPadPro11の話。いいんじゃないでしょうか。あ、iOS14入れてみるかな。また、レポートいたします。