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#829 景色は変わっても、その意は何も変わらない、八ヶ岳の話。

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 八ヶ岳を訪れました。何よりも優先して、足を運ばなければいけなかったので、出かけてきました。グランドチェロキーにて。で、何故だかわかりませんが、この日のグランドチェロキーは先日よりもさらに絶好調で、軽快そのもの。エンジンの吹け上がりはいいし、アイドリング時のエンジン回転数はぴたっと安定しているし、どうしたんだろうと思うほどでした。  ってなわけでクルマ、オーナーともにご機嫌で、八ヶ岳へと向かったのですが、そんな気分の時は、あれこれと寄り道をしたくなるもの。夕方前に、もう、売り切れかなと思いつつもパン屋さんに立ちよれば、まだ、いくつか商品が残っていたり、 圧雪すらされてしない道に誘われて入っていって、スタックしかかって戻ってきたり、と、まぁ、その寄り道もまた愉しい道中となりました。 写真いちばん上はそんなヒトコマから、野辺山から夕暮れ手前の八ヶ岳。周囲の風景はまだまだ冬のままでしたが、 もう少し先とはいえ、その力強さを増した陽差しから、春の近づきを覚えました。  あ、2枚目の焼き魚は御馳走になったえぼだい。山の中だから干物か、と思ったら大間違い。なんと鮮魚として売られていたそうで。海が遠い地において、鮮魚のえぼだいに出会えるとは……、鮮魚として見かけることはあまりない魚ゆえに、ちょいとびっくりしました。もちろん、笑顔になれるほどに美味だったことは言うまでもありませぬ。

#828 スバル・レヴォーグを詳細に紹介しているクラブレガシィ最新号。

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 先週、編集部で、まだ完成していないレイアウトに大丈夫かいなを感じつつ、赤入れをしていた気がするんですが、いつしか印刷されて、書店に並んでいました。というわけで、クラブレガシィの最新号の話。レガシィのワンメイク本なのに、レヴォーグの総特集でした。  内容については、本をご覧いただくとして、その巻頭、いい流れになっていると思います。やっぱり、見せるところで惹きつけ、読ませるところは読み込ませる、そんな基本は大切だと。編集長は、すかすか感が出てしまうことを心配していたところもありましたが、結果、その英断によって、いい作品に仕上がっています。 詰め込みな構成になれてしまうと、ついつい不安になりますが、時に大胆さも必要なんだと思いますし、それこそ雑誌だからこそできること、だと思うのです。  個人的には、以前にも書きましたように、あれだけの文章量をもってしても書き切れなかったことが多くあるのですが、まぁ、あれ以上の文章量は、企画として、デザインとして、バランスを崩していきますから、あのぐらいで良かったのではないかと思ったりもしています。ま、そんなこぼれ話は、機会をみて、ここでも書いていくことにしましょうかね。  レヴォーグについては、先日、再びのインタビューを行いましたが、まだ、今は触れられませんが、プロトタイプから大幅に変わったところがあるってな衝撃な事実も聞いてきました。そんなあれこれは、次号のクラブレガシィにて。って、6月末発売なので、かなり先のことになりますが……。 まぁ、いずれにしても、レヴォーグってのは、訊けば訊くほどに惹かれていくクルマです。受注は1万台に迫っているようで、その人気ぶりがうかがえます。個人的に気になっているのは、初期受注が落ち着いた後の動きでしょうかね。どこまで人気を持続できるのか、どこまでスバル以外からお客さんを呼び込めるか……。

