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#1022 たんに祭りが終わっただけと捉えたい、新型Macminiのあれこれ。

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 さて、Appleの新製品発表の件ですな。個人的には、性能差はあるけど、値下がりしたiPad Airと、性能はほとんど変わらないのに値下がりしたiPad mini2に魅かれていますが、世間ではMacminiのいわゆるスペックダウンについて、あれこれと意見があるようで。まぁ、 GeekBenchの数値を見ていると、あらま、って感じではありますしね。そもそも、 振り返ってみると、Macminiは、2011と2012が異例だったに過ぎない気がします。Macminiはいわゆるエントリーモデルとしてデビューしており、ハードウェア、スペック的にもMacBookと共用していました。それが、突然に2011モデルで、サーバーモデルにクワッドコアを採用したから話はおかしくなった。Corei7が必要だったかはさておき、さらに、2012年モデルでサーバー以外まで 展開。ま、個人的には、ここで、ひとりでリーズナブル、リーズナブルと騒いでいましたし、実際に購入していますけども。  ですから、Macminiの立ち位置を考えると元に戻っただけのことであって、 安易に、最新モデルをスペックダウンと捉えてしまうのもどうかと思うわけです。なんていうんでしょうかね、2011と2012は、祭りであって、それが終わったに過ぎないと。  ちなみに、最新型は価格が変わらないならまだしも、トップグレードをのぞいて $100も ダウン、ってか、トップグレードとて、FusionDriveにしていますから、すべておいて実質的な値下げをしています。 ただですね、為替の影響により実質的な購入価格に魅力がないのも事実です。下記にまとめてみましたが、2012モデルが左側で、今回はそれぞれに右側のようになりました。          2012                2014    $599:5万2800円 →5万9800円 → $499:5万7024円( 5万2800円 )    $799:6万8800円 →7万9800円 → $699:8万784円 ( 7万4800円 )    $999:8万8800円 →9万9800円 → $999:11万5344円( 10万6800円 )     ※ 2012は消費税5%時を表記。最終的には3%アップ。     ※ ()内は消費税含まず。  まぁ、先日までの販売

#1021 最近、ビデオチャットしなくなっていた理由と、iSightを購入した話。

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 最近、いわゆるビデオチャットをしていないよね、とアメリカの親友に言われて、はたと気付けば、していませんでした。iChat以外にもその手法が増えたこともありますが、何よりも、ログインしているかどうかが分からないために呼びかけ辛くなっていると、彼は言っていました。なるほどね、なるほど、そうだ、そうでした。まぁ、テキストでのやり取りだけでしたら、相手がオンラインであるかどうかは関係ありませんから。  何故にAppleはこんなことをしたんだろうと思いつつ、そもそも、iChatとは別に、FacetimeとMessageアプリを作ってしまったところから、話はややこしくなっているような気がします。 電話やら音声チャットってのは、 人の顔を見ながら話さなくてもいい、何かしながらでも話せるというメリットがありますから、まさに真剣な一対一を共用されるビデオチャットは、お役ごめんなのかもしれません。 いずれにしても、 そのMessageアプリケーションに、いわゆるAIMでのチャット、つまり、過去のiChatたる機能というか、ウインドウが付属していますから、これを開いておけば、相手がオンラインかどうかは分かるわけですが。そう、先の解決策は、コマンド+"1"にて、iChatウインドウを開いておくことですな。  話は変わりますが、その友人との話の中で、iSightが、最近のOSに対応していなくなっているって話をしたら、そんなことはないと言われまして……、で、自宅のiSightを確認しましたら、壊れたがゆえに繋がらなくなったようです。iOS8+Yosemiteでは、Mac上でいわゆる電話の機能である、一般回線を使っての通話やらSMSが可能となりまして、カメラやマイクを使う機会も増えるかなと思い 、中古品を探して購入しました、送料込みで800円。 最新のフルハイビジョンで撮影できるwebカメラよりも解像度は落ちますが、色やらディティールといった表現力は、iSightのほうが断然にいいんですな。これぞ、スペックだけでは分からない、表現力の部分。いやはや、いやはやって感じでした。  そうそう、みなさん、Messageというか、AppleIDというかに、アイコンを登録していないんですね。皆、顔なしになっていまして、今朝方3人でのチャットがあったのですが、その一瞬、誰の発言なの

