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5月, 2016の投稿を表示しています

#1363 3度目のドライブで気付いた、トヨタ・シエンタのあれこれ。

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 それは突然のことでした。この先の殺人的スケジュールを考えると、今日もひとりでのドライブ取材に出掛けなければならなくなり……、って、それが分かったのが前日。今回は、レンタカー関係の仕事だったので、レンタカーを用意して……、って、前日でも意外に抑えられるものなんですな。もちろん、取材ゆえに、車種を指定しての話。  というわけで、突然にひとりドライブに出掛けました。トヨタ・シエンタに乗って。って、なんか、多いんです、このシエンタでの取材。試乗会を抜いて、これで3回目か。様々な乗り方をしているので、毎回に発見があるんですが、あるんですが、あるんですが……、今回は、タイミングが悪かった。そうなんです、フォルクスワーゲンのトゥーランに乗った直後だったものですから、ついつい比較を……。  ですから、その印象は……、物足りなさを感じるところからスタートして、まぁ、逆にいえば、シエンタにおいて上手くまとめたところや、課題やらが見えました。まずは……、乗り味でしょうか。というか、具体的にダンパーのセッティング、か。このモデルはキャラクターがキャラクターですから、乗り心地を重要視したセッティングが施されていますが、いますが、路面からの大きな入力に対して、バウンド→リバウンドが1度で止まらない。高速走行時には、止まらない加減がちょいと気になります。かといって、シャシー剛性そのものはそれほど低くないので、その動きに違和感やら、曖昧さがあるわけでもなく……。ただ、動きを収めようとすると、硬さが出てくるでしょうから、ま、このあたりは、セッティングに納得するしかないかな、と。ま、逆にいえば、このレベルを自分が許せるか、許せないかで、評価が変わってくるポイントとも言えますな。  パワーユニットも、トゥーランとついつい比較してしまいましたが、やっぱりパワーに物足りなさを感じる。搭載ユニットは、ハイブリッドでしたが、多人数乗車や荷物を多く積載しているシーンでは、高速でのパンチにもう少しを望んでしまう。って、これもまた、そういうモデルはないし、コストやモーターへの負担を考えると、よくバランスさせているポイントですから、あえてウィークポイントとは言いたくない部分。そう、トゥーランが良く出来過ぎなのです。  ちなみに感心したのはシャシー。コーナリングでのロールフィール、姿勢を決めた際の構えなどは、な

#1362 久遠寺だけではなかった、山梨県は身延町の魅力のあれやこれや。

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 身延ってのは、通過することはあっても、目的地として訪れたのは初めてでした。ほら、身延山久遠寺が日蓮宗の総本山ゆえに、近寄り難いといいましょうか、勝手にそんなイメージを持っていたもので。何よりも、遠い、いや、違う、アクセスが面倒という事実もありますし。  でも、取材だからと訪れてみれば、ま、思っていたイメージどおりだったり、それとは違っていたりと、あれこれありましたが、結論としてはオモシロイかった。なぜに総本山がここなのかから始まって、久遠寺に隠れて、知らなかった施設があったり(写真上:山梨県富士川クラフトパーク)。そして、アクセスは面倒であれども、たどり着くまでの道のりに興味深いスポットが揃っていたりして、ま、これも半ば、下道ドライブで鍛えられたモノの見方ゆえなのか、なんてことも考えたり……。  そうそう、身延町を貫く国道52号線沿いに高速道路が建設されています。中央道の双葉ジャンクションから、新東名を越えて、東名まで繋がる中部横断自動車道ですな。そもそもこのルートは富士川(写真右)のゆったりとした流れそのままにのんびりな景色が広がっていて、まったりと走るのが心地イイはずなんですが、最近では、道路建設のための大型トラックが激しく行き交っていて、それに見合わない状況となっています。高速道路が完成すると、この景色、どう変わってしまうんでしょうか。それでなくても、いわゆる立ち寄りスポットが少ないルートなのに、高速道路なんぞできてしまったら、ますます、寂れていってしまうではないかと、ちょっと心配したり。  そういえば、帰りは、本栖湖へと抜ける国道300号線を走ってきました。その途中にある道の駅しもべ(写真左)に対しては、いつも、どうしてここにあるんだろうを感じながら素通りしていましたが、今日はふらりと立ち寄ったらば、平日&曇り空ゆえの寂しさが広がっていましたし、建物内の暗さと品揃えのあれこれに寂しさを感じました。感じましたが、なぜだか、そこで売っていた地元産のニンニクに暖かさを見出して、買ってきました。ま、安かったってのもあるんですけども、品物の良さと良心的といわんばかりの価格設定やらに、ちょっと感じるものがありましてね。そして、勝手に、ここの道の駅には頑張って欲しいもんだと思ったのでした。  そうそう、右の写真は、その道の駅とは関係ないところで食したゆばの刺

