#315 まさにいやはやしか言葉に出てこない、最新のgleeとSMASH(本国)。

さて、海外ドラマ。先日、本国でgleeのSeason3前半が終了しましたが、生徒の自殺→地区大会→カークラッシュ(その瞬間で終了)と、ちょいとイベントを盛り込み過ぎな気がしました。ここから後半再開までは数週間空くようなので、こういうネタ振りもありなのかもしれませんけど。それはさておき、Lea Micheleは、その安定感を含めて、なんだかんだいいながらもいいと思いました。West Side Storyの時にA Boy Like Thatにてハイトーンを出したことにも驚きましたが、今回のHere's to usでの、力強さあふれる高音域と、転調時のスムーズな移行やら、その幅広い表現力は恐れ入りましたと感じまして。この人、これだけの表現力を、この先、どうするんでしょうか。勝手な心配ではありますが、その収まりどころが見えてきません。映画よりも、やっぱりミュージカルなのか。
で、一方、3回目を終了したSMASHは、回を重ねるごとに視聴者数を落としつつあるようですが、質は落ちていないように思います。むしろ、gleeとの違いといいますか、SMASHが目指したところが見えてきまして、やるなぁと唸るところ多々。その中でもオリジナル曲の質にはまさに脱帽。歌い手が上手いだけではなく、作り手がいろんな意味で上手い。前に書きましたけど、情景を音や詞に表現し、それをアレンジで演出しています。ミュージカルっぽいのは事実ですが、そこには作り手の顔が見えてきますからして、そのクリエイティブという意味でも、やられた感はとても強く。……。
いやはや、まさにいやはやなのです。あ、その2曲のリンクを張っておきます。
SMASH Mr.&Mrs. Smith (iTunes preview) → ■