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#577 バックアップ用のバックアップを考えていた矢先の、HDDトラブル。

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 バックアップってのは、取っておけばよかったと思うのが常ですが、最近のMacはTimeMachineってなバックアップシステムがOSに標準化されていまして、以前のようにバックアップに気を遣うことがなくなりました。で、ふと思ったわけですよ、そのバックアップがダメになったらどうするんだろうかって。あれこれ考えると、バックアップのバックアップが必要ではないか、なんて考えるようになっていました。  と、その矢先にTimeMachine(バックアップ)用のHDDを認識しないという事態が起こりました。で、 早々にバックアップ用HDDを購入しました。ついでに、USB3.0接続にしようとケースも一新して、一件落着するはずがしなかった。バックアップ途中でOSがエラーを起こして、再起動してしまうのです。まぁ、HDDの回転数7200rpmで、USB3.0の転送速度、そしてフル稼働設定状態ですから、やはりファンのない安価ケースでは対応できなかったようです。  というわけで、画像のようにケースの蓋を取り外して、扇風機による強制冷却をしながらのバックアップとなりました。今、バックアップ量は600GBを超えましたが、まだ エラーは起こっていません。一度、バックアップしてしまえば、増加分ファイルを書き足していくだけですから、ここまで負荷を掛けることはないとは思いつつ、熱問題はやはり不安材料に。あと、このケース、Macのスリープに同期してくれるんですが、寝たままで起きないという問題があるようで……。 …中略…、買い換えることになりました。ファン付きで、RAID可能なケースに。安物買いのなんたらでしたが、まぁ仕方ない。  ち、ちなみに、これまで使っていた(認識しなくなってしまった)HDDは、ふとしたきっかけで復活。とはいっても、こちらはこちらは怪しいですから、もうあてにはしておりませんが。 それにしても、フルバックアップするだけで半日を要するって、ファイル容量が増えたがゆえのこと。これ、なかなか疲れますな。

#576 スピード域が高くなると一気にその真価を発揮する、ゴルフ7。

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 さてはて、ゴルフ7(ハイライン・1.4L)の続きを。まず #575 にて書くのを忘れましたが、高速走行での燃費は最終的には平均27km/Lでした。 #575 の写真では33km/Lとなっていますが、あれは条件が良かった時のもの。あの後、トラックにあおられたり、遅いクルマを抜いたり、上りがあったりと、無理をせず流れに見合った走りをしつつの結果、27km/L。かなり優秀だと思います。ちなみに平均速度は73km/h。ずっと一緒だった先行車がこんな速度だったもので。まぁ、7速でいちばん低い回転域を保って走るにはピッタリだったんですが、 現実的ではないのかな。って、法規違反ではありませんけども。   #575 では、マイナス面ばかりを並べましたが、総じて、ゴルフ7は好印象なクルマであることは、試乗会の時と何ら変わっていません。まぁ、随分とコンフォートになってしまったなとは思いますが、クラス感が上がったと考えると、すべてを受け入れることができます。では、このハイラインの真価はどこにあるのか、って話になってくるんですが、現時点ではコンフォート感よりも、スポーティさにあったような気がします。というのも、シャシーのポテンシャルはハイスピード時に一気に顔を出すといった感があるものですから。たとえば、ワインディングでは、どこまで入っていくのかとばかりにインをつきますし、これまで以上にリアサスのしなやかさと踏ん張りに感心します。路面変化がなだらかなシーンでは、タイヤの接地感が豊かすぎますし、シャシーの動きにもううっとりといった感じで、あえて動かしたくなる、そんなテイストにあふれています。ただし、これらはスピード域が高いところでの話。 まぁ、これはスポーツカーでは当たり前の公式ですが、やはりゴルフですから、もう少し低い常用域でもそれを感じさせて欲しかったなとは思います。あ、グレード名がハイラインだからいいのか。まさに、そんな感じですな。  ゴルフ5から特に強められた、リアシートの快適性はさらにブラッシュアップされた感があります。そのシートポジションがプジョーの4シリーズ的と表現すると、あっちから、こっちから非難を受けそうですが、まさにそんなテイスト。座ろうとするとすっと腰を深く落ち、足先を自然と前方へと置きたくなるという、リクライニング不要のままにくつろぎたくなるポジションを与えて