#1020 久しぶりにi-MiEVに試乗して気付いた、昨今の軽自動車のあれやこれや。

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 久しぶりに三菱のi-MiEVに乗る機会があったのですが、これがとても良かった。そもそも、ベースとなったiに対しては高評価でした。軽自動車とは思えぬ、ストローク感と、その躾け方が上手くて、云々。ま、そのiがベースなわけで、そこにEVたるシステムの重量増があるわけですから、好みの乗り味になるのは、もはや自然なこと。  今思うに、iそのものはデビュー時期が早すぎたんでしょうかね。今のように、軽自動車にバリエーションを求められる時代だったら、もっと商売的に成功したんでしょうかね。どうでしょうか。かといって、i-MiEVを作るために必要だったわけですから、そう考えるとデビュー時期は仕方なく、そういう運命にあったのかもしれません。  同時に、eKシリーズのテストドライブもしたのですが、どうしても比較してしまう。最新の軽自動車は一見いいかなと思えるのですが、やはり、コストという面での厳しさを感じてしまうもの。先に書いたストローク感をピックアップしてみても、ストローク感はあるものの、その動きに質感が足りない。ま、コストがかかる部分ですな、ここは、といいつつ、 iには、これがあります。 そうなんです、最新の軽自動車は悪いと言いたくなるポイントを見つけにくい。でも、絶対的に欲しいという性能には届いていない。  ただそれは、単純にコストを掛けられないというよりは、コストを掛けるべきプライオリティの問題もあるのでしょう。見栄えであったり、装備であったり、チープと言われないためには、そちらのほうが優先事項になりますから。

#1019 ディーゼル、ボトムモデルのXDが、吉田的好みだった、デミオな話。

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 さてと、デミオですな。マツダのデミオ。個人的に期待大のデミオ。ということで、その期待感から、試乗した際にどこまでギャップを感じてしまうかも実は試乗のポイントでした。で、結論、予想どおり、想定どおり、ほほぅ、意外な、なるほど、そうですか、そうきましたか、といったところでしょうかね。つまりは好印象。  それこそ期待のディーゼルエンジンについては、予想どおり、トルクフルであり、レスポンスの面でも不満はそれほどなく。といいますか、良く仕立ててありました。で、これが、良く走る、走る。愉しい、愉しい。さらに、個人的には、ディーゼルの中でも、マニュアルエアコン仕様になるリーズナブルポジションなXDが気になっていましたが、これが個人的な好みにぴたりとくるモデルでした。15インチタイヤはストローク感がもたらす豊かな乗り心地をさらに助長しており、これがとてもいい、とても好み。もちろん、16インチ になるとポテンシャルはアップしますが、質感という面で15インチでも劣ったところはなく、それもまた好印象でした。ま、いずれ借り出してロングドライブして、さらに深くを確認してきましょうかね。  そうそう、ガソリンエンジンですが、こちらもパワーフィールに不満なく、ディーゼルと比較すると軽快感が上手く表現されていました。ただですね、見方を変えると、その乗り味においてディーゼルほどの 質感に届いていないところがありまして、おや? を感じたのも事実。まぁ、軽快感か、上質感か、といった感じであり、どちらが悪いとかいいとかではないかなと。両方を兼ね備えているのが理想ではありますが。  個人的な好みは、やはりディーゼル。で、XDですな。

#1018 質感あふれる5ドア、愉しさあふれる3ドアONE、ミニな話。

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 そして、ミニな話。5ドアをテストドライブしてきましたが、えっと、乗り味の面では、3ドアよりもいいかなと感じました。ただ、リアタイヤを遠くに感じますから、それがミニのハッチバックとしていいかどうかは別の話。で、何が好印象だったかと言いますと、ストレッチされたホイールベースによる安定性はもちろんですが、質感が高められているように感じまして。なんていうんでしょうかね、簡単に書きますと、しっとり感たるフィーリングが加わったかのよう。たんにピッチングが収まった分とも異なるしっとり感。ひょっとして3ドアと年式差があるのかと思って聞いてみると、同じイヤーモデルとのこと。あ、重量差がもたらすフィーリング違いか。 というわけで、短時間の試乗から判断するに、キャラクターの差を含めたボディ違いによるもののと、結論づけておきましょうかね。  そうそう、リアシートの乗り心地がかなりいいようで、そういった面でも最近のBMWのさすがを感じますな。もちろん、リアドアの開口は小さく、乗降性をあれこれとは語れませんが、そもそも、このハッチバックな5ドアモデルはリアドアが付いただけでありがたいと捉えるべきであり、そこに不平を唱えるならば、クロスオーバーをどうぞ、 と。そんな誘導にも、してやられた感を覚えました。ま、試乗会でもう少し深く探ってきましょうかね。  で、もう一台、3ドアのONEにも試乗。ONEは、1.2Lターボのまったりスポーティが無理していない感があって、とってもいい。それでも、タイヤは16インチでしたが、しなやかさを存分に生かしつつ、適度にストロークを規制しており、愉しさに通じるミニらしさにあふれていました。ちなみに、オプションのダイナミックダンパーコントロール装着車だったので、そのおかげもかなりあったと思われますが。こうなると15インチ+ノーマルサスペンションモデルに試乗してみたいもんですが、日本にいったい何台あることやら……。  いずれにしても、5ドア含めて、最新ミニ、かなりいいです。それはたんにクルマとして優秀というだけではなく、ミニというキャラクターを明確に表現できていること、も、含めて。ひたすらに、いやはや、いやはやでした。

