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#1356 ちょっとあると助かる、プランターでできる作物の話、山椒編。

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  #1353 にて家庭菜園の話を、 #1354 にて金魚の話を書きましたら、ほほぅ、そんな人だったとは、とのメールをいただきました。そうなんです、そんな人なんです。そのほかにもあれこれありますので、そのうちに書きますが、ま、あえて予告しておきますと、チャボとサボテンでしょうかね。  で、どこかでも書いたような気がするのですが、ひと鉢あると助かる、もちろん、プランターで作れる作物栽培についてちょいと書いておきましょうか。って、調べたら書いてありました、 #834 に。そうなんですね、ししとう、ミニトマト、とうがらし、シソ、で、バジル(写真いちばん上)なんかは、あると助かる作物。あとは簡単に実が生るものとしてインゲン、冬には春菊(写真2番目)。ちゃんと実が生れば元(苗代)が回収できるものとしては、いまはまだ東京では高値で取引されている万願寺唐辛子、か。ちなみに、ピーマンも万願寺唐辛子も簡単に実が生りますが、実が大きいのでプランター栽培向きではありません。あ、言い方を変えますと、実を大きくしようとすると本体への負担が大きいいため、大きな実をたくさん付けられません。つまり、不向きです。  さて、本題。そんなちょっとあったらいいなシリーズに、我が家では山椒(写真左)が加わりました。ま、山椒ってのは、野菜ではなく、樹木ではありますが、これもまた、ちょっとあったらとっても便利。山椒といえば、実を粉末にしたものを思い浮かべるかもしれませんけども、新鮮な葉こそ、いろいろと使えるもの。といいますか、やっぱり新鮮がゆえの香りは、実山椒の粉末とはまた違った味わいがあるもので……。そうそう、思い出した、ローズマリーやタイムもあると便利なんですが、なぜだか我が家では上手く育てられません。なぜだか、ほんと、なぜだか。ただ、両者とも、実家では不要となるほどに増えているようで……、って、実は放置しておくことが育てるコツなのかもしれませんな。

#1355 日本とはちょっと異なっていた、US仕様のMINIコンバーチブル。

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 デビュー早々に、知人が、MINIコンバーチブルを購入し、先日、納車されたと連絡がありました(写真)。そう、この前、発表されたばかりの最新型ですな。といっても、日本での話ではなく、アメリカでの話。しかも、Cooper S。高額商品を……、と思いつつも、あちらでのRetail Priceは$29,600で、税抜きであるとはいえ、日本での販売価格と比較すると割安感を覚えますな。ま、そもそもコンバーチブルモデルの販売台数が違いますしね、あちらとは。  さて、そんなMINI Cooper S コンバーチブルですが、あちらとこちらであれこれと仕様が違っていました。ま、当たり前か。そうだろうなぁと思いつつ、やっぱりそうだった違いに、タイヤサイズがありました。やはり。日本のCooper Sは、17インチが標準装備となっていますが、あちらでは16インチが標準。まぁ、こういった違いが、Retail Priceの差になっています……、と考えると、日本での397万円(税込み)という販売価格は、ま、安くはありませんけど、最初に感じた割高感は薄らいできますな。  そのほか、日本との違いは、保証やメンテナンスプログラムにも見られます。たとえば、あちらではすべてのMINIに新車保証は4年5万マイル(約8万km)、さらには新車から3年間メンテナンスプログラムが適用されます。日本では、別途9万7000円必要ですから、あちらの本体価格に割安感を覚えます、再び。ちなみに、あちらにあってこちらにないメンテナンスメニューとしては、ブレーキパッドやディスク、さらにはエンジンドライブベルト交換、こちらにあってあちらにないメニューはプラグ、エアクリーナー交換。これ、その国の交通事情はもちろんですが、さらにはその国のドライバーが気にする内容となっていますな。  さらに見積もりには、どこで組み立てられたか、どの国で作られたパーツの構成割合なども記載されていまして、これもまたおもしろい。あ、衝突安全に対するレーティングも表記(このモデルの場合、試験結果はまだ未発表なので、Not Rated)、あとは、燃費・環境性能についても、どのぐらい費用をセーブできるか、また、そのレーティングも記載されています。   そうそう、あちら仕様で感心したのは、ミニドライビングモードが標準装備されていること。で、もって、17インチホ

