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#359 まだまだだったことに強いショックを受けた、仙台ドライブ取材。

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 分かっているつもりはまったくありませんでした。でも、分かろうというつもりはありました。ただ、 この目で見なきゃいけないと思いつつ、その風景はもちろん、人々とどう触れていいのやら分からず、だから避けていたような気がします。 ただ 目を背けていました。あれです、震災のその後について。その理由はさておき。  で、本日訪れてみれば、想像以上であること を予想していましたが、まさにそのとおりでした。というか、やはり目で見ないといかんなと感じた次第ではありますし、人々の話に耳を傾けなければならないなと思いました。で、その時の立場は、やはり聞き役に徹することなんだろうなとも。人によって異なりますが、ご自分から、あのコトを話し出す方もいましたし、さらりと流す方もいましたので。  現地は、手つかずなシーン(写真)と片付けられた跡とが、理由付けなど出来ないかのように広がっていました。ちなみに仙台市街地の何事もなかったかのような景色を見ていると、遠い昔のようにも感じつつ、 仙台入りする前の日にビジネスホテルの予約をしようとしたら、満室のホテルが多かったりと、そこには不可思議な情景がありました。

#358 ポテンシャルは十分、だからCX-5に必要なのは、あと少しの煮詰め、って話。

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 そして、広島へ行ってきました。八ヶ岳から戻った翌日に。仕事です。で、クルマです。たいへんじゃないかって? たいへんです。ですから、今回は、大阪でワンクッション入れて、広島へ向かいました。以前でしたら、一気に走っていったんでしょうけど、今回は取材でしたから、まさに後先を考えて止めておきました。  広島話は、またの機会にして、今回はクルマの話。試乗したのは、マツダCX-5、ディーゼル、2WD、そして、19インチタイヤという仕様。これもまた試乗会でチェック済みで、あの時の印象は基本的に変わらず。ただ、 路面の継ぎ目、補修跡やらにさしかかると顔を出すバタン、ドタンは、同仕様の4WDよりも強かった。もちろん、 19インチタイヤなりの固さですが、 2WDは4WDと比較すると90kgも軽量である分、バタバタが顔を出してしまっていたのです。ちなみに、 シャシーの セッティングはディーゼル内では17、19インチタイヤともに同じですから、2WD、 4WDの重量差90kg、さらには タイヤサイズ差2サイズを、1つでまとめるのことは、相当に難しかったことを感じ取りましたが、逆にいえば、完璧とは言わないまでも、よくまとめたなとも思います。 まぁ、整えられた路面を走ると、タイヤの性格も手伝って、 シャシーのしやなかさが 際立っていることを強く感じましたから、なんだかんだ言いつつも、ポテンシャルはあります。あとは煮詰め次第なのかなと。  エンジンについては、以前書いたとおり。トルクはもう少し削ってもいいのではないかと感じましたが、ま、あればあった分、うれしいのも確か。とにかく、アクセルベタ踏みしなくとも、中回転域でのトルクが豊か過ぎて、簡単に何事もなく加速していきます。これ、まさに4.0L超の大排気量エンジン的。で、気になる燃費は、まだ旅の途中ではありますが、17.0km/Lオーバー。高速道路を意識的なエコランをしたわけでもありませんし、どちらかといえば、都内の渋滞にはまり、高速で事故渋滞にはまり、取材であちこち立ち寄っての話ですから、かなり優秀と言えましょう。  さて、結論。19インチ、ディーゼルを選ぶならば、現時点では4WDにしておいたほうがいいかと。2WDのほうが軽量ですが、それが走りに上手く表現しきれていないので。あ、軽快感を求めるならば、なんだかんだいいながらもガソリンのほう。

#357 場所ではなく、時間を愉しむことで、豊かさの本質が見えてくる、って話。

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 1度、東京へ戻って、すぐに八ヶ岳へと戻ってきました。両親を引き連れて。ご存知のとおり八ヶ岳にはよく行っていますが、家族旅行というスタイルで訪れたのははじめてでした(親戚旅行はあったけども)。と言いますか、そもそも日帰りも含めて家族旅行をする家庭ではなかったので、この八ヶ岳旅行は、ある意味新鮮であり、ある意味違和感を覚えましたけども。 まぁ、そんな家族旅行の話はさておき、今回はプライベイトであったため、観光客な視点からあれやこれやと眺めることができました。八ヶ岳を訪れたお客さんとして。毎度訪れている場所も不思議といつもとは変わって見えますし、気楽に走っていたルートも老人には辛いことも分かり、そういう意味ではあれやこれやと発見がありました。  画像は、朝の松原湖。こういうシーンが広がっているだけで、 早起きしない人々が早起きして散歩し、野菜を積極的に口にするなど、環境が変わるだけでと行動も変わり、さらには会話も変わります。ただそれだけのことではありますが、豊かな気分に浸ることができます。まぁ、あれこれ考えると、同じ場所に2泊という滞在スタイルにしたことが大きくプラスに働いたように感じています。  で、何が言いたいか。やはり、休暇のスタイルのひとつとして滞在型を楽しむべきかなと感じました。まさに、 地を愉しむのではなく、時を愉しむスタイル。 そこにいると時間ごとの変化が見えますし、そこを深く知ることができる。 日本人は観光地を巡ることを休暇だと勘違いしているような気がします。先が読めないこと、忙しいことが理由になるのも分かりますが、時間は作るもの。来年があるとは限りません、広義でね。