#1361 走りからキャビンから燃費まで不足が見当たらない、VW・トゥーラン。

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 ようやくフルモデルチェンジしてもらえました……、といった感があるフォルクスワーゲンのトゥーラン。振り返ってみれば、初代はゴルフ5ベースで、ゴルフ5よりも先にデビューしていましたから……、もはや、2世代以上のステップアップを果たしての登場となりました。  MQBプラットフォームゆえに云々なんて話は、試乗会でのファーストインプレッションとして #1301 に書きましたが、その印象は変わることなく。って、今回は17インチタイヤをはいたハイラインですが、ケース剛性による乗り味の悪化もこれといって見当たらず……、まぁ、強いていうならば、入力に対して頑固さがあり、それがシャシーの緩さたる部分に見合っていないような……、感じがする、程度でしょうか。それにしても、このシャシー、とにかくしなやか。路面からの入力を彼方で確実に受け止めてボディへとダイレクトに伝えてこない。それなのに、シャシーたる剛性感はすこぶる高く、ボディ剛性もあいまって、4輪がまさに独立して動き回る。ま、先に書きました、ちょっとしたブレはあるものの、それとて、仕上がりがいいから気になってしまう部分、かと。  タイヤの転がり抵抗だけではなく、ドライブトレインそのものの抵抗が小さく、それとて、先のシャシーの細やかさ、滑らかさにリンクしていまして、エンジンの雑味も抑えられていて、なんていうんでしょうかね、そう、バランスがいい。サードシート付きモデルというパッケージを語る以前に、クルマとしての仕上がりがとてもいい。いやはや、いやはや。  ま、気になるといえば、アイドリングストップからの復帰でしょうか。その復帰レスポンスはすこぶる良くなっていますが、タイミングによってクラッチが繋がる際にちょっとしたショックがあります。まぁ、これも普段があまりにジェントルがゆえに、気になるところでしょうかね。  気が付けば、インパネも収納があちこちにあったりしますし、もはや、不足はここぞとばかりに解消されています。って、個人的には収納が少ないことをウィークポイントとは捉えていませんでしたが……。  そうそう、今回、200kmほど、取材で、つまりは、高速道路走行を含めて、八王子から身延まで走ってきましたが、その燃費は17.9km/L。ミニバンらしからぬ、一人乗車だったこともありますが、それにしても、想像以上の低燃費で驚きました。

#1360 若かりし頃に戻っていた、勘に頼って、下道を走るスタイル。

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  #1359 では、フォード・フィエスタそのものについて書きまくりましたが、ここでは、その時に感じたあれこれを。あの日のルートは、乗鞍高原まで、日帰り、往復下道、八ヶ岳経由、国道をできるだけ使わずといったメニューでした。このたび完成した、高尾から乗鞍高原までのオリジナル下道ルートは試行錯誤を繰り返しての結果。ナビだけに頼らず、どちらかといえば勘に頼って、完成したルート。ちなみに乗鞍では温泉に15分ぐらいしか浸かってきませんでした。なぜならば、早々に湯から出ないと、地元のスーパーの閉店時間に間に合わなくなるから……。そうなんですね、決して、乗鞍温泉が目的ってわけでもないんです。  それにしても、なぜに下道なのか。なぜにいつも同じルートなのか。理由は単純、下道のほうが楽しいから。これもどこかに書きましたが、高速道路や有料道路を利用するってことは、その代金を支払うことで、時間短縮、つまりは、時間を買っているようなものだと思うわけです。ま、山坂道を走らなくて済む分、市街地を走らなくて済む分、ラクチンであるというメリットもありましょうが。個人的に、高速道路をまったりと走るのもの嫌いではありませんが、時間に余裕がある時は、ほとんど利用しなくなりました。昨今、山梨まで走る際に、中央道を利用することはほとんどなくて、ふと、仕事で利用した際に、久しぶりに走ったがゆえにちょっとした緊張を覚えたほど。  ま、あれこれと考えてみると、そういう年齢なんでしょうか、高速道路を走ることになんら魅力を感じなくなりました、ってのもあるのかな。たとえば、SAやPAは、トイレ目的で、物販に興味を持てず、仕方なしに購入しても、後悔と言いましょうか、価値を見出せないなと省みてしまったりして……、って書いていたら、なんだか寂しい人生を送っているように感じてきましたが、ま、仕方ない、それが本心ですから。先日の乗鞍ドライブでは、おむすびを握っている時間がなかったので、コンビニおむすびとなりました(写真左上)が、それでも、甲府盆地を見渡せるいつもの公園で、ひとりのんびりと食していたりすると、SAでひとりラーメンを食べているよりも愉しかったりするものですし。  下道ルートには、こうした自分のスポットをあれこれと発見できるという愉しさがありましてね、その動機としては、高速を使わない理由よりも、実は、大きかった

