#1857 縦ではなく、スクエアな形状にUSB用端子が4方向についていた、USB分岐デバイス。
この上のアイテムをいったいいつ買ったのか、思い出せません。思い出せないんですが、何かを感じたんでしょうね、なぜか、今、手元にあり、もはやほぼ使わない状況となっています。ただ、深くを掘り進んでいくうちに、この手のアイテムが増殖していたような気もしています……、そう、気がしているだけなので、なんとも言えませんが。いずれにしても、このひとつの端子から正方形で分配していく手法は、ちょっと優れてみえましたし、何か使えそうな予感を与えましたが、実際に使っていくとですね、実に使いづらい。だいたいこの分配器系はですね、ここから先、端子が直角に取り付けられるわけで、それが3方向へ向かっていきます。まさに乱雑……、いや、ざったな印象が生まれます。買う前にそこまで想像しておきなさい、と思うわけですが、当時はそこまで思わなかったんでしょう。しかも、よく見てみれば、USB3.0端子だけが並んでいますので、かなり古いものなんだろうな、とも、思えてきます。
ちなみに、この後に流行った形状は、右の写真のように、ストレートタイプで分配される端子は横に直角に差し込むだけとなっています。こうすると、あちこちへ端子が飛んでいきそうな雰囲気を消し去ることができています。しかも、いちばん手前の端子はUSB-Cになっていますし、いちばん後ろ側にはHDMI端子が取り付けられています。もちろん、USB-C端子が珍しかった時代だったので、なおさらに基調だったとも思われます。ただ、USB-Cと、HDMI端子は、まったく使うことができず、今は、放置状態となっています。こうして写真を撮影したところ、MicroSDカードを収めるところが用意されていたりして……。高機能たる端子の揃え方も重要だったようですな。そういえば、この形状ってどこが作り上げたのでしょうかね。不思議を感じたりもします