#575 燃費を期待できる2シリンダーモード、でもね、というゴルフ7。

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 さて、ゴルフ7(ハイライン・1.4L)の話をしないといかんですね。言いたいことがありすぎて、まとまらなくて、ついつい先延ばしにしてなってしまっていました。 どこから話すかな。えっと、試乗会の時はゲリラ豪雨の中を走りまくり、雨音が届かないことや、その安定感と操縦性の高さに恐れおののきました。ハイラインの話ね。その印象は基本的に今回の1300kmドライブでも変わりませんでした。新潟へ入った時に強い雨に降られたんですが、まさに印象は同じ。  で、発見したことを連ねましょうか。まずは、17インチなりの固さが存在することでした。基本的に ある程度のストローク幅までは、しなやかに動くのですが、その先を必要とするようなシーン、つまり、工事後の路面やら高速道路での大きめな継ぎ目などでは、ドタンが顔を出します。いや、あれはドタンまで届いていないか、ドトンか。分かります? このニュアンス。あと、気になったのは、発進時のアクセル開度とその踏み込み量。まったくもってドイツ車らしくなく、ちょっと踏み込んだだけですっと出る。いや、それはいい意味合いではなく。ですから、むしろ緩慢さをあたえて、踏み込ませる必要を感じたほどで、ちょっとやり過ぎ感を覚えました。で、オートストップの再始動ではこのアクセル踏み込み量の件もありますし、DSGゆえのクリープがないこともあって、スムーズに発進させるのが難しい。ゆるゆると前進させることは難しく、時たま、ドンとクラッチがいきなりつながるかのような、少々ラフな動きもありました。  そして、肝心な燃費ですが、これが期待を上回っていた反面、また、想像とは異なるところもありました。低燃費を出すためには、2シリンダーモードへといかに持ち込むかにかかっています。たとえば、高速巡航では通常の瞬間燃費が25km/L前後だったとすると、2シリンダーモードでは30〜40km/L(右画像・瞬間燃費)となります。そうか、ならば高速道路での燃費はとんでもなくいいんだな、と思われたかもしれませんが、これが違う。実は期待ほど2シリンダーモードへスイッチしてくれません。トルク変動を全くといっていいほどに期待しないかのようなパーシャルスロットル時でないと、入りません。つまりですね、アクセルペダルを相当に軽く踏んでいる状態でないと2シリンダーモードに入らないのです。これを分かりやすく表現します

#574 インタビュアーが最も苦手とする、インタビューされる立場の話。

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 突然ですが、インタビューを受けました。ただし、仕事としてではなく、ジープのユーザーとして。そもそも、ひとりのジープユーザーとして、クルマの写真とコメントを投稿したのですが、そこからさらにピックアップされたようで、で、インタビューとなりました。  普段は逆の立場が多いですから、とんでもなく緊張しながらも、あいかわらず、深く考えずに挑んだら、やっぱり、反省点は数多く。ある程度のまとめといますか、表現は用意しておかないといけないなと感じました。分かりやすい表現とでも言いましょうか。曖昧だったり、長い説明が必要だったりしてはならぬのかな、って。  いずれにしても、今回は インタビュアーとカメラマンさんに助けられました。話をしやすくする、話したくなる環境作りに助けられたとでも言いましょうか。えっと、クレジットは出ないようだから、誰とは書かないほうがいいのかな。インタビュアーの方はお会いするのは初めてでしたが、実は名前は知っていましたし、その方の書かれた文章も目にしていました。ちなみに、彼の文章は、端的に、シンプルに、リズミカルに書かれているものですから、ちょっと緊張を覚えたのも事実ですし、ひょ、ひょっとして、上から目線で、冷たい人なのか? と少し身構えたりもしました。しかし、自身は全く逆で、気さくな方。って、お調子者のワタクシは、いつしかちょっとフレンドリーになり過ぎており、と、いまさらに反省していたりもするのですが、もう、どうしようもないか。  ま、そんないつもながらの反省はあったにせよ、とても楽しい時間となりました。それにしても、はちゃめちゃな語りをどうやってまとめられるのでしょうか。楽しみだったりします。あ、画像は、撮影で訪れた近所のダム。クルマで10分のところにダム湖があるんです。ふふん。

#573 うらやましい、軽トラックとゴルフ3GTIと、そして、伊那ぐらし。

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 日々の移動距離が多い気がします。その分、充足感も強いんですが、疲れを感じないから不思議です。朝もきっぱり目を覚ましますし。  一昨日、東京へ帰ってきましたが、今日は都心へ一度出てから、夕方には長野県は伊那にいました。友人が拠点を伊那へと移すことになり、その手伝いという理由のもとついていったんですが。で、軽トラックにて。後日、時機が来ましたら、あれこれと述べますが、今、軽トラックの話題に囲まれています。実用性という理由のもとに作られたモデルゆえに、あれやこれやがおもしろい。いちいち理由があって、まさに、なぜ? どうして? と、すべてを問い詰めたくなるクルマだったりします。もちろん、その先にはなるほどという回答があふれているからなのですが。  話を移して、その友人の話。…中略…、広々とした平屋を借りていたんですが、山深い中におらずとも、山を見渡せるし、空はどんと広がっているし、目の前は畑だし、と、居心地のいいところでした。なんでしょうね、初めて訪れたのに、他人の家なのに、居心地がいいと勝手に感じてしまったのは。自分にとっては、なかなか珍しいことです。まぁ、何よりも、敷地内ならばクルマを置き放題という、クルマ好きにとっては理想たる状況もプラスに働いていたとは思いますが。ちなみに、友人のクルマの選択は、ゴルフ3GTIとスバルサンバー(画像)。このチョイスもしびれてしまいます。  先を考えての乗り換えも少しは考えているようでしたが、この組み合わせと、個々の良さは、ほかのクルマで得られるものではありませんから、 乗り続けることを強く勧めておきました。  まぁ、いずれにしても、都市を離れることで得られるものは多いような気がします。何よりもストレスから逃げられる。でも、たかが、ストレス、されどストレス。そう考えると、贅沢とか豊かとか、そんな表現ができるライフスタイルのような気がしました。  んー、ひたすらにうらやましい。

