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#468 ドライバーズカーたるポテンシャルを見失っていない、Mスポーツ仕様。

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 BMWの320dについてですが、あれからさらに乗り込みましたので、再び、触れておきましょうかね。えっとMスポーツ仕様という観点にしましょうか。  昨日は、八ヶ岳から東京まで、ほぼ下道を、まったりと走って帰ってきました。もちろん、その中には峠越えも含まれていましたが、モードはコンフォートを選択したままに走ったのですが、乗り込めば乗り込むほど、そのポテンシャルの高さに驚かされ、長く付き合えば付き合うほどに、このモデルの真価はスポーツ性能にあることを再認識しました。もちろん、 峠道でも コンフォートモードは不足ないスポーティさと、快適性を作り上げていましたが、 ふっとエマージェンシィ的な印象を受けたのです。減衰力を可変させて乗り心地を確保していても、 タイヤのグリップやらロードノイズは変えることができない。つまりですね、乗り心地がコンフォートであればあるほどに、そういったスポーツ性が、マイナス方向で際立ってしまうのです。それは、 まったりドライブにおいては、 ポテンシャルを発揮できないというストレスが存在していたと。  また、いくら接地性が高いとはいえ 、つぎはぎ&凹凸な荒れた路面ではフラット感は薄くなり、乗員の 服とシートが触れてコスコスというコスレ音となって聞こえてくると、やはり、ドライバーズカーであることを強く感じさせます。  そう、ファーストインプレッションがあれほどに良かったMスポーツ仕様であっても、すべてを満足させることは難しいのだなと感じました。いや、悪いっていうのではありません、何度も言いますが。オーバーサイズなタイヤのバタバタを抑え切れていない、あれらのスポーツ仕様とは雲泥の差が存在しています。  そんなことを考えると、ここまでオーバーではないスポーティモデルが欲しいと考えたりもしましたが、そもそもノーマルで十分にスポーティを謳えるんでしたっけ。というわけで、ノーマルでも愉しさにあふれているけど、Mスポーツはさらに極めた感がある、と、こんなまとめ方でどうでしょうか。   燃費? 峠越えをしたにもかかわらず20km/L、高速では8速に入った90km/h手前で29.3km/L。あのタイヤ(サイズ)で。いやはや。ちなみに、2つ越えた峠ではいずれも雪が舞っており、焦りました。少しでも帰る時間が遅かったら、面倒なことになってましたっけ。

#467 日常をつまらなくするも、おもしろくするも、人次第、って話。

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 いちばん上の画像、これ、どこの京都? と、正しくない言葉遣いが聞こえてきそうですが、これは京都ではなく、長野県内のひとこま。しかも、昨日。こじんまりとした集落にある神社なのですが、境内には杉の大木があり、社もそれほど大きくはない、でも、 なぜか立派な三重の塔(写真)があったりします。その雰囲気から、 由緒ある神社であることだけは、こんな自分でも感じ取れる、そんなところです。ちなみに、この桜は、参道からは全く見えず、境内に足を踏み入れないとわからないという、そのカラクリにも、何かを感じ取ったりしますが。ちなみに、誰もいませんでした。  ふたつ目の画像は、とある古民家を移築した資料館。こういった資料館の多くは、そこにやる気のなさが起因した“ありきたり”が定番となっていますが、ここは、明らかに、カタチだけの雰囲気は見当たりません。あれやこれが詳しく説明されているのではなく、まさに、床を磨き、土間を整えといった、手が加えられたことで、 まさに、その建物が息を吹き返したかのような、不思議な雰囲気が漂っていました。それは、誰かが住んでいるかのようであり、不思議というよりは、不可思議と表現したくなるほどのものでした。  こうした特別ではない、でも特別なものがある、そんな地 に住まう人たちは、自らが住まう地について、おもしろくないを口にしがちです。しかし、おもしろさとは、意外にもそこらに転がっているものであり、それに愉しさを見いだすも、意味を見いだすも、人次第なのかと、これら風景や情景を見ていて感じました。それは受け手はもちろん、編纂する者、そして、それらを繋ぐ者、すべては人次第なのだなと。日常は、人が介在するから、おもしろい。そんなことを強く感じたのでした。

