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#1841 何も決めることなく撮影していると、深い夕暮れと雲と、あれやこれや、と。

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 日々、適当とはいえ撮影しているとおもしろい写真ばかりが集まってきます。この写真もそのひとつ。何気に撮影しただけではありますが、真っ暗になる前のカットもあって、遠くの夕暮れが写り込みつつ手前は夜景になる姿が広がり、そして、高いところに仰ぐ雲と手前にある低めの雲とが空にコントラストを与えたりと、それはそれでなかなか愉しめるものに。ちなみに、奥の左側にある3つのタワー系ビルは、日常はそれほどに派手さをアピールしていないものの、夜になるといろいろとスタイルをアピールしていてなかなかおもしろかったりもします。特に真ん中の棟は、昼間はこんなライトになるとは思わない様相をしているので、夜になうと、ほぅ、愉しいじゃん、と思えるところもあったりして……。  そういえば、この風景には不思議さがたくさん詰め込まれています。ひとつは、山手線の内側、つまり都心にありながら東西と南北を流れている大通りに守られた唯一の「平凡」な地区であることもポイント。懸命に高さを稼ごうとしている建物が林立する中で、道路沿い以外はその高さ競いを許されておらず、こんな地にありながら、そこにはほのぼのとした風景が広がっています。ちなみに、これが、進行方向が逆になると、その景色からは駅が見え、そしてその背後に森林が広がっています(と思う)。といっても、少しずれると別の建物が目の前にはばかりますので、一部だけになりますが……。いずれにしても、愉しさにあふれています。

#1840 国際法務総合センターの周囲に意図的に植えられていた、梅な不思議。 

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 少し前に……、いや、もっと前か、あれ? と思って、このメイン写真を撮影した日付を確認したらば、今年の5月9日でした。ふり返ると3か月近く前にとった写真でしたが、そこには梅がなりつつある風情が広がり、だからといって、誰かが収穫するとも思えぬ量だったりして、なかば放置されるんだろうな、といった予感を感じさせるものでした。ちなみにその背丈は自分よりも大きいぐらい(カットされているかも)かな。  ここは、国際法務総合センター周囲にて、木々があちこちに植えられているところ。まさに、専用と言わんばかりに植え込まれておりましえ、この建物そのものは最近建てられたこともあり、もちろん、そこに植えられた木々にはまだまだ幼さが残っています。ただ、そもそもですね、なぜに国際法務総合センター周囲に梅が植えられているのか? と不思議を覚えつつも、あらためて写真を眺めていると、その「あえて」植えられたという理由はどこから発生してきたんだろうか? など、不可思議を感じさせます。なんて考えていますと、さらには、この生りつづけた実は、一体、誰が収穫するんだろうか? など、多くの謎が続々と沸いてきます。  ただ、実がなったとしても、きっと、誰も収穫はしなかったと思われます。ということで、誰かがひょっとして収穫に来るのか? を含めつつ、そんな疑問をさぐりつつも、また、来年も、機会を作って出かけてみようか、とも思っております。

#1839 何もしなければ何もない入院先で、ちょっと手を加えてみた、大浜大造氏。

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 入院中に撮影した写真の中に、その時に着ていたTシャツをモチーフにしたものがありました。そもそもなにか大きな変化がなかったこともあまりなく、ならば、あれやこれやと変わった感をどこかに求めて撮影しようとしていました。もちろん、そこにはあえて背景を入れて入院している感じを出してみたり、と、わずかにこだわっていたりもしますが……。  で、写真に写されてるキャラクターですが、彼は、大浜大造氏。その名称は、とある道の駅で銘々されています。その何気ない微笑みが周囲の哀愁を誘いつつ、どこを向いているのか、いないのかわからないその面影にさりげなさを感じ、おもかげを与えつつもふとした後ろ側の帽子のスライドとフロントのちっこいおまけにバランスを感じさせるスタイルに、ちょいと感激します。深くは描かれていないのですが、そこからなんとも取りようができるスタンスもあふれていて、へへへん、と思うところもあります。そんな、不可思議なキャラクターですが、実はその地色に用いられた、何気に淡い色合いとのコンビネーションもまたなかなか良くてですね、つまりは、自分にとって完成度のすこぶる高いTシャツになっています。そのうちにボロボロになってしまうんでしょうけど。はたして、いつまで着ていられるでしょうかね。