#1354 ヨシダの意外な過去シリーズ、そのいくつだっけかな……、金魚編。

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 言えないというよりは、言わないといいましょうか、言っていない過去が、あれこれとあります。ま、別にいうまでもないって程度の、過去の話。そのひとつに、金魚があります。金魚少年とは言いませんが、金魚について、少しばかり詳しかったりします。  家庭菜園は小学生時分からだったと先日書きましたが、あの頃は、自転車であちこち走り回って、あれこれと見つけました。そのひとつが養魚所。田んぼの休耕地を利用しての養魚所でしたが……、って今考えてみると、田んぼの中にあって、田んぼと同じ区画(広さ)が与えられていただけで、休耕地ではなかったのかもしれませんが、そんなこじんまり、でも、小さくはない養魚所を見つけました。小売りはしておらず、基本的に卸売りのみ。で、メインは金魚、あ、鯉もいましたっけ。いずれにしても、観賞用をメインとしながらも、いわゆる完成された……、いやいや、成魚ではなく、幼魚の卸をしている養魚所でした。ですから、金魚といっても、超高価な、まさに作品になるような金魚ではなく、中にはエサ金と呼ばれる、熱帯魚やらの餌にされてしまう、もしくは、縁日の金魚すくいに使われるような、観賞用にならない金魚も飼育していました。そこによく遊びに出かけ、幼魚の見分け方、つまり、エサ金になるか、ならぬかを教えてもらったり、金魚と鯉について知識を得ました。って、知識っていえるほどのものではありませんけれども。  ま、そんな金魚少年ですから、いわゆるペットショップといいましょうか、金魚売り場については、ちょっとといいましょうか、かなりうるさかったりします。先日、八王子ではわりと有名な金魚ショップ、いや、なんていうんだ、あれは、えっと、金魚屋さんからスタートしながら、今ではオシャレなカフェやら、観葉植物やらまでおいてある、それっぽい店舗へと出掛けました。もちろん、ワクワクしながら足を運んでいますが、今どきの品(金魚)揃えと、今どきの販売方法と、なんか違うんだよなぁを感じながら、そこに時間の流れを感じました。何よりも驚いたのは、昨今のエサ金以外の特別扱いといいましょうか、スペシャルなプライスに唖然。たかがコメット、たかが琉金が……、と思いつつ、ま、これもまた付加価値を付けるという今どきの販売方法に倣ったものなんだなぁ、なんてことを考えつつ、金魚を眺めていましたが……。  その養魚所ですが、残念ながら、

#1353 セロリ、伏見唐辛子と、ちょっと変わっている我が家のプランター事情。

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 いわゆるホームセンターへと出掛けました、今日。そしたらですね、午前中だったにもかかわらず、満車にならないと思われるほどに広い駐車場はかなり埋まっていました。なんでしょうかね、と思って、人々を観察してみれば、庭仕事、いやいやガーデニングや家庭菜園をはじめとしたあれこれをこの連休に行おうとしている人たちが訪れていました。なるほどね、そりゃ、混みますわな。  で、ついでとばかりに昨今のガーデニング用品やら植物やらの品揃えを観察してみたのですが、これが、もう、まぁ、多種多様といいましょうか、イマドキばかり。野菜別に商品化された肥料であったり、バルコニーでも栽培できそうな誘い文句を使ったネーミングの野菜とか。そうそう、昨日、訪れた金魚屋さんには、水作りのために、金魚用、メダカ用って、異なる商品が用意されていまして、これもオドロキでしたけどね。そうしたあれこれに、なんかね、違うような気がするんだけど……と思いつつ、セロリの苗(73円)が出ていたので、手に取りました。  ただ、たかがひと鉢(苗)なれど、買うためには、レジへの長い列へと並ばなければなりません。というわけで、並んでいる間に、人々が選んだ苗やら土やらを観察してみたのですが……、スイカとかメロンを選んでいたり、多くがゴーヤを選んでいたり、ナスやトマトだったりと、皆さん、あれこれとたくさんカゴに入れていました。少なくとも、セロリをひと鉢(苗)持っているような輩は見当たりませんでしたな。  それにしても、何故にセロリを選んだのか。以前にも言いましたが、小学生自分から家庭菜園をしている者として、家庭レベルでナスやトマトを育てることに意味を見出せないという結論に達しています。ですから、育てるのは、ちょっと使いたいもの、使えるもの、でも、買うと高いものばかり。で、そのひとつが、セロリ。ちょっとあると便利だなって野菜でありながら、いざ購入しようと思うと生産地でもない限り、葉1本で100円したりして、年中、高い。ところが、苗で買うと100円程度で、育て方もカンタンなので、まさに、元が取れる野菜だったりします。個人的に、大量に使いたいことも多いのですが、そういう時は生産地まで行って手に入れています。  そんなあれこれの野菜ですが、最近は面倒なのでなんでもかんでも同じプランターに植えています。写真に見えているのは、奥に春菊(

