#680 惹かれる理由はわからないけど、やっぱり富士山はいいよね、って話。

 早いものでもう11月も最終日なんですな。というわけで、新春号用記事の取材のため、富士山周辺を巡ってきました。ほら、富士山って、おめでたいじゃないですか。って、ふと考えるとですね、どうして富士山がおめでたいか、よくわかりませんが、一富士二鷹三茄子ってことで、ごまかしておきましょうか。
 それにしても、富士山ってのは何なんでしょうね、眺めているだけで気持ちがふっと落ち着いてしまうものです。日本人だからなんでしょうかね、って、単純な回答しか見当たらず、これもまた理由がよく分かりませんが。眺めているだけでほっとできるんですが、さらに、富士山にはいろんな表情があり、というか、二度と同じ風情を見せることがないがゆえに、それも、惹かれてしまう理由のひとつと感じています。
 ここに掲載した富士山はそんな取材で訪れたシーンのもので、山中湖周辺で撮影したもののみとなっています。本当は日暮れまでいたかったのですが、原稿書きしなければならなかったので、夕景を見る前に早々に帰路につきました。ま、山中湖側はそもそも富士山から北東に位置しますから、山肌に日が当たるのは午後早々まで。午後遅くになると、ごらんのとおり太陽をバックにした逆光な風景へと変わり、そして早々と沈んでしまいます。ま、こうして写真をみていますと、逆光な富士山もなかなかいいものですけどね。
 そういえばですね、あれこれと調べていて分かったのですが、山中湖ってのは、富士五湖の中でナンバーワンが多いそうです。まずは、富士山に一番近いこと。なんとなく知っていましたが、河口湖より近くにあるようで。で、標高。ほかと変わらないかと思っていたら、いちばんだそうで、湖面標高は982m。ちなみに河口湖は831mと150m近くの差ものあります。あとは水深。これはいちばん浅いそうで、って幼少の頃にワカサギ釣りに行った時、深そうで怖かった覚えがあり、ちょっと意外だったりします。そして、面積が最大で、しかも鯨のカタチをしているそうです。知らなかった。
 って、そうなんです、意外に当たり前に思っている地にも、あれこれとまだまだ発見があるものなんです。ってことで、富士山話は続きます。

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