投稿

#274 行動すればするほどに功を奏すという導きと、思い起こせば24年前、って、話。

イメージ
 友人が八ヶ岳を訪れてくれましたので、どこかに行くべと相談してたら、リンゴを買いに行きたいというので,行きましたさ、二日連続で同じ販売所へ。さらには、足を伸ばして、山向こうの共選所(画像下)まで。これも、また昨日と同じルートだったりして。まぁ、昨日と同じクルマで、同じルートであっても、流れゆく景色は違うものに見えますし、クルマの乗り味もまた違った発見があるもので、それはそれで愉しめたかなと。  で、さらにさらに足を伸ばすことになり、志賀高原へと登っていったら、視界を遮っていた霧も晴れ、ご覧の紅葉な風景にばったりと出くわし。ならば、さらにさらにさらに奥深くとばかりに旧奥志賀林道を走っていったら、懐かしの場所にたどり着き、そして懐かしの人に会ったり。で、ふと思い起こせば、この懐かしの地は、まさにちょうど24年前の紅葉の時期にたまたま放浪して、出会った地でした。人生はもちろんのこと、卒論の題材に迷っていたところに、“ブナ林施業云々”って卒論のテーマを教えてくれたり、人生の心地よさを教えてくれた場でもありまして、今考えると、あの時のことも、今日のことも、偶然ではなかった気もします。  話が脱線した。当初の目的だったリンゴは無事購入できたようでした。と、他人事のように語ってもますが、自らも、すでに昨日購入済みだったにも関わらず、ついつい、傷物を見ると買いたくなりまして、購入。なんでしょうかね、この衝動は。まぁ、本当にイイモノをイイお値段で手に入れているわけですから、アウトレットでの無駄遣いとは違うかなと、自身の中では、言い訳をしてたりしますが。

#273 愛車に求めるいちばんの要件とは、いかに素直さがあるか、どうか。

イメージ
 グランドチェロキーに乗っていると、愉しさがある反面、いろいろと考えるのですよ。自動車税だけで8万8000円だし、走行距離は19万kmだし、燃費も重量級SUVとしては悪くないけど、イマドキのエコを謳っているクルマに乗ると、その差に愕然とするし。  では、乗り換えたくなるクルマが何かあるかと言われると、それも見当たらない。条件としては、年に2回のオフロードコースランのためだけなんですけど、ハードなオフロードを走れること。それを外せば、ミニやらDS3やらゴルフやら欲しいクルマはたくさんあるんですが。まぁ、FJクルーザーやらラングラーなんていいと思うんですが、周囲で所有している人がいますし、うちのグランドチェロキーよりも燃費が良くないので却下と。で、見渡すと条件を満たしているのが、ジムニー。ただ、周囲に、次のクルマにジムニーって選択はどうかなぁと意見を求めると、えっ? と、グランドチェロキーからの超ダウンサイジングぶりに、冗談かのように捉えられてしまいます。  で、借り出してみました、最新型ジムニーを。14年目を迎えて、どこまで進化したのかを確認することが主な理由でしたが、次期愛車になりうるかというサブテーマを掲げて。ジムニー、とってもいい進化を遂げていました。熟成ですな、熟成。日常での乗り味は快適性を得ていましたし、何より前後リジッドサスを採用したオフローダーたる緩さあふれる走りが上手くかき消されていました。特に 乗り心地の面では、ゴツゴツを出させずに、上手い具合に ヨタヨタ感を上手く消し去っています。まぁ、路面によっては 不足気味のフラット感を残していますが。  そして、長く乗っていると、ジムニーのシャシーは、あえてイマドキに落とし込んでいるところも見えてきました。たとえば、曲がるシーンでは、ステアリングフィールに緩さがあるのに、ロールを感じさせないままに曲がっていきます。それは明らかにスタビを少々強めに規制したフィーリングであり、つっぱり感に似た違和感とも言えます。でも、これは ジムニー本来の乗り味であるヨタヨタを感じさせないようにとチューニングした結果であることが見えてくると、許せるようになってきます。  ワインディングでは、それよりは深くロールさせるのですが、もう少し深くロールさせてもいい、つまり、ドライバーに荷重移動を感じさせて、グリップを感じさせてく