#1017 九州の人にも、満足してもらえる、サンマ料理(できれば生ね)の話。

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 連休は、バタバタと走り回っていました。まずは八ヶ岳へと、よくしていただいている方の 喜寿のお祝いへと出かけ、その足で、静岡へと南下して、翌日には、東京へと遊びに来ていた知人が帰る時間に合わせて羽田 空港にて待ち合わせと。 ただ、知人は台風来襲ゆえに早々に延泊を決定し、その日は、台風ドライブとなりました。  ま、ドライブは横浜から三浦半島をふらふらと愉しかったのですが、ひとつだけ困ったのは、食事処でした。三浦半島なら魚なんですが、 なにせ、知人は九州出身ゆえに、魚というわけにはいかず。ならば箱根か、と思ったものの、その日、静岡から走ってきたことを考えると、来た道を戻るのも気分が乗らないと。  というわけで、行ったことのない知っている店ではなく、あえて、行ったことのない知らなかった店へと飛び込んでみました。葉山にて。ら、とても良かった。 台風来襲ゆえに客がいなかったこともありますが、雰囲気も料理もとても良く、いわゆる”使える”店でした。  で、肝心の内容ですが、ま、海が近いがゆえに、やはり魚がメインでしたが、 メニューを"聞いて" いたら、九州の人にとっては生のサンマが珍しいそうで。というわけで、九州の方をもてなす際にはさんまいう素材が"使える”ことが分かりました。 写真2番目は、その店にて、口直しにて出てきた、シソのシャーベット。ほう、色付けせずに、こう来ましたかという手法に、驚かしがあり、とてもいい締めになりました。  最後の写真は、いつの間にか閉店していた逗子のデニーズの後に入っていたコーヒー屋にて。ズ・デニ(地元の知人がそう言っていた)、つまり、逗子のデニーズは、20年前に何かと仲間で集まっていた場でしたので、あれこれと思い起こすことが……、特になかった。いや、馬鹿騒ぎしたとか、愉しかったという想い出はあるのですが、具体的な何かは思い浮かびませんでした。そうそう、 店内は、そのまんまデニーズでして、そこからそのコーヒー屋の戦略を読み取れました。なるほどね、なるほど、と。  そうそう、昼間に、”サンマルク”から、期間限定企画ってなメールが届きました。その内容は、本日ならば、20%オフってもの。台風が来る前に食事はどうですか? で、20%オフ……、って、スゴイですなぁ、この企画力。というか、メールマガジンがな

#1016 乗り味を大幅にブラッシュアップしていた、ミニ・クロスオーバーとペースマン。

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 今月は、試乗会とテストドライブとで、まさにMINI三昧です。というわけで、今日は、マイナーチェンジしたクロスオーバーとペースマンの試乗会でした。トピックは、最新ミニフェイスを採り入れたことと、ディーゼルエンジンの採用にあり、特に後者にワクワクして出かけました。  で、そのディーゼルエンジンですが……、悪いわけはなかった。出力の異なる2タイプが搭載されましたが、どちらもいい。ハイパワー版となるクーパーSDは、全域でのトルクが底上げされた感があり、スタンダード版となるクーパーDはまさに扱いやすさにあふれた実用性とスポーティに通じるトルク感を表現、と。どちらが好みかと言われたら、意外にもハイパワー版。低回転域でのピックアップは少々気になりますが、トルク感という面での魅力がとても強く。  ただですね、印象に残ったのはディーゼルエンジンだけではなくて、今回の改良で、シャシーのしなやかさがブラッシュアップされていたこと。乗り心地がいい方向へと変わっていまして、試乗したモデルはオプションの18インチをはいていたにもかかわらず、硬さがない、ない、ない。つまり、快適。特にペースマンにおいては、あれだけ感じたはずの硬さが見当たらない。  もちろん、操縦性にも長けておりまして、とてもいい。ターゲットラインのままにクルマが付いてくるといった感じで、やはりリアの粘り感にうっとり。つまり、分かりやすく、コントロールしやすいということ。 ただ、あまりのトルク量から、トルクステアを見せるという、懐かしい挙動もありましたが、それもまた、味かなと。  このシャシーフィールを楽しみつつ、あれこれ考えていましたが、 #1008 で書きました、新型モデルで仕立てられていたシャシーに感じたあれこれは、 意図的であったことが見えてきました。世代が古いモデルでここまでできるのに、世代の新しいモデルがそこまでできないワケはない、と。いやはや。  あとは、ガソリンモデルのJCW(1.6ターボの高出力版)にも試乗しましたが、これが……、ではなくって、これも、いい、いい、いい。はっきり言いましてね、過去のJCWは、やんちゃぶりが全面に表現されすぎていて、あまり好みではありませんでした。が、いつしか、大人な乗り味を手に入れていまして……、って、試乗車はオプションの19インチタイヤ扁平ね)をはいて