#1352 ハイブリッドのポテンシャルを走りに表現していた、オーリス ハイブリッド。

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 あのですね、トヨタのオーリスにハイブリッドモデルが追加されたじゃないですか、4月18日に。2012年に現行型がデビューしてから4年経過して、そろそろ次期型の話が出てくるタイミングで、何故に追加? と思い、トヨタってのはそこまでしてハイブリッドイメージを付けたいのだろうかと不思議に捉えていました。何よりもその価格は262万473円からと、オーリスとしては高額となっていましたから。  が、乗ったら、というか、乗った瞬間にその理由が分かりました。ま、先の予測もあるんでしょうけど、あるんでしょうけど、クルマの仕上がりがとんでもなく良くてですね、それゆえに導入したかったという想いもそこにはありました。そもそも、オーリスのハイブリッドはヨーロッパでラインナップされていて……、トヨタのヨーロッパチームの手によって育てられ、いつしか、スポーティさを高めたモデルに仕上がっていたようで。そうなんです、たんなるハイブリッドモデルではなく、ハイブリッドシステムを生かしたスポーティモデルとなっていたのでした。  なにがいいって、ハンドリング。なにがいいって、乗り心地。なにがいいって、モーターを上手く利用したパワーフィール。ハイブリッドモデルの良さを、とことん引き出していましてね、プリウスにスポーティテイストを求めるならば、素直に、このオーリスハイブリッドを買いなされといった感すらがあります。それほどにいい。というか、新型プリウスの仕上がりもいいですけどね、個人的にはこのオーリスハイブリッドを選んだ方が、日々愉しくなりそうな気がします。と、それほどにいい仕上がりをしていました。まさにダークホース的な存在だな、と感じましたが。  ま、逆にいいますとね、低燃費やら、流行のハイブリッドという記号だけで購入すると、ちょっと違うと感じられるかと思います。そう、カローラシリーズのハイブリッドと同じとは捉えないほうがいいです。というわけで、262万473円からという価格も納得できました。  そうそう、写真は1.2Lターボモデルです。バタバタしていて、ハイブリッドモデルの写真を撮り忘れたもので。