#1359 いまになって、ヨシダイチオシとなった、フォード・フィエスタ。

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 フォードが日本マーケットから撤退することはすでにアナウンスされており、残念だなぁと感じつつ( #1304 )、しっかりとフォードの乗り味を体に覚え込ませておかねばなるまいと思い、まずはフィエスタを借りることにしました。って、現行型フィエスタは、 #726 における絶賛につづいて、 #1068 においてその再確認とさらなる発見もあって、もう、大絶賛。ただ、購入に至らないのは、ヘッドランプの切れ長デザインが、馴染めないため。ま、ただ、それだけなんです。もう少し言えば、燃費とトランスミッションかな。燃費はさておき、トランスミッションがね、やっぱりね、悪くはないんだけど、MTが欲しかった、と。  ま、そんなフィエスタですが、かつての大絶賛は、大絶賛のままどころか、さらに大絶賛を乗じたぐらいに良かった。かつて書いたことと重なるかもしれませんが、そのトピックをいくつか書いていきましょうか、ね。まずは、ブレーキ。あのですね、最近のクルマのブレーキって、踏み代が少ない。ちょっと踏んだだけで制動力が立ち上がり過ぎ。ま、その踏み代の中に制動力の加減をコントロールできるようにしているとはいえ、なんかね、コントロールしにくさを感じていました。で、フィエスタ。これがですね、踏み代が深い。ちょいと踏むと、制動力が確実に立ち上がっていることが伝わってくるんですが、そこからの踏み増しに対して、まさに比例的に制動力が現れてきます。踏み増し加減がちょうどいいといいますか、ブレーキペダルを踏んでいるんだ、ブレーキを細やかにドライバーがコントロールしているんだといった感にあふれていまして、もはや、この点だけで、買い。制動力そのものは、とんでもなくハイレベル。つまり、コントロールしやすく、停まるブレーキをもっています。ブレーキダストは大量に出ます、でも、このブレーキフィーリングを知ってしまうと、そんなのどうでも良くなってきます。そうなんです、そうなんですよ。  次に感じるのはボディ。あのですね、これまでにシャシーが速いって表現をしてきましたが、これについてはなんとなく言わんとしていることが伝わっているかと思いますが、フィエスタはですね、シャシーだけではなく、ボディが速いんです。そう、ボディ。ま、シャシーあってのボディといいましょうか、両者のバランスあっての話なんですが。ボディそのものの剛性は、ま、Bセ

