#1415 強く惹かれてしまった、iPhone7とAppleWatch Series2、の話。

 昨夜、Appleの新製品発表会がありましたが、珍しくライブで視聴しました。最近、発表会の翌日に早朝からの取材があったためですが、ま、観たところで……という想いもどこかにありました。今回も、翌日に早朝から伊豆での試乗会がありましたが、台風によって前日に試乗会中止が決定し、観られたというわけです。いや、途中で寝てしまいましたけどね。
 冒頭の導入ムービーと、マリオに、何か違うぞとか、観ないほうが良かった感を覚えましたし、発表内容も驚かしはほとんどなく、事前リークどおりでツマラナイといった感もありました。ありましたが、製品として惹かれるところが多くてですね、久しぶりにちょっとワクワク感があったように思います。ま、いちばんは、Apple Watch series2でしょうか。Apple Watchの生活防水レベルには満足しておりますが、さらに耐水性を謳ってくれたらば、外でどんなに使えることかと思うことしばしば。それって、そのままに水遊びに使えるかって話なんですけども。あとは処理速度でしょうな。レスポンスについては初代モデルであっても、WatchOS3でかなりの改善がされていると、β版利用者から聞いていますが、それでも限界はあるだろうし、かといって、それと引き換えにバッテリー駆動時間が影響するようでは困ると。というわけで、改善して欲しいなと思っていたポイントが改良されていましたので、AppleWatch愛用者としては欲しくなりました。まぁ、バッテリー駆動時間については何も触れられていないようなので……、って、そこまで改善されていたら、さらに欲しくなっていたでしょうね。ちなみに、これら性能アップは予測済み、といいましょうか、覚悟していました。Apple製品はいつも、初代モデルは、なかったことと言わんばかりの扱いになるのが常ですから。って、さっき、気付いたんですが、AppleWatchのSeries1って、旧型をプライスダウンしたものかと思ったら、基本的にSeries2と共用しているそうで、旧型そのものはラインナップから消し去られてしまっています、がーん。ま、仕方ない。で、思うにですね、AppleWatchをもっと普及させるためには、機能まで含めた幅広い性能だけではなく、価格を下げることが肝心かと思うわけです。というわけで、この旧型をさらなるプライスダウンで販売すれば、もっと広まるのにと思うところもあります。ま、日本円にしてせめて2万円を切らないと。そう、おもちゃ感覚で買える価格として。ま、そういうと1万円を切ったらスゴイとも思いますが。
 で、iPhone7。惹かれましたが、その最たる理由は、ApplePayが利用可能になること。といっても、日本で大きく謳われているSuicaが利用できることではなくって。いや、改札機で利用できたら、いいと思いますよ、思いますけどね、カバーやら付けずに使っている者としてはですね、改札機にiPhoneそのものをタッチさせることは避けたい。と思ったら、日本専用となる解説を見ているとタッチさせていないようで、かざしているだけですな。リーダー側にはしっかりタッチと書かれていますが、ほほぅ、かざすだけでいいのか、と思いつつ、エラーを起こした時にゲートが閉まり、いやな想いをすることを思い出すと、ぴたりと確実にタッチさせたくなりますな。
 で、で、最たる理由は、ひとつではありません。ふたつあります。ひとつだったら諦めも付くんですが、って、そもそも、クレジットカードは多用しないモノでして、ApplePayだけだったら、仕方ないなと思ったことでしょう。もうひとつの最たる理由(日本語としてヘンですが)は、今回の真っ黒くろすけなカラーリングにあります。デザイン以上に、昨今のiPhoneのカラーリングに不満がありました。今回は、あ、そうですか、黒を2色設定しましたか。フルブラックを所望していまして、iPhone6sとて、カバーをして、真っ黒くろすけにしようかと考えたほどでしたから。というわけで、その2つだけでかなり惹かれています。ちなみに、選ぶなら……、マットブラックかな。話題となっている耐水性は、もちろん検証済みなんでしょうけど、大丈夫かなといった感があります。といっても、それは耐水性能ではなくって、熱処理のほう。耐水性を謳うってことは、内部への水の浸入を防ぐ、つまり、シールするわけですから、内部での発熱を外部へと排出することが難しくなります。昨今の耐水性を謳うスマートフォンは外で使うと熱処理ができず、特に、夏にリリースされた歩き回って遊ぶゲームやらでは、クールダウンを余儀なくされてしまうとか。本末転倒といいましょうか、そもそも使えなくなるならばと、Appleでは耐水性を二の次としていたようですが、……、そうなんですね、だからこそ、心配なわけです。ちなみに、耐水性は、先にも言いましたように、AppleWatchに耐水性を求めても、iPhoneの耐水性は自分にとって優先順位の低いモノだったりします。謳われてはいませんが、iPhone6sで生活防水的な性能をもっていますから、この程度で十分かな、と。
 さて、長くなってきたので、まとめましょうか。って、このまとめがまた長くなりそうですが……。あのですね、ま、それぞれに惹かれる要素は性能やらだけではなく、円高に伴って、日本での販売価格がダウンしたこともあるんですが、それでも買い替えるには至らないかな、と思っていました。そう、過去形。あのですね、お財布携帯対応って言葉ばかりが耳に届いていて、肝心なことに気付かずにいたのですが、日本でのApplePay、AppleWatch2で対応可能なんですな。そう、iPhoneでは改札を通過したくありませんが、AppleWatchなら気にならない。どころか、便利です、これ、とっても。だって、かばんやらポケットから取り出さなくていいんですから。だからといってAppleWatchだけ新しくすればいいというものではありません。なぜなら、AppleWatchはあくまでもiPhoneのサブであって、iPhoneがなければ、機能は使えません。ちなみに、両方購入するとなると、最低でも11万円そこそこですか。たかが、改札を軽快に通過するための投資としては大きすぎますな。
 と、支払い額が購入へのブレーキとなっていますが、ブレーキはそれだけではありません。日本でのApplePay対応クレジットカードブランドにVISAがありませんし、Suicaではなく、Pasmoを利用していますから、このために、契約しなければなりません。いずれも、対応してくれるでしょうけど……、って、そうなんですね、購入しない理由をあれこれと掲げて、ふんばっているのです、予約を前日に控えて。
 そういえば、iPadAir2は実質、iPhoneSEはそのものが値下げとなったようで……。やっぱり、円高って、いいかも。

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