#1939 久しぶりに……、じゃなくって、最新型は初となる試乗でしたけっけ、BMW M2。
G87型となる現行型BMW M2は、3ドアクーペというスタイルを貫いています。いざ乗り込もうとすると、かつてBMW M3(E46型)を購入した方が、シートサイドの張りが大きすぎ、また、3ドアゆえにドアが大きく開いてしまって苦労する、なんて話をしていたことを思い出しました。ちなみに、全幅は最新型M2のほうが105mmもワイドなんですけどね。ちなみに、その知人が購入したBMW M3は800万円が定価でしたが、現在では25年11月にセダン系は1488万円となっており、想像していたほど高くはなっていないんだな、ってことを思わせますが、大きく値上げされるのは、次期型が出てからなんでしょうかね。
さて、今回、試乗したのは、専用スタイリングはフロントがストレッチされ、リアセクションがフェンダーボリュームを稼ぎ、そこに8速Mステップトロニックを備え、そこに直列6気筒ガソリンエンジンを搭載したモデル。エンジンからは最高出力が480PS、最大トルクがMTは550Nm、8速Mステップトロニックでは600Nmが出力されますが、そこにはコントロールしきれないスペックではなく、むしろ、運転のしづらさを感じさせない、そんな扱いやすさがありました。なんていうんでしょうかね、すべてをドライバーに任せながらも、着実にクルマ側から制御を加えてくれる、そんなフィーリングがありました。
もちろん、後輪駆動のみとなりますが、フロントは回さなくてもいいでしょ、このサイズ感ならばと思えましたし、もっと気軽に乗れる後輪駆動があってもいいんじゃないか、とすら思えてきました。タイヤサイズはフロントが275/35ZR19、リアが285/30ZR20と、異形サイズとしながら、グリップ「力」は「二十分」といった印象が強くありました。もちろん、ミシュランのご専門ですが、といっても、そんなフルスピードを与えられるほど飛ばすことはなく、実に快適に過ごすことができました。なんでしょうかね、気をてらわなくていい、といった感がありました。ちなみに、Mシリーズらしく、ストロークが大きくなるといわゆる固さが顔を出します。出しますが、それとて普段に乗れるレベルにしっかりと抑えています。あ、もちろん、エンジン音を含めて、「飾り」は多々作り上げていましたが、それもまたちょうどいい「遊び心」となっていました。そうそう、「操っているんだなぁ」といった気分に浸れるところにおもしろさを感じました。