#572 久しく会っていない知人たちを訪れる、新潟ロングドライブ。

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  今日も、20年ぶりな知人との再会でした。新潟にて。学生時代に一緒にバイトしていた知人でしたが、すっかりマダムになっていました。もともと品のある方でしたが、磨きをかけたとでも言いましょうかね。あの頃の話から、これまでの話、そして近況から、これからの話まで、話題は尽きませんでしたが、これでいいんだ、これで良かったんだを、互いに確認していたような、そんな気もしています。  で、今日の移動距離はそれほどでもなく300kmほどだったか。金沢から新潟って、距離はあってもすぐだと思ってました。いや矛盾していますけど、そう思い込んでいました。ほら、地図では親指幅ほどの距離ですし、間にあるのは富山県だけですから。なので、今日は能登半島を巡って新潟入りする予定でいました。ちなみに、能登半島を巡るドライブをプラスすると400kmオーバーか。もちろん、考えれば考えるほどに待ちあわせ時間に間に合わない気がし、最終的にはナビでの検索結果にて悟りました、絶対に間に合わない、と。まぁ、冷静に考えてみれば、間に富山県だけっていったってひとつの県が挟まっていたわけですから、そもそも金沢-新潟だって、近いわけはなく。ちなみに、その200kmを東京からの距離に置き換えてみれば、東名にて西へ走って静岡県は菊川ICあたり。遠かったです。と、いまさらにあれこれと反省していますが、それでも、まぁ、なんとかなるさと走ってみれば、待ちあわせの時間に到着して、なんとかなったんですけども。  あ、画像は、それでも無理矢理足を運んだ能登半島、千里浜なぎさドライブウェイ。ボルボムックの取材で、S60とともに出掛けたのが……、あ、10年ぐらい前だったか。34歳か。若かったさね。そうそう、あのおんぼろビジネスホテルはまだありました。

#572 久しく会っていない知人たちを訪れる、北陸ロングドライブ。

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 唐突ですが、金沢にいます。横浜市金沢区ではなくって、北陸の石川県金沢市です。ゴルフ7を借りてロングドライブを目論んでいたんですが、なかなか目的地が定まらず、北陸に決めたのは3日前だったか。最初は、知人がいる地を探ったんですが、皆、都合が上手く合わず。京都にいたっては数人いる知人がすべてNGというほどに合わなかったし。また、次の 火曜日に中央道往復があるので、できるだけ中央道を避けたかったなどなど、 あれこれ考えて、プライベートでは足を運んだことがない北陸へターゲットを定めました。といいつつ、結局、往路は中央道を走ったんですけどね。しかも、八ヶ岳に立ち寄るという、寄り道を超えた大回りをしつつ。  話を元に戻しましょうか。先ほど、金沢の街を気が向くままに散策してきましたが、なかなか見所の多い街で、それこそ夜が良かった。たとえば、金沢21世紀美術館は、ガラス張りゆえに、昼間がとてもいいってイメージがありましたが、夜の中に浮かび上がる景色も、実に良かった。幻想的ってわけではないんですが、その存在感と周辺とのバランスが、絵になっていたという表現がいちばん近いかな。ほか、 金沢城跡の城壁までもライトアップされていて、周辺一帯での演出がなかなかで、まさに気分爽快な散策ができました。まぁ、何よりも、人をほとんど見かけなかったことが、大きくプラスに働いていたような気がします。なんていうんでしょうかね、独り占めにできたうれしさも手伝ってとでも表現しておきましょうかね。  結局、金沢には知人がいましたっけ。忘れてて、宿を抑えてから思い出した。20年前に実家へ戻った知人がいたんです。で、20年ぶりに再会してきましたが、互いにただ年を重ねただけで、いい意味で何も変わっていませんでした。話は昔話に終始しましたが、それはそれで愉しかった、と。で、当初は金沢2泊の予定でしたが、やはり久しくあっていない知人が新潟にいることを思い出して、明日は新潟へと移動することにしました。そう、いつしか、今回のドライブのテーマは、20年ぶりに会いましょうドライブになっていたのでした。  いやいや、テーマはゴルフ7のロングドライブでしたっけ。えっと、クルマについて感じたことのあれこれは、東京へ戻ってからまとめるとしますが、簡単に言いますと、試乗会で感じたこととは異なるあれこれを発見しました。それはい