#466 完璧じゃないけど、言葉が出ないほどの衝撃をくらった、320d/Mスポーツ。

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 あのですね、 #456 にて書きました、ポニーテールリボンレベルでヤバイです、BMW3シリーズ、ディーゼル。ヤバイの使い方間違ってませんよね? いいんですよね、これで。というわけで、BMWの3シリーズですが、そもそも、最新のBMWはどれもいい。バランスがいい、商品性もいい、そう考えると、内容に対しての価格もいい(リーズナブル感がとても強い)。  そんな3シリーズのディーゼルモデルを、今まさに借り出してロングドライブしております。仕様としては、Mスポーツですが、 リクエストしたんじゃなくって、たまたま。最初は、ロングドライブを予定していまいしたから、はっきり言ってしまえば、えっと思いました。しかし、これがいい、これが良かった。ちなみに、タイヤサイズはフロントが225/45R18、リア255/40R18。そう、リアが255。225じゃないですよ、255。それなのにその動きをしっかりと抑え込んで、ドタバタと暴れさせることなく 路面にタイヤを確実に接地させています。わかりやすい表現を使うと、重量級の子供ながら、しっかりとしつけられているとでも言いましょうか。ちょっと違うか。まぁ、 言葉にするとただそれだけのことなのですが、それだけで、もはや、うっとりといった感があります。それでいながら、というか、だから乗り心地もいい。もう、なんですか? これは、って感じにあふれています。  そこに実直さあふれるBMW流ディーゼルが組み合わされていますから、もはや何も言葉にできず、ひたすらに感心し、うーむと唸らされてしまうわけです。 ちなみにこのディーゼルエンジンのノイズは小さいとは言えず、その存在感はしっかりと発しています。しかし、高音域がきれいに消え去っており、燃焼音にばらつきがなく、それは 耳障りではないといえる音質。つまりですね、 ノイズじゃなくて、サウンドになっていたのです。そう、そこです、ここにポイントがあるわけですな。  と、褒めちぎっていますが、気になることもありました。ひとつ目が、コンフォートモードの時、路面のアンジュレーションが大きかったり、不連続に続いたりする場合、 リバウンド側がもう少し締まっているといいなと思うことがしばしば。ただ、これは乗り心地を考えたために与えられた動きだと気付くと、 不満やら不足には思えなくなります。なんていうんですかね、それは

#465 従来型携帯電話を継続するための賢いプラン選び(メモ)。

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 複雑怪奇な携帯電話料金を読み解いては忘れ、また、読み解いて、で、忘れ、を繰り返しています。ので、ここにメモしておきます。従来型携帯電話を継続するための賢いプラン選びとでも題しておきましょうかね。あ、auの場合です。               ○ ・同じキャリアであっても新規で買い換えたほうが安くなる。 機種変更の場合、毎月割の額があまりに低くて(210円)、話にならず。現在契約の携帯電話が、誰でも割になっている場合、2年縛りを確認すべし、と。年季明けが来る前に解約すると9975円のペナルティなり。 ・機種代はそれなり。一括0円はもうお目にかかれず。 その分、毎月割が設定されたようですが、まぁ、機種によっては実質0円がありますので、それを探すしかないのかな、と。 ・毎月割はシンプルEでもOK。 あれこれ締め付けるならばパケ放題以外NGにすればいいのに、この辺りはヌケている気がしますな。いや、こちらにとっては、うれしいことですけどね。で、毎月割の割引適応範囲ですが、auでは基本料もOK(ソフトバンクはNG)なので、これがかなり効いてます。 ・解約までの支払総額で比較する 現在契約している端末を使い続けた場合、年季明けを待たずに解約し、新規で契約した場合(ペナルティを含めて)の支払総額を計算(もちろん年季明けまでという期限にて)。で、比較する、と。計算式的には、 年季明けまでの月数をAとすると  9975円+新規毎月支払額×A < 現状のままの毎月支払額×A ですから、…中略…、9975(円)/ 継続と新規の月々支払いの差額(円) までの月数ならば、使い続けるよりも解約してしまったほうが安い、ということになります。                       ○  頭で考えるより、書き出したほうが一目瞭然です。画像が、それですな。というわけで、持ち込みだったうちの母親の携帯電話の場合、そもそもシンプルプランではなくフルサポートレベルだったこともあるのですが、来年7月の年季明けを待たずして、解約料を払ってでも新規に乗りかえたほうがトータル安くなることが分かりました。なんでしょうね、この複雑怪奇さは。頭のいい人たちってのは、頭のいい人たちにしかわからないものをあえて作るっているとしか、思えませぬ。それを頭がいいというのかどうかは、わかりませんけ

#464 たかがキャベツなのに、それをアートに仕立てる感性のすばらしさ。

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 仕事もひと段落ついたので、あれこれの買い出しやら、それこれのチェックをかねて、IKEAとコストコ巡りをしてきました。千葉県は幕張まで。そしたら、なにやらコストコの横にイオンモールができるようで、早々に建設が始まっておりました。空き地だらけだった幕張海浜地区も、あれこれと埋まってきましたな。完成後は、渋滞のメッカになるんでしょうね、あの辺りも。  で、IKEAネタ。2Fにあるレストランをよく利用するのですが、窓際に垂れ幕ならぬ、なんつーんですか、こういうの(画像)。えっと、あの、その、布切れがぶら下がってますよね。これでもライターなんですが、インテリアものは、よくわからんのです、すみません。で、その布切れ、まぁ、IKEAで計り売りしているもので、その飾り方から、具体例として見せる方法を含めて、とてもいいディスプレイだなと感心しておりました。そのデザインも含めて、いつも。  画像は、今日の“布切れ”ですが、遠目に見て、なかなかいいなぁと思って、近づいてみたら、なんとキャベツでした。モチーフならまだしも、まさにキャベツだらけ。葉が開いているものから、ぎゅっと詰まったものまで。いや、すばらしいというか、秀逸。キャベツを題材にしてしまうという感覚と、それをアートにしてしまう感性に、すっかり打ちのめされてしまいました。画像も右上のサイズだとキャベツには見えませんが、クリックして拡大してみてください、キャベツだらけが分かりますから。  これ、タペストリーでもないよね。なんていうのか、知っている人、教えてください。