#356 オフロードドライビングを楽しんでいると、ひとつがふたつになる、って話。

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 なぜ? わざわざオフロードへクルマで走りに行くのですかい? と訊かれても、理解してもらえる回答が思い浮かびません。ライターしていますけども、言葉が見当たりません。単純に愉しいからですが、それは走っていることだけではなく、仲間とのああーだこうだという会話も含めてのことで、まぁ、なんとも言いようがないのです。ただ言えるのは、困難を愉しんでいるわけではありません。  こういう伝え切れない愉しさを、伝えられないもどかしさを感じることが多々あります。もちろん、少しでもその愉しさを共有している人ならば、ニュアンス含めて伝えやすいのですが、その事柄に共通点がない人に伝えるのは、ほんと難しい。というか、最近、面倒に似た諦めを感じるようになりました。えっと、何度も言いますが、ライターです。文字を紡いでいます。でも、そうなんです。  なんていうんでしょうかね、とどのつまり、そういう愉しさへと誘ってもレスポンスがない、断られるから、なのでしょうかね。そして、その諦めが疎遠へ移行したりもするんですが、まぁ、逆の立場からすれば興味ないことへと誘われなく、つまり煩わしさがなくなると考えると、お互いに幸せなのかなと思うこともありますけども。  話が飛び始めましたな。えっと、オフロードランは愉しいです。唐突ですけど、愉しいです。難関をクリアした時には自分と愛車を褒めてあげたくなりますし、そして、傷つけた愛車を眺めながらも友人たちと談笑する愉しさがあります。何て言うんでしょうかね、人ってのは、目の前にある、与えられたプレッシャーをひとつはねのけることで、ふたつほど成長するかなと思うわけですよ。そして、何かひとつ発見があることで、やはりふたつほど人生が豊かになる。だから、そこに愉しさを見出せるか、否かってことなんでしょうかね。いや、どっちがいい悪いじゃなくって。  まぁ、今となってはごく一部のSUVのみの醍醐味となっていますが、オフロードランというポテンシャルを与えられたクルマに乗っているならば、是非。上手い、下手は関係ありません。 そうそう、写真ですが、へぇ、こんなところを走れるのか、と思ったら、大間違い。ずぼっとはまってスタックしている図です。今回、気付きました。日常においても、リアタイヤのトレース位置を強く意識していないってことを。発見、かつ反省。

#355 なんだかんだ言いながらも、やっぱり八ヶ岳に滞在していた2012な夏。

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 結局、八ヶ岳にいます。今年は寝床を借りなかったので、どうなることやらと思っていましたが、あれやこれやとあって、この時期、1週間ほどですが滞在して、カフェ花豆の手伝いをして過ごしています。  なんていうんでしょうかね、もはやライフワーク的な感覚すら覚えるのですが、時に人生これでいいのかなと思うこともありつつ、これでいいのだと思えることのほうが多く、これでなきゃいけないと感じることが強くあります。回りくどい言い方をしましたが、愉しいから、これでいいのです。キリギリスな生活ですな、まさに。  で、何が愉しいかといいますとこれが難しい。簡単に言いますと、グチグチとしているようなことがない、する必要がないとでも言いましょうか。人たちがとてもいい。そして、食べ物が美味しい。山の中なのに、これまでに食べたことのないような、鯛の刺身に、鰹のたたきをいただき、もちろん、野菜はどれも極旨。肉はいうまでもなく。これらを体験してしまうと、東京にいる意味合いとはなんぞやと自問してしまいます。もはや、スーパーで何かを買うことは、もはや妥協以外のなにものでもありませんし……。  だったら、東京を離れたらいいじゃないかと思われるかもしれませんが、なぜか行動に移らない。こういう性格なのに、行動に出ない。たぶん、何か、あとひと押しが足りないんでしょうな。それは他人からのひと押しではなく、自らの自分へのひと押しも含めて。  画像は、カフェ花豆のメニュー。常に変化していく、その様も愉しさのひとつです。