#827 ダウンサイジングターボもいいけど、大排気量もいいね、って話。

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 近所の住宅街で白木蓮が満開となっていました。通り沿いに意図的に植えられた個体ですが、見事に同調して花を咲かせており、いやらしさを感じつつも、見事なことだなやとちょっと感心したりもしました。  日記調になりますが、今日は久しぶりにV8/4.7Lに乗りました。で、ふっと振り返ってみると、ここのところ、1.2Lターボやら、1.4Lターボやら、ダウンサイジングターボばかりに乗っていましたから、大排気量NAに乗るのは久しぶりのこと。そして、なぜだか、V8/4.7Lは機嫌が良くて絶好調でして、やっぱり、V8だなや、とか、やはり、大排気量がなせる技やね、とか、そんなことを思いつつ、アクセルを意図的に踏み込んで走ってきました。ダウンサイジングターボもいいんですよ、いいんですけど、やっぱり代わりにはなりきれない何かがあるな、なんてことを感じていたら、ゆるゆるでも、この乗り味に敵うクルマはそうそうないな、なんてことも感じつつ、グランドチェロキーを愉しんできましたが。  そうそう、今日は農産物売り場へちょいと買い出しに行ったつもりが、出かけた先々で、増税前の駆け込み需要を狙ったセールスに出会い、ついつい買い込んでしまいました。って、たいして安くしていないだろうと思ったら、大きな間違いで、ここまで下げてまで売りたいんですか? ってぐらいにセール品だらけ。これ、増税後の反動、かなり強そう、なんてことを感じつつ、カレーのルーをわしづかみしていましたが。

#826 気付いたらパンパンになっていた小銭入れと、iPhone4Sのガラス破損の話。

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  #764 、 #765 にて紹介した、小銭入れですが、日焼けの過程を経て、ようやく使い始めました。いや、日焼けはとうに終了していたのですが、使うのがもったいなくて、使っていませんでした。傷つけ、そして痛めてしまうことに自信がありましたから。  ただ、いい加減使わないともったいない気がしてきて、使い始めました。まだ、ぎこちなく小銭を出し入れしていますが、まぁ、慣れていくことでしょう、きっと。と言いつつ、今朝見たらば、小銭入れがパンパンになっていました。まだお札を優先して出してしまうようで、こうして小銭が貯まってしまったと。  そういえば、iPhone4Sのガラスを割りました。スッピンのままで使っているがゆえに、いつか割るだろうとは思っていましたが……。あ、周囲でスッピンで使っている知り合いがいます。しかも、4S。いつか、間違えて持ち去ることがあるやもしれないと思っていますが、いまのところ、ありません。  話を戻して、まぁ、カタチあるものは、使ってこそ、価値が高まるもの。傷やら破損やら気にしていたら、愛着も何も増していきません。なんてことを、膨れあがった小銭入れを見ながら、感じたのでした。

#825 呼ばれてスタートした八ヶ岳のあれこれと、カフェ花豆のこれから。

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 画像は、やはりビデオからのキャプチャーで、 92年の4月29日のものです 。この年の夏に八千穂キャンプ場にて大勢でキャンプをするという計画があって、その下見に訪れた時のもの。実は、 初めて八ヶ岳を訪れたのがこの時でして、ここから八ヶ岳との付き合いがスタートしています。 まぁ、振り返ってみると 、キャンプ場のすぐそばに家を借りることになろうとは思わず、また、 カフェ花豆 を手伝うようになるとは思いもよらず……。なんでしょうかね、今思えば、呼ばれたんだろうと思っていますが。  キャンプの後、この下見を共にした親友が亡くなり、その後、 4月29日に麦草峠を越えるルートを巡るようになりました、 キャンプに一緒に参加した名古屋の親友とともに 。いや、なんとなく。カフェ花豆と出会ったのは 9年ほど前。夏に、立ち寄ったこともない美術館へふらりと引き寄せられ、人気のない美術館の入り口にあったカフェの看板に、何かを感じ、ふらりと入ってみたと。丁度、何でも前向きに行こうとスタンスを切り替えつつあったことも、そのきっかけにプラスになっていたんだな、なんてことを思います。で、 気がつけば、いつしかカフェ花豆へ出かけることが主目的になり、気がついたら顔を覚えてもらうようになり、いつの間にか手伝うことになり、日々を遊び、そして愉しむことがいかに人生に大切かを、とことん教えてもらいました。  そんなカフェ花豆が、今年より東京とは日野市へと場を移すそうです。  そうそう、画像はすべて92年当時のもの。いちばん上は、八千穂のキャンプ場までの道(いちばん上)で、まだ舗装されていませんでした。2番目は麦草峠へ向かって上っているところ。3、4番目は長湖と松原湖付近。風景はあまり変わっていないように見えますな。  新しいカフェ花豆で感じたあれこれは→ ■(Neutral#1141)  カフェ花豆の 最新 情報は、 Twitterにてアナウンスされています → ■  

