#727 納得できる情報を与えられるかにキーがある、バイヤーズガイド本。
なんかね、周囲で新車を購入する知り合いが多いんです。で、職業柄、クルマについては、あれこれと訊かれるんですが、あれこれと知りすぎているがゆえに話しづらいこともあります。ただ、隠すことはなく、すべてを話します。もちろん、表現に気を遣いながらね。なんていうんですかね、完璧なクルマはないんです。ただ、どこを優先して、どこを納得できるか、そこにポイントがあると思っています。だから、プラスもマイナスも、すべての情報を提供して、自らがそれをどう感じるか、判断してもらうということですな。美点は美点として、しっかりと伝えます。やっぱり、残念たるのは、購入後に、え? 想像と違った、という後悔に通じるマイナスイメージを抱いてしまうこと。逆に、あれこれに納得しておけば、むしろ、満足感は高くなるものですから。
そんな時は、こっちがいい、あっちがいいは、決して言いません。これについて、どう思う? と訊かれたら、自分の意見は述べますけども。ってね、なんでこんなことをズラズラと書いたかと言いますと、これがバイヤーズガイドたる基本スタイルだと思うのです。ま、最終的結論として、こっちを買え! となってもいいんですが、肝心なのはそこへと至る過程をアシストすること。そう考えると、バイヤーズガイド本の方向性は簡単に見えてくると思うのですが。
たとえば、画像のXV。周囲でハイブリッドとガソリンを選択した人がいますが、このXVはとてもいい素性をもっているものの、乗り心地の面で、そのバランスはまだ煮詰められていないことをちゃんと伝え、納得して購入へと至っています。比較対象になる車種もちゃんと挙げた上で。だから、満足感はかなり高いはずです。
そんな時は、こっちがいい、あっちがいいは、決して言いません。これについて、どう思う? と訊かれたら、自分の意見は述べますけども。ってね、なんでこんなことをズラズラと書いたかと言いますと、これがバイヤーズガイドたる基本スタイルだと思うのです。ま、最終的結論として、こっちを買え! となってもいいんですが、肝心なのはそこへと至る過程をアシストすること。そう考えると、バイヤーズガイド本の方向性は簡単に見えてくると思うのですが。
たとえば、画像のXV。周囲でハイブリッドとガソリンを選択した人がいますが、このXVはとてもいい素性をもっているものの、乗り心地の面で、そのバランスはまだ煮詰められていないことをちゃんと伝え、納得して購入へと至っています。比較対象になる車種もちゃんと挙げた上で。だから、満足感はかなり高いはずです。