#1446 簡単に使っちゃならないhello againを使ってしまった、Appleの覚悟。

 今日はこれで4本目になるのかな、あれこれと書いていますが、その内容はマイナス的といいましょうか、いいことを引っ張り出すというプラスがないことばかりで、書き終えてもすっきりしません。しないんですが、また、そんなことを。いや、このタイミングでしか、書けないもので。って、あれです、昨今のAppleの新製品について。といってもですね、やっぱりSteve Jobsがいないと……、なんてことは思っていません。いたからといって、どうだったかは分かりませんし、時代もあれから変わっていますし。ですから、製品については、あれこれあっても、仕方ないと思うわけです。
 しかしですね、感心しないのは、かつてのような期待を持たせる手法を新製品発表に用いながら、結果は、どってことないという、肩透かしを与えること。最たるのは、以前にも書いた、iPhone7発表前に、Tim Cookが、これなしでは生活できないような新機能をiPhoneに搭載するって発言。この手の表現ってのは、Apple製品に期待される、見たこともない、触れたこともないような、革新を搭載することを期待させるものであって、どこかですでに製品化されている機能を採り入れることとは違う。で、iPhone7のそれは、どうやら耐水性のことだったようで、まさに、唖然。そして、もはや期待を打ち破ってくれる(いい意味でね)ブランドではなくなったことを、強く感じました。
 そしてですね、明後日の新製品発表会のキャッチに、よほどのことがなければ使ってはならない、hello againを掲げてきました。ま、よくよく考えてみますと、iMacの時に使ってしまったフレーズですから、さらなるひねりが欲しかった気もしますが、それ以前に、このキャッチを使うならば、iMacレベルの革新あふれる製品のデビューが期待されます。期待されますが、出せるんでしょうか、果たして。やたらとリークが多い新しいMacbookproに、そこまでのレベルはないと思いますが……。
 なんだかんだ言いながらも、少しばかりの期待を持ってはいます。いますけどね、どうなんでしょうかね。あ、Airという名称を引き継ぐモデルチェンジだったら、それはそれで、ガッカリ。それは、マーケットに押されて、Airというサブネームを捨てたというスタンスを押しきれないことを意味しますから。そして、かつてのAppleたるスタンスが完全に崩れ去ったことを意味する、と、思っていますので。

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