#1246 Watch OS2のリリースで、さらに楽しさを増したApple watch話。

 ようやくWatch OS2がリリースされました。Watch OS1は、とりあえずリリースしましたといった感がとても強く、その分自由度も不足していたので、その機能性に感激しながらも高いだけの時計とも感じていました。では、OSバージョンがアップしたかっていいますと、画像のように、文字盤表示のカスタマイズができるようになったこととか、横向きにて充電すると置き時計代わりに使える機能が与えられたとか、絵文字と音声と既定の文章によってメールの返信ができるようになったとか、スケッチ機能で多彩な表現が可能になったとか、MAP上で経路表示をしてくれるようになったとか……、というように、あれこれと"使える"進化を果たしています。しかしですね、これは使っていた者だけが感激できるモノとも言えます。分かりやすくいうと、絶対的な機能ではなく、その機能の差分に感激しているとでもいいましょうか、そんな感じ。ですので、あいかわらず、持たぬ人に説明しても……、といいますか、説明すればするほど、その意義を上手く伝えられなくなっていきます。
 個人的には、多くの人たちが体験していないことに価値を見出しているんだろうな、なんて思っています。極少数にしか広まっていない時から触れられることに意味があり、たとえそれが不完全であろうとも、黎明期であろうとも、関係ないというわけですな。新しモノ好きといえば聞こえはいいんですが、ひねくれ者とも言えますから、その表現は当てはまらないような気もしています。
 OSのバージョンアップといえば、iOS9にアップしたものの、変わったあれこれに戸惑いを覚え、前に戻すべきかとの相談がありました。新機能による楽しさの広がりを取るか、慣れ親しんだ環境を優先するか、というスタイルの違いによって、捉え方は様々ですが、OSのバージョンアップを勧める際には、その人の使い方をしっかりと捉え、そして判断しなければならんのだな、と感じました。最近のAppleは、前バージョンのようにカスタマイズできる設定を用意していますが、ほら、iTunesのサイドメニューとか、実のところ、それゆえに設定が複雑というか、面倒になってきているのも、また、事実。ただ、どっちがいいんでしょうね。昔のようなAppleの突然の方針転換についていけぬ者はふるい落とされるというあのスタンスと。
 そうそう、OSX El Capitanでは、入力モード切り替えのショートカット操作がCtrl+Spaceへと変わっています。これ、一大事。ただ、新規インストール(新規アカウント作成)をした場合のみで、従来からのバージョンアップだと、Command+Spaceのままですが。日本語キーボードを使っている方は、なにそれ? と思われるかもしれませんが、英語キーボードにて、日本語入力をする者にとっては、これ、一大事なのです。探ったところ、カスタマイズできない様子ですんで。ちなみに、Command+Spaceは、Spotlight検索のショートカットに当てられています。

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