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#624 京都へ遊びに行くと、ヨシダが行った先に台風が近寄ってくる、って話。

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 今宵、京都から東京へと帰ってきました。 そう、またもや台風でした。 なぜでしょうか、ヨシダと京都が絡むと、そこに台風があります。 って、2度目とはいえ、偶然とも思えなかったりもします。これこそが縁なのかと捉えてみたりもしましたが、台風と縁があるなんて、それは遠慮したい。 ただ、今回は京都に被害を与えることもなかったし、と思ったらば……、分かりました、どうやら、ヨシダがいるところに台風が向かってくるようです。前回は京都に到着したら、台風を引き寄せ、今回は、東京へと引き寄せてしまった、と。そういえば、 以前、大阪から台風に追いかけられながら帰京したことがありました。台風の雨雲の先端を走っていたようで、PAで休憩していると、雨に追いつかれる、そして雨から逃げるを繰り返したことも。  今回は、連れて行くとかじゃなくって、ともに目指している目的地が同じでしたが、 東京までたどり着けないんじゃないかって考えたりもしました。しかし、一方で、たぶんどうにかなるんじゃないかという予感もありました。で、どうにかなったんですが、こうしたどうにかなってしまうことは、実は多々あります、自分。で、過去に言われたことがありました、キミはなんでも思ったとおりにできる人なんだよ、って。あの時は、半分嫌みなのかなと思ったりもしましたが、ごり押しやら、策略でねじ伏せる性分ではありませんから、どうにかしてしまう人のようです。  ただ、それに重ねて、仕事もどうにかなっていると思っていたんですが、最近、それは違うことに気づきました。どうにかなっていたのは、時代が良かったからであって、それは自分の実力ではないのだと。ショックではありましたが、まぁ、事実だなと思うことがあれやこれやと。そう考えると、そろそろ先をしっかりと考えて行動しなければなりません。と、書きながら、でも違うし、と思っていますから、まだ時機ではないのでしょう。って、いいですな、この表現。  というわけで、東京に戻ってます。と、伝言でした。

#623 意図的に外して、意図的に狎れから脱しようとしている、ここ最近。

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 連休は八ヶ岳にいました。山の上の紅葉はすでに終わって、冬景色となっていましたが、麓ではまさに紅葉が始まろうとしているところ。と、言葉にすると簡単になりますが、そんなシーンは、やはり身体で受け止めないと、半減どころか、その1割も愉しめていないんだろうな、なんてことを、ツンを越えて、まさに冬と言いたくなる、朝の冷え冷えとした空気から感じました。  八ヶ岳のあれこれは、また後日にまとめますが、連休の終わりとともに八ヶ岳を後にして、京都まで走ってきました。個人的に10月中旬の後半(つまり16〜18日あたり)は、例年北信のブナの紅葉を見に行くのですが、今年は意図的に止めました。といっても、そんなたいそうな理由ではなく、たんに天気が悪いって予報だったから。だからといって、何故京都なのかは、また別に書きますが、こういった近頃のあれこれの行動は、意図的であることだけは確かです。といっても、それもこれといった理由はないんですが、いつもと同じ行動から抜け出そうとしていることも知ってます。だからといって 、八ヶ岳を捨てようとしているのではなく、自らのベース(サイクル)に、さらに何かをプラスしようとしていると言いましょうか。って、それこそ、狎れを切り捨てようとしているというほうが的確な表現になりましょうかね。  そう、慣れではなく、狎れ。これも広義の断捨離になるのか。そして、今が愉しいことだけはたしかです。といっても、それは瞬間だけを意味していません。やがて何か新しい発見や出会いへと繋がり、愉しさの連鎖へと誘ってくれる、そんなワクワクを含めた広義の愉しさですな。  写真は、今回のロングドライブインプレに連れ出した、FIATパンダ。こういうモデルに乗っていると、自らの感度も自然と上がってしまうもので、ま、簡単にいえば、愉しさが勝手に増幅されるものです。クルマって、そういう存在であるべきだし、それを豊かさというんだと思います。ま、そんなパンダ話も、また後日に。