#272 らしさが存分に詰まった、最新の輸入車(BMW1シリーズ/シトロエンC4)。

イメージ
   最近、とっても味のある、気持ちのよい2台のニューモデルに出会いました。  1台目は、BMWの新しい1シリーズ。最近のBMWはとってもいいと、よく口にしていますが、ほんとにいい。それは、BMWってばやっぱスポーティだしぃ、シルキーシックスじゃんとか、そんな理由ではなく、クルマとして、ブランドとしての方向性に迷いがなく、それに見合った仕上がりを見せているところがすごくいい。Mスポーツをパッケージ化して、ウリなスタンスを見せた 頃のBMWは、商品性を優先するがばかりに、その乗り味にゴツゴツ、ゴトゴト感を許しており、 その固さってBMWとしてOKなんですか? と問いたくなるものがありました。つまり、バランスがイマイチと。 しかし、最近は、それが消え去りました。トルク感を明確に表現したエンジンフィールは、ターボであろうとNAであろうと関係なく存在し、そして取り戻したしなやかな足回りは、まじめなハンドリングと相まって、街中ドライブでも心躍らせてくれるものに。  で、1シリーズですが、価格以上に質感を高めておりまして乗り味はもはや3シリーズクラスであり、チープさが見当たりません。120iの高出力版1.6Lターボなんて、いらないでしょ、このパワーってほど。一方の116iがベーシックかといえば、そんなことはなく、スタンダードであり、必要にして十二分だったりします。いやはや、完敗。それでいながら、 価格は116iで308万円、120iで367万円と、ライバルと比較すると高めですが、その分の価値は十二分にあると思います。というか、1シリーズがここまでになってしまうと、明日だったかに発表される3シリーズがどうなってしまっているのかを、想像できるような、できないような。凄いです、最近のBMWは。   最近のシトロエンもとってもいいと思います。 もう1台は、シトロエンのC4でした。1.6LエンジンはBMWと共同開発しており基本的には同じものですが、その味付け部分はかなり異なっており、それぞれの乗り味に見合ったものになっていました。路面の凹凸を確実にいなしながら、サスをじんわり動かすことでゆったり感を作り上げ、揺れすら気持ちいいという表現がぴったりのコンフォート感を手に入れています。しかし、それだけに止まらない。それはハンドリングはもちろん、シートやらデザインにも共通したものであり、

#271 地味ながら、iPhone4ユーザーには魅惑的な進化をしていたiPhone4S。

イメージ
 iPhone4Sだったというオチに、株価まで下がったようですが、なんか騒ぎすぎのような気がしてます。大きく変わらなかったと捉えられていますが、魅力的な機能が多く盛り込まれているように思って見ております。カメラだってHDながらf2.4だし、日本語未対応ですがSiriなど、ちょっと使ってみたくなる魅惑があります。そして、何よりスピードアップですな。iPhone3GからiPhone4へ切り替えた時、そのレスポンスに快適さを覚えましたが、今となってはそれはストレスに。なんだかんだで、もたつくことが多く、特にバックグラウンドで何かしている時、たとえば電話機能、iPod機能が裏ながらも実は最優先で動いている時、リアルタイムな操作は二の次にされている、つまり、割り込み順位が低いことを実感させられるシーンが多々ありますからして。  つまりですね、このデュアルコア化は、とても歓迎されることでありまして、これだけでもトピックであり、買い換えの価値があると、iPhone4ユーザーとしては思うわけですね。もちろん、残りの月月割を捨て去ててもかまわないという、ゆとりがある方ならば、という前提付きですが。ただ、少なくとも月月割が切れる、切れているiPhone3GS以前のモデルの人は買い換えでしょうな。  それにしても、ここのところリークが多すぎて、噂どおりだったね、が多いような気がします。つまり、オドロカシがないと。前回もそうでした。auでの販売も、あのリークがなければかなりの衝撃を受けましたんでしょうけど、事前の噂があったことから、個人的には、本当に? ではなく、ふーんという、さめたもの。リークしないほうが良かったのにと思ったのでした。

#270 イマドキに乗れたとしても、肝心の目的を見失うとイマイチになる、って話。

イメージ
 ちまたであふれかえるiPhoneですが、iPadも意外とあふれかえってきているようで。まぁ、使い方次第では「はまる」デバイスですから、あふれるのも納得ができるところではありますが、一方で、真価を使いこなしていないスタイルに、うーん、と感じるところもあります。たとえば、安易にタッチパネルであることだけがクローズアップされている場合ですな。そもそも、タッチパネルって、以前からあった操作方法でしたから……。  iPhoneにおけるタッチパネルへのアプローチは、小さなモニタ面積のデメリットである表示部をいかにフォローできるかにキーがあったと思います。具体的には、まず、表示部そのものを操作系に当ててしまうことで、別途操作系を用意する必要がなかった。つまり、表示面積を犠牲にせずに済むと。さらに、それでも広いとは言えない モニタ面積ですから、そこで求められるのは拡大表示操作なんですが、これをピンチという操作性によって、直感的かつ快適に行えるようにしています。  つまりですね、iPhoneにおけるタッチパネルとは、目的あってのデバイス(操作系)であって、デバイス(操作系)あっての演出ではないのです。ですから、最初で述べました、目的を見失ったタッチパネルデバイスに対して、なんだかなぁ感を覚えるわけです。Apple信者なんだから……とか言われるかもしれませんが。  一方、iPadも同じかといえば、これが違う。iPadは表示部が広げられていますので、iPhoneのような拡大表示という操作性はiPhoneほどは必要ありません。では、iPadの価値はどこにあるのか。実は、 iPhoneで得たスワイプやらスクロールといったタッチパネルの新しい操作は、広げられたモニタにおいては、 操作系に直感を与えていることに成功しています。ですから、 安易にネットブックの代わりとか、そういうアプローチではないのです。 よく、iPhoneユーザーがiPadを手に入れると、両者には違う心地よさがあると、口にするのは、この点です。逆に、iPadを持っていない人は、iPhoneのデカイのなんでしょ、と口にします。これは両方を所有してみないと分からない。ちょっと触っただけでは分からないことだったりもします。  さて、画像は、とある飲食店で採用されていたタッチパネルならぬ、iPad。残念ながらタッチパネル操作を

