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#878 失態から早々に突破された話と、リン酸不足ながら成育中の万願寺唐辛子の話。

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  最近、特にすべきことがないと、早々に寝てしまいます。昨夜も22時ごろにはベッドの中にいました。翌朝はたいがい早起きになりますが、今朝はいつもよりさらに早い4時過ぎに目が覚め、起き出して家のあれこれをしていました。まぁ、今、思えば、支度して高尾山へと行くのも一案だったかなと。  で、長い1日となった、本日は、バルコニーのあれこれをしていました。ひとつ目は、網戸の武装化。そうなんです、早々に出たのですよ。ブラックキャップ(屋外用)を8個も設置したにもかかわらず、それには見向きもせずに侵入してきたようで。といっても、その前日、網戸も窓も少し開いたままにして寝てしまった……、つまり、ヤツは堂々と入って来ただけのこと。そんな失態はさておき、ふっと網戸を眺めていたら、あちこちにセキュリティホールといわんばかりの抜け穴を発見。おっと、これじゃダメだと、近所のホームセンターが開店時間を迎えるやいなや出かけて、あれこれと部材を購入し、すべてを閉じました。これで窓の閉め忘れがない限り、今度こそは侵入できないでしょうな。  ふたつ目。勢いよく芽を出したバジルが、一部の鉢において壊滅しました。その壊滅した鉢は、普段は購入することがない培養土なんてスペシャルな土を使った……、のに枯れた。まぁ、分析するにその症状は根腐れのようで、水をやり過ぎた……、というよりもこの培養土、どうやら保水力が高すぎるようで……。ま、そんなわけで、再度、蒔きました。次回こそ枯らさずにとは水やりには細心の注意を払っております。ちなみに、これまで散々使ってきた、まさにくたびれた土に植えた種は、土が重いがゆえに発芽にはそれなりに苦労していたようですが、その後の育ちは順調だったりします。  写真は、我が家のバルコニーより。京都で苗を購入した万願寺唐辛子が早々に実を付けていました。そうなのです、ちょっと早すぎ。といいますか、土の状態がかなりよろしくないようで、茎が伸びずに、花ばかりが付くという始末。農学的にいうと、リン酸過多、もしくは窒素不足。このままだと本体が耐えられないので、あと少ししたら収穫してしまわないと。  えっと、写真左側にいるオレンジは、テントウムシのサナギです。こんなところでサナギになっておりました。

#877 雑然とモダンを同列に並べるという、上野恩賜公園らしさの話。

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  久しぶりに都心へ出かけました。あ、久しぶりでもないか。ま、いいや。出て来ないかと誘いがあったのでふらりと出かけました。待ち合わせは上野でしたが、青い空と、木々の緑と、さわやかたる風に誘われて、上野恩賜公園へ足を運びました。たぶん、来るのは1年ぶりぐらいだったように思うのですが、いつの間にか、噴水のあたりにスターバックスやらカフェやら、イマドキな施設が作られていまして、らしくないなぁを感じたのも、また事実。なんていうんでしょうかね、上野大仏付近の雰囲気と催し物広場(内容含む)との、あの雑然たる雰囲気を残したままに、イマドキを無理矢理に組み合わせた感があって、云々。ま、美術館や博物館がありながら……、って時点で、それが、あの公園らしさではありましたな。  ちなみに、スターバックスとカフェは広場を挟んで対面にあるのですが、スターバックスは平日の夕方だというのに外まで並んでいたもんですから、カフェのほうへと足を運ぶことに。ま、いわゆるカフェなんですが、そのスタイルはイマドキ感をベースにしたものの……、云々。夜まで営業していることもあってか、そこのメニューには、 日本酒から焼酎まで揃えられておりまして、そこに安堵感とは異なる、いや、それに似た、 らしさを感じたのでした。