#622 ラフであることが愉しさにつながっている、とあるクルマの話。

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 あのですね、とあるクルマを借りてきたんですが、これがとてもいい。というか、とても愉しい。試乗会の時にすでにそれを強く感じていましたが、ちょっと乗ってみたらば、かなり愉しい。クルマとしての仕上がりはどうなのさ、と思えるところはたくさんあるのですが、クルマってのは、こうあるべきだよな、とか、こうだったよな、だらけでして、都心を少々走っただけで感服といった感があります。  たとえば……。エンジンは、2気筒であることをアピールするがごとくそのバイブレーションを途絶えさせることなく、パワーフィールではターボであることを主張したいかのように山を作り、いと、もう、味だらけ。そう、味。これをどう評価するかは、まさに観点次第ですが、愉しさに通じていることだけは確かです。一方では、トランスミッションのオートモードが劇的に進化していましたし、乗り味の質感もあるなど、味とは違った、美点も数多く。  さて、なんでしょうかね、このクルマ。って、ヒントだらけなんですが……。ま、旅から帰ってきたら、明かしましょう。また、旅立つのか? って。そうなんです。目的地は……、これまた伏せておきましょうかね。とか、書いていたら、泊まりたかった、でも空きがなかった宿に、空きが出たりして。奇遇なのか、偶然なのか、何かあるのか。さてはて。

#621 勘違いの品質を見破るには、都会を離れなさい、って、ススメ。

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 京野菜の中に、万願寺唐辛子ってあるじゃないですか。唐辛子といいながら、あんな辛さはなく、 姿だけで(といっても縮尺は違って、10〜15cmほど)の野菜 。って、意外に知られていないようで、話をするとぽかんとされることが多々あります。 で、その万願寺唐辛子の種は、全国に散らばっており、京都以外でも生産・販売されているシーンをたまに目にします。呼び名は、甘南蛮とか、甘長とうがらしとか、それぞれ。  八ヶ岳は小海でも作っている方々( こうみゆうきちゃんクラブ )がおり、また、 カフェ花豆 にて調理されることもあって、自分にはとても身近な存在になっています。なにより、旨いし。写真がそうなんですが、なんと、これ、スーパーにて納品されることを許されず、はねられたという品だそうです。その生育現場を見ている者としては、むしろ、モデルを見ているかのような、このまっすぐな整えられたかのようなスタイルにむしろ違和感を覚えてしまうのですが、はねられてしまったそうです。それはなぜか。たんに黒ずんでいるから。えっ?! と思ったのですが、スーパー基準ではダメなんだそうです。  世間一般ではこういう基準のことを品質と呼びますが、食べ物における品質は、もっと違う観点にあるように思います。 その姿形と味は、必ずしも一致関係ないのに。そう、野菜における品質とは、どうやら安全性や味ではなく、見た目にあるようで。そして、都会の人たちは、いつしか、それに狎れてしまっています。ですから、 見た目に惑わされることなく、価格にダマされることなく、食の本質を見破る目が必要であることを、強く感じました。消費者がもっと賢くならないと。それには、都会を離れてみることがいちばん。いや、生活を移せといっているのではなくてね。  そんな万願寺とうがらしですが、 東京銀座の宮崎地鶏専門店にて、600円/本で提供されていました。 そう、1本ね。 もちろん、焼いてありましたが、って逆に焼いてあるだけ。いや、炭火で焼いてあって、しかも、炭も備長炭とかだろうけどさ。山ほど食しているものとしては、信じられない価格でしたが、まぁ、まっすぐで、黒ずみなどない緑一色の優等生だけが、こうして上京できるんでしょうな。  ちなみに、京都のスーパーでは左の画像( ⓒT.ishikawa )のようにして売られているそうです。これ、 家庭の食卓に上