#269 食を豊かにすることで、人生は愉しくできるってことを思い出したって話。

イメージ
 猟師になったワカモノが書いたという本を薦められ、読みました、八ヶ岳で。まったく素人な方が猟師になったというのですが、そもそもの、本人のバイタリティーと言いましょうか、アクティブさと言いましょうか、凄いなぁのひと言に尽きました。人やらライフスタイルやら、いろんなことってのは、 自らで活動することで 繋がって、広がっていくことを、改めて認識した次第ですが、待っていては何も変わらないとも言えましょうか。自分に重ねつつ、一昨年、去年のここを読み返してみたら、そういう意味では、今年の八ヶ岳ライフな、積極性が欠けていたように思えます。反省。  猟師になろうとは思いませんが、毎日を楽しむかのように自然に馴染んで生きていくというスタイルは、今も昔も、とても憧れがあります。そのひとつが、野菜作りでしょうかね。初めの頃は、やっぱり自分で作った野菜は美味しいと喜ぶものなんですが、そりゃそうです、新鮮であることがいちばんですから、それだけで味は違います。でも、小学生の頃から家庭菜園してあれやこれやと作ってた身からすると、プロが作った野菜に敵うものはないという結論にたどり着いております、最近。  そう感じさせてくれたのは、八ヶ岳で出会った「小海ゆうきちゃん倶楽部」でした。彼らが作り上げる野菜は、 有機農法をベースにしながらも、野菜が 本来の持っている可能性やら力を存分に発揮できるように仕立てつつ、そして、時に意図的に導くという、まさにマジック的な方法を用いることで、 今まで知らなかった、体験したことがなかった力強い味わいがあります。それは、まさしく作品とも言えようかと思えるほどで、初めて食した時にはかなりの ショックを受けたことを今でも覚えています。言い方は悪いんですが、いわゆる広く一般の有機栽培を謳って売られている野菜たちとは違いまして、端的に言いますと、「何これ?」と言葉にしてしまうほどのもの。そして、ここの野菜を口にした人々は、皆、 東京のスーパーでは野菜は買えなくなったと口にします。  というわけで、すっかり、そんな 野菜たちに慣れてしまっている身になっていましたが、今回、 「小海ゆうきちゃん倶楽部」で 購入したルバーブは、 さらなるオドロキがありました。ルバーブそのものは、八ヶ岳でよく行くスーパーで売られているので、買ってきてはジャムにしておりまして、それでも十分に美味

#268 auからiPhoneが出たら、古巣に戻るのか、それともこのままで行くか、って話。

イメージ
Softbankでは、62/144分はWホワイト換算として、 通話料にWホワイト分の基本料(980円)をプラス。 auの毎月割分は推測で、機種代が同じという前提から 計算してみました。個人的な推測ではありますけど、 auがこのままだとは思えませんので、トータル金額は 大きく変わってくると思われます。          auからiPhoneがリリースされるという噂、事実なのかは疑わしいところもありますけど、月々の支払い額について、その傾向を掴むべくおおざっぱながらも 計算してみました(右の表)。auが有利に見えますけどね、細かくみていくと、そうとも言えないんですな、これが。  まず、両者の料金体系はそれぞれにデメリットとメリットを掴んでおきましょうかね。Softbankはパケット代が4410円と割安なものの、通話料は従量制を採用していますが、auはパケット代は5460円とソフトバンク比1050円高であるものの、基本使用料に 通話料を 含めてお得感を出しています。これらによって 相殺されて、右表では通話するならauのほうがいいじゃんって、結果になっています。  ところがですね、実際に販売されるまで分からない点がいくつかありまして、参考値を使っていますので、その値によっては、逆転も十分に考えられます。具体的には、 auの毎月割をauで平均的として使用している2000円と設定し、本体価格を同額としています。まぁ、auでは,アンドロイドやらをあれだけ展開していますから、 iPhoneを 特別(割高)扱いにすると予測されます。つまり、毎月割が少なくなったり、本体価格がSoftbankのように差し引き0円にはならないと、個人的には見ております。 そうなると、本体価格を含めたトータル金額はauのほうが高くなり、その分、Softbankはリーズナブル感という強みが生まれるのではないかと。こうなってしまうと、auのアドバンテージとしては、通話料を含めたトータル金額を訴えつつも、Softbank以上のサービス網にあるんでしょうけども、それだけで価格差を埋められるかは、また個々の考え方(使い方)次第かなと。そう、どっちもどっちではないかと、思っております。  さて、自分がどちらを選ぶかですが、Softbankの前にauを利用していた者として、サービス網についてはあ