#463 手書きメモ書きの高機能版だったことに気づいた、リマインダー。

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 なんだか気分は晴れ晴れです。頂上にたどり着いたような、爽快感。といっても、たどり着いたのは、ほんとの山頂ではなく、あと少しの登りが残っているってな、富士山登山的なんですが。あれです、最高峰は剣ヶ峰なのに、富士山頂上浅間大社奥宮にたどり着いただけで、もうサイコウ! って、あの気分です。いや、今月納品な大量な原稿書きが終了しただけのことなんですが。ただし、まだひとつだけ残ってはいます。はい、忘れてはいません。19日中でしたっけね。はい、大丈夫です。  何かひとつに集中してしまうと、ほかのことをすっかり忘れてしまう、昨今ですが、忘れないようにするため、メモに書いて張るということを実践しています。いや、張ったことすら忘れてしまうことが多いんですが。ですから、絶対に忘れてはならない時は、絶対に目にするところに張り紙をするようにしています。たとえば、出かける時に持って行くものならば、ドアノブにメモ書きを張り付けるとか。それが、上の画像ですな。よくやってます、これ。  で、ふっと気づいた。これが、リマインダーなんですな。あれです、iOSやMacOSに採用された、リマインダー(画像下)。ToDoとも違う、カレンダーともアラートとも違う、このリマインダーを上手く理解できないでいましたが、これを見れば、忘れてはならないことがすべてわかる、そういう特殊なメモだったんですな。どこに張ったかを忘れることなく、まさにこれを見ればわかるという存在。というわけで、手書きメモと並べてみて、はじめてその真価がわかりました。なるほどね、なるほど。  iOSもMacOSも、新しい機能があれこれ追加されていますが、使ってみると、なるほど、しっくりくるというものがあります。やっぱり、Appleなのかなと、最新式(まだ威張っていられる)Macminiを使いながら、あれやこれやと感じます。通知センターにしてもなかなかいいし、iTunesもフォトストリームも活用しまくりだったりします。最初はなんだかなぁを感じていましたが。  さて、こうなってくると、iPhoneも新しくしたくなってきますな。でも、変えませんが。

#462 行間を3ポイント広げた理由と、昨今の出版物の字面のあれこれ。

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 気がついた方は鋭い、というか、出版に携わっているなら気づかないとまずいのかな。ここ、本文の行間を広げました。文字サイズ12ポイントに対して行間を24ポイント(もちろんこれも)に。これまでは21ポイント(右画像)でしたが、なんかごちゃごちゃした感じがイヤで、思い切って1ライン(12ポイント)分を開けることにしました。書体もあってパラパラ感があるかなとは思いますが、まぁ、すっきりした感じはあるのではないかと思います。  最近の出版系印刷物を見ると、その全体デザインの以前に、字詰めがきちんとできていない作品を見かけます。えっと、ご存じない方のために説明しますと、文字と文字の間は均等ではなく、文字のカタチによってその間を詰めるという作業をすることが当たり前となっていました。これは、DTP以前の話ですが、DTPになって作業しやすくなったはずなのに、そこまで細かに作業しなくなったのは、やはり字面を追うという専門職(写植屋)が消し去られてしまったからでしょうかね。  字詰めもそうなんですが、そもそもエディトリアルデザイナーのセンスも変わってきたのかなと思うことがあります。古くさい話ですが。たとえば、ストローク(1行に入る文字数)。 次の行を探すことがない、すっと視線を移せるのは、 1行当たりの文字数は23文字ぐらいが限界だと教わりました。それは横書きでも、縦書きでも。 あれ、それなら、ここってひどすぎやしないかと思うのですが、まぁ、たしかに、そうなんです。最大で、1行で54文字という設定にしており、実は読みにくいなと思っています。でも、webだと、やはり文字数を少なくすることは難しく。  あとは、「…」もそうですな。編集業界では、これを三点リーダーと読んでいるんですが、これを2つ入れて「……」とすることが基本となっています。しかし、最近では1つってのを見かけますし、それこそ「」の使い方も、あれやこれや。  まぁ、細かい話はさておき、本を語る上で、文字の並びも大切なことだと思います。そこにも、手元においておきたくなる本たる理由があるような気がするのですが。  って、なんか、すごい無理矢理な結論。あとで修正しましょうかね。