#620 いいんじゃないでしょうかは、良いんじゃないでしょうかになったトヨタSAI。

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 あまり期待をしていませんでした、トヨタのSAIのマイナーチェンジモデル。そもそも、前期型デビュー時の試乗会では特別に感激した覚えもありませんが、特別にマイナスを感じてもいませんでした。それはいい意味での、まぁ、いいんじゃないでしょうか、って感じ。  で、本日、マイナーチェンジモデルの取材があったのですが、これが良かった。というか、乗り込んでいくうちに気づいたといった感がありました。実は、改良内容は読んではいませんが、ボディをしっかりと作り込み、そしてシャシーに繊細さを与えていることは、すぐに感じ取れました。で、その結果、乗り味における質感は、大きくアップしていました。  コーナーリングでは安定感にあふれ快適性を感じ取れましたし、舵感とロールもピッタリと息を揃えており、愉しさも感じ取れました。乗り心地もコンフォート感を上手く表現していますし、高速道路での安定性も上出来。ハイブリッドは、燃費よりもフィーリングを強めた印象があり、相当な低燃費を期待すると、こちらはがっかりするかもしれませんが。あとは、 やり過ぎた感のある外観や、好む層が見えてしまう内装やら、広い年齢層へアピールとはいうものの、イマドキを好む年配向けな気配が強く……。って。もはや、無理なんだと思います、セダンで、全ての年代をフォローするのは、そんなことに気がつくと、この新しいSAIが目指した方向は、マーケット的にはとても正論なような気がします。ただ、好きか、嫌いかは別ではありますけども。  で、トータルとして、良いんじゃないでしょうか、と、評価。そう、いいんじゃない→良いんじゃない、に。 ただ1点挙げるとするならば、乗り込んだ瞬間にその良さが分からなかったことが気になります。ハイバランスしているクルマは、乗り込んだ瞬間に、コヤツ何かが違うな、を感じ取れますから。

#619 しまうのに楽だから、同じ靴下ばかり持っているって、話。

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  ブタのイラストが書いてある同じTシャツ を3枚持っている友人がいます。ブタが好きってわけではないようですが、気に入っているがゆえに3枚持っているんだそうです。聞きはしませんでしたが、1枚がダメになったら、新しいのへスイッチするんではなく、たぶん、着回しているんだと思います。  そんな友人のことを、へぇ、ほぉ、おもしろいね、と思っていたんですが、ふっと我に返ると、友人以上に、自分のほうが“おかしい”かもしれないと気づきました、靴下をはきながら。  そう、写真がそうなんですが、無印良品の靴下。同じものを、未使用分も含めると、6足ほど持っています。もちろん、気にいっているという前提はありますが、その理由は、収集しているのではなく、便利だから。ほら、洗濯した後にたたむ(まとめる)時、たくさんあると探す手間が省けるじゃないですか。だったら、こうして組み合わせ自由を可能にしておけば、相方を探す手間こともなく……。そう、ただ、それだけ。どうしてこの靴下なのか、って、ほら、シーンに対してオールマイティに使えるデザインじゃないですか。色もグレーだしさ。  って、書いていたら、色違いのTシャツを2枚持っていたり、それこそ、ずっと昔にここで書きました、North Faceのポロシャツなんて、色違いで何枚持っているんだ? あれこそ、6年ぐらい着ているかもと、考えると、そうなんです、おかしいんです。  というわけで、人のことをどうこう言っていられないのでした。あ、靴下については、たとえ、昨日と今日が同じデザインであっても、ちゃんと履き替えていますから、別物です 。げっ、とか思わないでくださいまし。

#618 up!もいいんだけど、ビートルターボもとっても良かった、って話。

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 さ、ようやく解禁になりました。というわけで、VWのTheビートルターボです。up!を絶賛したばかりですが、こちらもいいんですよ。実は、この時の試乗会はゴルフ7GTI、ポロのブルーGT、先のup!、このビートルターボと盛りだくさんな内容となっていました。もちろん、ゴルフGTIがメインでしたが、個人的に強く惹かれたのは ビートルターボ >  up! > ポロブルーGT > ゴルフGTIの順でした。それほどに、良かったのです、このビートルターボ。  ただ、ターボだから良かったとか、18インチタイヤだから良かったとか、そんな良かったレベルではありません。ハイバランスしていて、改良も加わって、すべてがブラッシュアップされた感にあふれていて、とっても良かったのです。まぁ、言い方は乱暴ですが、結果としてターボというか、スポーティを語れるのかなといったところか。もちろん、2.0Lターボのトルクは広い回転域で極太に発生させていますから、これも好みではありますが、シャシーのバランスもそこに合わせてあり、とにかくいいのです。  と言っても、これも、路面コンディションのとってもいいシーンでの話。近いうちに借り出して、ロングドライブインプレションをしましょうかね。  そうそう、このタイミングで、スタンダードモデルのリアサスも変わりました。早々にトーションビームは過去になってしまったようで。カタログやHPは、まだトーションビームのままですが、変更モデルがもう日本上陸を果たしているようです。