#357 場所ではなく、時間を愉しむことで、豊かさの本質が見えてくる、って話。

 1度、東京へ戻って、すぐに八ヶ岳へと戻ってきました。両親を引き連れて。ご存知のとおり八ヶ岳にはよく行っていますが、家族旅行というスタイルで訪れたのははじめてでした(親戚旅行はあったけども)。と言いますか、そもそも日帰りも含めて家族旅行をする家庭ではなかったので、この八ヶ岳旅行は、ある意味新鮮であり、ある意味違和感を覚えましたけども。まぁ、そんな家族旅行の話はさておき、今回はプライベイトであったため、観光客な視点からあれやこれやと眺めることができました。八ヶ岳を訪れたお客さんとして。毎度訪れている場所も不思議といつもとは変わって見えますし、気楽に走っていたルートも老人には辛いことも分かり、そういう意味ではあれやこれやと発見がありました。
 画像は、朝の松原湖。こういうシーンが広がっているだけで、早起きしない人々が早起きして散歩し、野菜を積極的に口にするなど、環境が変わるだけでと行動も変わり、さらには会話も変わります。ただそれだけのことではありますが、豊かな気分に浸ることができます。まぁ、あれこれ考えると、同じ場所に2泊という滞在スタイルにしたことが大きくプラスに働いたように感じています。
 で、何が言いたいか。やはり、休暇のスタイルのひとつとして滞在型を楽しむべきかなと感じました。まさに、地を愉しむのではなく、時を愉しむスタイル。そこにいると時間ごとの変化が見えますし、そこを深く知ることができる。日本人は観光地を巡ることを休暇だと勘違いしているような気がします。先が読めないこと、忙しいことが理由になるのも分かりますが、時間は作るもの。来年があるとは限りません、広義でね。

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