#354 現時点において、選ぶならばやはり16インチ仕様かと感じたBRZ。

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 取材でBRZに乗ってきました。たしか700kmほど。グレードはトップグレードのS、17インチ仕様。#340で書きました試乗会にて云々は16インチ仕様、で、今回は17インチ仕様。17インチ仕様の試乗は、 春だったかに サーキットで済ませておりましたが好印象でした。そう、サーキットだから。で、あの時、何か気配を感じてサーキット外も走らせてもらって、再確認したものの、やはり完全には見抜けなかった。ってなことが、今回分かりました。  えっと、 何が言いたいかですけど、この17インチ仕様が街乗りでどれだけ快適であるかって話。結論からいえば、路面が荒れたところではフラット感を失い、突き上げ手前のハーシュネスが顔を出します。つまりですね、ひとりドライブならいいんですが、同乗者がいる場合、特にその人がBRZについて興味がない人だったりする場合、ドライバーは相当に気を遣うことになります。そう、疲れる。  おじさんになると、この疲れるが、ダイレクトに疲労へと繋がります。疲れると疲労は同じ意味合いですけど、違うのです。分かりやすくいえば、翌日まで引きずる疲れのことを疲労といいます。そう、その疲労。緩さがないと、オジサンは疲れてしまうのです。  もちろん、ワインディングへと足を運べば、愉しさがあふれ出しますが、逆に言いますと、足を運ばないとあふれ出さない。そう考えると、17インチ仕様、MTという選択肢はナシとなってしまいます。この仕様でも満足できる街乗りの方法もあります。それは、街中でもアクセル踏み気味で、かつひとりドライブってなスタイル。それはそれで疲れるわけで、なんて書いていると、 オジサンになったと思いますが、仕方ない。まぁ、もう1度言いますけど、キーワードは緩さがあるかないか。  というわけで、やっぱりBRZは16インチ仕様がいいなと思った次第です。もちろん、これ、現時点での話。スバルのことですから、数年後にはとんでもない仕上げをしてくるでしょう。そうなった時が17インチの買い時のような気がします。あ、見方を変えれば、17インチ仕様快適化計画ってのは、ひとつのネタ、というか、割と現実的なネタ になるのかなと思います。サーキットスペックをフラッグシップ的なポジションにせず。もちろん、快適性の見せ方は、編集者の腕の見せ所です。

#353 ハイバランスはボトムではなくてトップグレードだった、新型ポルテ/スペイド。

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 2代目がデビューしたポルテ/スペイドの試乗会がありました。このクルマ、 そもそも実用性にプライオリティをおいたと捉えられがちですが、意外にも新型は完成度が高く、あれやこれやとオドロキが多くありました。まずは走りの面ですが、開口部があれだけありながらもボディ剛性に不足は見当たらず、それゆえに正確に動くことを許されたサスペンションからは質感を感じ、ハンドリングも重心高のあるモデルらしく適度な緩さがありました。コーナーでは、 意外にもロール量は小さくありませんが、ロールをきれいに出すドライビングをすることで快適な乗り味を提供しており、そして粘るシャシーも手伝って、スポーティな走りを愉しめるほど。ただ、工事が繰り返されたようなツギハギだらけの路面ではタイヤがドタバタと動き回りますが、不快感には届かない範囲で収めています。 音・振動については、なんと3タイプを設定したそうで、最上級グレードにおいてはもはやワンランク上を感じ取れるほどの乗り味にあふれていました。音・振動は、走りにはダイレクトに繋がらないものですが、間接的には、演出という意味合いからも重要なポイントです。その音・振動がクルマのコンセプトにマッチしていたことも、全体の印象を大きく引き上げていたように感じます。  肝心なキャビンは、実質的な広さを確保した上に、広々感を上手く演出しており、とても快適、かなり快適。リアシートは積極的に座りたくなる空間を作り上げており、リアシートに座ってメモをしていたら、シートやら視界やらすべて含めて、ちょっと偉くなったかのような気分に浸れました。まさに、装備から走りに至るまで、 クルマのコンセプトを実によく表現しているクルマでした。  ベストは、1.5Lエンジン、15インチタイヤ(スチールホイール)、グレードとしては最上級グレードのG。一方の1.3Lは、先の音・振動についても、タイヤの組み合わせも含めて、1.5Lとの差が大きすぎる。 少々、重たいボディを引っ張るにはパワー面で不足がありましたし、14インチタイヤは質感に物足りなさを感じましたもので。   珍しくボトムグレードをベストとはしていません。 どちらをスタンダードと捉えるかですが、ポルテの場合はあまりに上級グレードの仕上がりが良すぎるため、ボトムグレードが霞んでしまっているように感じました。逆に言えば、1.3Lしかなけ