#1358 DSGよりも愉しさは数段上だと感じた、VW・Polo GTIのMT。

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 すっかりMT贔屓になっていますから、こうなったらMTをテストドライブ……、というわけで、昨年VWポロのGTIに登場したMTモデルを再テストドライブしてきました。以前書きましたように……、って、どうやら書いていないようなのですが、DSGモデルに対して、このMTモデルはパワー&トルクアップを果たしていまして……、って、トルクにおいては7kg-m近く違いますから、まずパワーユニットとしての違いがあります。といっても、たんに高回転域に刺激を与えたというよりは、全域に渡ってトルクを増して、いわれてみればさら高回転まで使えるようになっているやね、といった感じ。そうなんですね、しれっと、別バージョンを作ってみました的な作り込み。  とにかく、トルクフルで、意図的にアクセルを踏み込もうものならば、レスポンスとトルクとで、待ってましたと言わんばかりの加速をしていきます。といってもですね、日常ではそのトルク感が扱いやすさを導き出していまして……、これが、いい。乗り味も、“Sport Select”シャシー付スポーツパフォーマンスキットのおかげで、ノーマルモードでの乗り心地がしっかりと確保されています。といっても、硬さはあるし、同乗者は失われたフラット感に戸惑いを覚えるレベル。でも、悪くはない。そう、良くはないけどね、って、そんな感じ。  ボディ剛性にBセグを感じつつも、まぁ、良く仕立てている感にあふれています。操舵を与えたところから、きっちりとヨーが立ち上がりロールへと滞りなく移行。大きな入力に対しては、もう少し支えて欲しいという想いもありますが、まぁ、Bセグで、しかも、先代からの基本キャリーオーバーですから、いいんじゃないでしょうかといった感じでした。  まぁ、それよりもなによりも、MTゆえの愉しさがありまして、先のトルクもあいまって、扱いやすいのなんのって、シフト操作そのものが愉しいのではなく、スピード、ブレーキ含めて、自在にコントロールできる愉しさを、さらに愉しめるといった感があります。そう、買うなら、絶対にMTですな。  というわけで、ますます、MTに惹かれていくのでした。

#1357 元気良過ぎと感じるほどに快活になっていた、ルノー・キャプチャー。

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  #1329 にて改良型エンジン+トランスミッションを採用したルノー・ルーテシアについて書きましたが、さて、同じ内容で改良を受けた、キャプチャーの話。あのですね、えっとですね、簡潔に言いますと、スポーティ過ぎると言いましょうか、速過ぎといった感がありまして、正直、ここまでいるんだろうか、といった感があるほど。ルーテシアで感じたことと基本的になんら変わりはなく、軽快感が全面に表現されていました。それにしても、ドライブトレインを含めて、転がり抵抗の低いこと、低いこと。コースティングモード(この場合はNですな)にしなくとも、Dのままで転がっていきます。なので、先の流れを読みながらの無駄なアクセルワークを行わないドライビングをしようとすると、アクセルをいつもよりも踏み込まなくていいという、ちょっとした慣れが必要となります。ま、そもそもトルクが出ているってのもありますし、ね。  ただ、そこには日常においては扱い難さもありました。信号待ちからの発進において、ですな。まずは、加速しすぎといった感がありますので、先の滑走含めて、慣れでは対処できない無駄(ブレーキ操作)を必要とすることがあります。それに加えて、アイドリングストップ機能が付いたというはいうものの、完全に停止しないと再始動しないつまり旧世代タイプ、かつ、ブレーキホールドしてくれないことがありまして、ちょっとやっかいなシーンもしばしば。発進時にブレーキペダルから足を離して、アクセルペダルを踏み込んだものの、クラッチが繋がっていないし、あれ、ブレーキも保持していない、おっと後退しているじゃん……、と思ったら、突然にドンとばかりにクラッチが繋がって、ギクシャクしながら発進していくという。  ブレーキホールドを行う条件として、ある程度の傾斜が必要なのだろうと思いつつ、クラッチフリーで後退するような傾斜でもホールドしておらず。逆にそれほどでもない傾斜でホールドしていたりとか、このあたりは探り切れずでしたが、ま、いずれにしても、いち早くデュアルクラッチを採用していたVWを振り返ってみれば、ま、最新世代のユニットが搭載されるのを待つしかないんでしょうな、といった感じを受けました。  テストドライブに連れ出したグレードは、インテンス。標準採用されている17インチサイズのタイヤが起因した硬さに最初戸惑いを覚えましたし、個人的に

