#1938 久方ぶりに試乗することになった、マイナーチェンジ後となるBMW iX M70 xDrive。


 BMW再びな試乗記ですが、今回はiX M70i xDriveからスタートしました。当初は、この直後にM2を借りてくるつもり、そのM2は一時試乗にして、さらにMINI COUNTRYMAN SE ALL4に切り替えて帰ってきました。で、iX M70i xDriveですが、マイナーチェンジで、そこに描かれている数値を「+10」して「70」としつつ、やはりリアへのトルク配分を大きく確保しつつも、実はトータルでの最高出力は1015Nmとそのままとなっています。つまりですね、スペックよりも、その質感にこだわりを感じられる方向けの商品へと変更してきたことも見えてきます。ちなみに、ボディサイズは一見するとそれほど大きくないように感じますが、実際の全幅は1965mmもありまして、やはり大型化を意識しなければならないモデルとなっていました。


 BMWの電気自動車については、2014年になってからi3(#839#907#1149#1150#1151
#1152#1153)に乗って、なるほどね、EVってのはこうなっていくのか……、を体験しましたが、もちろん、このiXはその延長上にありました。しかし、そこで感じたのは、革新的かつ大胆といわんパッケージングへのオドロキはまったく変わっておらず、ひぇ〜、こりゃすごいぞ、のひと言(#1747)につき、その深味は、さらに極められておりました。すべてが設えられている、といった感じで。そうそう、試乗した後にタイヤをチェックしたらば、またも、なんとHankook系でした。え? ハイレベルなモデルにHankookなの? と思いましたけど、先日、試乗したBMW320iMsportも同系列でしたので、前回に試乗した際にはBridgestone系でしたので、切り替えがあった様子ですな。

 で、感激したのは、あのサスペンションのしなやかさ、タイヤのあたりの心地よさなどは変わっておらず、ましてやサイズを広げているシート、動きに機敏さを出しながらも、細かな操舵に異を唱えることなくついてくるステアリングフィールはそのままだったことでしょうか。それでいながら、6.0mという最小回転半径を与えつつも取り回ししづらさはなく、なんなんでしょうね、この扱いやすさって、感心してしまいました。そこには、アナログ感を表現しようとしたあの不思議が広がっていましたが、それを言葉で表現しようとすると実に難しさがあります。そうそう、ボディカラーは、つや消し系となっていました。

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