#315 まさにいやはやしか言葉に出てこない、最新のgleeとSMASH(本国)。
海外ドラマネタです。この前、気付いたのですが、ERやらCSIやらHOUSEやらを見ていたら、そこにあふれている 解剖やら死体やら血といったシーンを目にしながらでも、ご飯を食べられるようになっていました。まぁ、実物は、こんなに整った姿、カタチではないでしょうから、実際にそれができるかと言えば、それは違うような気もしますが。とはいえ慣れとは恐いなと思ったりもしましたが。慣れといえば、最近の海外ドラマに必ずといっていいほど登場するゲイについても同じ。でも、これがアメリカの今なのか、と思ってしまうのは、先と同じように違うんでしょうな。こういうのは、慣れじゃなくて、思い込みとも言うのか。 さて、海外ドラマ。先日、本国でgleeのSeason3前半が終了しましたが、生徒の自殺→地区大会→カークラッシュ(その瞬間で終了)と、ちょいとイベントを盛り込み過ぎな気がしました。ここから後半再開までは数週間空くようなので、こういうネタ振りもありなのかもしれませんけど。それはさておき、Lea Micheleは、その安定感を含めて、なんだかんだいいながらもいいと思いました。West Side Storyの時にA Boy Like Thatにてハイトーンを出したことにも驚きましたが、今回のHere's to usでの、力強さあふれる高音域と、転調時のスムーズな移行やら、その幅広い表現力は恐れ入りましたと感じまして。この人、これだけの表現力を、この先、どうするんでしょうか。勝手な心配ではありますが、その収まりどころが見えてきません。映画よりも、やっぱりミュージカルなのか。 で、一方、3回目を終了したSMASHは、回を重ねるごとに視聴者数を落としつつあるようですが、質は落ちていないように思います。むしろ、gleeとの違いといいますか、SMASHが目指したところが見えてきまして、やるなぁと唸るところ多々。その中でもオリジナル曲の質にはまさに脱帽。歌い手が上手いだけではなく、作り手がいろんな意味で上手い。前に書きましたけど、情景を音や詞に表現し、それをアレンジで演出しています。ミュージカルっぽいのは事実ですが、そこには作り手の顔が見えてきますからして、そのクリエイティブという 意味でも、やられた感はとても強く。……。 いやはや、まさにいやはやなのです。あ、その2曲のリンクを張っておきます