#1356 ちょっとあると助かる、プランターでできる作物の話、山椒編。

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  #1353 にて家庭菜園の話を、 #1354 にて金魚の話を書きましたら、ほほぅ、そんな人だったとは、とのメールをいただきました。そうなんです、そんな人なんです。そのほかにもあれこれありますので、そのうちに書きますが、ま、あえて予告しておきますと、チャボとサボテンでしょうかね。  で、どこかでも書いたような気がするのですが、ひと鉢あると助かる、もちろん、プランターで作れる作物栽培についてちょいと書いておきましょうか。って、調べたら書いてありました、 #834 に。そうなんですね、ししとう、ミニトマト、とうがらし、シソ、で、バジル(写真いちばん上)なんかは、あると助かる作物。あとは簡単に実が生るものとしてインゲン、冬には春菊(写真2番目)。ちゃんと実が生れば元(苗代)が回収できるものとしては、いまはまだ東京では高値で取引されている万願寺唐辛子、か。ちなみに、ピーマンも万願寺唐辛子も簡単に実が生りますが、実が大きいのでプランター栽培向きではありません。あ、言い方を変えますと、実を大きくしようとすると本体への負担が大きいいため、大きな実をたくさん付けられません。つまり、不向きです。  さて、本題。そんなちょっとあったらいいなシリーズに、我が家では山椒(写真左)が加わりました。ま、山椒ってのは、野菜ではなく、樹木ではありますが、これもまた、ちょっとあったらとっても便利。山椒といえば、実を粉末にしたものを思い浮かべるかもしれませんけども、新鮮な葉こそ、いろいろと使えるもの。といいますか、やっぱり新鮮がゆえの香りは、実山椒の粉末とはまた違った味わいがあるもので……。そうそう、思い出した、ローズマリーやタイムもあると便利なんですが、なぜだか我が家では上手く育てられません。なぜだか、ほんと、なぜだか。ただ、両者とも、実家では不要となるほどに増えているようで……、って、実は放置しておくことが育てるコツなのかもしれませんな。

#1355 日本とはちょっと異なっていた、US仕様のMINIコンバーチブル。

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 デビュー早々に、知人が、MINIコンバーチブルを購入し、先日、納車されたと連絡がありました(写真)。そう、この前、発表されたばかりの最新型ですな。といっても、日本での話ではなく、アメリカでの話。しかも、Cooper S。高額商品を……、と思いつつも、あちらでのRetail Priceは$29,600で、税抜きであるとはいえ、日本での販売価格と比較すると割安感を覚えますな。ま、そもそもコンバーチブルモデルの販売台数が違いますしね、あちらとは。  さて、そんなMINI Cooper S コンバーチブルですが、あちらとこちらであれこれと仕様が違っていました。ま、当たり前か。そうだろうなぁと思いつつ、やっぱりそうだった違いに、タイヤサイズがありました。やはり。日本のCooper Sは、17インチが標準装備となっていますが、あちらでは16インチが標準。まぁ、こういった違いが、Retail Priceの差になっています……、と考えると、日本での397万円(税込み)という販売価格は、ま、安くはありませんけど、最初に感じた割高感は薄らいできますな。  そのほか、日本との違いは、保証やメンテナンスプログラムにも見られます。たとえば、あちらではすべてのMINIに新車保証は4年5万マイル(約8万km)、さらには新車から3年間メンテナンスプログラムが適用されます。日本では、別途9万7000円必要ですから、あちらの本体価格に割安感を覚えます、再び。ちなみに、あちらにあってこちらにないメンテナンスメニューとしては、ブレーキパッドやディスク、さらにはエンジンドライブベルト交換、こちらにあってあちらにないメニューはプラグ、エアクリーナー交換。これ、その国の交通事情はもちろんですが、さらにはその国のドライバーが気にする内容となっていますな。  さらに見積もりには、どこで組み立てられたか、どの国で作られたパーツの構成割合なども記載されていまして、これもまたおもしろい。あ、衝突安全に対するレーティングも表記(このモデルの場合、試験結果はまだ未発表なので、Not Rated)、あとは、燃費・環境性能についても、どのぐらい費用をセーブできるか、また、そのレーティングも記載されています。   そうそう、あちら仕様で感心したのは、ミニドライビングモードが標準装備されていること。で、もって、17インチホ