#876 そして、今日も高尾山の夕景を眺めながら、ポテトチップス。

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 よくいえばスローライフ、普通に表現するとぐーたらとなるでしょうかね、それ、やめられません。というわけで、今日もポテトチップスとともに高尾山の夕暮れを眺めていました。今日のポテトチップスは、農家の庭先販売所に並んでいた新ジャガにて作りましたが、水分は多いもののそれはそれで美味だったりして。  そんな夕暮れを眺めながら、少し前に、いいタイミングばかりだった1日があったことを思い出しました。あれは、 八ヶ岳からの帰りの日、パン屋さんで話し込み、 中央道上り線の笹子トンネルにてタイヤバーストしたトラックを上手く避け、近所のトンネルでネズミ取りにひっかからず、待ち合わせ時間にぴったりと間に合い……。  そうなんです、以前書きましたが、勘が働きます。理由までは見えていない、でも、何か違う、おかしいぞってな勘。やっぱり、何かに守られ、導かれているんだろうか、なんてことを感 じつつ、今日は高尾山の夕暮れを眺めていました。  そうそう、テントウムシは1匹を残して、すべてサナギになっていました。

#875 ポテトチップスとAQUANOMEと高尾山と春菊とテントウムシの話。

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 5月中に取材&執筆と予告されていた仕事が、すべて6月にずれ込みました。そもそも6月はクラブレガシィの発売月でありますし、レガシィの年次改良が行われる時期でもありまして、毎年忙しいのが常でした。なのに、そこに仕事が大量に。ま、仕方ないですな。  というわけで、大混乱が予測される6月を前にのんびりと5月を過ごしています。今日は、 夕方になんとなくポテトチップスが食べたくなって ジャガイモをスライスして揚げ、そしたらば、なんとなく高尾山を見ながら食べようという気分になり、そうだと思い立って友達からもらった台湾のお茶を入れて、バルコニーに座ってぼけらっと。いいジャガイモを使うと、そこに塩は不要だなとか、やっぱりいいお茶は心を和ませてくれるな、なんてことを感じつつ、そんな 幸せな時を過ごしていることにひとり酔いしれていました。まぁ、こういうシーンにはEPOの AQUANOME (iTunesへリンク)のMかAQUANOMEあたり がぴったりでして。なんていうんでしょうか、流れてくる曲のどこかが、今であったり、昔であったり、これからであったり、イヤなことであったり、愉しかったことであったり、そんな自分の中の何かとリンクして、 豊かな気持ちにしてくれるもの。全てをプラスに転じてくれるというか、肯定してくれるというか、これでいいんだを感じさせてくれます。  そうそう、高尾山から目の前のプランターで終焉を迎えている春菊に目を移したら、とある変化に気付きました。少し前から、アブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫が住み込んでいたのですが、いよいよ変態の時期を迎えたようで、何匹かがサナギになっていました。ただ、 まだまだ動き回ってアブラムシを追いかけているヤツもいましたから、同じ兄弟であっても、その成長には差があるようです。  ちなみに、 都内に住んでいた時は、テントウムシを見かけることはほとんどなく、もちろん、我が家のバルコニーにやって来ることもありませんでした。ですから、アブラムシの駆除はひたすらに歯ブラシをもってはねのけていました。なんてことを考えていたら、やっぱり、自分にとって都内は住みにくかった地だなと、あらためて思ったりしましたが……。

#874 自分の思っていた普通と世間の普通にあった、大きな違い(燃費)。

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 燃費の話。オーナーに代わってそのクルマを運転した時、オーナーよりも低燃費で運転してしまうことがあります。他人のクルマを運転する際は、やはり緊張するもので、丁寧な運転を心掛けています。つまり、低燃費な運転なんぞしている余裕はありません。なのに、結果、低燃費になることがあるようで  と、先日も運転中に、燃費計が低燃費を示し、同時に快適な乗り心地であることを、言われました。で、 自分の運転を省みつつ、 どうやって運転をしているのかを話したのですが、ひたすらに丁寧に運転しているだけかなと思いました 。まぁ、自分も含めて、 クルマ好きとしてイヤなのは、自分のクルマを他人にラフに扱われること、そして、性能や装備やら頭ごなしに否定されること。ですから、それをしないように心掛けています。当たり前か。ということで、 同乗者に不快を与えないように、 加速もブレーキも丁寧に行い、コーナーではきれいなロールを出す、そんな運転をしていたら、 結果、無駄のない運転につながり、低燃費を導いていたようです。  で、燃費の話に戻して、ふと思った。広報車をテストドライブした際、エコドライブを意識しないでの燃費と前置きをして、ここにその数値を記していますが、あれ、平均的ドライビングによる燃費値とは、と差があるなと。つまり、ドライブに対する意識の違いとでも言いましょうか。 ちなみに、エコドライブの基本は、ブレーキを踏まないことに尽きます。と、書くと誤解されますな。ブレーキを踏まなければならないようなアクセルワークはできる限り避けること。分かりやすく書きますと、信号やら一時停止やらにて、やがて減速もしくは停止することが予測されるのに、その手前でアクセルペダルを踏んで加速する必要はないのだと。つまり、ブレーキを用いての減速はできるだけ抑えたほうが低燃費につながると。上り坂もそう。一般にアクセルペダルを離せば減速するシーンであるのに、あえてブレーキを踏むようなアクセルワークは不必要と。それはコーナーでも言えることですな。もちろん、最低限必要なブレーキ操作があるってことが前提での話です。  写真は、BMW・320d(ディーゼル)にて。高速道路を法定速度以下で巡航しているトラックに追従して(非ACC)、パーシャルスロットル(アクセルペダル一定)で走った時の数値。これもまたエコドライブは意識していませんが、こ