#1352 軽でできないことを表現していた、ダイハツブーン・トヨタパッソ。

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 最近Aセグメントモデルの話がやたらと出てくるのは、意図的ではありませぬ。たまたまです。というわけで、先日デビューしたダイハツ・ブーンとトヨタ・パッソの試乗会がありましたので、その話を。今回から、プレス向け試乗会もダイハツ主導であることを明確にしたもので、トヨタはあくまでも見守るかのようなスタンスであったことが印象的でしたが、月販販売目標台数はダイハツの1000台に対して、トヨタは5000台。販売力の違いといいましょうか、ブランド力の違いといいましょうか、販売の割合はそんな感じだそうです。  さて、そのブーン・パッソですが、最近のダイハツの作り込み方と意気込みから、悪いわけないだろうと思って、試乗してみれば、悪いわけなどなく、好印象だらけ。まずは、ボディの作り込み。上と比較したら不足はありますが、Aセグにとって重要な、コストを見据えた上で、ここまで作り込んでくるとは、まぁ、感心しきり。それに伴って、シャシーの剛性感も大きくアップさせていまして……、ま、簡潔にいえば、従来のAセグのイメージはそこにはなく、また、軽自動車と比較すると、まさに、軽ではできなかったことのあれこれを、とことん詰め込んでいました。  ハンドリング。これがですね、操舵し始めたところから明確さがあり、かつ、ノーズが素直にそれに呼応する。ちょいとクイック過ぎやしないかと思うフィーリングですが、普通にドライビングしている上では、なんら違和感なく……、というか、そのリズムに乗っ取ってドライビングしている上では違和感なく。まぁ、深く切り込んだり、操舵スピードが早かったりすると、リアのトーイン変化が感じられるのですが、通常はそんなステアリング操作しませんわな、というわけで、納得。このあたりのチューニングについては、ハンドリングを優先しつつも、乗り心地を犠牲にしないというバランスを仕立てた結果だとか。  その乗り心地については、まぁ、これがフラット感が強くて、Aセグだったことを忘れさせてしまうほど。ほぅ、ここまで仕立ててきますかと感心しつつ、タイヤの空気圧が高いこともあって、シーンによってはタイヤがトタトタとトレース仕切れていないところもありますが、先のフラット感が好印象ゆえに、トレードオフと捉えられる部分かと。  静粛性もここぞとばかりに引き上げていまして、外部からの音が室内へと進入してきません。

#1351 いいクルマってのは、どこまでも走っていきたくなります、って話。

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 昨日は、重い腰を上げて老眼鏡を作りに出掛けたつもりでした。早めに作ったほうがいいという進言と、簡単に作れるというアドバイスをいただいていたもので。テストドライブを兼ねて、その帰りにでも、というつもりで出掛けました。昼ご飯、何か買うのも面倒だったので、おむすびを作って出掛けました。いただいたタケノコで、タケノコご飯を作ったばかりだったので、タケノコご飯なおむすびを、3個ほど握って。で、途中でペットボトルのお茶を買わずに済むようにと、ジオランダーのケータイマグにお茶を入れて。  でも、気付いたら、甲府盆地にいました。そして、気付いたら、八ヶ岳のパン屋さんにいました。そして、気付いたら、乗鞍高原にいました。走行距離にして500kmオーバー。すべて下道。さすがに疲れましたが、満足感はとんでもなく高く。なぜ、そんなに走ったのか。それは単純。これぞ、まさしく、どこまでも走っていきたくなる、クルマだったから。そうなんですね、いいクルマの指標ってのは、とっても分かりやすくてですね、どこまでも走っていきたくなる、そんな魅惑を備えていること。これが面倒なクルマだったら、不快なクルマだったら、帰路のことも考えて、とっとと帰ってきます。ま、下道を走るか、どうかは、そのドライバーのキャラクターといいましょうか、性格にもよるところでしょうから、それはさておき。  個人的には、下道のほうが、様々なシーンがある分クルマとの対話を愉しめますし、ちょいと寄り道もできますから、好みだったりします。左の写真はあちこちと道を探して、景色を探して、そんなことを重ねているうちに出会った公園です。今は、人影はまばらですが、この展望と、桜と、あれこれと……、やがて、ここも人気スポットになってしまうんでしょうね。というわけで、写真は、おむすびに巻いた海苔が付いた指とともに。  今回、カーナビゲーションがなかったことで、あれこれと発見がありました。完成していたはずの下道ルートは、路地の交差点を曲がり、農道を走って、川沿いの道を抜けて……というルートでして、ナビの案内というよりは、ナビによる確認ができなかった分、ちょっと不安がありました。しかし、意外と感覚で覚えていることを確認できましたし、何よりも、まさに感覚に導かれるままに走ったらば、遠回りになるけど、実は走りを愉しめるルートのことを思い出したり。ナビがな