#824 今の自分を確認するために、昔を振り返ってみているってな話。

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 画像は、23年ほど前のことだったでしょうか、朝早くに親友をたたき起こして、山梨県のとある登山口へと連れていった時のもので、ムービーよりキャプチャーしたものです。いや、登山ではなくって、ドライブで。今では一般車は進入禁止となったその地は、訪れることはできても、自分のクルマでは行くことはできません。  すれ違うにギリギリな崖っぷちを走り、掘ったままで内側をコンクリで固めていないトンネルを抜け、たどり着いた先は、南アルプスから流れ出る水がとてもきれいなところでした。  昔は、とかいうと、昭和な人だねと言われてしまいそうですが、こうした場所が多くありました。でも、今では、その多くは変わってしまっています。入れたとしても、すべて舗装されていたりして、その雰囲気は一変してしまっています。そう考えると、そういうシーンまで自分のクルマで出かけられた、最後の世代なのかもしれませんし、体験できて良かったなと思うわけです。富士山もクルマで登れましたし。いや、頂上までではありませぬ。  最近、置き忘れたというか、戻れない過去があれこれあるんだなと、考えること、思うことが多々あります。ただ、それは思い残してきたことを懐かしむというよりは、たんに今を確認するために、昔を少しだけ振り返ってみているだけのことなんですが。ちなみに、この時、ムービーを撮影した親友は、この世にはいません。とか書くと、重たいか。  そうそう、エスクードのバンパーとリアウインドウに貼ってあるステッカーに懐かしさを感じます。あの時は、まさかそのステッカーの雑誌に携わることになろうとは、ちっとも思っていませんでした。

#823 素晴らしいというよりも、してやらてた感がある、矢野顕子のアルバム。

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 いわゆるアルバムとして、久々のヒットだと思いました。名盤って表現のほうがいいか。矢野顕子だからという前提はさておき、なんていうんでしょうかね、アルバムとして完結している作品として、とてもいいと思いました。って、矢野顕子の「飛ばしていくよ」なんですが、簡単に言ってしまえば、全編、テクノ仕立てになっています。何故、今、こうしたのかは知りませんが、アルバムとしての完成度は相当に高くてですね、ヘビーローテーション状態に陥っています。そう、曲単位をピックアップするのではなく、アルバム全体を流すというローテーション状態、と。  散々といっていいほどに聴いてきた、でも、ライブでは同じアレンジを聴いたことがない印象のある電話線を、こうアレンジしてきましたか、からスタートして、オフコースのYES-YES-YESを不協和音の中にどっぷりと漬けて、在広東少年は期待どおりといわんばかりにわりとストレートな表現として、ごはんとおかずは曲のイメージらしくシンプルに仕立て、で、吉田美奈子が歌っていた、かたおもいは、パワフルさを加え、 Never Give Up on Youにて終焉を感じさせつつ、アルバムを閉じる、と。  単純なグルーヴ感では語れない、安易なテクノとも異なる、深みとでも言いましょうかね。 全編、同じリズム(調子、テイスト)ではないことで、アルバムとしての完 成度が高められていることを感じますし、何より、そこにすべて馴染んでいる歌声が、まったくもってすんばらしい。歌えない歌などありませぬといわんばかりで、これもまた、拍手喝采であり、矢野顕子だからなせる技なり、と。  公式ホームページにインタビュー、試聴やらあり→ ■