#1354 ヨシダの意外な過去シリーズ、そのいくつだっけかな……、金魚編。

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 言えないというよりは、言わないといいましょうか、言っていない過去が、あれこれとあります。ま、別にいうまでもないって程度の、過去の話。そのひとつに、金魚があります。金魚少年とは言いませんが、金魚について、少しばかり詳しかったりします。  家庭菜園は小学生時分からだったと先日書きましたが、あの頃は、自転車であちこち走り回って、あれこれと見つけました。そのひとつが養魚所。田んぼの休耕地を利用しての養魚所でしたが……、って今考えてみると、田んぼの中にあって、田んぼと同じ区画(広さ)が与えられていただけで、休耕地ではなかったのかもしれませんが、そんなこじんまり、でも、小さくはない養魚所を見つけました。小売りはしておらず、基本的に卸売りのみ。で、メインは金魚、あ、鯉もいましたっけ。いずれにしても、観賞用をメインとしながらも、いわゆる完成された……、いやいや、成魚ではなく、幼魚の卸をしている養魚所でした。ですから、金魚といっても、超高価な、まさに作品になるような金魚ではなく、中にはエサ金と呼ばれる、熱帯魚やらの餌にされてしまう、もしくは、縁日の金魚すくいに使われるような、観賞用にならない金魚も飼育していました。そこによく遊びに出かけ、幼魚の見分け方、つまり、エサ金になるか、ならぬかを教えてもらったり、金魚と鯉について知識を得ました。って、知識っていえるほどのものではありませんけれども。  ま、そんな金魚少年ですから、いわゆるペットショップといいましょうか、金魚売り場については、ちょっとといいましょうか、かなりうるさかったりします。先日、八王子ではわりと有名な金魚ショップ、いや、なんていうんだ、あれは、えっと、金魚屋さんからスタートしながら、今ではオシャレなカフェやら、観葉植物やらまでおいてある、それっぽい店舗へと出掛けました。もちろん、ワクワクしながら足を運んでいますが、今どきの品(金魚)揃えと、今どきの販売方法と、なんか違うんだよなぁを感じながら、そこに時間の流れを感じました。何よりも驚いたのは、昨今のエサ金以外の特別扱いといいましょうか、スペシャルなプライスに唖然。たかがコメット、たかが琉金が……、と思いつつ、ま、これもまた付加価値を付けるという今どきの販売方法に倣ったものなんだなぁ、なんてことを考えつつ、金魚を眺めていましたが……。  その養魚所ですが、残念ながら、

#1353 セロリ、伏見唐辛子と、ちょっと変わっている我が家のプランター事情。

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 いわゆるホームセンターへと出掛けました、今日。そしたらですね、午前中だったにもかかわらず、満車にならないと思われるほどに広い駐車場はかなり埋まっていました。なんでしょうかね、と思って、人々を観察してみれば、庭仕事、いやいやガーデニングや家庭菜園をはじめとしたあれこれをこの連休に行おうとしている人たちが訪れていました。なるほどね、そりゃ、混みますわな。  で、ついでとばかりに昨今のガーデニング用品やら植物やらの品揃えを観察してみたのですが、これが、もう、まぁ、多種多様といいましょうか、イマドキばかり。野菜別に商品化された肥料であったり、バルコニーでも栽培できそうな誘い文句を使ったネーミングの野菜とか。そうそう、昨日、訪れた金魚屋さんには、水作りのために、金魚用、メダカ用って、異なる商品が用意されていまして、これもオドロキでしたけどね。そうしたあれこれに、なんかね、違うような気がするんだけど……と思いつつ、セロリの苗(73円)が出ていたので、手に取りました。  ただ、たかがひと鉢(苗)なれど、買うためには、レジへの長い列へと並ばなければなりません。というわけで、並んでいる間に、人々が選んだ苗やら土やらを観察してみたのですが……、スイカとかメロンを選んでいたり、多くがゴーヤを選んでいたり、ナスやトマトだったりと、皆さん、あれこれとたくさんカゴに入れていました。少なくとも、セロリをひと鉢(苗)持っているような輩は見当たりませんでしたな。  それにしても、何故にセロリを選んだのか。以前にも言いましたが、小学生自分から家庭菜園をしている者として、家庭レベルでナスやトマトを育てることに意味を見出せないという結論に達しています。ですから、育てるのは、ちょっと使いたいもの、使えるもの、でも、買うと高いものばかり。で、そのひとつが、セロリ。ちょっとあると便利だなって野菜でありながら、いざ購入しようと思うと生産地でもない限り、葉1本で100円したりして、年中、高い。ところが、苗で買うと100円程度で、育て方もカンタンなので、まさに、元が取れる野菜だったりします。個人的に、大量に使いたいことも多いのですが、そういう時は生産地まで行って手に入れています。  そんなあれこれの野菜ですが、最近は面倒なのでなんでもかんでも同じプランターに植えています。写真に見えているのは、奥に春菊(