#623 意図的に外して、意図的に狎れから脱しようとしている、ここ最近。

 連休は八ヶ岳にいました。山の上の紅葉はすでに終わって、冬景色となっていましたが、麓ではまさに紅葉が始まろうとしているところ。と、言葉にすると簡単になりますが、そんなシーンは、やはり身体で受け止めないと、半減どころか、その1割も愉しめていないんだろうな、なんてことを、ツンを越えて、まさに冬と言いたくなる、朝の冷え冷えとした空気から感じました。
 八ヶ岳のあれこれは、また後日にまとめますが、連休の終わりとともに八ヶ岳を後にして、京都まで走ってきました。個人的に10月中旬の後半(つまり16〜18日あたり)は、例年北信のブナの紅葉を見に行くのですが、今年は意図的に止めました。といっても、そんなたいそうな理由ではなく、たんに天気が悪いって予報だったから。だからといって、何故京都なのかは、また別に書きますが、こういった近頃のあれこれの行動は、意図的であることだけは確かです。といっても、それもこれといった理由はないんですが、いつもと同じ行動から抜け出そうとしていることも知ってます。だからといって、八ヶ岳を捨てようとしているのではなく、自らのベース(サイクル)に、さらに何かをプラスしようとしていると言いましょうか。って、それこそ、狎れを切り捨てようとしているというほうが的確な表現になりましょうかね。
 そう、慣れではなく、狎れ。これも広義の断捨離になるのか。そして、今が愉しいことだけはたしかです。といっても、それは瞬間だけを意味していません。やがて何か新しい発見や出会いへと繋がり、愉しさの連鎖へと誘ってくれる、そんなワクワクを含めた広義の愉しさですな。
 写真は、今回のロングドライブインプレに連れ出した、FIATパンダ。こういうモデルに乗っていると、自らの感度も自然と上がってしまうもので、ま、簡単にいえば、愉しさが勝手に増幅されるものです。クルマって、そういう存在であるべきだし、それを豊かさというんだと思います。ま、そんなパンダ話も、また後日に。

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