#873 好みはcomfort-line、でもHi-lineもいい、ゴルフ・ヴァリアントな話。

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 さてと、フォルクスワーゲンのゴルフヴァリアントの話、その2。 #807 、 #809 で1.4Lターボを搭載したハイラインについて書きましたが、今回は1.2ターボを搭載したコンフォートラインについて。走行距離は700kmと、吉田的テストドライブとしては少なめとなりましたが、輸入車試乗会で感じたあの天晴れという印象は変わらずでした。  やっぱりですね、コンフォート感、分かりやすさという面では、1.2L+リアトレーリングアーム+16インチは、やはり最良グレードだと思います。1.4Lターボとはリアサスが異なることもあって、乗り味については リバウンドストロークを生かしたのんびり感あふれる乗り味があります。ただそれは、ベーシックというよりはスタンダード的であり、嫌みがない。つまり、チープさを感じない。  と言いつつ、このモデルの感激ポイントは、そんな乗り心地だけではなく、コーナーでのポテンシャルにもあります。シャシーのしなやかさもうっとりレベル。コーナー 手前でなんとなくフロントに荷重を移し、じんわりとステアリングを切り足していくと、はぁとため息をついてしまうほどにロールフィールが美しく。そこから先は、中回転域の太いトルクも相まって、もう、勘弁してください、って感じに。 グリップ感はハイレベルで、単に粘るだけではなく、高速のカーブでの継ぎ目でも逃げる気配を見せません。 美しい、美しい。  個人的には、高速域で真価を発揮する1.4Lターボ+リアマルチリンク+17インチ(あちら)よりも、こちらのほうが好み。ただ、あちらは質感という絶対的なアドバンテージがありますから、あちらも捨てがたい。って、VWのことですから、2年後あたりに、トレーリングアームモデルは質感を得、マルチリンクモデルは乗り心地を極めてくることでしょう。  ちなみに燃費については、しっかりとは計測していませんが、1.4Lターボと同等か、悪いかなといった印象を受けました。

#872 自らだけではなくて、周囲も相まって奏でる生命の純真さ。

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 人々が愛でる植物ってのは意外にもそこらに自生しています。それらを野生と表現するのもおかしなもんですが、ま、そこらに生えています。とはいっても、生育条件が整えばの話ですが。ご存知のように、ハーブとはひとまとめにされた表現に過ぎず、見方によっては雑草と称されることもある品種も含まれていますし。  というわけで、写真。上は、上高地にて広がっていたニリンソウの群生。地域によっては保護の必要もあるようですが、咲き放題と言わんばかりのこの姿を見ると、単純に守るのではなく、やっぱり環境そのものを元に戻さなきゃいかんなと思ったりもします。写真下は、上高地とは異なる場所にて。自生している桜草。誰も足を踏み入れないような場所にこんな群生がありまして、毎年、この時期になると、誰かに見せるわけでもなく、 ひっそりと花を咲かせます。この近くにはクレソンもわさびも群生しています。こちらも自生。  ま、その姿は、まさに美しいというか、カッコイイ。生き生きとしているとも言いましょうか。といっても、それは、その植物単体から発せられるものではなく、周囲のあれこれがあってこその話。つまり、互いに依存しあって生きている、それがゆえに周囲の景色も必要不可欠ってなニュアンス。  そして、こういう生きている姿を目の当たりにしてしまうと、プランターという箱の中で懸命に生かされている植物たちに、何となく申し訳なさを感じてしまいます。いやはや。